2010年 2月号            

BOA SPORTS 通信

 おかげ様で

 BOA SPORTS CLUBも13年目になりました。12年間、長いようであっと言う間でした。 きっと6年生が卒業する時の保護者の皆さんは同じ様な気持ちになるんだろうなぁと思います。 本当にいろいろな事がありましたが、ここ数年は長年継続してきた事が結果となって現れてきています。 本当にすぐに達成できる物ではなく、拘って続けてきた事の結果なのですごく嬉しいし、沢山の方の支えと応援があったこそなので感謝の気持ちでいっぱいです。 あらためて「いつも、ありがとうございます!」 人生で言えば、ここからは中学生です。大人に1歩近づきながらも日々、自己形成に奮闘していく時期に入ります。 クラブとしても夢に向かい1歩ずつ進んでいく作業を続けていきたいと思います。今後も温かい応援、よろしくお願いします。

親バカ写真でごめんなさい‥

 

 中野区JCNカップ

 1月24日(日)中野区多田小学校で行われました。

 1回戦 BOA vs リバティー 1−1 3−0 計4−1

 2回戦 BOA vs わかみや  0−2 1−0 計1−2

 最後の公式戦がスタートしました。 この大会で今までやってきた事を1つ1つ子ども達に復習をしながら伝えていこうと考えていましたが、とても残念な結果となってしまいました。 BOAの試合前、試合後に審判が入ってしまいアップと試合前のミーティングを満足に出来なかった事は、本当に申し訳ないと思います。今後は土日に出席が出来るスタッフを少しずつ増やしていこうと思います。 それでもアップから試合前の目標設定まで自分達でできる様になる事が理想です。 先日行われていた高校サッカーでは、「広島観音」が練習メニューからハーフタイムのミーティングまで全て選手達が行っている事が話題になりました。 僕自身も「子ども達が自ら考える」=自立した生きる人間を育てたいと思っていますが、ハーフタイムでキャプテンを中心に後半の狙いまでを話している姿に衝撃を覚えました。 これは高校生になったからすぐにできるのではなく、小学生の頃から長年、試合でのねらい、自分達で課題の発見→練習による修正を繰り返してきた結果だと思います。 審判等で試合前の準備を一緒にできない事もあります。 下の学年でも少しずつ、こんな作業をしていける様にしていきたいと思います。

 試合は先日の会長杯優勝チーム「BOAを倒す!」の相手チームの気迫に負けてしまいました。 多田小学校での11人制では、狭くボールを動かし続けてもゴール前に相手選手が集まってしまい、追加得点を上げる事ができませんでした。 試合展開やグランドの狭さに焦ってしまいそうですが、みんなが目指すサッカーを終始してくれた事にとても感動がありました。 中野区は余裕たぜと言った慢心があったのも事実です。今回の負けにより、あらためて気持ちの大切さやより早く、正確な技術が必要な事を子ども達は痛感してくれたと思います。 最後の公式戦の負けで子ども達は20分くらい泣いて座り込み動けなくなっていましたが、この時期にもう1度サッカーを考えるきっかけをもらえた事は大きな収穫です。 本当に悔しいですが、この敗戦が今後のみんなのサッカー人生にとって大事な試合になったと言える様にこれからの練習で「より早く、より正確に!」を合言葉にやっていきましょう! 卒業まで残り2ヶ月、みんなは敗戦のたびに強くなっていった戦闘民族です。本当に成長が楽しみです。                    成

 

 東京都ユースフットサル大会 決勝ラウンド

 1月31日(日)筑波大学付属高校体育館で行われました。

 BOAU−18 vs 国学院久我山 0−2 1−3 計1−5 ベスト8

 負けても本当に気持ちが良い試合があります。1度抜かれても、ゴール前まで全力で戻る姿や最後まで得点を目指す姿勢まで、今まで眠っていた子ども達の感情が爆発した試合でした。 全てにおいて、劣っていた訳ではありません。チャンスも何度も作り通用している部分も沢山ありました。逆に差と言ったら時間にして1秒の世界、距離にして30cmの部分の差がありました。ほんのわずかな差ですが、フットサルではここまで得点差が開いてしまいます。 わずかな様で大きな差、それは対戦しなければ気付くことはできないし、それを肌で感じてくれた事が大きな収穫です。 試合後のミーティングで全員に質問をしましたが、全員がそのわすがな差について気付き話してくれました。 これからがスタートです。気付かないと他から指摘されても本気にはなれません。 そう言った意味で負けた試合なのに、ここまで選手達を奮い立たせてくれる久我山の選手は流石だと思います。 BOAもそんなチームになりたいですね。勝ちながら相手のチーム達に活力を与えるくらいの。 そこには徹底的な基礎と久我山の様な判断の正確さが備わってないとですね。今後のチーム作りの大きなヒントをもらいました。今回はベスト8でしたが、子ども達はこれからも熱くやってくれると思います。 来年度はU−15・U−18の活動の充実も考えています。応援よろしくお願いします。     成

