ストーンエイジ
石器時代の文化的な争い。 注)倒すべき恐竜や動物は出てきません
1. ゲームセットアップ
 /join コマンドでゲームに参加することができます。 2-4人のプレイヤーが揃ったところで、 /start コマンドを入力するとゲームが始まります。 ゲームツールを使用すれば、ボタンクリックでコマンド入力と同様のことが行えます。

カード/タイルリスト、文明カード詳細説明 → 補足・詳細説明ページへ
ゲームの進行の説明 → 「5.プレイ」へ
2. ゲーム概観(目的)
 石器時代には農業の始まりがあり、有用な材料を採取して家を作ることが始まっていました。
 装飾や道具作成など文明的な芽もみられます。しかしながら、食べていくことがまだまだ生活の中の大きなウェイト占めています。

 このゲームでは、各プレイヤーは1つの部族を担います。
 部族の食料を確保しつつ、資源を採取して家の建設や文明の獲得をしていきます。

 家の建設や文明の獲得に応じて点数が入ります。ゲーム終了時に最も点数の高いプレイヤーが勝ちとなります。
3. ゲームコンポーネント(画面 / カード構成)
a. 画面
1.ボード

 1.プレイヤー情報
 2.狩場 (食料獲得)
 3.森  (木材獲得)
 4.レンガ切り出し場 (レンガ獲得)
 5.石切り場 (石材獲得)
 6.川  (金獲得)
 7.畑  (農耕地獲得 → 毎ラウンド人間コマ1つ分の食料を賄う)
 8.工房 (道具獲得 → 食料/資源獲得アシスト)
 9.家  (人間コマ1つ増加)
 10.家タイル
  タイルの右上の数字はその山に何枚のタイルが重なっているかの枚数をあらわします。(一番上の見えているタイルを含む)
  上の図では、それぞれの山に7枚の家タイルがあります。(初期状態)
 11.文明カード
  一番左のカードのさらに左側の数字は文明カードの山札の残り枚数をあらわします。
  上の図では、山札の残りは32枚です。(初期状態)
(12. 行動インフォメーション)

 画面のプレイヤー情報のところにマウスカーソルを合わせたままにしておくと、プレイヤー情報のウィンドウが出てきます。
 この内容については、補足・詳細説明ページの「4.プレイヤー情報画面補足」で説明します。→補足・詳細説明ページへ


2.プレイヤー情報
 a.プレイヤー名
  文字の色はそのプレイヤーの担当する人間コマの色になります。
  手番プレイヤーには名前の左に’*’が付きます。
  このラウンドのスタートプレイヤーには名前にアンダーラインがつきます。
 b.手持ち資源
  左から順に 木材/レンガ/石材/金 の保有数をあらわします。
 c.獲得ポイント
 d.保有道具数および能力
 e.保有農耕地数
 f.配置済み人間コマ数/保有人間コマ数
 g.保有食料数
(3.小道具マーク)
 a.資源
:木材   :レンガ   :石材   :金  
:ジョーカー
 木材/レンガ/石材/金のいずれかの資源1つを意味します。
 家の建設、文明カードの獲得のためのコスト および 文明カード
からの資源獲得でこのマークが登場します。

 b.食料
  文明カードで食料を獲得するものがありますが、そのときは以下のマークが使われます。数の違いで3種類ありますが、全て食料です。
:木の実(食料1ヶ分) :キノコ(食料2ヶ分) :魚(食料5ヶ分)
b.建物タイル
 資源を使って家を建て点数を獲得するタイルです。

 タイルの下段に描かれている資源が建設に必要な資源です。指定の資源を消費し、タイルの左上に書かれている数字の点数を獲得します。
 左図の例では、レンガ、石材、金を1つずつ消費して15点を獲得します。
 左図のタイルは、使用する資源をプレイヤーが選択するタイルです。下段左側のジョーカーの上に書かれている数字が必要となる資源数です。また、下段右側の小さいジョーカーの数は組み合わせる資源の種類をあらわしています。この数より多くても少なくてもいけません。
 左図の例では3種類で5個の資源を消費して建設を行います。獲得する点数は使用した資源によって変動し、下記の配点の合計となります。
 木材:3点、レンガ:4点、石材:5点、金:6点
 左図のタイルは、使用する資源の種類とともに数も1〜7個のあいだでプレイヤーが選択します。組み合わせる資源の種類にも制約はありません。配点は上の建物タイルでの説明に準じます。
 従って最低点は木材1個の3点から、最高は金7個の42点です。
 建物タイルは全部で28枚あります。
c.文明カード
 文明カードは1枚で2つの効果を持ちます。ボードが描かれている部分を区切りに、その上段と下段で効果の内容が図示されています。

