談 話

 

司会「みなさん、はじめまして、今回はこの物語の主人公でもある、俊介さんとリナさんに撮影時のインタビューをしてみたいと思います、お二方、どうぞよろしくお願いします。」

俊介「よろしくお願いします。」

リナ「よろしくお願いします。」

 

司会「お二方は役者さんでいるとゆうとこですが、簡単な自己紹介をお願いします。」

俊介「俊介役の斉藤竜一といいます、今回はこうゆう不思議ファンタジーの主人公をやらせていただいて、とても勉強になりました。」

司会「恋愛ありの、ファンタジーありの、いろんなものが交錯した物語ですね、ここまでやってこられてどうですか?」

 

斉藤「ええ、正直まだ、中盤だし、これからなんで、まだどうとはいえないんですけどね。」

司会「そうですか、俊介とゆうのはご自分に似てるんでしょうか?」

斉藤「まあ、似て非なるもの、ですかね、類似点はありますけど。」

司会「例えばどんな?」

斉藤「そうですね、アクションが好きなとことか。」

司会「着ぐるみは?」

斉藤「うーん、まあまあかな〜、めっぽうってわけじゃないんですけどね。」

司会「ここまでで、一番印象に残ったのはどこですか?」

 

斉藤「そうですね、イーグルとの戦闘でしょうか、けっこう派手な特撮でしたし。」

司会「あそこは、自分もかなり興奮して見てましたよ。」

斉藤「そうですか、ありがとうございます。」

 

斉藤「実際、イーグルと現場で戦ったのは、リナなんですけどね、俺も現場で見てました、あとはスタジオでアテレコしてたんで。」

司会「そうですね、リナさんの秘められたパワーが開花したシーンでもありましたから。」

斉藤「そうですね、実際、現場でも、リナも、2種類の鎧が用意されてたし、なにより盗賊のエキストラさんが多いのに、まず、驚かされました。」

司会「何人くらいいたんですか?」

斉藤「えーと、実際の画面ではカットされちゃったけど、100人くらいはいたんじゃないかな、2つの軍団がぶつかり合う壮絶なシーンでしたから。」

司会「そうなんですか。」

斉藤「リナが途中でキレて、鎧が変化するところは、夜の撮影になって、でも、監督含め、現場にいる全員が一つのことに集中してたので、いい画がとれたと思います。」

 

司会「自分としては、第1話のリナさんとのラブラブ同棲生活も見逃せないんですけど。」

斉藤「せっまい部屋でロケハン組んで、でも、なごやかムードだったな。」

リナ「そうね、楽しかったね。」

 

司会「おっと、ここで、リナさん登場ですけど・・・なんか違いません?」

リナ「そりゃそうですよ、私がやったのはリナの声です。」

司会「そうなんですか。」

リナ「はい、私、リナの声を担当させていただいてる、西川麻耶といいます、私もたまに現場見に行くこともありますけどね、主にスタジオです。」

司会「声だけでも、感激なんですけど。」

西川「うれしいです、現場のリナちゃんの演技がかわいいし、上手いから、私もかなり助けてもらってる部分もありますし。」

司会「素朴な疑問なんですけど、現場のリナちゃんは、どうゆう感じなんですか?」

斉藤「うーん、ここで言っちゃっていいのかな〜。」

司会「いってくださいよ、みんな知りたがってることなんでしょうから。」

斉藤「ものすごいかわいい、人形です。」

西川「そうだね〜女の子からの視点でもかわいいと素直に感じるし。」

 

斉藤「ここだけの話、第1話と第2話では、内蔵の人が違うんですよ。」

司会「え。そうなんですか・」

斉藤「2話からは、俺も西川さんと同じ声あてなんですよ、リナと融合しちゃったわけで。」

司会「そういえばそうですね。」

 

斉藤「第1話で、リナを被っていたのは、霧島さくらさんてゆう、女優さんなんです、同じ新劇の役者さんなんです。」

司会「そうなんですか。」

斉藤「彼女、パントマイムとかがやたらうまくて、オーディションで監督がこの人でって、彼女にきめたんです。」

司会「話のなりゆきでは、Drカイザの助手ってことで、世間は男性だと錯覚してたでしょうけど。」

斉藤「そうですね、Drカイザの助手は男性で、お話しの流れでは、彼がリナになっていたとゆう設定です。」

司会「おお、やっぱりそうなんですか。」

 