 

ヤンガーフレンドリーカップ5年生大会

1月31日(日)新座市総合グランドで行われました。

 BOA vs なみきのエース 0−1 0−2 計0−3

 BOA vs リオFC    1−0 0−0 計1−0

 非常にいいムードで合宿を終えた5年生の最初の試合だったので楽しみでした。まず「みんながチームとして目指すところって何?」と聞くと「ブロックの優勝」と答えてくれ、チームとしての目標を確認した上で、「今日はそのブロック優勝という目標に向かって少しでもうまくなって帰ろう」と話しました。そして本日のテーマは「チーム全体のチャレンジ&カバー」です。今日の対戦相手は前に蹴ってくるサッカーをしてくることが予想されていたので、とにかく前の人は相手にボールを蹴らせないチャレンジを、後ろの人は例え蹴られてもいい準備をして前で奪うカバーをしようと話をしました。1試合目はよくチャレンジをし、カバーも懸命にしたのですが、攻撃のリズムをなかなか作れず、押されがちでした。せっかくチャレンジ&カバーでボールを奪っても、相手のプレスが早く慌ててボールを手放してしまい、また攻められる、といったリズムで押されてしまいました。もし仮に、慌てて手放したボールがチャンスになったとしても、これは意図のない攻撃なので次にはつながりません。これを繰り返していると、結局は相手と同じサッカーをしてしまっていたことになるのです。そんな中わたる君は一度ボールを止め、しっかりと狙いを持ってパスを出せていました。彼は自分にできる最高のプレーを常に心がけていました。この一つ一つの丁寧なプレーから流れが変わるシーンがいくつかありました。ボールを持っていない人がパスコースを作ることをみんなしっかりと心がけていましたが、肝心のパスコースを周りの人が作ってあげる暇もなく、ボールを手放してしまっていたので「1度しっかりボールをキープして周りの人がパスコースを作る時間を作ってあげよう!」というのを攻撃のテーマに2試合目に臨みました。2試合目は前から蹴らせないチーム全体のチャレンジ&カバーもよくなってきて、キープからパスコースを作るのも非常によくできていました。みんなは本当に高い技術を持っています。だから自信を持ってしっかりボールをキープしてみよう!そこからパスコースを作ってBOAらしいサッカーを展開していけるから!

それからみんなも痛感したと思いますが、特に1試合目のハイボールはほとんど相手チームに取られてしまいました。相手チームのハイボールに対する執念は凄かったですね。「何が何でも俺が触ってやるんだ!」という気持ちで来ていましたね。みんながこれから上を目指していけばいくほどこういうチームは増えてきます。相手と競りながらのハイボールも今後はテーマになっていくのではないでしょうか。気持ちの面でも相手に押されていたからね。コーナーからの失点が2回あったのでそう言うところにもつながってきたのだと思います。しかし、今日は1試合目の敗戦から学び、2試合目のブロック以来のリオとのリベンジを果たせたみんな、これだけとっても成長したと思います。これから先もチームとして、個人としても目標をしっかりと持って、その目標に向かって頑張っていこうね!最後に本日も遠いところまで来てくださった皆様、ありがとうございました!          Y

 

