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オトナの雰囲気! |
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Scolohofo
Oh!
BLUE NOTE
July 30-31.2002 |
Joe Lovano:ts,ss
John Scofield:g
Dave Holland:b
Al Foster:ds
1.Oh!
2.Right about non
3.The minding may
4.Bittersweet
5.Shorter Form
6.New Amsterdam
7.In your arms
8.The Dawn of time
9.Brandyn
10.Faces
11.Oh I see
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Scolohofoってなんだとおもうけれど、上に書いた4人のファミリー・ネームの頭をと繋げたものだそうだ。で、4人中3人がMilesバンド経験者ということで、LovanoだけがMilesにはお呼びでなかったということになるけれど、僕はなんてたって彼が入っているから買ったようなもの。で、確かに彼は斬新さと言う点では、幾分オールドな雰囲気もあるので、ああ、そうかという気にもなる。寺島オヤジも彼のことをどこかで貶してしていた気がする。でも、彼が大西順子とやったTenor
Timeというのが気に入ってずっと彼を注目していたんだ。
で、これを聴くと凄くオトナの雰囲気でしみじみ良いなって思った。派手なところがなくてどこか押さえ気味で、でも彼らの持っている技量を存分に発揮している感じがして唸ること暫しだった。ど派手でアグレッシブ好きな人にはどうかなって感じもあるけれどこれで結構馬力のある演奏もある。じっと聴いてるとどこかのお洒落なジャズ・バーにでもいるような心地よい雰囲気に浸れる。
まずはOh!だけど、歯切れの良いテーマからLovanoがテナーをうねらせる。で、4人が伴奏なんてことではなくてバックにいながらソロで出ていくまで待ちきれないように演奏してやる気満々な感じがあってやおらソロに入るとそれぞれがナイスなソロを聴かせてくれている。HollandとFosternoの掛け合いなんて見事だ。
Lovanoがテーマを吹くRound about nonあたりがお洒落ジャズバーの雰囲気で演奏に浸れるね。Scofieldのギターなんて、あーこれなんか聴きながら酒飲んだら美味いだろうなって思う。(僕は駄目だけど)ホント浸るって感じでギターの音やらLovanoのソロに身を任せて少し照明の暗い中で聴いたら最高だね。FosterのシンバルをバックにHollandが弾くベースのラインを追いながら目をつぶっているといい気分だ。
Hollandのベースのソロから入るThe winding wayだ。ソロが終わると調子が変わって何か妖しい雰囲気のテーマになってLovanoがソロを取る。Scofieldがさっきとは違う音色に変えてギンギンの感じで弾いている内にどんどん怒濤がやって来る感じでFosterもリキ入ってくるね。ここは結構アグレッシブなところだ。Lovanoのソロがフリーキーにもなってくるところが凄いね。Fosterのドラミングは巧みなソロを取る。これとLovanoのテナーが絡み合って来てテーマに戻るけど怒濤感を維持しながらエンディングに突入だ。凄いね。
Lovanoのソプラノから入るBittersweet。前にトラックからぐっと幻想的な雰囲気に持ってきて聴かせるソプラノのソロやScofieldのギターのソロがクールだな。
次のShorter formってあのW.Shorterの雰囲気だな。何かつかみ所のないテーマからやや疾走する感じでScofieldのギターも走ってる。LovanoのテナーとScofieldのギターが絡み合っていく感じが何か複雑だね。最後はドシャメシャって感じで終わる。
次が混沌とした感じのLovanoのソロから入ってやおらテーマに入るNew Amsterdam。どんどんフリーキーな感じになってくるんだけど、そこへScofieldのギターが入ってきて再びLovanoの傍若無人という感じの凄いソロになってくるこりゃとても言葉じゃ表現出来ない感じだ。Fosterのソロになってこれまた巧みなドラミングを聴かせるね。またまたフリーキーな感じでLovanoが吹いて他の楽器と絡まっていく混沌ぶり。
次は再びLavonoの幻想的なソプラノでやってるクールなバラードIn your armsだ。2曲目のRound
about nonの雰囲気とよく似ていてこれまたお洒落な雰囲気に包まれるね。
陽気な感じのThe Dawn of timeだけど、Fosterのドラムが圧倒的だね。Lavanoがテーマを吹くけどその後直ぐHollandのベース・ソロになる。これがまた聴かせる。で、ScofieldのソロやらLavonoのソロがFosterのドラムのサポートを得ながらやってる。ここはFosterが聴き所かな。
早い演奏なんだけど、哀愁感のあるテーマのBrandyn。これってスローでやったらどうなんだろうって思うけれど、いやはやみんな走ってるね。ScofieldのギターやらLavanoのソプラノの走り加減に聴いてるこっちはせかされてる気分にもなるね。でも、こりゃスローで一回聴きたいな。テーマがいいんだ。
後2曲あるけど、今年は長い奴は全部コメントしないってことしたから、後はじっくり聴いてよ。
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