|
KENNY BARRON / THE MOMENT
KENNY BARRON-p RUFUS REID -b VICTOR LEIS-ds Aug 22
1991 RESERVOIR
1.MINORITY 2.FRAGILE 3.SILENT RAIN 4.I'M CONFESSIN'
5.JACKIE-ING 6.TEAR DROP 7.THE MOMENT 8.SOUL EYES 9.HOW DEEP IS THE OCEAN
|
|
VLADIMIR SHAFRANOV/RUSSIAN LULLABY |
|
|
|
|
|
その1。ウチのかみさん野外で凍死寸前事件。
へべれけになって酔って、キャンピングカーから外に出て、オエオエ吐いた末芝の上で寝てしまい、同行した仲間が気づかなかったたら、そのまま凍死したであろうというという顛末。
その2。事件じゃないが、3家族近所にあるお化け屋敷スナックの話題。
この界隈では超有名なスナックだが、接待に当たるホステスの平均年齢60歳を越す高年齢接待嬢のどっちが客だかわからないお決まりのボランティア的チークダンスの話題。
その3。借りたバンガローの予約を一日勘違いしていて、夜7時過ぎに「お待ちしておりますから」との管理者からの電話で、家でそれぞれくつろいでいた家族が急遽出動の巻という事件。
等々、10年もつき合いがあればありがちな「事件」は数多転がっている。
こういう集まりの始めの頃は、子供たちはまだ小学生の高学年が筆頭で下は、まだ3歳くらいだったが、今やウチの長男が成人して大学生、一番下の子は来年中学というのだから驚きである。
さて、そんな事を思いながら、10年という歳月に僕も年老いて来年50歳という大台に乗る。
人生50年というのは、昔の話だが40、50ははな垂れ小僧。孔子も云々・・・。まあ、とにかくこれからが腰を据えて人生考える時だと、今切実に思っている次第である。
話は変わるが、先日アンプを買い換えた。買い換える理由は、最早音源にこれ以上あれこれ拱いてもさほど変化は期待出来ない。 となれば、音の出口そのものを弄くるしかない。で、念願の管球式のアンプということに行き着いた。
これが的中。見事に変わった。パワーは今までとやや不足するものの、音の質感の違いは明白。管球と言ってもピンからキリまであるのは承知の上で、手頃な価格設定をして、オーディオ専門の昔からの馴染みの店主に相談したところ、つい前日の入ったばかりの出物があるからまず聴いて・・・ということになった。
聴いたCDがヴォーカルだったが、付きそうベースの音に参った。これだ、今までのアンプじゃ出せないアコースティックな音質の明らかな変化。僕はどちらかと言えばドラム、とりわけシンバルの音が気になる方だがその時には今一というかんじだったが、買って帰ってあれこれ聴いてみれば、音源によってシンバルもある程度満足のいく音を発することを感じ取って、取り敢えずよしこれでイケルと。
アンプによってはジャズ向きとそうでないものがあるが、少なくとも息子が事もあろうにこれでパンクロックをかけたときには、その傍若無人な音にお門違いも甚だしいと感じ取って、ナイーブな(パンクに比べりゃということだが)間違いなくジャズ向きだと自負した。
低くかけても音痩せしない。出るところは出ているナイスバディな女性?のようだ。男心をそそられる・・・。
今まで聴いてたものを改めて聴き直す楽しみが増えた。違うんだな、これが。
とまあそういうこで、腰を据えて聴き直したなかで改めてこれは良いアルバムだと思ったのが、ケニー・バロンのTHE
MOMENTもそのひとつ。
STINGのFRAGILEを取り上げたことで一躍有名となったK.パロンのアルバムだが、SILENT
RAIN他のバロンのオリジナルも注目したい。透明感のあるこのSILENT
RAINのソロは前後の演奏の間の挟まって清涼感抜群だ。 小粋に弾きこなす次のI'M
CONFESSIN'はバロンらしい洒脱な感じだし、その後のMONKのJACKIE-INGのアグレッシブな演奏はスリル満点! 曲よし、演奏抜群で、うーん、良いアルバムだ。
それともう一枚。ウラジミール・シャフラノフのRUSSIAN LLUABY。
豊穣なこのシャフラノフのトリオの音が管球式アンプと相性良く鳴るのに聴き惚れて何度も聴き返した。特にP.サルマントのベースのゴリっとしたアコースティックな音が浮かびあがる。デリシャス!
(2枚ともMUSIC DIARYの再掲で申し訳ない!・・・今少々頭が痛いので勘弁)
|
|
|