 4年生練習試合

1月31日(日)武蔵台小学校で行われました。
BOA vs 鷺宮 1−1 0−1 計1−2 

BOA vs 鷺宮 0−1 1−2 計1−3
 
本日は11人制の練習試合を行いました。5年生ヤンガー組4人を除いたメンバーでしたがたくさんの参加で11人制の試合ができました。
テーマは【グランドを広く使う〜パスをつなぎながらゴールへ〜】でした。グランドを広く使ってゴールへ行くには1.サイドに広く 2.ボールを呼ぶ 3.パスコースをつくる。皆で確認して試合に臨みました。ボールを奪った後ドリブルから仲間を捜して狙っているなと思わせるシーンがいくつか見られました。キックではなくパスという感覚が少し身についてきていると思ってみんなの成長の様子が感じ取れました。
 意識の部分でパスをしようというところと、普段の練習のボールタッチの成長も多く見られました。毎回ボールにさわる(細かいボールタッチ)でドリブルをしていて、感覚として身についているなと感じました。基礎練習は真剣にやったらやっただけ上手くなると思います。中でも合宿からるーくんのボールタッチはものすごい伸びていますね。これはドリル練習へ取り組む姿勢をみていてもうなずけます。
これからも頑張っていきましょう。
 チームがピンチ、負けているときにプレーや声で引っ張れるような選手がもっとたくさんでてきてほしいなと思いますね。今日はチームが落ち込んだときに激しくボールを奪いにいってゴールを目指すじょう君の姿勢がとてもよかったと思います。見ていて勇気をもらいました。誰か一人で戦うのではなく、みんなでゴールを目指して戦えるようなチームを目指してやっていけるといいですね。
パスへの意識、ボールタッチに成長、確実に成長してると思います。もうすぐ1つ学年があがりますね。少しでも6年生達のサッカーに近づけるようにまた頑張っていきましょうね!!                           月

 

 ジュニアフットサルカップ 6年生大会

 2月6日(土)和光市総合体育館で行われました。

 BOAフットサル vs 小金井緑   0−2

 BOAフットサル vs BUENASERTE  6−0

 BOAフットサル vs FC保谷   4−0 予選2位通過

 BOAフットサル vs FCバブル  2−1 準決勝

 BOAフットサル vs 小金井緑   7−2 決勝戦   優勝

 最高の形で優勝する事ができました。コーチとして特にワンディの大会は1日をプロデュースしたいと思っているのですが、初戦を敗戦でスタートし、その相手と決勝戦であたり完勝するという最高の形で終わる事ができました♪今日はJCNの悔しい敗戦後と言う事もあって自信を復活させてあげたいとも考えていたので、本当に良かったです。

 1試合目が終わって修正した点は、フットボールの原点に帰る事でした。それは「得点を奪い、ゴールを奪う競技」と言う事です。確かに1試合目も客観的に見て(多少のひいき目もあるかもしれませんが‥)技術的にはBOAの選手の方が上でした。 ボールを回しポゼッションができていました。しかし、この後の発展で「ゴールを奪う為」と言う部分が抜けていました。この部分を伝えるのは、育成年代の子達には順序が大切だと思っています。 フットサルは相手のゴールが近いし、どこからでもシュートが狙えます。 キックイン⇒シュートをくり返しているチームもありました。高校生の試合でもよく見るシーンです。 確かにゴールになる事もあります。 シュートを打たなくては入らないのも事実です。しかし、僕は育成年代の子ども達には、もっとボールを大切にしてほしいと思うのです。相手の守りを工夫してゴールする訓練のくり返しが子ども達の将来に繋がると思っているのからです。

BOAの子ども達は長い子で6年以上、めちゃくちゃキックの禁止からスタートし、ボールを大事にするトレーニングをしてきました。 どんな相手でもしっかりとボールを繋ぐ事ができます。 だからこそ原点に帰れるのです。

試合の間が長い大会なので次に対戦するチームへの対応と修正、そして練習をする時間が沢山ありました。 その中で各試合でのテーマとねらいをしっかりと理解し、実践してくれる子ども達は流石ですね。 何より、優勝したい!と言う気迫がすごかったです。 成長を1日で感じる事ができました。今日のメンバーは少し自信を回復してくれたと思います。 残り試合は少ないですが、今日の様な日を1日でも多く過したいですね。 本当に優勝おめでとう!!この大会4年目にして初優勝です♪フットサル専門の強豪チームが多い中で素晴らしい快挙です。 報告 相手との間合いがよく、ボールを奪われない活躍をした ひとし君がこの大会の優秀選手に選ばれました。         成 

はしゃいで3パターンも写真を撮っちゃいました(笑)           

 

鷺宮強化3年生リーグ

  2月11日(祝)中野区第8中学校で行われました。

 BOA vs 鷺宮 2−3 0−1 計2−4

 BOA vs 中村 1−2 0−3 計1−5

 今日はテーマの前に基本的大前提として「コーチのお話を聞く」という話を最初にしました。今みんなは少しずつ頭を使ってサッカーを始めている時期です。段々と大人のサッカーを学んでいっているのです。その時期にコーチのお話を聞けないと成長が遅れてしまいます。まずは基本的良い習慣をしっかり身につけていきましょう!

