魔法とは自然の一部としての力、『魔力』を使い自然に語りかけるもの。生まれもった自然の一部としての力がそのまま魔力となり、修行を積めば上限をあげる事も可能。 魔力によって威力が変動し、精神力によって制御をする。 大別して七つの属性があり、それぞれ微妙に特性が違う。 すなわち火・水・雷・風・大地・闇・光である。特徴をそれぞれ簡単に挙げてみよう。 火・炎…一番ポピュラーで威力も高く、汎用性に富む。使うのが簡単なのでかなりの人が使う。火だけでなくレベルが上がると熱を操作できる。 水・氷…水を操る魔法属性なので大気中の水を使う。近くに湖や川があると威力が倍増し、有利に戦える。時と場所を選ぶ属性。 雷…威力が一番高いとされる属性。だが起動が難しくない分操作が難しく、精神力を多大に消費する。くせの多い属性なので使用者は少ない。 風…目に見えない力を操るため、不意打ちなどに便利。だが威力が低く、魔力も大量に消費する。風の流れに任せるため、精神力の消費は少ない。 大地…魔法力を使って物理的な変化を起こさせる属性。魔力を消費するのが多く、その分威力も申し分ない。補助系の魔法に富む。 黒・闇…全ての属性の特性を持つ。体に合っていないと寿命を削られていく恐ろしい属性で、使用者は一部しかいない。だが威力は他の追随を許さないほどに高い。 白・光…全ての属性の特徴を持つ。高い威力を持つが魔力と精神力が相当ないと使用は不可能。体の中で光の属性に魔力を操作する時点で相当難しいので、使用するには修行が必要。 ○魔法の起動の仕方○ 魔法起動のための詠唱を行い、体の中の魔力を体に集める。この時、精神力でうまく魔力を操作しないと魔力を出しつくしてしまう危険があるので注意(魔力を出しつくすとしばらく意識を失うか、体の自由を奪われる)。 魔力の属性を使いたい魔法の属性に合わせる。色でイメージするのがコツ。 詠唱が完了すると魔法が起動、起動した魔法の効果が現れる。 普通の魔法はそれで終わりだが、たまに操作をする系統の魔法があり、その魔法は起動に魔力を大して消費しない分操作する時に随時魔力を消費し、精神力によって操作しなければならない。 ○詠唱について○ 魔法を起動するに当たって最も重要なのは魔法を詠唱する時の詠唱の言葉である。本来魔法を起動する際に魔力を効率よく起動する事に使うために唱える。本人の気力に関わることなので実際言葉は何でもいい。だが古人は「これを言えば魔法が起動できる」と人々に信じ込ませる意味も含めて体系化し、今に至る。 という理由から魔法一つ一つには決められた台詞が存在し、それを言う事によって魔法の起動の効率が変化する。 通常詠唱…短い言葉を言う事によって起動する詠唱方法。大概戦いの中でそんなに長い間魔法の詠唱に時間がかけられないということで一言程度の長さとなっている。個人差はあるが起動に練り出した魔力の20%程度使用する。 完全詠唱…比較的長めの言葉を言う事によって魔法を起動する詠唱方法。後方支援に徹する魔導士等は主にこちらを使用。練り出した魔力を起動に使用しない分威力が高まるが、精神力で押さえ込まないと思った以上の魔力を消費して危険。 無詠唱…何も言わずに魔法を起動する詠唱方法。無理やり魔法を起動させるため、練り出した魔力の50%程度起動に消費されてしまう。速射性に特化するが、効率としては良くない。 |
|
|