自分はこのチームに入って26年目を迎えます。
かなり長老のおっさんです。私が入ったのはまだ駆け出しの2年目の頃。とにかく上しかない状況です、なんせ最下位のスタートなのですから。
そんな状況の中で日本一と言われてもピンと来ません。
なぜ日本一?
まだまだでしょ??
そんな状況で創立者たちは必死に練習する毎日。
私はモチベーションを保てずくじけそうな毎日でした。私をそんなモチベーションから救った人物は今でも鮮明にはっきり言えます。
亀龍信二。
彼はなんとも破天荒な性格でまっすぐ。自分が信じたら誰の言うことも聞かない。
常に仲間を信じて夜な夜なかけづり回っていました。
そんな時に私が仕事に追われチームを去りたいと他のメンバーに告白した時ラグビーの話もせずに釣りに行ってくれました。
それが、きっと自分を引きとめようとしていることはわかりました。
だってこの時期にわかりやすいでしょ。
どうしようかと迷いました。
でも自分のために声をかけてくれた彼の誠意を信じてもう少し頑張ってみようと思った日なのは忘れません。それから彼はまだまだ1開戦ボーイの新人ラガー、一人一人に仲間のために自分ができることを惜しみなく提供しました。
遊びに行ったり、愚痴聞いたり・・・色々色々色々。まずは人間関係。それからラグビー。彼はまもなくして最高の仲間を作り、最強のフォワードを作ったのです。
武器は絆と、仲間を決して見捨てない。文章にすると臭いのですが、事実です。
そのメンバーは最強でした。一人一人はそりゃ弱いのですよ。日の目を見ていないメンバーの寄せ集めですから。それを結束力では埼玉県でナンバーワンにした彼の魅力文章では伝えられない。それから2年くらい経った頃。
ブルーソックスは常に決勝進出。
最強フォワードとして君臨します。

実は信二は最強フォワードを作りたかったのではありません。
チームを存続するか否かの時に伊藤浩二という若手のバックスがチームのキャプテンに名乗りをあげました。自分がブルーを引っ張りますと。まだまだのひよっこの言葉に当時、体もボロボロで引退を考えていた信二をこのひよっこを男にすると決意したそうです。
浩二がバックスなら自分はそれを支える最強フォワードを作ると。

それから色々もめたよ。
喧嘩もした
ついてこられないメンバーもいっぱいいた。
周りからは気狂いだと言われたくらい練習したし、なんせミーティングは夜中の12時から2時回ることもしばしば。納得いくまでミーティングは続いた。
でも・・・結果仲間を信じて埼玉で一番になった。この時に日本一とは、努力すればきっとたどり着くと信じた。と言うか疑わなかった。続けてよかったと思った。
そん時の笑顔は最高だったなあ。

自分はもう現役は退いていましが今でも最高の日だったことを覚えています。自分が今の若手に伝えたいのは一つです。一生付き合える仲間を自分で作れ。訳あってラグビーやめても付き合えて、辛い時に助け合える絆を作れ一緒に腹から笑える仲間を作れ

強いか?弱いか?
そりゃ強い方がいいに決まってるじゃん。

でもそれは二の次。結果は努力したら必ずついて来るし結果はでた。
自分はそれを見て来たメンバーだから後輩にそれを伝えたい。まだまだ人間関係が努力不足でしょと。だから弱いんだ。ラグビーは技術だけではない。人間の絆がものを言うんだ!