そしてサッカー的なテーマは「いいポジションの理解」でした!前回、相手のドリブルを後ろから一生懸命追いかけてディフェンスをするシーンがたくさん見られました。この場合、やっとの思いでボールを奪っても、自分の向いている方向は自陣のゴールであり、しかも相手はまだボールを取り返そうとしている状況です。なので、相手の後ろで待っておいて、ボールが来た瞬間前で奪おう!と話しました。

試合を見ていても多くの子がいいポジションを意識していました。とくに相手ボールであるスローインやゴールキック、みんないいポジションを取ろうと頭を使っていました!ただ、まだまだ自分の近くの人しか見えていなかったり、準備が遅かったりしていいポジションをとる前に攻められたりするシーンがありましたね。だから次は「良いポジションをとるためには」というところがテーマになってくるかな?

それから1試合目と2試合目では大きく成長がありました!1試合目の鷺宮戦、特に前半は相手の気迫に押されて、相手選手が自分たちのゴール前でボールを持っていても奪いに行けず、シュートを打たせてしまうことが何度もありました。そこでハーフタイムにこの話を伝えると、後半、そして2試合目は結果こそは付いてきませんでしたが、みんな「いいポジションの理解」と「蹴らせない」に関してとても意識が高かったです。

みんなは確実に成長しています。次は「良いポジションをとるためには」という部分で、これができるようになれば、みんなはもう相手に蹴らせないこともできるから一気にレベルアップできちゃうね今は成長している時期だから、あせらず一つ一つをしっかり理解して行こう!次の14日も2試合あるので楽しみです!がんばろうね!!                      Y

 

ヤンガーフレンドリーカップ 4年生大会

 2月11日(祝)埼玉県三芳町運動公園で行われました。

 BOA vs なでしこ   0−1 1−0 計1−1

 BOA vs ヨーケンSC 0−3 1−0 計1−3

 負けはしましたが、本当に収穫の多い試合をする事ができました。2試合目の後は、子ども達が理解しやすい今、話しをした方が伝わると思ったので話をしましたが、子ども達は完全に冷え切ってしまいましたね。 風邪を引いてないかな? 

 今日、伝える事ができたワードは「2ラインと3ライン」です。1試合目の前半は、攻撃時に2ラインになっている為、攻めていてもパスコースに困るし、相手選手が守りやすい状態になっていました。 ハーフタイムにその部分を説明すると後半は攻撃の質がガラりと変わりましたね。 サイドに広くパスが回り、素晴らしいサッカーをする事ができました。

 2試合目は、守備時に2ラインになってしまいました。 頑張って守備をしてもまた奪われて相手チームの攻撃になってしまいます。ハーフタイムには、その部分を伝えた所、後半は相手コートでサッカーをする事ができました。

どちらの試合も前半と後半でスコアーがガラりと変わったので子ども達も理解しやすい試合だったと思います。 5・6年生になってくると少しずつチームでの戦い方の理解にも頭を使っていかなくてはなりません。 僕の指導は、1番伝わるタイミングでしか伝えないので、試合前からこんな風に動けとか、指示を出しません。(成長の為に行っているので、テーマは毎回設定をして伝えますが)今日の様に「今、こんな状態だからこの結果だよ。」⇒じゃあ、どうすれば?みたいな感じです。 結果が出ない時もありますが、試合の度に学んでくれれば、練習の意欲も変わってきます。 結果だけに拘ると大事な成長がその場の感情だけでなくなってしまいます。 今日の様な負けても収穫の多い試合ができるのは、もちろんみんなの「勝ちたい!」「悔しい!」と言う気持ちがあってこそですけどね。

保護者の皆さん、今日は寒い中遠い所までありがとうございました。お時間がありましたら「2ライン・3ライン」をお子さんに説明してもらって下さい。そしてしっかりと理解ができたら、沢山褒めてあげて下さいね。          成

 

 

