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JAMAL.
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Sonny Clark
The 45 sessions

●Sonny Clark(p)
Paul Cahamber(b)
Philly Joe Jones
Recorded Sep.13.1957
●Jymie Merritt(b)
Wesley Landers(ds)
Recorded Nov.16.1958
BLUE NOTE 1617

1 I did't know what time it was
2.Two bass hit
3.Tadd's delight
4.Ain't No Use
5. Black Velvet
6. I'm Just A Lucky So And So
7. Gee Baby, Ain't I Good To You
8.Gee Baby, Ain't I Good To You (alt.take)
9. The Breeze And I
10.I Can't Give You Anything But Love
シングル盤用にレコーディングされたものらしい。これも暫くはお蔵入りしていた作品。
でも、さすがに一曲ずつが充実度が高いセッションのように感じるな。
音の良さでは最初の3曲でのトリオ(Chambers:b,Jones:ds)のものの方が良い。
4曲目以降はその点和らいだ感じに聞える。
粋なテーマのBlack Velvetなんてジュークボックスから流れてきたらいい雰囲気だろうな。
硬質なClarkのピアノのシングル・トーンがいいね。それとLandersのブラシが凄く良いんだ。
次のI'm just a lucky so and soなんて、ピアノ・トリオの実においしいところを表現してるね。
前3曲に比べてリラックスした雰囲気がいいよ。気のあった仲間でしこしこやってますって感じだな。
ルーズにスウィングする感じのAin't good too youなんてのも少々気怠いけどこも持ち味だね。
9曲目のThe Breeze and Iなんてハッとする程、音が硬めでそれまでと違った感じ。
ハードな感じがする。良く聴く曲だけど一種独特な感じのテーマだな。
最後でまた和らぐね。ってこれら全部シングル盤用なんだから、繋がりは関係ないんだろうけどね。
やっぱりゆったりスウィングする感じがリラックスムードで心地良いよ。