暗黒の大広間
不気味な洋館から逃げ出せ
1. ゲームセットアップ
 /join コマンドでゲームに参加することができます。 2-7人のプレイヤーが揃ったところで、 /start コマンドを入力するとゲームが始まります。 ゲームツールを使用すれば、ボタンクリックでコマンド入力と同様のことが行えます。
[オプション]
コマンド 意味 推奨度
dmaufbau 配置マニュアル設定

→タイルチェッカー(IE6のみ動作確認)
2. ゲーム概観(目的)
 どういうわけか怪しげな館に紛れ込んでしまったようです。この中にモンスターが徘徊しているもようです。
 あなたは、自分のタイルをモンスターに捕まることなく、無事、館から脱出するように導いてください。
 モンスターの動きのクセをつかんで、うまいこと脱出させましょう。
3. ゲームコンポーネント(画面/タイル構成)
1.プレイヤー情報
 参加者名と、そのプレイヤーの担当する色の表示します。
 このラウンドのスタートプレイヤーは、名前の左側に"S"の文字がつきます。また、手番プレイヤーには”*”印がつきます。
2.モンスター移動タイル
3.プレイインフォメーション
4.血の池
5.石ブロック
6.モンスター
7.スタート位置
8.出口
9.脱出済みプレイヤータイル
 各プレイヤーはゲームの参加者数に応じて3個もしくは4個のタイルを持ちます。
 ・2−4人プレイ時:各プレイヤー4個のタイルを使用。各タイルの数字は(6/1,4/3,3/4,2/5)。
 ・5−7人プレイ時:各プレイヤー3個のタイルを使用。各タイルの数字は(6/1,3/4,2/5)。
 コマは自分の色に塗り分けられています。(裏面は自分の色+黒色になっています)
 タイルは表と裏がありそれぞれ数字が書かれており、この数字がそのタイルの移動力を表します。タイルは一回の移動ごとに表と裏が入れ替わります。1-6のタイルの場合、今回6マス移動したら次は1マスの移動となります。
 モンスターの移動距離は、ランダムな順番でめくられるモンスター移動タイルによって決まります。
 モンスター移動タイルの中身は次の8枚です。 : 5,7,7,8,8,10,X,XX
 [X]はプレイヤーのタイルを1つ捕まえるまで移動、[XX]はプレイヤーのタイルを2つ捕まえるまで移動することをあらわします。
ただし、20マス移動したならば規定の数のタイルを捕まえてなくても、その場で移動を終えます。
4. プレイ
 ゲームは進行に応じて2つ段階に分かれます。
 第一段階はモンスターが7枚移動し終えるるまでです。ここまではプレイヤータイルがモンスターにつかまっても、そのタイルはスタート位置に復活します。
 モンスターの7回目の移動が完了した時点で第一段階終了となり第2段階に移行します。なお、このとき余っている8枚目のモンスター移動タイルは使用せずあらためてシャッフルして重ねておきます(次のラウンド以降、ふたたび1枚ずつめくる)。

 ゲームは終了まで、ラウンドを繰り返し行います。ラウンドは
 ・プレイヤータイルの移動
 ・モンスターの移動
 の順で行います。
プレイヤータイルの移動:
 スタートプレイヤーから順番にタイルを動かしていきます。1つのタイルを動かしたら、次のプレイヤーがタイルを動かします。
 一回のラウンドでは動かすタイルの数は、以下のようになります。
  最初のラウンド :各プレイヤー2つのプレイヤータイルを移動
  2ラウンド目以降:全てのタイルを移動

 タイルは現在表を向いている面に書かれている数字分だけ移動できます。

 移動させるタイルをクリックで選択します。
 まだ、登場してないタイル動かすときは、プレイヤー情報の下にあるタイルをクリックします。こうすると白枠がスタートマスの脇にあらわれ、この位置からスタートすることを示します。
(参考:タイルの選択では、やや上側をクリックすると良いようです)