東京都U−18フットサルリーグ 1部リーグ 最終節 

 2月12日(金)としまえんで行われました。

 BOAU−18 vs FC無我 0−3 2−1 計2−4

 2009年度の全日程が終了しました。 昨年度の第1部優勝と輝かしい成績から、この試合で2部降格が決定しました。 最終節の今日もBOAらしさを十分に発揮してくれました。 BOAらしさとは小学生にも言っている「判断」の部分です。 先日の日本代表フットサル代表監督ミゲルは、「決断」と言う言葉を使っていました。意味は同じです。 ボールを持っている、いないは関らず全ての時間で周りを観て良い選択をしていこう!と言う事ですが、今日の高校生メンバーも良い判断ができていました。 フットサルの世界では「フットサルらしい」=戦術を叩き込まれて戦術を基に選手が動いているチームもあります。 これも中々結果に繋がらない時もあるので、何とも言えませんが、キックイン後、即シュートのくり返し等で結果を出してもBOAらしくないと言う拘りがあります。まだまだ理想には、程遠いですが、今日の試合の中でもBOAらしさが随所に出ていました。 これは今まで続けてきた練習の成果であり、収穫です。 今後はみんなで共通理解を増やし、今やっているフットサルを高めていきたいと思います。 試合後、来年度の目標もみんなで共有できた事も大きいですね。また1から頑張っていきましょう。 成

 

 ヤンガーフレンドリーカップ 6年生大会

 2月14日(日)埼玉県三芳町運動公園で行われました。

 BOA vs リオFC     1−0 1−1 計2−1

 BOA vs FCチャンピオン 1−1 2−0 計3−1

 BOA vs スカイファイターズ0−0 0−1 計0−1 準決勝

 BOA vs リオFC     0−1 0−0 計0−1 3位決定戦

 惜しくもと言う1日になってしまいました。準決勝、3位決定戦はチャンスも作りながらと展開でボールもしっかりと保持していただけに残念な結果となってしまいましたね。 帰宅後日韓戦が放映されていたのですが、日本代表の試合はテレビを見ながら「BOAと一緒だ。」と感じてしまいました。

 攻撃をくり返しながら、あと1歩の所で得点が入らず、カウンターやセットプレーからの失点。 僕自身も今回は、卒業前に自信をつけさせてあげたいと言う気持ちがあり、試合プランが「全員での理想的な勝利!」と「BOAらしいサッカーの集大成」の間で揺れてしまった気がします。 内容と結果が一緒になれば、全員が満足できると思うのですが、この部分がサッカーの1番難しい所です。 日本代表で言えば、東アジア選手権では結果を出す事が全てだった様に思えるし、では今日のヤンガーの試合を結果が全てだとしてしまえば、将来がある子ども達の為には、今までやってきた事が全て壊れてしまうと思います。 ただこの大会初の閉会式まで残ったと言う快挙は達成できましたね。 細かい部分ですが、多くの子がハイボールの処理をしっかりし、ボールが飛び交う展開になりそうなゲームもしっかりとコントロールをできた事は、今までの成果であり収穫だと思います。 今後、卒業まで残りわずかですが、得点までの感覚は養っていきたいですね。 ボールを失わないポゼッション⇒ゴールを奪う為のパス その為の周りの動き出しを焦らず、毎回の練習で詰めていきたいと思います。 ここまで来たら継続ですね。 前に行ける時は前へです。全ての試合で「チームの勝利の為に!」気持ちを見せて頑張ったたくま君とせいや君がこの大会のベスト11に選ばれました。おめでとうございます。 

保護者の皆さん、1日寒い中の応援ありがとうございました。最高の結果ではなかったですが、これまでのヤンガーの中では1番期待感がある1日だったのではと思います。卒業まで残りわずかですが、これからも卒業まで全員で成長を目指していきますので最後まで応援、よろしくお願いします。             成

 

 鷺宮強化3年生リーグ

 2月14日(日)中野区上鷺宮小学校で行われました。

 BOA vs 石神井 4−1 0−3 計4−4

 BOA vs 明成  0−4 0−2 計0−6

今日のテーマは前回に引き続き「良いポジション」でした。今回は少し踏み込んで「良いポジションをとるためにはどうするか」というところから考えてもらいました。そしていいポジションをとるために3つのことを確認しようと話しました。それは@ボール、A相手、B味方です。ボールはもうみんながいつも追っているもので、いいポジションをつくべき相手を確認し、また、味方がどこにポジションをとっているかなど、首を振ることによってしっかり確認したうえで良いポジションにつくというのがテーマです。

