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1. ゲームセットアップ |
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/join コマンドでゲームに参加することができます。 3-5人のプレイヤーが揃ったところで、 /start コマンドを入力するとゲームが始まります。
ゲームツールを使用すれば、ボタンクリックでコマンド入力と同様のことが行えます。 | |
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2. ゲーム概観(目的) |
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ヴェネチアは、フン族やランバルトから逃れて、イタリアを越えて逃げてきた人たちが沼地や島に隠れるために建設されたものです。ヴェネチアの名前はVeneterの民族に由来します。
ボードはヘックス(6角形のマス)が集まった、いくつかの島で構成されています。
このゲームでは、プレイヤーは建築家となります。協会、宮殿、橋、広場、家を作って、運河の街の建設に参加します。建設に参加するとポイント獲得となりゴンドラが進みます。
ヴェネチアの運河のもっとも先までゴンドラを進めたプレイヤーの勝ちとなります。
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3. ゲームコンポーネント(カード構成/画面) |
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a.画面 |
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1:プレイヤー情報
名前と得点が枠の上側に表示されます。手番プレイヤーには '*' が付きます。
手札から出したカード(で、まだ、建設数に達していないカード)がその下に並べられます。
枠の右下は、手札の枚数が表示されます。
2:建築主表示
各タイプの建物の(現在の)建築主のプレイヤーを表示します。
3:運河
各プレイヤーの得点を示すゴンドラが、このルートに沿って進んでいきます。
4:建設カード
山札 および カードプール。ここから、手札の補充をします。
5:現金タイル
獲得した沼タイルと財宝タイルは裏面に現金となっています。マウスカーソルを合わせると獲得した現金が表示されます。
6:運河の終点
7:手札
手持ちの建設カードです。
手札は、重なって表示されているかもしれません。その場合は、左図の十字アイコンのドラグで横に拡げて表示することがでこいます。
8:アクション表示
現在とるべきアクションを表示します。また、次のアクションへの移るためのアイコンでもあります。
9:建物/財宝タイル残数
左から順に、教会、宮殿、橋、公園、家、そして財宝タイルの残り数を表します。 |
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b.建設カード |
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教会 |
宮殿 |
橋 |
公園 |
家 |
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10枚 |
8枚 |
8枚 |
8枚 |
8枚 |
各建物に対応して5種類の建設カードがあります。
カードの上側左右に書かれている数字は、その建物を建設するのに必要なカードの枚数です。例えば、「教会」の建設は、教会カードが4枚必要になります。
カードの中央(建物の絵柄の上側)に描かれているヘックスの集まりは、その建物を建設するのに必要な敷地です。教会を建てるならば、3角形の形状となっている3マス分の空きスペースが必要であることを示します。
宮殿および公園の建設に必要な空きスペースは、中央の色が変わっている部分で示されています。つまり、宮殿は、隣接する2つのマスが必要で、公園は1マスあれば建設可能です。※この2つの建物は、周辺の状況で点数が決まるので、こういう表現になっています。 |
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c.建物 |
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建物は、マップ上の空いているマスに建設していきます。既に他の建物があるマスや沼地には建設できません。建設敷地を確保するためには、沼を開拓(沼タイル獲得)していくことになるでしょう。
左図の材木の置かれいてるマスは、空きマスです。
橋の建設は、2つの島をつなぐように点線が描かれている場所にのみ建設できます。当然、点線で結ばれている両岸は、空きスペースになっていなければなりません。
建物 |
景観 |
軒数 |
マス数 |
ゴンドラの移動数(得点) |
教会 |
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5 |
3 |
7点 |
宮殿 |
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6 |
2 |
隣接するマスで、建物の建ってないマス1つにつき1点。
※沼タイルのあるマスも点数になります。 |
橋 |
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6 |
2 |
橋をかけた2つの島のうち、いずれか一方の島の中にある家1軒につき1点。
※どちらの島の家の数とするかは、建築主が選択する |
公園 |
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6 |
1 |
隣接するマスで、建物のあるマス1つにつき1点。
※建物の軒数ではなく、建物で埋まっているマスを数えます。沼タイルのますは得点にはなりません。 |
家 |
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19 |
1 |
1点 |