西川「さくらちゃん、本当にかわいい子で、アテレコ現場にもまめに来てくれて、現場の演技を私に一生懸命教えてくれたから、私も声をしっかりあてることができたんです。」

斉藤「もともと、芯の強い子だから、撮影現場でも妥協がない演技だったよ。」

司会「そうなんですか。」

斉藤「着ぐるみは声ださないのがルールなんだけど、現場ではそうじゃないんです、マスクの内側で声をださないと、アテレコで西川さんが声をあてずらいんです。」

西川「さくらちゃん自身も、かなりアニメ声なんだよね。」

斉藤「いえてる、マジかわいい声だし。」

西川「なにげなく、チョコンとリナのまま、座ってる姿がかわいくて、抱きついちゃいました、いきなりだったからすごく驚いてたけど。」

斉藤「まじで、いいな、西川さんは女の子同士だから、俺なんてそんなことしたら・・・。」

西川「なに言ってるんですか、演技では胸とか、なんとか触りまくってるくせに。」

斉藤「それいいっこなしですよ。」

 

司会「まあまあ、では、西川さんが思い出に残ったシーンは?」

西川「そうですね、私は俊介と遊園地にいったとこかな、俊介に幼馴染登場のシーン。」

斉藤「実はあのときでてきた、神崎さんが、リナのアクトレスさんの、霧島さくらさんご本人なんです。」

司会「ええ〜、そうなんですか。」

斉藤「現場でも上手くキャラ変えてましたでしょ、リナの前にでるときは、二人とも着ぐるみで姿は見えない、実際あのときは霧島さんはリナに、霧島さんがやってるキャラには別の人が入ってました。」

西川「ええ、あれはあれで、さくらちゃんも一人二役で大変だったけど、楽しんでたし。」

司会「斉藤さんは、しっかり着ぐるみ姿で登場ですね。」

斉藤「ええ、はじめて着ぐるみしたんです、しかも女性タイプだし、まいりました。」

西川「え〜、案外かわいかったし、はまったとかいってたじゃん。」

 

 

斉藤「遊園地ロケは本当に大変でした、現場も暑い日で、平日ねらっていったんですけど、一応他のお客さんもいたし、リナ役のさくらちゃん、ずっとリナのまんまだったし。」

西川「そうなの、知らなかった。」

斉藤「子供もいるし、安易に面も取れないし、遊園地の控え室でのびてたよ。」

西川「かわいそう、さくらちゃん、あれ、ずっと着てられないよね。」

司会「そうゆうものんですか?」

斉藤「たしか、西川さん、ためしで着せてもらったんだっけ?」

西川「うん、さくらちゃんスマートだし、私に着れるかなって心配だったけど。」

司会「で、実際、リナちゃんになった感想は?」

西川「とにかくまず、視界が狭いし、呼吸が満足にできないし、さくらちゃん、あれをずっと着てあんなハードな演技をこなして、すごいなって思いました。」

司会「現場では、霧島さんはリナちゃんと、神崎さんの二役だったし、着ぐるみのままってわけではなかったのでは?」

斉藤「ロケは2日やって、一日目はリナと、二日目は神崎とのからみで、映像でも、二人がかなならいようにしてたんです。」

 

斉藤「でも、この物語は他の映画やドラマとちょっと違うのは、人間だけじゃない、リナってゆう架空のキャラクターがいるってことですね。」

司会「そうですね。」

斉藤「リナでいるときの、霧島さんは、なんかこう別次元の存在なんですよ。」

西川「そうですね、人間同士みたいに気軽に談話できないし。」

斉藤「マスクもかなり精工にできてて、あれ、全身つながってるんじゃなかったっけ?」

西川「そうそう、着るのも時間かかるんだよ。」

司会「へ〜そうなんですか。」

西川「マスクの中から声だすから、こもってるけど、さくらちゃん声もかわいいし、本当にお人形が話してるような感じだった。」

 

