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栽培中の品種2009年

ハイブッシュ系とサザンハイブッシュ系とラビットアイ系 

栽培地は宮城平野南部、仙台平野。

2007年から仙台空港隣りの畑へ移動しました。



<2009.11.03更新>



<仙台空港隣りの畑>

空港畑の問題点
1)畑の土は砂質でさらに土盛りしてあるため、水はけが良すぎて保水力が足りません。
 8月真夏の乾燥時期ではラビットアイ系でも実がしわしわになり収穫できなくなります。(潮風の塩害もあるか?)
2)海岸の側ということで平野部なのに気温が低く、ラビットアイ系やサザン系のほとんどの品種の花芽が遅霜でやられる土地です。
3)7月20日すぎになるとコガネ虫が発生し始めて、収穫前の実にも被害が出るので収穫が減る。

空港畑の今後
1)ラビットアイ系は順次、撤退の予定。
2)ハイブッシュ系は早生と中生を中心に据えて、7月20日頃までに収穫を終えるようにする。



接ぎ木スパータンの列(2009.02.03)

今年も新しくスパータンを植え付けしました。
それにしても風が春の陽気です。今年も暖冬で終わりそうですね。



早朝の霜(2009.04.07)

今日は最低気温は6度ということでしたが
空港畑は一面、霜がびっしり降りていました。
やはり海のそばということで、平野部のなかでは気温が低いんだろうと思います。
毎年、花が咲き始めるのも遅いように感じていましたから。



アーリーブルー(2009.04.28)

空港畑のハイブッシュたちが咲き出していました。
山下と比べて二週間のズレがあるようです。



トロ(2009.04.28)

ピンク色の蕾がきれいですね。
それだけ空港畑の冬は寒いってことでしょう。



オースチンの花芽(2009.05.08)

霜で花芽がやられているのがわかるでしょうか。
昨年も下増田の畑と比べて実付きが悪かったのですが、土地の気候のためのようです。



オニール(2009.05.08)

今年はへんに暖かかったためサザン系の花芽もダメになる品種が出ています。
昨年はここまでやられてなかったですね。



ミスティー(2009.05.08)

サザン系で最もひどいのがミスティーです。
空港畑の栽培は無理のようですね。
そのうち山下の鉢植えに戻しましょう。



パウダーブルー(2009.05.08)

5月上旬にパウダーブルーが咲いてしまうのですから、今年は恐ろしいですな。
実が生るのも早くなるのでしょう。



復活のブリジッタ(2009.05.08)

下増田の畑でダメージを受けてから
空港畑に移植して三年目、遂に復活したようです。
やはりブリジッタは自根で大丈夫ですね。接ぎ木までしなくても地植えで十分です。



フェスティバル(2009.05.08)

ラビットアイ系の中でもフェスティバルの
蕾や新葉の美しさは際立っています。



復活のクーパー(2009.05.09)

こちらも下増田の畑から移植したクーパーです。
サザン系でもクーパーの花芽はやられていません。宮城に合ってますね。
豊産性で収量が多くお勧めできます。



ハイブッシュ系(2009.05.12)

ハイブッシュ系がほぼ満開です。



オースチン(2009.05.19)

昨年の5月17日の画像と比べて見てください。
明らかに葉色が若葉から青葉という感じがわかると思います。
昨年は新葉の初々しさを感じますし、今年のほうが葉も大きく開いている感じがわかります。
収穫も少々早くなるような気がします。



ティフブルー(2009.05.19)

ティフブルーは遅霜にやられることもなく満開になっています。
昨年のような夏の長雨は向きませんが、仙台平野で栽培するラビットアイ系の中でも五本の指に入る品種でしょう。



パウダーブルー(2009.05.19)




ボールドウィン(2009.05.19)




T-100ノビリス(2009.05.19)




ブライトウェル(2009.05.19)

遅霜で花芽がやられたブライトウェルなんですが、それでも残った花が咲いてきました。
花芽が多いラビットアイ系はその点で助かりますね。



デライト(2009.05.19)




シェラ(2009.05.19)

昨年の同じ頃と画像と比べても良い感じと思います。



アーリーブルー(2009.05.19)

一週間で、かなり葉も開いてきました。
この濃い赤銅色の新葉がアーリーブルーの特徴ですね。
実際に見るとスパータンとも少し違いがあるのがわかります。



ミーダー(2009.05.19)

ミーダーは自根で育てていますが、生育も良く、今年は実着きもまあまあと思います。
下増田の畑は湿地だったので、生育不良になったのですね。
自根で地植えできる品種は、色々な面で楽だなと思います。



その後の下増田の畑の様子(2009.05.26)