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d.金 |
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現金は、沼タイルもしくは財宝タイルを獲得することで入手できます。現金は5金で1点に変えることができます。この変換は、ゲーム中の自分の手番ならいつでも可能です。
※ ゲームの途中で変換しなければ、ゲーム終了時に自動的に変換されます。
沼タイル:
自分のターンでは、沼タイルを撤去し自分の手元に持つことができます。沼タイルの裏面は現金となっており、0〜2の数字がかかれています。
財宝タイル:
財宝タイルは、建物の建設に参加しており かつ その建物が自分のゴンドラが隣接している島に配置されたときに獲得できます。
財宝タイルの裏面は現金となっており、3〜6の数字がかかれています。
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4. セットアップ |
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ゲーム開始時、各プレイヤーは建設カードが3枚ランダムに配られます。
また、初期配置として、いくつかの建物がマップ上に配置されています。(場所は固定です) |
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5. プレイ |
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各プレイヤーは順番に手番をむかえます。
手番となったプレイヤーは、3つの行動を次の順番で行います。
●手札の建設カードを出す
●沼タイルを撤去
●建設カードを手札に補充
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●手札の建設カードを出す
手札から任意の枚数、種類のカードを場に出すことができます。
出したいカードをクリックで選択した後、アクション表示のアイコンをクリックします。
望むなら、一枚も出さなくてもかまいません。その場合は、ただちにこのアイコンをクリックします。
ただし各建物について、場全体でその建物の建設に必要な枚数を超えるように出すことはできません。
(例)教会は教会カードが4枚出されたときに建設されます。今、プレイヤーAが既に教会カードを2枚出し、プレイヤーBが既に教会カードを1枚出しているならは、教会カードはあと1枚しか出せません。
※ 枚数上限を超えて出せる唯一の例外として、一括での単独での建設があります。(後述)
建築主の判定:
建設カードを出したとき、場に出されているその建物カードの枚数を比べ、もし、一番多くの枚数を出しているならば、その建物の建築主となります。同数の場合は、建築主は変わりません。
現在の建築主は、マップの右上に表示されます。
(左図の例)
現在、BlueBearは宮殿を2枚出しており、宮殿の建築主となっています。宮殿は3枚で建設なので枚数で抜かれる可能性はなく、BlueBearが建築主となるでしょう。
教会は現在、BlueBearとMarloneが1枚ずつ出してますが、先に出していたMarlonega現在の建築主です。この後、BlueBearが先に教会カードを出せば建築主はBlueBearとなります。
橋は現在、AOIKUMAが建築主です。この後、他のプレイヤーが橋を2枚出せば、そのプレイヤーが建築主となり橋の建設となります。
公園は現在誰も出していないため、誰も建築主とはなっていません。
単独での建設:
ある建物に対して自分では一枚も場に出してないとき、建設に必要な枚数を一括して出す(例えば、教会カードを4枚まとめて出す)ことで、その建物を建てることができます。このときはその建物が場に何枚か出ていてもかまわず枚数上限の制約もうけません。
場に出されるその建物カードと建築主はそのままの状態で保留し、それとは別枠で、自分が建設主(参加者ナシ)となって1軒建てます。 |
建設:
それぞれの建物で建設に必要な枚数が場に出されたときは、その建物の配置を行います。
それぞれの建物で一番枚数の多く出したプレイヤー(同数の場合は、先出し優先)が建設主となります。また、1枚でもその建物カードを出しているプレイヤーは、その建物の建設の参加者となります。
建設となった建物の一覧が左図のように黄色の円で囲まれて表示されます。
中の色は建物の種類をあらわします。
上段の大きな字で書かれているプレイヤー名が建設主で、その下には、建設の参加者名が列挙されます。
左図の例では、[BlueBearが建設主の家]、[Marloneが建設主、BlueBear、AOIKUMAが参加者の教会]の建設が行われます。
手番プレイヤーが建設を行うものを順次クリックで決定します。
(注:この操作は建設するものが1つしかなくても行わなければなりません)
手番プレイヤーがクリックで建設するもの決定すると、手番プレイヤーと建設主に選んだものが赤丸で表示されます。
建設主が赤丸の建物をクリックすると建設を行えるようになります。
配置操作:
配置したい位置にマウスカーソルをあわせ、左ボタンクリックで決定となります。建物を向きが合わないときは右クリックで回転できます。
建築の無効:
建物で建設に必要な枚数が場に出されたとき、その建物をたてるだけの空きスペースが無いときは、場に出されたカードは無効となり捨てカードとなります。
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財宝タイルの分配:
建物の建設に参加し、その建物が建物が自分のゴンドラが隣接している島に配置されたならば、財宝タイルを獲得します。
※ 橋の建設では、渡された2つの島のうちのどちらか一方にでもゴンドラが隣接していれば財宝タイルを獲得できます
財宝タイルは、まず、建築主が獲得し、その後、建築主から時計回りで獲得の権利のあるプレイヤーが獲得します。
なお、、財宝タイルのストックがなくなったときは何ももらえません。
隣接判定の補足:
10/45のマスは、4つの島に隣接しています。
スタートマス、および、57以降のマスはどの島にも隣接していません。
