Cafe JAMAL--- MUSIC DIARY
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CHRISTOF SANGER/ IMAGINATION
CHRISTOF SANGER-p GEORGE MRAZ-b AL FOSTER-ds TONY LAKATOS-ts,ss*
Jul 16, 1996
LAIKA
1.SKYRIDE 2.FANCY PLACE 3.CARIBBEAN CONNECTION 4.FARWELL TO B.J. 5.BRANDYN 6.LAS GRISAS 7.IMAGINATION 8.YOU ANDTHE NIGHT AND THE MUSIC 9.MAYBE TOMORROW 10.TRES PATABRAS
ドイツのレーベルLAIKAからまだ数こそ少ないが出されたC.サンガーのアルバムはどれも注目に値するものばかりだが、まだ日本では知名度は低いのかもしれない。残念ながらまだ日本盤は出されていない。しかし、センスの良い彼のピアノは、いずれ脚光を浴びること間違いなしと思う。
このアルバム、サイドマンがA.フォスターとG.ムラツと来れば俄然僕のなかでは評価が高い。サックスでT.ラクトスが入ったトラックも聴き応えある。
BENNIE WALLACE / LIVE AT THE PUBLIC THEATER
BENNIE WALLACE-ts
EDDIE GOMEZ-b
DANNIE RICHMOND-ds
May.26.1978
ENJASIDE 1
1.BROADSIDE 2.IN A SENTIMENTAL MOOD
SIDE 2
3.BLUE MONK 4.HEAD
オーネット・コールマンのGOLDEN CIRCLEを聴いて、直ぐこのB.ウォレスのPUBLIC THEATERを思い出した。同じ感じでアナウンスから始まり、圧倒的なピアノレストリオの演奏が始まる。疾風というのが相応しいウォレスのテナーと絡むD.リッチモンドのドラミングはコールマン盤のC.モフェットさながらの破天荒であり、且つ分析的ソロもありで素晴らしい。演奏途中のE.ゴメスのソロも圧巻。
ともかく1曲目で度肝を抜かれることこと必定。
GREG OSBY /PUBLIC
GREG OSBY-as
NICHOLAS PAYTON-tp*
MEGUMI YONEZAWA-p
ROBERT HURST-b
RODNY GREEN-ds
JOAN OSBORNE-vo(7)
Feb 12 2004
BLUE NOTE1.RISING SIGN 2.SUMMERTIME 3.VISITION 4.BERNIE'S TUNE 5.EQUALATOGRAM 6.SHAW NUFF 7.LOVER MAN
G.オスビーのアルバムはこれまでに2枚ほど聴いて来たが、いつもガバッと肝を掴まれるような衝撃を受けた。日本発売のものではこれが6年振りということらしいが、これまた凄みをきかせたものとなっている。
こういうアバンギャルドなものを聴きたいという気持ちになっているのはある意味僕にとってチャンスだという気がする。気持ちが開いているという証拠で、オープンに何でも聴こうといている証だ。
オスビーのオリジナルの他、スタンダードにも独自性を発揮している。
ピアニストMEGUMI YONEZAWAが鋭さのあるタッチで注目株。
DAVID EL-MALEK/TALKING CURE
DAVID EL-MALEK-ts,ss
PEIRRE DE BETHMANN-p,F.rhodes
REMI VIGBOLO-b
FRANK AGULHON-ds
April 14-16 2003
MFA1.MR.T 2.KOL HAKAVOD 3.DEM LES 5 LACS 5.HAMELECH NIMROD 6.TALKING CURE 7.BLUES FOR GUILLAUME 8.Nº3 9.HALFELUTA 10.AND I LOVE HER
フランス人テナー奏者、デヴィッド・エルマレク。随分と前に仕入れておきながら、良さがわからず放って置かれてたが、気まぐれに引っ張り出したら、あらま!
