イントリーゲ- オンラインガイド/ルール
ゲーム開始
/join コマンドでゲームに参加することができます。4-5人のプレイヤーが揃ったところで、/startコマンドを入力するとゲームが始まります。ゲームツールを使用すればボタンクリックで同様のことが行えます。
各プレイヤーは庭付きの邸宅と、10人の顧問(5つの役職が2人づつ)を所有します。
プレイ
各プレイヤーは、手番となった時に次の3つのアクションを行います。
- 収入を得る
- 顧問コマの雇用:他のプレイヤーが送り込んできた顧問に仕事を割り当て
- 顧問コマの派遣
収入
まず、手番の最初に収入を得ます。他のプレイヤーの邸宅に送り込み仕事を与えられているそれぞれの顧問に対して、その顧問が置かれている場所に書かれている額を受け取ります。収入は、コンピュータのほうで自動的に処理します。
注:この収入は邸宅のオーナーから支払われるのではなく、銀行から払われます。
あなたは自分の手持ち現金についてはいつでも見ることができますが、他のプレイヤーの手持ち現金は見ることができません。
(最初の手番では、まだ、他のプレイヤーの邸宅で職についている顧問はいないので収入はありません)
顧問コマの雇用
続いて、仕事の割り振りを行います。自分の邸宅に送り込まれた全ての他のプレイヤーの顧問に対して、仕事を与えなければなりません(競合が発生したした場合を除く)。どれくらいの収入の職につけるかをあなたが決定します。ここで賄賂が飛び交います。あなたの邸宅に顧問を送り込んだプレイヤーは、より高い収入の職につくことを求めて賄賂を提示します。賄賂はあくまでも送り込んだ側からの心づけです。高額の賄賂が、高い収入の職を獲得する保障とはなりません。
'+'ボタンで、賄賂の額を上げていきます。
注:このボタンは非常に敏感で、しかも、一度上げた額を戻すことはできません。
[OK]ボタンのクリックで賄賂の額を決定となります。
賄賂の額は10,000デュカを最低価格として、10,000デュカ単位で増額していきます。それぞれの顧問の賄賂の額が定まったら、邸宅のオーナー(つまり手番のあなた)は、どの顧問にどの収入額の職を与えるかを決定します。5つに分かれている邸宅のセクションのうちのどこかにドラグ&ドロップで顧問を移動させます。各セクションには、ひとつの顧問のコマしか置けません。
あなたは、賄賂とともに説得を試みたり、不利に扱ったときの報復をほのめかしたり、同盟を申し出たりしたいかもしれません。その辺は自由に論議を展開してください。なお、自分の口から出た言葉を守る必要は、(ゲーム展開上はともかくとして)ルール的には全くありません。交渉が出たところで、全ての決定権は邸宅の持ち主にあります。左図の例では、白のプレイヤーはより高い賄賂を払いました
そこで邸宅の持ち主である赤のプレイヤーは50,000デュカの収入があるセクションに白の顧問を配置しました。
もし、まだ、あなたがその家のセクション/庭に顧問を送り込んでないならば、新たに顧問を送ることで、その邸宅で同じくらいの収入の職につけることが期待できるかもしれません。
競合
1つの邸宅の中では、同じ役割の顧問は1人しか存在することができます。同じ役割をもつ顧問が2人(つ)以上集まったときに競合が発生します。
まず、競合の発生してない役割の顧問について議論したのち、競合の発生している顧問について議論します。
配置の決まっていない役割
ゲームの序盤などでは、自分の邸宅にはまだ置かれていない役割の顧問が送り込まれてくることもあるでしょう。この場合は、空いているセクションのどこかに配置することになります。
左図のケースでは、まだ、配置の決まってない役割の顧問が庭(待機中)で競合しています。この場合は、単純にどちらの色の顧問をどこに置くかだけの問題です。
先に送り込まれた顧問から賄賂額を決定します。各顧問の賄賂額が決まったら、邸宅のオーナーは配置したい色の顧問コマをドラグ&ドロップで移動させます。設定した額の賄賂はプレイヤー間を行き来します。選ばれなかった顧問コマはゲームから除外されます。
既に配置されている役割の競合
より多くの頻度で競合が発生するパターンは、既に邸内のセクションに配置されている顧問と同じ役割の顧問が送り込まれることです。
この場合は、まず、邸内に配置されていた顧問から、その職にとどまり続けることを求めて賄賂の額を決定します。続けて、新たに送り込まれた顧問の賄賂額を決定します。邸宅のオーナーは、どの顧問に職を与えるかを決定します。選ばれなかった顧問コマはゲームから除外されます。
新たに送り込まれた(現在、庭で待機している)顧問を職につけたい場合は、単純にそのコマをドラグ&ドロップで同種の役割の顧問コマが居たセクションに移動します。以前に配置されていた顧問コマはゲームから除外されます。
もし、既に配置されている顧問コマを、そのまま残したい場合は、新たに送り込まれた(現在、庭で待機している)顧問コマを邸宅の背景にドラグ&ドロップで移動して追い出します。(左図、参照)
もし、複数の競合が発生している場合は、より収入の高いほうから解決していきます。
顧問コマの派遣
手番の最後のアクションは、職を求めて2つの顧問コマを他の邸宅(の庭)に送り込みます。どの役割の顧問コマを送るかはプレイヤーが選択します。顧問コマの送り込み先は、異なる邸宅でなければいけません。
画面上方に並んでいる顧問コマのうち送り込みたい役割の顧問コマを、画面右側の送り込みたい邸宅の庭にドラグ&ドロップで移動します。職に就けるかどうかは、その邸宅のプレイヤーの手番で決められますので、それまで待機します。
顧問コマを自分の邸宅に送ることはできません!
他には何の制約もありません。顧問コマを各プレイヤーの邸宅に均等に振り分けなければならないということもありません。数ラウンドに渡って、誰かのプレイヤーの庭には最高4人の顧問コマがひしめき合っていることもあります!
同じ役割の顧問コマを同じ邸宅に送り込んでも、2人ともがとどまることはできません。(たとえ同色でも競合になります)
6ラウンドおよび最終ラウンド(ゲーム終了時の収入)は既に手元の顧問コマは出払っているはずなので、顧問コマの派遣は行いません。
アクション指示表示
画面上方で、現在行うべきアクションをあらわします。顧問コマの派遣: ARMisticeが顧問コマの派遣をする場面です
顧問コマの雇用:SAMが自分の邸宅に顧問コマを配置する場面です
賄賂額の設定:ARMisticeが賄賂の額を決める場面です
待機:Fredは自分が何らかのアクションを起こす場面になるまで待ちます
上記のように、プレイヤー名の表示色と画像で、次に誰が何をするべきかを示します。
- 黄色のプレイヤー名表示:現在の手番プレイヤー
- 青色のプレイヤー名表示:賄賂額を設定するプレイヤー
- グレーのプレイヤー名表示:待機
ゲームの終了
6ラウンドを終えるとゲーム終了となります。ゲーム終了時、各プレイヤーはもう一度収入を得ます。
手持ち現金のもっとも多いプレイヤーの勝ちとなります。