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ゴンドラの移動(得点):
建築主および建設の参加者はゴンドラを移動させます。
建築主には、「3.ゲームコンポーネント」「c.建物」で示されている点数分だけゴンドラを前進させます。建設の参加者は、建築主の半分の点数(端数切捨て)分ゴンドラを前進させます。ゴンドラの前進は、まず、建築主が行い、その後、時計回りの順で建設の参加者がゴンドラを前進させます。
ゴンドラは(スタートマスを除き)1つの運河のマスに1つしか入れません。もし、他のゴンドラのいるマスに達したとき(あるいは通過するとき)は、そのマスは数えず飛ばして進めます。
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建設参加数の制限:
建設のアクションが終了したとき、プレイヤーの前には最大2種類のカードしか並べることができません。もし、2種類を超えてカードが並んでいる場合は、2種類になるようにいずれかのカードを破棄しなければなりません。 |
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●沼タイルを撤去
一回の手番で、最大、2枚の沼タイルを撤去し自分の手元に置きます。
望むならば、1枚だけでも、あるいは1枚も取らなくてもかまいません。
2枚取る前に沼タイルの獲得を終えるならば、このアクション表示のアイコンをクリックします。
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●建設カードを手札に補充
手番の最後に、手札を補充します。
手札の補充は次の2種類の方法があり、どちらか1つを選択して行います。
1.山札、もしくは、カードプール(表になっているカード)から1枚補充する
2.手札から1枚をカードプールに出し、カードプールと山札から任意の組み合わせで3枚補充する
1.の方法で補充するときは、欲しいカードをクリックで選択します。
2.の方法で補充するときは、カードプールに出す手札をクリックで選択してから、左図のアクション表示のアイコンをクリックします。補充は欲しいカードをクリックで選択します。
2.の方法を選ぶときは、次のルールに従っていなければなりません。
・プールカードに出すカードとして、既にプールカードに出されているもの同じもの選べません
・自分でプールカードに出したカードを、補充カードとして選択することはできません
・補充は、山札とプールカードから併せて3枚補充しますが、補充は、プールカードからの補充を先に行います
(山札から補充し、そのカードを見てからプールカードを選ぶということはできません)
・この方法を選ぶと手札が5枚を超えてしまうならば、この方法は選べません。(補充を2枚でやめるようなこともできません)
手番が終了したとき、プールカードが4枚になっているならば、全てのプールカードは捨て札となります。
手札の補充を終えると手番の終了となり、次のプレイヤーの手番となります。
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●現金の点数変換
自分の手番の最中であれば、いかなるタイミングでも自由に現金を点数に変換することができます。
変換レートは、現金5金で1点としゴンドラを1マス前進させます。
ボード左上の現金タイルにマウスカーソルをあわせると、獲得済みの現金が並んでいるウィンドウが表示されます。
ここから、使用する現金タイルをクリックして、ウィンドウ右下のアイコンをクリックすることで
現金が点数に返還されます。
点数への変換時おつりは出ませんので、5で割ったときに生じた端数は切り捨てられます。
使用したタイルのうち、沼タイルだったもの(0〜2のタイル)はゲームから除外されますが、財宝タイルだったもの(3〜6のタイル)は財宝タイルのストックに戻されます。 |
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6. ゲーム終了 |
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いずれかの建物のストックがなくなるか、いずれかのプレイヤーが60点に達したときにゲーム終了となります。
最後の手番プレイヤーの次のプレイヤーから順に、手持ちの現金を点数に替えていきます。最後に、手番プレイヤーが現金を点数にかえます。この結果、一番、先までゴンドラの進んでいるプレイヤーが勝ちとなります。 | |
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7.2人プレイ特別ルール |
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2人でプレイする場合は、3人目の仮想プレイヤー(Klaus-Jurgen)を登場させます。
仮想プレイヤーは、ゴンドラ、および手札を持ちません。
各プレイヤーは、自分の手番の前もしくは後で山札からカードを1枚引き、仮想プレイヤーの前に並べます。
これにより、建物の建設が発生したときには建設を行います。仮想プレイヤーが建築主となったときは、手番プレイヤーが変わりに配置を行います。
仮想プレイヤーの前に3種類の建物カード並んだときは、今引いたカードを捨てカードにします。
左図は3人目の仮想プレイヤーに建設カードを引かせるアイコンです。手番プレーヤーが手札から建設カードを出す前、および、(建設カードを出す前には3人目のカードを引かなかったときの)手札補充後にこのアイコンが出ます。
3人目のプレイヤーに建設カードを引かせたいタイミングでこのアイコンをクリックします。
手番開始前に3人目の仮想プレイヤーに建設カードを引かせず、さらに、手番終了後にも引かせたくない場合は、左図のアイコンをクリックします。 これを選んだときは、あなたの手番中では3人目の仮想プレイヤーはカードを1枚も引かないことになります。
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8. オプション |
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