南インドにて (2003年12/26〜2004年1/4)
 '03の年末から'04年の年明けにかけて、南インドのケーララ州へ行きました。芸能鑑賞三昧の旅。
 冬の誕生日を暑い国で迎え、より思い出深いものとなりました。
12月27日 正装のサリーを購入、それを着てお寺へ「ムディエットゥ」を観に行く。
サリーを買ったお店。

マハトマガンジー・ロード。横断はけっこう命がけ。

サリーを着てご満悦。
「ムディエットゥ」は、お寺の境内で夜通し行われる劇。というより、舞踊劇の要素の強い「儀礼」。しょっぱなから濃いもの見せていただきました。女神が魔物を退治する話なのですが、主役の女神を演じる人は、シャマン的力を持つらしい。クライマックスで剣を持って魔物を追う場面では、観客(村人)も逃げ回ります。演技ではなく、もう神になりきっているので、こちらに向かってきて目が合った日には、マジ怖いです。終わったのは翌朝4:30。一睡もせず、一部始終をつぶさに観ました。慣れない裸足で、立ってもいられないくらい痛かった。
外国人なのに、特別にバックステージ(?)に入れていただいた上に、お食事をいただきました。
←調理中。

食材。長さ30cmはあるオクラなど。→

衣装
子供達と一緒に
仲良くなったアバルナちゃんと
12月28日(私の誕生日です。)
フォート・コーチンへ。かつて藩王が住んでいた「ダッチパレス」で神話の壁画を見たり、フィッシング・ネットのある海岸を散歩など。
魚屋
アイスクリームの屋台
ナッツ類の屋台
←BAR発見。

ケララ限定beer「サンドパイパー」でご満悦。→

12月29日〜1月3日 ナタナカイラリにて、1週間毎晩クーリヤッタム・フェスティヴァルを鑑賞。
「ナタナカイラリ」は、南インドケララ州の伝統芸能研究所です。「クーリヤッタム」は、現存する世界最古のサンスクリット古典劇。ユネスコ世界無形文化遺産に指定されています。
ナタナカイラリ入口にて
左の屋根が劇場
劇場正面
ステージ
ランプ
開演を告げるベル
ミラーヴという太鼓。このような5面のは珍しいです。
蚊よけ
パーヴァカタカリの人形と。
夜のフェスティヴァル鑑賞だけではなく、昼間はヨガのレッスンを受けたり、南インド古典芸能のレクチャーを聞いたり、さらにお昼寝もしたりと充実した毎日でした。近所でランチやお買い物も。
ミールス。もちろん右手でいただきます。
工事中の人たち。ご陽気です。
穴掘りオジサン。
整然と陳列された薬
フルーツはどこでも山積み
皆さん親切
当然のごとく道路を歩く象
道端で休憩する象
バックミラーにうつる象
1月4日 コーチンからシンガポール経由で帰国
←コーチンの楽器屋さん。残念ながら日曜日でお休み。

停電が多いため、店先には自家発電装置が設置されている。→

インドは、行ってみて好き嫌いが極端に分かれるとよく聞くけれど、私は大好きになりました。是非是非、また行きたい!!
ヒンドゥーの神様は、かなり興味深いです。理解するには、相当時間がかかりそうだけれど、、、。