ワン・ホーンテナーで、ブローする豪快さとリズムセクションのスキッとする音づくりが好感が持てる。
メロディックな2曲目が印象的。
性格俳優的な男ぷりの良い顔立ちで、M.ブレッカー風っていうじゃな〜い・・・。
RAY BRYANT TRIO
RAY BRYANT-p
IKE ISAACS-b
SPECS WRIGHT-ds
Apr 5, 1957
PRESTIGESIDE1
1.GORDEN EARRING 2.ANGEL EYES 3.BLUES CHANGES 4.SPLITTIN'
SIDE 2
5.DJANGO 6.THE THRILL IS GONE 7.DAAHOUD 8.SONAR
R.ブライアントのピアノはしんしんと降る淡雪だ。心に静かに積もり積もっていく。
金の耳飾り(GORDEN EARRING)がブライアントの曲でもあるかのように、彼はこれをモノにした。哀感と共に力強さもあるタッチで彼自らのもににしてしまった。
 続くANGEL EYES、B面のDJANGOが心に積もる。
ROY HAYNES / WE THERE
ROY HAYNES-ds
PHINEARS NEWBORN-p
PAUL CHAMBERS-b
1958.11.14
NEW JAZZ1.REFLECTION 2.SUGER RAY 3.SOLITAIRE 4.AFTER HOURS 5.SNEAKIN' AROUND 6.OUR DELIGHT
まだまだ知らずにいる名盤って沢山あるんだと実感。
冒頭のR.ブライアントのREFLECTIONにぞっこん。なんと愛らしいメロディであろうか。(T.モンクにREFRECTIONSというのがあるが、これとは別)
絢爛なP.ニューボーンのピアノが嫌味に聞こえないのはR.ヘインズのドラムとP.チェンバースのベースとの均衡が良いからだろう。
ヘインズ、チェンバース共に良いソロもとる。
CURTIS FULLER / IMAGES
CURTIS FULLER-tb
YUSEF LATEEF-ts,fl
LEE MORGAN-tp
McCOY TYNER-p
MILT HINTON-b
ROY HAYNES-ds
1960
SAVOYSIDE1
1.ACCIDENT 2.DARRYL'S MINOR 3.BE BACK TA-RECKLA
SIDE 2
4.JUDYFUL 5.NEW DATE
主役のフラーを食ってしまうY.ラティーフが聴きもの。テナーであれ、フルートであれ彼の番になるとグッと盛り上がる。
ファンキーなBE BACK TA-RECKLAが愉しい。ラティーフのフルートがうねり、何とM.タイナーがファンキーにピアノを躍動させる。
B面に入ってフラー自作のJUDYFULだが、雰囲気良く始まって、ラティーフのテナーが均衡を破って壊れる・・・と言う感じ。つられてモーガンまで壊れる。ここらがハード・バップからのターニングポイント?
モダンなセンスが抜群に良いアルバムだ。
SØREN MØLLER / LET THERE BE LOVE LIVE
SØREN MØLLER-p
MORTEN RAMSBØL-b
KARSTEN BAGGE-ds
Sep 20,21.2003
MUSIC MECCA1.LET THERE BE LOVE 2.ALL GOOD THINGS COMES TO HE WHO WAITS 3.EVERYTHING HAPPENTO ME 4.DRUMISTIE 5.THE NEARNESS OF YOU 6.THE AWAKENING 7.EASY TO LOVE 8.SØREN'S HIT TUNE
現代ピアノ・トリオは色んなスタイルが混在する傾向が強いが、このトリオもまたそう。最近こういうのを良いんだか悪いんだかわからなくなって来た。色んなの聴かせてくれてありがとうと言えば良いのだろうか。
僕の好きなK.バロンがコメントを書いているが、バロンはアルバムごとに主張がはっきりして統一感がある。そういうのが良いんだがなあ・・・。
でも、ライブだからってこともあるか。情状酌量すべきだろうか?
ん・・・、わからない!
BILLY HIGGINS / 3/4 FOR PEACES
BILLY HIGGNS-ds
JEFFERY LITTLETON-b
WILLIAM(BILL) HENDERSON-p
HAOLD LAND-ts,ss*
1993.1.27
RED1.3/4 FOR PEACE 2.IN THE TENCHS 3.TOGETHER WITH LOVE 4.SHORT SUBJECT *5.DARK MOOD* 6.WHAT'S NEW* 7.STEP RIGHT UP TO THE BOTTOM* 8.SOMDAY MY PRINCE WILL COME 9.SOMETHING FOR JUNO
出だしの3/4 FOR PEACEでハッと息を呑む、いやその次も・・・。鮮烈なタッチのW.ヘンダーソンのピアノと繊細なB.ヒギンズのドラミングに圧倒されること間違いなし。
メロディックなW.ヘンダーソンのオリジナルが素晴らしい。
 どうしてこんな良いものをラックに眠らせておいたのかと思う程。
 前半ピアノ・トリオ盤として考えて良いが、4曲目以降大ベテラン、H.ランドのソプラノ、テナーの入ったカルテットとなる。
 90年代、ランドがこんな演奏してたというのも興味深。
 イタリアのレーベルREDの音もご賞味あれ。

 

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