インシュ - ガイド/ルール
ゲーム開始
/join コマンドでゲームに参加することができます。2人のプレイヤーが揃ったところで、/startコマンドを入力するとゲームが始まります。ゲームツールを使用すればボタンクリックで同様のことが行えます。
ゲームの目的
「インシュ」は2人専用ゲームです。基本的には白黒の石を使った5目並べです。ただし、、さらにリングを使うことによる、置き位置に制約や、既に置かれている石が白黒反転するといったアレンジが加わっています。
各プレイヤーはゲーム開始時に5つのリングを持ちます。ゲームはそれぞれプレイヤーが交互に手番となります。手番となったプレイヤーはリングを置いていきます。そこに自分の色の石を置いてリングを直線上の別の位置に移動させます。もし、同色の石が直線状に5つ並ぶと1点獲得となり、ボード上からリングを1つ外して得点マークとします。最初に3点獲得したプレイヤーの勝ちとなります。
配置と移動
ゲーム開始時、プレイヤーは交互に5つのリングを置いていきます。リングは線の交点に置きます。
(5つ全てのリングを盤上に出した後の)手番となったプレイヤーは、まず、盤上にある自分の色のリングのうちの1つを選びその中に自分の石を置きます。石を置いたリングは、盤上の白線の上を移動し他の空いている交点に移動しなければなりません。石を置くリングをクリックで選択し、その後ドラグで他の交点へ移動させます。
リングの移動については、以下のルールに従います。
- リングは、直線上に他の空いている交点に移動します。
- リングの移動では、他のリング上(自他両方のリングともに)を通過することはできません。
- リングは既に配置されている石の上を通過することができます。ただし、石の上を通過したときは、その次の最初の空き交点にリングを配置しなければなりません。
それぞれの石は表裏の2面があり、それぞれ、白と黒になっています。リングが石の上を通過したときは、石はひっくり返されます。 何色のリングが通過し、反転の結果が何色になろうとも、必ず、ひっくり返されます。(従って、自分のリングが通過することにより、相手の色になることもありえます)
配置された石は、色が変わることはあっても移動することはありません。
(ただし、後述の5連ができて盤上から石を除外するケースは除きます)
5連の完成 - リングの除外
もしプレイヤーが自分の石だけで5連を完成させたとき、その石はボード上から除外されます。そして、そのプレイヤーのリングをひとつボード上から除外します。どのリングを除外するかは、そのプレイヤーが選択します。
5連ができた時、その5つの石の取り方に複数の方法があるとき、プレイヤーはどの5つを除外するかを選択します。5連の最初と最後をクリックで指定します。(左図は、ナナメの長連(6つ以上の並び)のうちの5つ、もしくはタテの5つのどれかを選べます)
1回の手番で、複数の5連を作ることもあるでしょう。また、自分のプレイで相手の石が5つ並んでしまうこともありえます。
ゲームの終了
以下のときにゲームは終了します。
- いずれかのプレイヤーが3つめのリングを除外したとき
- 全ての石を使い切ったとき。このときは、より多くのリングを除外しているプレイヤーの勝ちとなります。.
両プレイヤーが同時に3つめの5連を作ったときは、手番プレイヤーが先にリングを除外しますので、手番プレイヤーだったほうの勝ちになります。
オプション
log(ログ)
このオプションでは、yinsh.biskai.deにゲームの棋譜が残ります。ここに「guest」としてログインし、プレイを1手1手再現することができます。
time(持ち時間)
このオプションは、各々のプレイヤーの持ち時間(分)を設定します。自分の手番で要した時間が持ち時間から引かれ、残り時間が0となるとゲームの形勢の如何にかかわらず負けとなります。