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Thad Jones
The Magnificent Thad Jones

Thad Jones:tp
Billy Mitchell:ts
Barry harris:p
Percy Heath:b
Max Roach:ds
BLUE NOTE 1527

Recorded July 14..1956


1.April in Paris
2.Billie-Doo
3.If I love again
4.If someone had told me
5.Thedia

僕は多分Thad Jonesって初めてだと思う。
で、驚いたのはこの音色。実に奥深い味わいを持った音色なんだ。
ラッパにせよサックスにせよ、音色のそれぞれの個性を愉しむのが正しい聴き方・・・なんちゃって。
それ一般論じゃん。
4曲目のIf someone had told meなんてホントウットリ来る音色。瑞々しさに深みがある。
僕は好きになっちゃたな。
惚れっぽいのね。オニイサン。あら、ゴメンナサイ。(誰の真似じゃい)
Billy Mitchellというヒトも初めてだけれど、これまた深い音色。
スローでもミディアムでもこの深い音色で吹いてくれるから嬉しい。
最後のThediaでは力強く吹いているのが、また素敵。
で、これまた嬉しいのがMax Roachのドラムだな、やっぱり。これ聴く為にあるようなもんだ。
彼のシンバルはいつもチャンチキおけさ?いやチャンチキ、チャンチキが実に良い。
これBilie-DooやIf I Love again他で聴ける。ちょっと気怠いテンポだとゆっくりチャンチキになる。当たり前だけど。
でも、テンポアップしたチャンチキもまたいいな。
彼の場合、チャンチキだけじゃない。ブラシでシュッシュやったり、ストンとやったりするのもええわいな。
おお、そうそうBarry Harrisを忘れておった。最近彼のピアノにまた惹かれだした。
これまた味わい深いピアノを弾くヒトだ。
Thediaで聴かせるミディアムでもこの深いシングル・トーンが心地よいね。
おお、Percy Heathも忘れてた。無骨だな音が。
ま、そんなとこ。深いホーンの音色とドラムやシンバルのチャンチキを愉しんでチョーダイ!