今日は良いポジションの理解は前回よりも深まったのではないでしょうか。首を振ってボール、相手、味方の位置を確認したうえで自分がどの場所にいるべきか判断している子が増えてきました。また、味方に「あっちのマークついて!」と指示を出す子もいましたね。これは首を振ってしっかりと周りを確認して、ボールと相手だけでなく、味方まで見えている証拠です。

1試合目は惜しくも同点でしたが、とてもいい試合でした!しかし、コートがいつもよりとても広く、疲れ気味な子も。とられたボールを追いかけることができなかったり、味方のピンチを「誰か止めて」という感じに見てしまうシーンが何度も。

そこで今日も人数も多くコートも広くて良い機会だったので「今日はコートも広くて疲れるけど、疲れるのはみんなも相手も一緒だよ?今日はこれだけ休憩の人がいて、試合に出たい子がいっぱいいるんだから、走れなくなったらすぐ交替します。だから最後まで走りきってごらん?」と話しました。

取られたら絶対取り返しに行くし、味方のピンチは一生懸命戻ってあげる。相手ボールになればすぐにいいポジションに早い準備をする。

2試合目の相手は強烈なキックを持っていてとても勢いのあるチームでした。

最初は相手のキックに委縮してボールを取りに行けないことが何度か。それでも「シュートは打たせなければ大丈夫!」とみんなでベンチから掛け声をして、相手を恐れずに戦えるシーンがたくさん見られました!良いポジションの早い準備だけでなく、攻守の切り替えも早くなったし、味方のピンチに全員一生懸命戻って守りきったりとみんなの戦っている姿は本当にカッコよかったです。絶対にボールを奪ってやる!負けないぞ!という気持ちがプレーから伝わってきました。たとえ負けてもすがすがしい敗戦でした。

今は本当に一歩一歩成長している時期です。今日も本当に惜しくも勝利はできませんでしたが、みんな頭を使ってサッカーをし始めていて、一つ一つのことに気付いてきています。

結果が出ていないことに焦りを感じるかもしれませんが、前回よりも今回、今回よりも次回と、毎回確実に成長しています。今は成長の時期なので、内容にもっとこだわっていきたいと思っています。子どもたちにも「今日のあのプレー良かったね」とか「こんなことができるようになってたね!」とか、よく頑張ったね、と子どもの成長を褒めてあげてください。せっかく成長しているのに負けたということだけでそれが実感できなければもったいないですから。

今後も成長が楽しみです!みんなも少しずつサッカーというものが他のくなってきたんじゃないかな?今週からまた一緒に頑張ろうね!           Y

 

 リオ5年生リーグ決勝

 2月20日(土)板橋荒川陸上競技場で行われました。

 BOA vs 杉並シーダース 0−2 0−0 計0−2 準決勝

 BOA vs フナトアミーゴ 2−0 0−0 計2−0 3位決定戦 3位

 うーん惜しかったですね。 準決勝も最初から自分達の実力を出し切れなかった事にもったいない気持ちが残ります。 準決勝という舞台にのまれたか? ブロックトレセンの2人が遅れてくる事に動揺したのか? この試合に関しては「絶対に勝ってやる!」と言う気持ちがかなり足りなかった様に感じます。 やっぱり勝負なので気持ちは非常に大切になってきます。 この日のテーマですが、クリアー後の(パスも含めボールが前方に進んだ後の)押し上げが課題となりました。先日のヤンガー4年生の「守備時の2ライン」です。 この部分は1試合目と2試合目にかなり内容が変わった事で子ども達も自覚できたと思います。せっかく守っても、その後のボールに向かわなければ、まだ相手チームのチャンスは続きます。この部分も気持ちの部分も大きいのでメンタル的なアプローチは、続けていきたいと思います。

 2連敗をしなかった所には、この学年の「強さ」を感じる事ができます。特に、ここの所気持ちが入り、大きな成長を見せてくれている選手もいます。 逆に悔しい経験をこれまでもしているのにも関らず、変化の見られない選手もいます。「悔しい!」とは、すごく気持ちが分りますし、負け試合の後は全員が同じでしょう。しかし成長していく子は、「じゃあ、どうすれば?次も同じ想いをしないのか?」と考え、次回の練習から確実に行動が変わっていきます。 もうすぐ6年生です。もっと大切な場面で後悔しない様に、その部分に関しては厳しく伝えていきます。

