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Art Blakey & Jazz Messengers
Buhaina's Delight
Freddie Hubbard:tp
Wayne Sorter:ts
Curtis Fuller:tb
Ceder Walton:p
Jymie merritt:b
Art Blakey:ds
Blue Note 4104
Recorded Novenber 28,December 18.1961


1.Backstages Sally
2.Contemplation
3.Bu's Delight
4.Reincarnation blues
5.Shaky Jake
6.Moon River

3期のメッセンジャーズということでは、このアルバムの前にモザイクというのがあるのだけれど、それはまだ聴いていない。
でも、Lee MorganとBobby Timmonsが抜け、ShorterとCeder WaltonにCurtis Fullerが加わって3管フロントてことには変わりがない。
で、何が変わったかと言えば、やっぱりShorterの存在が大きいのだろうと思う。
音楽監督であり、インプロバイザーとしての彼の存在感を感じさせるには充分なものだと言える。
2曲目のContemplationだけは毛色が違っていて後のShorterぽさを醸し出している。
その他は陽気なものあり、ミディアムテンポのものや怒濤感のあるスピーディなものなど織り交ぜたこのアルバム。
うねるテナーのShorter,煌びやかなHubbardのtp、ふくよかな音色を聴かせるFuller,シングル・トーンを心地よく転がすWalton、そして御大Blakeyの相変わらずの怒濤のドラミング。
60年代ハードバップの醍醐味を堪能する。
怒濤とハーモニーの彩。そしてそれぞれの紡ぎ出すインプロバイズの味わい。
時代の香りだな。
おっと忘れていた。このジャケットに写っているBlakey。本名アブドゥラ・イブン・ブハイナというそうだ。
で、それがタイトルになっちゃったっていうことらしい。この紫煙吐いているブハイナさんのいかにもモダン・ジャズって感じがいいな。
最後に入っているMoon River。これが良いテンポでスウィングしているわけ。で、うねうねのShorterのソロの中にテーマが織り込まれている。
以下同文て感じでそれぞれがソロをとっている麗しいトラックだ。これだけでも聴く価値があるね。