その湿地の下増田の畑の今の様子です。
地主のSさんが自分でブルーベリーを植えてみたいということになって、昨年にラビットアイ系の苗を植え付けしました。
今年で5年生と4年生になります。
生育も良好で数年後には良いブルーベリー園になると思います。

ちなみに、植え付けする前に農業試験場に何を植えたらいいか相談にいったそうです。
その答えは、バークレー、ジャージー、ブルーレイなどを植えたら、だったとか。
それを私が植え付けたから、根腐れを起こしたのにね。
その土地や気候に合う品種を植えつけるのが大事ですね。



チャンドラー(2009.06.03)

空港畑のチャンドラーも幼果が膨らんできました。
葉色は良いので、これでいいのかな。もう少し生育が良いと安心なのですがね。



デューク(2009.06.03)

アーリーブルーと並んで調子の良いデュークです。
葉色も濃いし、新枝も出てるし安心です。



ブリジッタ(2009.06.03)

新葉が美しいブリジッタです。
3本植えていますが、全て同じ葉色で調子良いです。
完全復活ですね。



カロラインブルー(2009.06.03)

乾燥している空港畑だと、鉢植えのときと比べて葉色がやや薄く感じるんです。
同じ接ぎ木でも微妙に調子の良し悪しがあります。
地植えの難しいところですかね。



エリザベス(2009.06.09)

二本とも横に伸びたエリザベスですが、今年は元気に育ってくれています。



復活のダロウ(2009.06.09)

ダロウ独特の赤みを帯びた実が膨らんできました。なんか久しぶりで懐かしい。
残った軸枝はこれ1本でしたが、生き返りましたね。
湿地でなければ、毎年たくさん収穫できていたでしょう。
地植えでお勧めです。



トロ(2009.06.09)

今年の生育はどうかなあ。
アーリーブルーやデュークほどの良さはないのですが、元気に育ってほしいです。



エチョータ(2009.06.13)

空港畑はノーザンハイブッシュ系の成長にはいいです。
これだけ実付きがいいのもノーザン系だからですね。



オニール(2009.06.13)

しかし、サザン系は朝霜に花芽がやられてこれしか実がありません。
山下の鉢植えのオニールと比べるとその差にガックリきますね。
下増田の畑のときはこんなことありませんでしたから、空港畑の特殊な事情です。
普通の仙台平野なら問題ないのですが。



ミスティー(2009.06.13)

同じくサザン系のミスティーも花芽がびっしり付いていましたが、朝霜にやられて実もまばらです。
仕方ないですね。



パウダーブルー(2009.06.13)

画像ではわかりにくいと思いますが、ラビットアイ系も実がまばらです。
朝霜にやられて枝先が黒ずんでいます。



ティフブルー(2009.06.13)

それでもティフブルーは朝霜にも負けずまあまあの実付きです。
昨年は夏の長雨にやられて、ほとんど収穫できませんでしたが、今年はたくさん収穫できるかな。
大株を移植してもラビットアイ系は影響が薄いですね。



クライマックス(2009.06.13)

クライマックスも甘くて宮城で栽培するにはいいのですが、朝霜にやられてもったいないです。
実付きが、まばらなのがわかりますか。



ブライトウェル(2009.06.13)

ブライトウェルもこれがまあ良いほうの画像です。
私はラビットアイ系がかなり好みなのですが、空港畑だとこの程度であきらめるしかなさそうです。



カロラインブルー(2009.06.16)

あれから二週間、雨もたっぷり降ったこともあり葉色が良くなってきました。
これなら安心です。



プレミア(2009.06.23)

今年、まだ載せてなかった品種を色々と。まずはプレミア。
下増田の畑のときと比べて収穫量は減りましたね。



ボニータ(2009.06.23)

ボニータは、まともな収穫は今年が初めてとなります。



サンライズ(2009.06.23)




アーリーブルー(2009.06.23)

空港畑では一番早く色づき始めました。



アーリーブルー(2009.06.27)

空港畑ではアーリーブルーが最初のようです。
接ぎ木五年目の中ではこの樹が最も順調です。



アーリーブルー(2009.06.27)




チッペワ(2009.06.27)

チッペワってこんなに早かったっけ?



デューク(2009.06.27)

デュークは、アーリーブルーより2、3日遅い感じです。



シェラ(2009.06.27)

シェラも色づいてきましたが、デュークより後の感じてす。



スパータン(2009.06.27)

スパータンは、やっと色が付き始めたところです。



ノースランド(2009.06.27)

空港畑では、意外にもノースランドの熟期が早いです。



ヒトミ(2009.06.27)

山下も空港畑もヒトミが熟しています。
今年の暖かさが影響しているのかな?



