白バイについて  

 小さい時はその存在に憧れて、免許を取ってからはその存在が脅威となる白バイ・・・
 ここでは交通取り締まりの中心的存在である白バイについてちょこっとページを作ってみました。
 
  1.白バイの所属
 
   白バイの殆どが各警察本部で「交通部交通機動隊」に所属しています。
   警視庁や神奈川県警では所轄警察署に所属するものもありますが、基本的に交通機動隊と
   思って間違いは無いかと思います。



  2.取り締まり
 
   その機動性を生かして、交通取り締まりではメインとなっていると言って過言では無いでしょう。
   どちらかと言えば覆面パトカーは補助的に使っている様な感じがします。



  3.訓練

   彼らの運転技術は非常に高度です、自分の操っている車両を完全に乗りこなしています。
   それは交通機動隊配属からずっと行っている訓練の賜物だと私は思っています。
   一般ドライバー(ライダー)で自分の運転を巧いと思っている、または巧いと人から言われたことがある方は
   多数おられると思いますが、彼らの訓練をみたら自分の運転は巧いだなんてきっと思わないでしょう。

   彼らの訓練は非常にハードです、訓練中転倒すればペナルティでクソ重たい白バイを押して坂道を登る(&腕立て)。
   転倒が怖くてアクセルを開けられなかったらペナルティでクソ重たい白バイを押して坂道を登る(&腕立て)。
   と、体育会系の様なハードな訓練を勝ち抜いて来た精鋭達です、運転で彼らに勝とうと思っても無理でしょう。
   あと、一般ドライバーは教習所等で「免許を取るための技術」は習いますが、極限状態の運転については
   全く習わないし、免許取得後は「ただダラダラ乗るだけ」ってのが多いので交機隊員と同列に並べられないですね。



  4.車両

   圧倒的にホンダのVFRが多いです。
   警視庁でヤマハのFZ750P、千葉県警でスズキGSF1200P等の車両がありますが
   基本的にVFRが一番多いです。


    RC35白バイ 
VFR750P 一昔前の主流です。


    猫目のRC49白バイ 
VFR800P 現在の主流です。。



  5.気になるメーター&ハンドルスイッチ周辺

   捕まった時くらいしか見る機会がない(笑)白バイのメーターとスイッチ周辺です。
   昔のだったらスピードメーターが二つ並んでいるだけだったのですが、CBXホライゾンからVFRに
   変わる過渡期にデジタルメーターに変わりました。

白バイ用ストップメーター  これが白バイのメーターまわりです。
 違反した時くらいした見ないでしょうね(笑)

 大きく分けて三つのグループになっています。
 両サイドのグループが各警告灯、真ん中が速度計等ですね。

 真ん中のグループが縦に三つのグループに更に分かれているのがわかると思いますが・・・

 左から縦に、
  速度計(白バイ)、時計
  速度計(違反車)、トリップメーター
  燃料計、ギアポジション、タコメーター

 メーター下のホンダマークの所は、測定速度のプリンターになっています。

 ちなみに、イグニッションをオンにすると真ん中の速度計が180を表示します。

白バイのハンドルスイッチ  ハンドルスイッチの配列は一般車と違って特殊になってます。

 ミラーの付け根にあるスイッチはバイク乗りの方ならご存じだと思いますが「キルスイッチ」です。

 その下の水平に動くスイッチが禁断のスイッチです(爆)
 ポジションが左から「●、P、M、S」と成ってるのですが
 「●」オフ、「P」パトライト、「M」メーター作動、「S」サイレン吹鳴
 速度違反で止められた時はこのスイッチを●にすると・・・(謎)

 メータースイッチの下にある縦のスイッチはサイレン用です。
 その下の赤丸ボタンはセルモーター用、その左側はマイク用なんですが無線か拡声器かは失念しましたm(_~_)m