|
|
|
|||||||
ブルージーでスウィングするお薦め盤 |
|||||||||
|
|||||||||
John WrightのPrestige5部作のひとつ。現在入手可能なのはこの盤と以前コメントしたSouth
side soulの2枚だけのようだ。Wrightはオリジナルがよいのだそうだが、この盤では6以下の3曲。1〜3は、ブルーなイメージで哀感迫る雰囲気が良い。1のOur
Waltzなどはワルツから軽快にスウィングする形だけど、最初はバラードっぽい出だしできていながらそうなるその切り替わりが抜群に心地よい。2のBlue
preludeというのは、Gordon Jenkinsという人の曲で、Sonny CrissのGo man!とか、最近のEddie
HigginsのBewitchedにも入っている。まさに哀感籠もった良いテーマだけど、これもスウィング感が良いね。彼はGarland系のピアニストだと思うけど、流麗で小粋なシングル・トーンで楚々と弾くかと思えば、そんな具合のグルービーでスウィングするものをやる。4のEverything's
gonna work out fineように陽気でファンキーなゴスペル調のをやったりして、おやおやという感じだ。 |
|||||||||