スパータン(2009.07.04)

2007年ほどではないですが、調子は戻りつつありますね。
大株の移植はやらずに済むなら、やらないほうがいいです。
今回の移植は仕方なかったですからね。



エチョータ(2009.07.04)

親木は下増田の畑でやられてしまいましたが、子苗がここまで大きくなりました。
エチョータの果実の味がしますね。



サンライズ(2009.07.04)

実の重さと雨露のせいで横に倒れてしまいました。
早速、支えを立てました。



チッペワ(2009.07.11)




おおつぶ星(2009.07.11)




チャンドラー(2009.07.11)




エリザベス(2009.07.11)




トロ(2009.07.11)




典型的な4年目のシュート(2009.07.11)

典型的な四年目のシュート、いったい何本伸びているのやら。
来年の樹形を作るのに誘引しないといけないです。
あ、ちなみにアーリーブルーです。直立性としてわかりやすいですね。



ミーダー(2009.07.11)




エチョータ(2009.07.11)










<鉢植え>

「もう鉢を置く場所がないので、色々とお嫁に出して減らしています。」


デニースブルー(2009.04.06)

実家の鉢植えのデニースブルーです。
花芽が展開してきていました。



サンシャインブルー(2009.04.14)

連日、20度を越す中、続々と開花し始めていました。
例年ならオニール、ミスティーなどがやっと咲き出す週ですが、サンシャインブルー、ブルーリッジ、そしてデニースブルー
までもが咲き始めています。



サンシャインブルー(2009.04.28)

例年であればやっと最初の花が咲き出す頃なのですが、もう満開ですね。
二週間は早い花期になっています。



キャラズチョイス(2009.04.28)




デニースブルー(2009.05.26)

デニースブルーの幼果が膨らんできました。
空港畑と比べて十日ほど生育が早い感じです。
デニースブルーの特徴の淡い赤銅色の新葉がわかるでしょうか?



デニースブルーの新葉(2009.05.26)

続いてデニースブルーの新葉です。
こんな葉色になりますね。



キャラズチョイスの新葉(2009.05.26)

続いてキャラズチョイスの新葉です。
独特の葉色でひと目でわかりますね。
画像にするとそれほどでもなくなりますが。



キャラズチョイスの新葉(2009.05.26)

この画像のほうがよく特徴が出ていてわかりやすいでしょうか。



宮城の極早生(2009.06.16)

蔵王町のSさんの極早生が色づいてきました。
今、ウェイマウスの手持ちがないので比較できませんが、ブルータはまだ色づいてきていません。
空港畑に植え付けてから熟期が遅くなったこともあり、我が家は極早生の重要性が増しています。
ウェイマウスも2年生があったはずなので、これから育て直してみたいですね。



復活のシャープブルー(2009.06.16)

下増田でダメージを受けたシャープブルー、新枝も伸びて完全に復活です。
宮城では鉢植えで良さが出ます。
とくに梅雨明け後の実の甘さは抜群です。



ブルータ(2009.06.23)

山下は今週が初収穫となりました。
今春は暖かくなるのが早かったので、今までの早生種の規定が当てはまりません。
これ以外にもブルーレカ、デニースブルー、ヒトミが収穫できています。
一番果は最大で20mmほどでした。



オニール(2009.06.23)

オニールも20mmが最大です。
来週が収穫のピークになるかな。



品種?(2009.06.23)

こちらも最大果は20mmでした。
粒のサイズにバラつきが見られますが、これはパトリオットなどと同じような傾向なのでしょう。
山下は虫の来訪が多いので受粉については心配のない土地です。



デニースブルー(2009.06.30)

昨年と比べて二週間早い熟期です。
この春からの暖かさが来年も続くんですかね?
最大果で22mmでしたので、昨年と一緒ですね。



サンシャインブルー(2009.06.30)

サンシャインブルーまで熟しています。
まあ早すぎますね。



キャラズチョイス(2009.06.30)

ちゃんと生らせたのは今年が最初なのですが、こんなに早いのだろうか?
来年以降も観察しないとわからないと思います。



カロラインブルー(2009.07.14)

最大果で22mmというところでした。
宮城での味の評価はレイトブルーと同じということです。
カロラインはレイトブルーの実生だものね、まあ納得ということです。



モンゴメリー(2009.08.11)

早生ということだったけど、宮城ではそれほどでもないのかも。
まあ今年は春が異常に暖かったので参考にならないかもしれませんが。



デニースブルー(2009.11.03)

鉢植えは紅葉が鮮やかに出ますね。



スパータン(2009.11.03)



















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