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JAMAL.
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ベースとドラムが前に出ているドライブ感を体感しよう! |
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Randy Porter
eight little feet
Heavywood
Recorded June.1,2.2000 |
Randy Porter:p
Bob Magnunsson:b
Joe Labarbera:ds
1.Jig with a pig
2.a little kindness
3.inside your mind
4.cindy lynn
5.groove thing
6.do you know what it means to miss new orleans?
7.savor
8.eulogy
9.giant strech
10.be still
11.eight littel feet
12.first snow
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これは実は寺島靖国氏の「聴かずに死ねるか!JAZZこの一曲」の中にあったのだけれど、前からこのジャケットが気になっていた。いわばジャケ買いの最たるもの。で、寺島氏の書いた文章がだめ押しになってとうとうってわけだ。聴いて2〜3回までは果たしていいものやら、どうなのか真価がわからなかったんだ。真価がわかるなんておこがましいのだけれど、寺島氏の文と照らしても、未だに僕には納得のいかない部分もまだある。例えば彼が良いっていう6曲目の長たらしいタイトルの曲。邦題では「ニューオリンズの心」ってんだけど、これの良さが始めわからなかった。なんてダセーテーマだと。でも演奏全体を聴くとああ、そうか納得納得となった。だから、ジャズってのは文章にすると言い回しでわかりづらかったりするなってつくづく思ったね。
ま、そんなことはどうでも良いのかも知れないけど、絶対これだけは言えてるなってのが、ベースとドラムがピアノに対して一歩か二歩前に出てる。だけど出過ぎてもいないってことだね。これはJAMAL日記にも書いたけどね。まあ、そういったドライブ感っていうのか、音的にメリハリのあるもので、そこら辺を堪能してれば、どんなテーマだってどうでもイイやって気もする。とにかくこの体に迫ってくる迫力を体感するのがおいしいってわけだ。ジャズ・ファンはオーディオ・ファンでもあるってのが今頃漸くわかった気がするな。これをとにかく大音量で堪能しなくてどこが面白いかってことさ。そりゃ良いオーディオたって欲を言えばキリがなくなる。でも、そこそこでも堪能出来るのが、この盤の良さだなと思うね。曲によっては、旋律が美しすぎてああ、どうも駄目ってのもある。てことは、その人によってどこで気持ちが引っかかるか違うとも言えるけどね。例えば2曲目なんか、おいおいリチャード・クレイダーマンかいって感じのテーマなんだけど、トリオとしての締まり具合が良いもんだから、これはこれで聴かせるねってとこだな。
で、僕が気に入ったのは「ニューオリンズの心」の演奏と1と5と7だな。やっぱりドライブ感がまっこと良い。この盤は何度も聴きたいって僕も思ったな。
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