司会「リナちゃんは、最初、俊介くんの家では、かなり天然ボケキャラでしたね。」

斉藤「そうですね、タオルと金タワシを間違えてみたり、とにかくめちゃくちゃでした。」

西川「私も台本みたとき思わずわらっちゃいました、天然なとこは少し、私にもあるんで、でもリナにはかなわないかな〜。」

司会「女子高生の集団に飛び込んでいきなり「その服着せて」なんていってましたよね。」

斉藤「そうそう、普通ありえね〜って感じ。」

西川「そう、私はVTRで見たけど、そんなことできないよ〜って、スタジオで一緒だった女子高生役の子たちと笑ってました。」

司会「それは、リナちゃんが、人間じゃない感情をもっているからこそできるんですよね。」

 

斉藤「リナの下着を買いに行くシーン、実際に街中のランジェリーショップで撮影したけど、周りの目が厳しかったです。」

西川「あはは、そうそう、いい年した男が一人でいける場所じゃないしね。」

斉藤「警官に止められて、職務質問うけて、周りから見たら、本当に変態だし。」

司会「そうだったんですか。」

斉藤「警官役の坂下さんも、ベテランの俳優さんなんで、違和感なくやってくれて、けど、恥ずかしかったですね。」

 

司会「1話の最後、リナちゃんの目がみえなくなるシーン、感動しちゃいました。」

斉藤「ああ、あれね、現場でも、スタジオでも力はいってたもんね。」

西川「そうですね〜、期限がきて、エネルギーがなくなって、でも、けなげに俊介にさとられまいとがんばるリナが本当にかわいかったです。」

斉藤「1話の最終シーンで感動をよぶシーンなのでみんな気合はいってましたね。」

 

司会「リナの内臓だった?人が消えてしまって、こんどは、俊介くんが、リナになるとゆうもっとも話しが切り替わるシーンですよね。」

斉藤「そうですね、話ではそうなんですけど、俺自身がリナを着ることはスーツの構造上不可能なんで、着たあとのシーンに声を合わせただけですけどね。」

司会「「そうなんですか。」

斉藤「さっきもいいましたが、第2話からのリナの人なんです、あの場面からは。」

司会「え?そうだったんですか。」

 

斉藤「ほら、2話からやたら、アクションがおおいし、鎧も着たりするんで、霧島さんは、普段のリナとして、もう一人アクションのリナを演じる役者さんがいたんです。」

司会「その人とは?」

斉藤「飯島さんとゆう、男性の方なんですけど・・。」

司会「え?では、アーマータイプは男性がリナちゃんを演じてらしたんですか?ぜんぜんわからないですね。」

斉藤「もともと、線の細いかたんなんで、あれだけの鎧をきてアクションをこなすには霧島さんでは無理なので、アクションは男性だとゆう意見もあって。」

西川「私も最初きいたときはすごく驚いた、でも、リナとしての雰囲気はさくらちゃんの演技をしっかり勉強してるみたいだし。」

斉藤「イーグルのときは、あっちと出会うまでは、ノーマルタイプだったけど、出会って戦闘になるとアーマータイプと入れ替わるから、現場では、二体のリナがいたんです。」

司会「ノーマルタイプつまりメイド服のリナちゃんとアーマータイプ鎧のリナちゃんが、すごい豪華だ。」

西川「私もこのとき見に行ったけど、二人とも着ぐるみのままで仲いいし、リナはただでさえかわいいのに、それが二体並んでるし。」

斉藤「リハでイーグルと殺陣の練習してるリナもさまになってた。」

西川「あのときは、リナ二人と記念撮影したんだよね。」

斉藤「そうそう。」

 

司会「アーマーリナちゃん役の飯島さんとはどうゆうかたなんですか?」

斉藤「ああ、非常に真面目な人ですね。」

西川「でも、無口なんだよね、けど、着ぐるみ着るとスイッチ入って、テンションもあがるし、なにより女の子の演技がうまい。」

斉藤「そうなんだよ、最初わかんなくて、普通に霧島さんだと思って話しかけて、でも、反応なくて、嫌われたのかなってしょげてたら、後ろから霧島さんに声かけられて、え?って」

