Copyright(c)
2001.9.1-2003
JAMAL.
All Rights Reserved

*JAMAL研究序論*

 
昨日Ahmad JamalのAhmad's BluesとPoincianaが届いたんだけど、これを聴きながらとんでもないことを思いついてしまったんだ。つまり早い話がJAMAL研究なんだな。で、実は根っからのお勉強好き、研究好きなんだわさ。これは僕の周辺にいる人は皆知ってることだけど、これはいいことなんだけど、どうもほどほどを知らないタチでのめり込むと地獄を見るまでやっちゃう。早い話が酒なんてのも話がそれるけどそうだった。ま、それに触れると長くなるし、あんまり思い出したくないことなわけで、さらっと避けちゃおう。で、概略考えたことを箇条書きにすると、
@すべてのJAMALに関するデータ収集
AすべてのJAMAのアルバム蒐集
Bバイオグラフィー
C曲にかんする研究
D関連するジャズ・ミュージシャン
Eジャズ関連著書からの抜粋研究
FJAMAL自身の記録
G演奏スタイルの研究
・ピアノ・トリオの発展形態
アート・テイタム→ジャマル→ビル・エヴァンス→キース・ジャレット→現代ジャズピアノ・トリオ
という具合だけど、どうやら彼の研究をするということは、Dの中でもthe other side of Miles Davisという側面が出てくることと、Gのピアノ・トリオの発展形態に関する研究に落ち着く感じがしてるんだ。
ということは、Milesの洗い直しとEvansとKeithのアルバムの洗い直し作業が重要ポイントになってくるという塩梅だな。
 ま、そんなんで壮大っていうか傍若無人ていうか、己を知らないっていうか、破天荒というべきか、要は滅茶苦茶なことを考えついたってわけ。今日はその序論的なことを臭わせて終わりだな。

Jazz徒然
!?

Ahmad Jamal
Poincia Revisited

impulse

1969
Ahmad Jamal:p
Jamil Suliman:b
Frank Gant:ds

1.Have you met Miss Jones
2.Poinciana
3.Lament
4.Call me
5.Theme from Valley of the Dolls
6.frank's Tune
7.How Insensitive
今日は上にも書いた通りJAMALの研究をこれからおっぱじめるっていう大風呂敷を広げちゃったもんだから、ここのコメントは、軽く済ましちゃって逃げようっという寸法だ。このアルバムで重要ポイントは何てたってPoincianaって曲だ。だって、僕が入手した4枚のアルバム中3枚にこの曲が入ってる。で、ディスコグラフィーをみると、あれもこれもって具合でこの曲が入っていて、よっぽどこれにのめり込んだんだなってことがわかる。で、今持っている3枚が3枚とも違ったヴァージョンに見事になってて吃驚したな。ま、これはいずれしこしことコメントしていこう。後、おーっと思ったのがCall meって曲での演奏だ。この演奏には度肝抜かれたね。こりゃ現代ピアノ・トリオのあり方の原型とも言えるって思ったよ。この徐々にパワーアップしていくところや、そうそうヨワヒム・E・ベーレントって言うスゲージャズ評論家の書いた「ジャズ」っていう本の中にこんなことがかいてあった。これはエレクトリック・ジャズっていうところでMilesのことを書いている中で、ちょっと脱線したのかピアノ・トリオの形式のことを書いてるんだ。
「ピアノ・トリオの究極の理想は、伴奏者がもはや伴奏者でなく、三人が同等のパートナーとして機能する、インテグレーションの境地なのである。」て書いてあって、僕が上に書いたピアノ・トリオの発展形態の略図的説明が入ってたんだ。もう、おじさんはこれ読んだときには、もう研究者魂が疼いたね。もうJAMAL研究するきゃないと。て、読み返したらヘンな繋がりになっちゃたけど、許して。もう興奮状態だね。当分僕のこの熱は下がりそうにないね。
 てな具合で、逃げのコメントになったけど、勿論おじさんはそんなっこっちゃ済まさないよ。もう、ガンガンコメントしちゃうから・・・今日はこれで許して?