上段:
 文明カードを獲得したときに直ちに効果を発揮します。食料 / 資源 / 道具 / 農耕地 などを獲得します。

下段:
 ゲーム終了時に点数を獲得します。
 下段の図柄は、背景が緑地のものと砂地のものの2つに大別されます。

 個々の効果は補足・詳細ページで説明します。→別ウィンドウで開く

 文明カードは全部で36枚あります。
4. セットアップ
ゲームの準備として、以下のように配布/配置します。
 ・各プレイヤー人間コマ5個食料12個を保有します。
 ・文明タイルはボード右下の枠に1枚ずつ計4枚を表向きに置き、残りの32枚を山札として脇に置きます。
 ・建物タイル7枚ずつ4つの山に分け、ボードの左下の枠内におきます。
  なお、3人ゲームでは1つの山を、2人ゲームでは2つの山を撤収します。撤収した建物タイルはゲームに使用しません。
5. プレイ
 ゲームは終了条件を満たすまでラウンドを繰り返し行います。

 ラウンドは次の3つのフェーズで構成されます。
 ・フェーズ1:ボード上に人間コマの配置
 ・フェーズ2:人間コマの行動
 ・フェーズ3:ラウンド精算
フェーズ1:人間コマの配置
 スタートプレイヤーから順に手番となります。

 手番となったプレイヤーはボード上のいずれか1ヶ所に人間コマを配置します。
 配置を終えると次のプレイヤーに手番が移ります。最後のプレイヤーが手番を終えたら、また、スタートプレイヤーの手番になります。

 全プレイヤーが保有する全ての人間コマをボード上に配置するまでフェーズ1を続けます。
 所有している人間コマの違いや1回で配置する人間コマの数の違いにより、先に手持ちの人間コマが無くなったプレイヤーは、もうこのラウンドのフェーズ1での手番はありません。そのプレイヤーを除いて手番を回していきます。

人間コマ配置の操作方法:
 手番プレイヤーのボード上には左図のような緑の矢印が現れます。この矢印はマウスポインターにあわせてボード上を移動します。人間コマの配置は以下の手順で行います。
手順1:
 緑の矢印を人間コマを配置したい場所にあわせます。
手順2:

 マウスの左ボタンクリック配置する人間コマが1つ増えます。また、右ボタンクリック配置する人間コマの数が1つ減ります。これらの操作で配置したい人間コマの数に合わせます。
手順3:
 人間コマを1つ以上置いた状態で緑の矢印を別の場所に移動させると配置が確定します。
人間コマの配置場所:
 人間コマはボード上のの中に配置します。 
 畑 / 工房:
 畑 / 工房は1つのを持っていますので、先着1名のみ1個の人間コマを配置できます。

2・3人ゲーム特殊ルール
 2・3人ゲームでは、1ラウンド畑 / 工房 / 家の3ヶ所全てをに人間コマを配置することはできません。
 畑、工房、家のいずれか2ヶ所に人間コマを配置されたら、残りの一箇所はたとえが空いていても人間コマを配置することは出来ません。
 家:
 家は2つのを持っていますが、ここに配置ときは必ず2つの人間コマを置かなければなりません。従って、畑/工房と同様に先着1名のみ人間コマを配置できます。

2・3人ゲーム特殊ルール(上と同文掲載)
 2・3人ゲームでは、1ラウンド畑 / 工房 / 家の3ヶ所全てに人間コマを配置することはできません。
 畑、工房、家のいずれか2ヶ所に人間コマを配置されたら、残りの一箇所はたとえが空いていても人間コマを配置することは出来ません。
 資源獲得場: (森 / レンガ切り出し場 / 石切り場 / 川)
  森 / レンガ切り出し場 / 石切り場 / 川の資源を獲得できる場所は7つのがあります。1ラウンドで最大7つの人間コマが配置できることになります。 多くの人間コマを配置すればそれだけ多くの資源を獲得できる可能性が高くなります。
異なる手順での人間コマの追加禁止:
 (このラウンドの前の手番で)既に自分の人間コマを配置してしまっている場合は、たとえが空いていても新たに人間コマを追加配置することは出来ません。従って、森 / レンガ切り出し場 / 石切り場 / 川に人間コマを配置するときは、あらかじめ人間コマの配分を計画し、一回の手番で必要数を配置するようにしなければなりません。

2・3人ゲーム特殊ルール
 3人ゲームでは1ラウンドで1つの資源獲得場に人間コマを配置できるのは2人までです。
 2人ゲームでは1ラウンドで1つの資源獲得場に人間コマを配置できるのは1人までです。上限となるプレイヤーが1つの資源獲得場に人間コマを配置したあとでは、たとえが空いていても人間コマを配置することは出来ません。
  狩場:
 狩場は人間コマの配置できる場所ですが、この場所は人間コマの配置できる数に制限が無いため例外的にが置かれていません。既にいくつの人間コマがおかれていようと、また、何人のプレイヤーが人間コマを置いていようと制限無く置くことができます。