司会「目の前にリナちゃんがいるのに、なんで霧島さんがって、すごいですね。」

西川「身長もほぼ同じで、鎧のぶんでかくみえるけど、顔のつくりも同じだし、間違うよね。」

斉藤「ノーマルリナもかわいいけど、戦う女のアーマーリナもまた魅力があるな〜。」

西川「声でも、こう、いままでは、女の子って感じでやってたけど、戦士ってなると、やぁ、とか、とぉ、とか、そうゆう声もあてるようになって、私も子供のころに空手やってたことあって、そのときの掛け声を思い出しながらやりました。」

 

斉藤「飯島さんとは、プライベートでもいろいろお付き合いがあって、いまでもたまに飲み行きますけど、彼、やっぱ痩せてるし、そんなに食べないけど、全然、酔わないんです。」

西川「ひそかに、酒豪だね。」

斉藤「そうそう、どんなに飲んでも平気な顔で眉一つ動かさないし。」

西川「でも、彼、ちょっとした仕草が女性らしい一面もあって、座ってると足のくずしかたとか、据わり方がどことなく自然に女性の座り方なんです。」

斉藤「それだけ、熱心なんだよ。」

 

司会「現場の話をもっと聞かせてください。」

斉藤「2話目から、けっこう屋外撮影も増えてきたし、まだ、出す前の作品だけど、ギャラリーとかいっぱいいて、とくにリナはあんな格好だし、子供にまかれてましたね。」

西川「そうだよ〜、あんだけかわいい、お人形さんが動いてたら、子供がほっとかないでしょ。」

斉藤「霧島さんが、撮影の合間はずっと子供の対応、だから、なかなか着ぐるみが脱げないんですよ、スタッフがわって、休ませてたみたいだけど。」

司会「そりゃあそうですね、プロアクトレスでも演技しもって、子供も見てないといけないのはかなりつらいでしょうし。」

斉藤「休憩が休憩じゃない。」

 

司会「第3話からは、二手に分かれてのアイテム探しとなりますね。」

斉藤「そうですね、サムと別れて、あっちの世界では、全員Drカイザの作ったスーツで性別を入れ替えさせられてるって設定なんですけど、普通に物語を読んでると、サムくらいしかスーツを脱いでないんですけどね。」

司会「そういえばそうですね。」

斉藤「キャストも普通に人間まんまだし、サムはこのあとの話でいろいろかわってくるんで、そのためなんですけどね。」

 

司会「そういえば、リナちゃんは、サムさんに連れて行ってもらうとき、色じかけをつかいましたが、そのときの感想は?」

斉藤「あはは、あれですか、俺もびっくりしましたよ、リナってこんな女の子だったのかって。」

西川「私も、リナはこんな大胆な方法で男を惑わすのか〜って、リナとゆう子の以外な側面をみましたね、映像を見ながら声あてるときは、なるべくセクシーに色気をだして、とかいわれるんで、そうゆう意識でやりました。」

斉藤「現場の霧島さんのセクシーさにはスタッフもみんな見入ってました。」

西川「私には、あんなことはできないな〜って、正直思いましたね。」

斉藤「そうゆう意味では霧島さんは、やるときはやる子なんで、すごいなって思いますね。」

 

司会「ロキについてはどうでしょうか。」

斉藤「ロキは、冷静沈着、とにかくなに考えてるかわかんない奴なんです、男としていけすかない奴ですね。」

西川「でも、かっこいい、二枚目だし、スタジオ収録のときにあったけど、すごいかっこよかったです。」

斉藤「ホストにいそうだし、十分通用するな。」

司会「そうですか、今後のロキはどのような展開になるんですか?」

斉藤「うーん、今のとこは、それほどいえないんです、ただ、ストーリーにおおきくかかわるといったとこでしょうか。」

 

司会「そうですか、これからの展開が非常に楽しみですね、本日はお二人ともどうもありがとうございました。」

斉藤「いえいえ、こちらこそありがとうございます。」

西川「たいしたお話もできずに、すみません。」

 

司会「それではみなさん、次回があればお会いしましょう、さようなら。」