アルツハイマー

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原因

アミロイドβ蛋白質の出現(アミロイド変性)
*老人斑と呼ばれる。
*細長い繊維状蛋白が絡まりあっている。
*通常細胞内にあるのだが、細胞外へ出てきてしまった。
*皮質にできる。(帯状回にできると考えるとよい)

皮質にアミロイドβ蛋白が沈着する事により、神経細胞死が急速に広がってしまう。
それにより、記憶の回路が切れてしまうので記憶障害がおこる。
マイネルト基底核の大型Achニューロン変性

マイネルト基底核に存在する、大型のAchニューロンが変性・脱落する事で、
短期記憶を司る海馬への刺激が減少してしまう。それにより、記憶障害が起こる。
神経原線維の出現
神経細胞内にリン酸化されたタウ蛋白が線維形成して溜まっている。
それにより、軸策の束がバラバラになってしまい、神経細胞が減少し
神経活動低下を引き起こすことで、記憶障害が生じる。
*老人斑はこれに先駆けて起こる。
*タウ蛋白は普通に存在しているが、正常のものはリン酸化されていない。