マニトゥ
酋長も女には弱いようだ・・・

1. ゲームセットアップ

/join コマンドでゲームに参加することができます。 2-4人のプレイヤーが揃ったところで、 /start コマンドを入力するとゲームが始まります。 ゲームツールを使用すれば、ボタンクリックでコマンド入力と同様のことが行えます。

2. ゲーム概観(舞台設定と目的)

 アメリカインディアンの部族間における狩猟場での影響力を争います。

 部族を代表したメンバで狩り場に赴きます。狩り場では、ハンターでバッファローを狩ってポイントを稼ぐか、部族間の争いで勝利を収める英雄となってポイントを稼ぎます。

3. ゲームコンポーネント
 a. 手札

 各プレイヤーはゲーム開始時に21枚のカードを持ちます。
 カードは11枚のハンターカード10 枚の英雄カードという内容です。数字の書かれているのがハンターカードで1-10まであります(5が2枚あります)。英雄カードは5種類が各2枚ずつあります。

 英雄カードの内容は、左から、酋長、呪い師、(雨乞い)祈祷師、見張り、女人の5つです。
 b. バッファローカード
バッファローカード(大)

バッファローカード(小)
 ラウンドごとに場には3枚のバッファローカードが狩り場として置かれます。バッファローカードにはそれぞれことなる数字が記されています。 プレイヤーは自分の手番になったら、手札から1枚をいずれかのバッファーローにカードのもとに出していきます。

 バッファローカードには(大)(小)の2種類があります。
 バッファローカード(大)には2つの数字が、バッファローカード(小)には1つの数字が記されています。

 場に出されるバッファローカードの(大)(小)の組合せはプレイヤー数によって異なり、
 プレイヤー数が2,3の時は(大)1枚、(小)2枚
 プレイヤー数が4の時は(大)2枚、(小)1枚
 をラウンドごとに使用します。

 ハンターカード(数字のカード)は、バッファローカードに書かれている数字を得点として取りにいくカードです。
 ハンターカードの数字の合計の一番多いプレイヤーが大きい数字の得点を、(バッファローカード(大)の場合)二番目に多いプレイヤーが小さい数字の得点を取ります。

 (注)ハンターカードの数字を一番多く出したプレイヤーにはペナルティがあります。(「5. スコア」参照)

 c. 英雄

 得点を獲得するもう一つの方法は、英雄カードで狩り場での部族間争いに勝ち抜くことです。現時点で勝ち残っている英雄カードにはプレイヤーの色で表示され、敗退した英雄カードはグレーとなります。
 左の例では緑のプレイヤーの(雨乞い)祈祷師()を打ち破った赤の呪い師()が現在の勝ち残りです。

 最後まで勝ち残ると、他プレイヤーがその狩り場に出したカード1枚につき1点を獲得します。部族間の争いに敗れた狩り場に出したカードは捕虜として捕らえられゲームから除外します。
 左の例でラウンド終了を迎えた場合、赤は英雄カードで3点を獲得し、緑の8のハンターカードと(雨乞い)祈祷師、青の10のハンターカードはゲームから除外され緑、青のプレイヤーの手元には戻りません。
(バッファローの得点は英雄カードの結果に関係なく集計され、左の例では10を出した青に12点入ります)

 画面の右側に書かれている表は、英雄カードの強弱の関係をあらわしています。

 5種類の英雄が列の真ん中に配置されています。その英雄は、上側に表示されている英雄に負け、下の列に表示されている英雄に勝ちます。
 例えば、一番左の列で酋長()の強弱の関係をみると、酋長は、呪い師()・(雨乞い)祈祷師()・見張り()に勝ち、女人()に負けます。

 現在勝ち残っている英雄カードと同じカードを出した場合、両者相打ちとなり、勝ち残りはいなくなります。

 強弱の関係を、簡潔にまとめると2重のジャンケン構造になっています。
 見張り()は呪い師()に勝ち、呪い師()は(雨乞い)祈祷師()に勝ち、(雨乞い)祈祷師()は見張り()に勝ちます。そして、この3つを1つのグループとすると、酋長()はこのグループに勝ち、このグループは女人()に勝ち、女人()は酋長()に勝つという構図になっています。
 
4. プレイヤーの行動
ラウンドで使用する8枚を選択
8枚の山札から3枚が手札

手番表示

 ゲームは3ラウンド行います。
 ラウンド開始時、各プレイヤーはこのラウンドで使用するカードを8枚選択します。選択した8枚をシャッフルして山札とし、3枚を手札とします。自分の手番になったら、手札から1枚を3枚あるいずれかのバッファローカードに出します。出したいカードを出したいバッファローにドラグします。
 *:カードをクリックすると、そのガードが一番近いバッファローに出されてしまいます。
 その後、山札から1枚引いて手札に加えます。

 手番のプレイヤーには上段の名前のところに '*' が付きます。

 各プレイヤーが7枚カードを出したところでラウンド終了となります。(つまりラウンドの最初に選んだ8枚のうち1枚は使用しません)
 
 得点結果が出ている場面で各プレイヤーが画面の中をクリックすると次のラウンドに進みます。


<補強と犠牲>
 自分の英雄カードが勝ち残っている狩り場に、さらに、英雄カードを出して優位を補強することが出来ます。この場合、2枚とも勝ち残っている状態になります。
(左図 上)

 補強は1枚までです。つまり、2枚勝ち残っているところに、さらに英雄カードを出すことは出来ません。

 補強されて狩り場に対抗していくには、まず、勝ち残っている後から出された英雄カードをうち負かさなければなりません。
 この場合、相手の下側カード(敗れ去ったカード)はグレーになりますが、それに勝った自分のカードも犠牲となってグレーになります。従って、2枚勝ち残っていた状態から、先に出ていた方の1枚が勝ち残った状態になります。
 もし、勝ち残っている2枚の両方に勝てるカードを出したとしても、うち負かすのは下の1枚だけで、今、だしたカードは犠牲になります。
(左図 下参照)

 左の図は、緑のプレイヤーが見張り()で勝ち残っているところに、呪い師()を重ねて補強し(上図)、赤のプレイヤーが酋長()を犠牲にして、緑の呪い師()をI倒した(下図)ところです。

5. スコア

 それぞれのバッファローカードについて、ハンターカードの数字の合計値が一番大きいプレイヤーは高い方の点数を獲得します。そして、ハンターカードの合計が2番目に合計値大きいプレイヤーが低い方の点を獲得します。
 最後まで勝ち残った英雄カードを出したプレイヤーには、他のプレイヤーがその狩り場に出したカード1枚につき1点が入ります。
 左の例では、バッファローの得点として、赤のプレイヤーが13点、青のプレイヤーが3点を獲得します。そして、英雄カードで青のプレイヤーが9点を獲得しています。
 (それぞれの得点に、獲得したプレイヤーの色がついています。)

 最後に、各プレイヤーごとに3ヶ所に出したハンターカードの数字を合計して、一番大きかったプレイヤーには
-10点のペナルティがつきます。

[特殊ケース補足]

  • バッファローカード(大)に対して、1人のプレイヤーしかハンターカードを送らなかった場合、1人で大きい方と小さい方の両方の得点を獲得します。
  • ハンターカードの合計の一番多いプレイヤーが複数いた場合、そのバッファローからの得点は全員0点です。
6. ゲーム終了

 3ラウンドでゲーム終了となります。もっとも得点の多いプレイヤーが勝ちとなります。

7. オプション

 ありません。

作成:BlueBear

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