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IMAGES OF CURTIS FULLER
CURTIS FULLER-tb YUSEF LATEEF-ts,fl LEE
MORGAN-tp McCOY TYNER-p MILT HINTON-b ROY
HAYNES-ds 1960
SAVOY
SIDE1 1.ACCIDENT 2.DARRYL'S MINOR 3.BE BACK
TA-RECKLA SIDE 2
4.JUDYFUL 5.NEW DATE
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GEORGE BRAITH/EXTENSION(BLUE NOTE 4171) |
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マルチ・リード奏者、ユーゼフ・ラティーフが参加したアルバムで持っているのは、このカーティス・フラーのアルバムと、キャノンボール・アダレーのNIPPON
SOULだけだ。リーダーアルバムは一枚もない。これを聴くとラティーフの盤が欲しくなる。
調べれば、このフラー盤と同じSAVOYから初リーダー盤を出して以来、RIVERSIDE,PRESTIGE,IMPULSE,ATLANTIC等々のレーベルに多数残しているのに、BLUE NOTEにはリーダー盤はおろかサイドマンとしても見あたらない。へー、と思う。彼のBLUE NOTE盤があったら直ぐさま欲しいと思うだろう。
ざっとメンバーを見て、BLUE NOTE馴染みのメンバーが揃っているのに、彼とロイ・ヘインズ(ヘインズは1500番台のバド・パウエルとファッツ・ナバロには参加しているが)だけは縁がないというも面白いなと思った。
そのBLUE NOTEには、ジョージ・ブライスというマルチ奏者がいる。
彼はローランド・カーク同様ストリッチという楽器も扱うが、アルトやテナーでの吹き方はラティーフと似たところがあり、荒々しく吹き荒ぶ演奏も聴かせる。
最近のもので言えば、ジェームズ・カーターのCHASIN' THE GYPSYというのも聴いたが、やっぱりマルチと言えばローランド・カークあたりが最も多いのだろう。
とっかえひっかえ色んな楽器を扱う面白さ以上にこれらの奏者が独特の節回しで演奏する方に興味がわく。
カーティス・フラーはBLUE NOTE1500番台に何枚かリーダー盤を出した後、ジャズメッセンジャーズに一員となるまでSAVOYレーベルでのレコーディングがある。BLUES
ETTEが最も有名なところだろうが、このIMAGES OFがひと味違って面白いのは、やっぱりラティーフのせいだろう。
全曲フラーのオリジナルだが、BLUES ETTEがベニー・ゴルソンの名曲揃いと比べても味わいがあると思えるものが多い。
更にこれは3管で後のメッセンジャーズの編成に繋がるアイデアと言える。
このアルバム中最も刺激的な演奏が展開されるのが、B面のトップJUDYFULだ。
モーダルに流れるなかで、突如ラティーフのテナーが張り裂ける。それを突破口に続くモーガンもハイテンションに吹き破れる。更にM.タイナーへと・・・。
トータルに言えば、BLUES ETTEの匂いを持ち込んで、ラティーフの薬味がきいてる分、刺激性があるアルバムだろう。
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