 このリーグ沢山の強豪、個性的なチームと対戦する事ができ非常に良い経験となりました。そんな中、3位という結果は素晴らしいと思います。「都大会出場を目標」にしているみんなの現在地も分かりました。 3・4月と意識を変えて取り組まないと間に合わないですね。 保護者の皆さん、本日も遠い所までありがとうございました。 来年は、東京都リーグへの参入も予定しています。メリットとしては、普段の活動では対戦できないチームと多くの試合をする事で、よりサッカーを知る事ができると思います。 また会場の広さや環境も毎回違う所で試合を行います。それも、様々なサッカーに対応できる逞しい選手・人間に育てる事ができると思います。リーグ戦への参加は、皆さんの助けがあってこそ成功します。ご理解とご協力よろしくお願いします。                        成

 

 コレーガ杯 4年生

 2月20日(土)朝霞中央公園で行われました。

 BOA−B vs 滝山   0−0 0−6 計0−6

 BOA−B vs 九曜   0−2 1−1 計1−3

 BOA−B vs プログレッソA0−6 0−3 計0−9

 BOA−A vs 九曜   0−2 1−6 計1−8

 BOA−A vs プログレッソB1−1 0−3 計1−4

今日は久々の4年生の試合でした。結果からして全敗でした。みんな悔しそうでしたね。それでも今日はいい対戦相手とAチームは2試合、Bチームは3試合することができ、例え点差が離れていても、最後まで戦うみんなの勇士は晴れ晴れしてました!

内容に関しては、まず1試合目を終えて攻守の切り替えがなかなか出来ませんでした。これは今まで出来ていた事で、本来みんなは出来るはずです。「ブッロクの時のみんなと、今日のみんな、どっちが切り替え早い?」と聞くと子ども達も「ブロックのとき」と答えてくれたように、前出来ていた事が抜けてしまっていたので、まずは攻守の切り替えをみんなに意識してもらいました。

試合は上手くなる為にしています。今日は2,3試合といいチームとの試合があったので、上手くなろうとしないともったいないです。子ども達にも「少しでもうまくなって帰ろう!」と言う事を伝えました。

攻守の切り替えに関してはずいぶん良くなったね!特にりお君は相手ボールになったとき、マイボールになった時、自分はどうすべきかを常に考えて切り替えの速さで目立っていました!

また、今日の試合を通じて感じたのですが、「強いチームは走れる」なと痛感しました。今日は特にBチームは3試合あった上に最後は連続でハードということもありましたが、技術ではさほど差は感じられないけれども、走力で大きな差を感じました。やはりブロック大会を勝ち抜いて都大会に出場するレベルとなると、走力は絶対に必要となってきます。今日も「走り負けたな」と言うのは試合をしていたみんなが1番感じたのではないでしょうか。

でも今はちょうど25kmマラソンの時期です。今日の「走り負け」した悔しさから、変わろう、成長しようと想いがあれば25kmマラソンへの取り組み方も変わってくるのではないでしょうか。今日の敗戦から学び、成長すれば、今日の負けは「ナイス負け」にできます!ただ負けて「悔しかった」ではなく、今日の負けからまた更に成長していこう!今後のみんなの成長に期待しています!         Y

 

 FC東京サッカークリニック

 2月21日(日)北中野中学校で行われました。4・5年生対象でしたが、他のチームのメンバーとも交流が出来、またFC東京の育成部の方がていねいに教えてくれたので、参加したメンバーにとっては、すごく刺激が多かったと思います。僕も勉強になる部分が多かったです。 テーマとしては「観る!」という言葉が沢山出てきましたね。 「全員が関る!」等BOAでよく出る言葉も沢山ありました。

4年生と5年生のクリニックの間に、FC東京の方から、昨年からJrユースに入っているけいご君、今年から入団の決定したたくま君についての話があり、その中で「BOAさんは、ドリブルの練習をかなりやっていますか?」って言う話がありました。 小さい頃からドリブルの基本練習は毎回の練習でやっています。と答えましたが、今まで積み重ねてきた事が評価される事は、非常に嬉しいし、やっぱり継続と基本が大切なんだとあらためて感じました。

FC東京関連で、卒業生の活躍も報告しておきます。 けいご君が東京都クラブユース選手権 U−13大会で優勝し、東京都No1になりました。先日、練習にも遊びに来てくれて「この大会で自分の存在感が上がった。」と嬉しい報告をしてくれました。 卒業生の活躍もとても嬉しいです。 みんなも卒業生の活躍に負けない様に頑張っていきましょう!                      成