ただし、資源獲得場と同様に異なる手順での人間コマの追加禁止の制限があります。
  建物タイル / 文明カード:
 建物タイルや文明カードでは1枚につき1つのを持っていますので、それぞれのタイル/カードで先着1名が獲得の権利を持ちます。
フェーズ2:人間コマの行動
 スタートプレイヤーから順に手番をむかえます。

 手番となったプレイヤーは、ボード上に配置した全ての人間コマの行動を処理します。
 処理する順番にルールはありませんので、プレイヤーの望む順番で処理していきます。

行動処理場所の決定:
  手番プレイヤーのボード上には左図のような赤の矢印が現れます。この矢印はマウスポインターにあわせてボード上の自分の人間コマが配置されている場所を移動します。

 処理したい場所に赤の矢印をあわせてマウスの左クリックで決定します。
行動の効果:
 畑:
  保有する農耕地が1つがひとつ増えます。1人のプレイヤーが保有できる農耕地は10までです。
  今回獲得した農耕地は、このラウンドのフェーズ3:から直ちに稼動します。
 工房:
 道具を1つ獲得します。
 道具は最大3つまでしか持つことが出来ません。4つめの道具の獲得では1つの道具の能力が’2’になります。5つ目、6つ目では同様に能力’1’の道具が能力’2’になり、7つ目の道具の獲得では1つの道具の能力が’2’から’3’になります。
 1つの道具の能力は最大’4’まであがります。 (13個目以降の道具獲得は効果なしになります)

 それぞれの道具は1ラウンドで1回だけ使えます。逆に言えば、このラウンドで使用した道具でも、次のラウンドになればまた使用できるようになります。
 家:
  保有する人間コマが1つ増えます。1人のプレイヤーが保有できる人間コマ数は10までです。

 食料 / 資源の獲得: (狩場 / 森 / レンガ切り出し場 / 石切り場 / 川)
  配置した人間コマ1つにつき1〜6の目を持つ6面ダイス1個を振ります。ダイスの目の合計に対して
   食料:2、 木材:3、 レンガ:4、 石材:5、 金:6
  で割った数だけ、食料/資源を獲得します。(端数切捨て)

 狩場 / 森 / レンガ切り出し場 / 石切り場 / 川を処理する場所に選んだときは、自動的にダイスが振られた後、道具を使用すかどうかを決めるための左図のようなウィンドウが表示されます。
 a.保有道具 (このラウンドで使用済みの道具は数字が赤色になります)
 b.振ったダイスの目
 c.振ったダイスの目の合計 / 食料・資源に応じた割る数
 d.現時点での獲得数 右脇の小さい数字は端数。 背景は獲得の対象となってるもの

 道具を使用すれば、道具の能力(書かれている数字)分だけダイスの目を増やすことができます。使用する道具をクリックするとダイスの目の合計や獲得数が変化します。
 左図の例では、木材獲得において現在ダイスの目の合計が13で4個の木材が獲得できる状態です。
 ここで能力2の道具(もしくは能力1の道具2個)を使うとダイスの目の合計は15となり獲得数が5個になります。
 道具の使用(不使用)を決めた後[OK]ボタンをクリックするとダイスの目の決定となり目に応じた食料・資源を獲得します。
 注)道具を1つも持っていないときはこのウィンドウは表示されず、振ったダイスの目に応じて直ちに食料・資源の獲得となります。

  1つの食料・資源獲得の処理で道具をいくつでも使用することができます。
  (能力2以上の)道具は能力を分割して、2つ以上の資源獲得で使用することはできません。

 家タイル:
 要求されている資源を消費して家を建てます。
 家タイルの処理では、左図のようなウィンドウが表示されます。
 上段は保有している資源の数を表します。
 左下は要求されている資源を表します。

 家の建設を実行するときは、使用する資源を1つずつクリックしていきます。クリックすると保有資源の下側にクリックした資源が並んでいきます。
 建設に必要な資源が全て揃うと右下に[OK]ボタンが現れますので、選んだ資源で間違いなければ[OK]ボタンをクリックして確定します。
 家タイルに人間コマを置いたものの建設を行いたくない(行えない)ときは右下のボタンをクリックします。建設をしなかった家タイルはそのままボード上に残ります。
注)資源のいくつか選択し、かつ、要求されている資源に満たないときはボタンも[OK]ボタンも表示されていない状態になります。
 保有資源の下に並ぶ選択した資源をクリックすると選択キャンセルになり、全ての選択資源をキャンセルすると再びボタンがあらわれます。