 続いて、移動する順路のマスを順番にクリックしていきます。

 移動数は書かれている数字分を全てを使わなくてもかまいません。
 (このラウンドでは、1歩も動かないという選択もできます)

 指定した移動ルートでよいならば[OK]ボタンをクリックします。
 指定を取り消してやり直したいときは[Abbrech]ボタンをクリックします。

 [OK]をクリックしたときにビープ音がなり移動を開始しないときは、何らかの動作不可能なルートを指定しているか、移動マス数がオーバーしているかです。
 確認して正しいルートを指定してください。




 プレイヤータイル移動のルール:
・タイルはタテ/ヨコに移動。(ナナメに直接移動することはできません。)
・プレイヤータイルは他のプレイヤータイルのいるマスを通過することは可能。
・プレイヤータイルが移動を終えるマスは空きでなければならない。
・プレイヤータイルはモンスターのいるマスを通過することはできない。
・プレイヤータイルのいくマスに石ブロックがある場合、その先が空いているならば石ブロックを押すことができる。(*1)
・血の池のマスに入ったときは、1マス分移動で対岸までスライドする。血の池の途中で止まること、および、向きを変えることは出来ない。
 対岸に石ブロックがあるときはルールに従って移動。
 対岸に他のプレイヤータイルがある場合、余っている移動力を使ってほかのマスに移動しなければならない
 対岸に他のプレイヤータイルがありそこで移動が終わってしまう場合は、血の池のマスには入れない
 (特殊ケース)血の池のマスには、基本的には何ものも留まることができません。ただし、石ブロックを血の池のマスに押し出し、対岸になにかがあるときに限り、血の池に押し出された石ブロックはスライド先の最後の血の池のマスにとどまります。

(*1)館の出口のマスに石が移動したときは、その石は消滅します。

 プレイヤータイルの脱出は、出口(左上)のマスに到達しさらにもう1マス移動することで達成します。
 脱出に成功したタイルは、もう、モンスターに脅かされることはありません。
モンスターの移動:
 プレイヤータイルの移動が終わったらモンスターの移動が始まります。
 モンスターは、最初、所定のスタート位置に右向きに配置されています。

 モンスターの移動距離は、モンスター移動タイルによって決まります。
 ラウンドごとにタイルを1枚めくり、その数だけ進みます。
 モンスター移動タイルの中身は次の8枚です。 : 5,7,7,8,8,10,X,XX
 [X]はプレイヤーのタイルを1つ捕まえるまで移動、[XX]はプレイヤーのタイルを2つ捕まえるまで移動することをあらわします。
ただし、20マス移動したならば規定の数のタイルを捕まえてなくても、その場で移動を終えます。
 なお、ゲーム開始後の最初のモンスターの移動では、X,XXのタイルでないことが約束されています。

 モンスター移動カードは画面右上に表示されます。左図の左側は、まだ、めくられていないモンスター移動タイルの枚数で、右側にはこのラウンドにめくられたタイルが表示されます。




 モンスターの移動では次のルールに従ってすすめます。
・進行方向正面、および左右を見てプレイヤータイルが居ないか確認する。(石の陰になっているタイルは見えない)
 (*)後は見ません。
・プレイヤータイルを見つけたときは その方向に向きを変更。
 複数のプレイヤータイルを見つけたときは、より、近い位置にいるプレイヤータイルに向かっていきます。
 複数のプレイヤータイルが同じ距離にいるときは現在の進行方向を維持します。これは左右にタイル見つけ時にも当てはまります。
 たとえ、正面にプレイヤータイルが無くても、左右に見つけたタイルが等距離だった場合はそのまま向きを変えません。(これは回避のための重要なテクニックの一つになりえます)
・プレイヤータイルが見つけれらなかったときは、現在の向きのまま維持。
・前進。
 これを、一歩進めるごとに繰り返します。ですので、あるプレイヤータイルに向かっている途中でより近い目標を見つけたときは、そちらが新たなターゲットになったりします。
 そして、最後の一歩を進めた後でもう一度進行方向正面および左右を見て、プレイヤータイルを見つけたならば向きを変えて移動終了となります。

