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J.J.Johnson Blue Trombone J.J.Johnson:tb Max Roach:ds Paul Chambers:b Tommy Flanagan:p CBS Recorded April 26,,May 3 1957
この盤のメンバーをみて欲しい。みんな死んでる。
まあ、それは良いとして、どんな演奏が展開されるのか、想像して貰えるだろか。
思った通りのことが、このLP盤に針を落とすと起きているのだ。
ふんわりとしたふくよかなJohnsonのTb。チャンチキのシンバルや叩きまくるRoachのドラミング。コロコロころがるFlamnaganのシングル・トーン。
無骨なChambersのベース。
それらが、よく知られたスタンダードを中心とした曲の中で絶妙なバランスと変化をつけて繰り広げられている筈である。
いや、さっと聴いたから間違いなくそうであったと言えよう。
言わねばならないのは、この盤が今や手に入りずらいことだ。大手CDショップでは在庫切れか、リストにさえ載っていないという始末。
ひょっとしてと思って先日CD屋で貰ったユニバーサルのカタログをみてガックリ。
トロンボーンの欄が・・・ない。もう僕にはどうでも良いようなアルバムばかりが目につくこのカタログに載って・・・ない。
僕は、一人義憤を感じ、
「この、馬鹿野郎!こんな麗しい盤が店頭にいつもなくてどうするんだ」
と叫びたくなる。
そう、麗しくも頬ずりしたくなるような盤なのだ。
それ以上は、この盤が店頭に溢れんばかりに並んだ時に、共に幸せをわかとうじゃないですか。
・・・いやぁ、カッコつけすぎ?