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ドラム好きこの指止まれ! |
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Ralph Peterson
Subliminal Seduction
Criss Cross
December 19,2001 |
Ralph Peterson:ds
Jeremy Pelt:tp,flh
Jimmy Greene:ts.ss
Orrin Evans:p
Eric Revis:b
1.Traials of trust and treachery
2.The Vicious cycle
3.The Fifth inside
4.Tears I cannot hide
5.Essence of the wizard
6.But I never left
7.The seventh inside
8.Social resphonse
9.I only miss her when she's gone
10.Synergy
11.Subminal seduction
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これはJAMAL日記にも書いたけど、Ralph Petersonってやんちゃなドラマーに負けじとフロントの2管やピアノが前へ前へ出てくるのをおーっと思って聴く盤だなと思う。1曲を除いてこのメンバーのうちPetersonとPeltが曲を書いてるのだけど、殆どPeterson自身のもので占められていて、どこまでもPetersonが頑張っちゃった盤なわけだな。で、聴けばわかるように彼のドラム・ソロやらドシャメシャなドラムが俺を聴けってな具合で、ドラム好きには堪らないけど、嫌いな人もあろうからなんてうるせードラムだって怒り出すかも知れない。そこのところは心して選んだ方が良いとは思うね。でも、さっき言ったように他のメンバーが俺だってって具合でしゃしゃり出てくるからこいつ等大したもんだと誉めてやりたくなる。言っちゃあ、そんな盤さ。曲はハードもあればソフトに聴かせるものもあってバラエティさもあるな。で、僕が嬉しいのはOrrin
Evansのピアノなわけ。ずっと彼のことを注目してきて、リーダー盤も随分と聴いたけど、サイドマンにまわってもやっぱり力あるなって思うよ。で、この盤では多分新人なんだろうけど二人のフロントにお目にかかることになった。こういう実力のあるのを見つけてくるのがCriss
Crossってレーベルのいいとこだな。彼ら新人を発掘し、力試しさせてみる。よかったら、どんどんリーダーものも挑戦させるってことだと思う。で、オランダのレーベルなのに殆どがアメリカ系のハードバップものが多いのもこのレーベルの特徴だな。
ハードなものが多い中で1曲だけスタンダードをしっとりとやってくれている。これが嬉しい。I
only miss her when she's goneだな。Jimmy Greeneがグッと来るテナーを聴かせるね。
まあ、でもドラム好きこの指止まれって盤だな。やっぱり。
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