 モンスターがプレイヤータイルのいるマスに入ったとき、そのプレイヤータイルは捕まったことになります。第一段階であれば、そのタイルは入り口の前に戻されます。第二段階であれば、ゲームから除外されます。

 モンスターの移動補足:
 ・血の池のマスは、プレイヤータイルと同様、1マス分の移動で対岸までスライドします。
 ・進行先に石ブロックがあるときは、その石ブロックを押して進みます。
  石ブロックの先にさらに石ブロックがあったり、あるいはプレイヤータイルがいるときでも、それらをまとめて押してしまいます。
  モンスターに押された結果ボード外に出された石ブロックは、ゲームから除外します。
  モンスターに押された結果ボード外に出されたプレイヤータイルは、捕まったもの同じ扱いになります。
 ・モンスターが壁に達したとき、その壁に書かれている「文字」と同じもう一方の壁から再登場します。(向きは維持します)
  よく見ると、壁にはA−Zおよび☆の文字がかかれており、それぞれの文字の壁が2箇所ずつあります。
モンスター移動の例:
 上図で、モンスターの移動の例を解説します。(移動距離10のモンスター移動タイルを引いたものとします)
 まず、進行方向左側 赤1のプレイヤータイルを見つけたためそちらに向きを変え一歩前進します。
 一歩進めた位置で前、右、左を見ると、正面5マス先に赤1のタイル、左4マス先に黄4のタイルが見えます。(右の赤5は石の影で見えない)黄1が近いためそちらに向きを変え前進します。
 血の池のマスはルールに従って1移動でスライドします。
 黄1のタイルを捕まえます。
 何も見つからないままQの文字が書かれた壁に到達したため、左下側のQの文字の書かれたところから再登場します。
 なにも見つからないまま前進します。
 血の池をスライドします。1マス分の移動で対岸まですべるため、血の池移動中の左側にみえる赤1のタイルは見つかりません。
 10マス目の移動後、左に黄4のタイルを見つけたため、そちらに向きを変えて移動終了となります。
6. ゲーム終了
 いずれかプレイヤーが、自分のコマのうち1つを除いて全て脱出させたとき(2−4人ゲームなら3個、5−7人ゲームなら2個)ゲーム終了となり、そのプレイヤーの勝ちとなります。BSWのルールでは、だれかが勝利条件を満たしてもそのラウンドの最後までゲームを続けます。複数のプレイヤーが勝利条件を満たしたときは、先に、勝利条件を達成したプレイヤーの勝ちとなります。

 また第2段階に入り、
 ・全てのプレイヤータイルがボード上から除外された
 ・モンスターが7回移動した
 時点でもゲーム終了となります。この場合、最も多くのプレイヤータイルを脱出させたプレイヤーの勝ちとなります。(同数の場合は、先に最後のプレイヤータイルを脱出させたプレイヤー、つまり最高数に先に達したプレイヤーの勝ちとなります。
7. オプション
ゲーム数設定: 書式 /option dmaufbau
 11個の石、2x2の血の池、および4x1の血の池の初期配置をプレイヤーが設定します。
 ゲーム開始時、画面上方に愛知するアイテムが並んでますので、スターとプレイヤーから順番に1つずつ配置するものクリックで選んび、さらに配置する位置をクリックします。
 初期配置では次の制約があります。
 ・スタートおよびゴールから3マス以内には配置できません。
 ・血の池は、スタートから8マス以内には配置できません。
 ・血の池同士を隣接させることはできません。
 ・血の池を壁に隣接させることはできません。
作成:BlueBear →タイルチェッカー(IE6のみ動作確認)
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