 建設を行った家タイルは手元に保管しておきます。家タイルを獲得した山札では、直ちに次の家タイルをめくります。

 文明カード:
  文明カードの獲得にはボード上のカードの置かれている上に描かれているジョーカーマークの数であらわされています。すなわち、4列の左から順に 4個/3個/2個/1個 の資源を払わなければなりません。支払いに割り当てる資源は、木材/レンガ/石材/金のいずれを使用してもよく、また2種以上の資源を混ぜて支払っても構いません。
 文明カードの獲得では、左図のようなウィンドウが表示されます。
 上段は保有している資源の数を表します。
 左下のジョーカーマークは要求されている資源の数を表します。

 使用する資源を1つずつクリックしていきます。クリックすると保有資源の下側にクリックした資源が並んでいきます。
 獲得に必要な資源が全て揃うと右下に[OK]ボタンが現れますので、選んだ資源で間違いなければ[OK]ボタンをクリックして確定します。
 文明カードに人間コマを置いたものの獲得しない(できない)ときは右下のボタンをクリックします。獲得をしなかった文明カードはそのままボード上に残ります。

  文明カードを獲得したときは、カードの上段に図示されている効果を直ちに発動します。
  個々の効果は補足・詳細説明ページの「2.文明カード説明詳細 上段詳細説明:」で説明します。→別ウィンドウで開く
フェーズ3:ラウンド精算
食糧精算:
 スタートプレイヤーから順に食料の精算を行います。
 保有する人間コマの数だけ食料を消費します。ただし、農耕地を保有しているならば、農耕地の数の分だけはそちらからの収穫で賄われますので
  (消費する食料の数) = (保有する人間コマの数) − (保有する農耕地の数)
 の数だけ、食料を支払います。 なお、(保有する農耕地の数) が (保有する人間コマの数)より多くても手持ちの食料の保有数は増えません。
 食料の不足:
  もし保有している食料チップが消費すべき数に満たない場合は、以下のように処理します。
  1)まず、保有している食料を全て消費します。
  2)続いて、以下の2つのうちのいずれかの方法で不足分を補填します。
    ・資源1つを食料1つに換えて、不足分を補填します。
    ・獲得した得点10点を払って不足している分の食料を一括して補填します。

 食料が不足しているときは、左図のウィンドウが出ます。
 上段は保有している資源の数を表します。
 左下のジョーカーの数は不足している食料の数を表します。

 資源を食糧に換えて補填している場合は、不足分、使用する資源をクリックしていきます。
 不足数分資源をクリックすると右下のが[OK]ボタンに変わりますので、そのボタンをクリックします。

 得点10点を支払って食料を補填するときは、右下のボタンをクリックします。
 得点10点を支払うときは不足分を一括して補填します。不足する食料が1個でも10個でも支払う点数は一律10点です。不足分全てを補填しますので、保有している資源はそのまま手元に残すことが出来ます。
 ただし、得点10点の支払いは食料の消費よりも後なので、10点を支払ったとしても保有していた食料は全て無くなります。

文明カードの補充:
 このラウンドで何枚かの文明カードがいずれかのプレイヤーに獲得され、ボード上に表向きになっている文明カードが4枚未満になっている時は、山札から文明カードをめくって4枚が表向きになるようにします。
 まず、ボード上に残っている文明カードを右側のコストの安いほうへスライドします。その後、山札からめくったカードを空いているマスの右側から置いていきます。

上記の処理をした後でまだゲーム終了条件を満たしていないならば、スタートプレイヤーを次にプレイヤーに移動して次のラウンドに入ります。
6. ゲーム終了
 フェーズ3終了時、以下のいずれかの状態になっていればゲーム終了となり得点の計算を行います。
 ・建物タイルのいずれかの山が0枚になった
 ・文明カードの残り枚数が4枚未満となった(文明カードを4枚ボード上に並べることができなくなった)

 各プレイヤーの得点は、以下の点の総和になります。
 ・ゲーム終了時までに獲得した点数に
 ・ゲーム終了時に保有している資源1つにつき1点
 ・文明カードによる得点

 文明カードによる得点は補足・詳細説明ページの「2.文明カード説明詳細 下段詳細説明:」で説明します。→別ウィンドウで開く

 以上の計算でもっとも得点の高かったプレイヤーの勝ちとなります。
 同点の場合は以下の順で決定します。
 (1) 農耕地の数の多いプレイヤーの勝ち
 (2) (1)が同数の場合、道具の能力地の合計の多いプレイヤーの勝ち
 (3) (2)が同数の場合、人間コマの数のプレイヤーの勝ち

 注) BSWでは、(1)〜(3)の判定は行われず、点数が同点だった場合は両者勝ちとなるようです。(2008/5/10 現在)
7. オプション
ありません。
作成:BlueBear ストーンエイジ補足・詳細説明へ マルチユーザゲーム一覧に戻る