2009年 11月号            

BOA SPORTS 通信

 中野区秋季会長杯3年生大会 BOA−B

 11月1日(日)大和小学校で行われました。

 BOA−B vs KFC−A 0−2 1−1 計1−3 1回戦

 BOA   vs KFC   3−2          フレンドリー

 3年生は初めて選考によるチーム分けを行っての参加になりました。今後、少しずつ1人称から2人称⇒3人称‥‥。とチーム練習に近づいていくのでチームワーク(仲間の事をどれだけ考えられるか?)と基本的な生活の部分(お話を聞けるか?集合のスピード等)サッカーの技術以外の部分を考えて、今後の為に今、気付いてくれたらと言う願いを込めての選考を行いました。 いろいろな意味でも損をする経験がないと直らないと思うからです。

 試合は、メチャクチャキックをする子がほとんどいなかった所に大きな成長を感じます。ドリブルでチャレンジする子も良い形でゴールに迫ってくれました。 今日のメンバーの今後の課題は、「積極性」ですね。相手チームの選手はBOA自陣でボールを多くの子が奪いに来てました。対するBOAの子はボールを奪いに行く所が消極的でした。特に相手コートでボールを奪いに行く場面が少なかったです。失点の場面も自ら困って後ろの選手にパスを出し、そこを奪われてピンチになっている場面が沢山ありました。 困って後ろに下げる事は、見えている証拠でもあるし、学年が上がれば1度下げてから逆サイドに展開なんて大人のサッカーもありますが、今はどんどんチャレンジしてほしい学年です。 その中で少しずつチームでと言う考え方を伝えていこうと思っているので、上手くなる事にもプレーも「積極的」にプレーをしてほしいと思います。

 チームワークと言う部分で光が見える学年です。今日も試合のないAチームの選手が何人か応援に来てくれました。自分達の試合がないのに応援に来てくれる姿は非常に嬉しいです。 ウォーミングアップの時間も自分達で褒めあうなど良いムードを作れています。 そんな中、今日も1部でけんかがあった事はとても残念です。前半ベンチで見ていた子達がけんかしてしまったのですが、Aチームの子が応援に来ている事を考えると、やっぱり反省してほしい部分です。

 子ども達にも話しをしましたが、才能はAチームと変わりありません。後は基本的な部分の成長も目指していきましょう。 試合後、おまけでフレンドリーを組んで頂けました。敗戦後にもう1度試合ができてとてもラッキーでしたね。(早く帰ってしまった子ゴメンなさい。)                       成

 TOMAS CUP 東京都選抜少年サッカー大会

 11月1日(日)11月3日(祝)府中市少年サッカー場で行われました。僕は他学年の試合もあり、1日しか見に行けませんでしたが、昨年のけいご君に引き続き、BOAから6年生 たくま君が第6ブロックの代表選手として頑張ってくれました。しかも今年は中野区から1名のみの参加だったのでBOAの代表、中野区の代表としてのプレーでした。トップ下として良い攻撃のアクセントになっていました。 5年生以下の子で自分もこの大会に出たい!と言う子は、例年1月後半〜2月にある中野区トレセンの選考会に合格し⇒その中から6名がブロックトレセンに行けます(今年はBOAから3名が合格)⇒そして約半年の活動の中でこのトーマスカップのメンバーが決定します。 各地区の選抜チームとの真剣勝負の場なので沢山の刺激をもらえる事は間違いありません。。良い目標にもなると思います。是非、今からイメージを持って頑張っていきましょう!1日、3日共にBOAからも多くの方が会場まで応援に来て頂き、ありがとうございました。                              成

 中野区秋季会長杯3年生大会 BOA−A

 11月3日(祝)大和小学校で行われました。

 BOA−A vs 鷺宮  0−0 0−1 計0−1

 2年生時に決勝戦で当たっている鷺宮と緒戦に当たってしまい、残念な結果となってしまいました。 インフルエンザ明けの子やインフルエンザで欠席の子もいたと言う少し運の悪いタイミングでの試合になってしまった事も残念でしたが、この学年くらいの時に経験しておいた方が良い事が沢山あったので収穫が多かったとして良い方向に考えていきましょう。 まず1つは、A・Bの選考を行ったのにも関らず朝からお話の聞き方が今いちだった所に違和感が正直ありました。元気の良さはBチームの方がありました(病み上がりの子も多かったので、まだキツイかなと思いあえて煽りませんでしたが‥) 今後の成長には絶対必要な部分なので、今後の練習からこの部分は伝えていきたいと思います。

  2つ目は、BOA指導方法とも関係があります。 3年生の試合を見ると2つのグループに分かれると思います。 しっかりと各選手がコートに配置され、コーチが「役割〜!」「ポジションはどこなの!」と怒鳴っている様なグループとボールのある所に子ども達が集まるグループ(笑)。BOAは、完全に後者のグループです。なんとなくのポジションは決めますが「周りを見て自由に動いて良いよ。」とか「逆に周りを見てどうすれば良いか考えないとね。」と伝えています。今の結果ではなく、将来、サッカーを1番楽しめる年代の時に輝ける選手に育ってほしいからです。その為には、2年生時のお団子サッカー期間と同様に3年生後半〜4年生前半に掛けての「あれ、上手くいかなくなってきたぞ。」期間は必要なのです。 この期間に「どこから攻撃をしたら良いか?」「どう守れば良いか?」を自分達で気付く事が大切です。 もちろん、それを気付かせる練習はしていくし、今後は少しずつポジション(役割)を決めて試合をしていきます。今日の様な接戦に負ける悔しさの中で、多くの事を考えるきっかけにしてほしいと思います。 僕達、コーチ陣も焦らず、各学年で必要な事を経験させてあげようと話しています。6年生には多くの方から評価を受けるサッカーを毎年できる様になっています。 皆さんもこの結果に焦らず、子ども達の成長を楽しんで、見守って頂ければと思います。

また今日もBチームのメンバーが応援に来てくれましたね。ありがとうございます。この学年の成長も本当にワクワクしています♪ まだリーグ戦などの試合もあるので温かい応援、よろしくお願いします。                成

  練習試合 4年生

11月3日(火)練馬区光が丘公園で行われました。
BOA VS リオFC(4年) 0−3 2−0 計2−3 
BOA VS リオFC(3年) 2−0 3−0 計5−0 
BOA VS リオFC(4年) 1−0 3−1 計4−1 
BOA VS リオFC(3年) 0−1 3−1 計3−2 
 
 今回はリオFCから練習試合のお誘いをいただき、会場を抑えてもらって4試合もすることができました。とてもありがたいことですね。
  4年生はブロック大会後から成長を続けているので今日も朝から楽しみでした。
サッカーのテーマは1.【攻撃は横に広く】 2.【守備は相手陣地でボールを奪う】でした。まず試合前のアップですが、4年生の気合いに驚かされました。寒さなんて吹き飛んじゃうくらいのOKの声、味方への応援、プレー、どの子もとてもすごくて誰をだそうか、本当に悩みました。コーチとしては最高の贅沢ですよね。
 試合では【各ポジションに1人〜2人のライバルがいて誰がMAXチームに入れるのか最後までわからないという今のチームの状態が子ども達を急成長させている】要因だなと強く感じました。試合にでていない子と一緒にプレーをみていると同じポジションの子をよく観察しているなと感じる場面が多く見られます。あの子にあって自分に足りないものはなんだろう、とか今のキックはねらってなかったから自分が入ったらこうするとか、4年生と一緒に試合をしている感覚ではなかったですね。サッカーは子どもを大人にします。本当です。
今の4年生には試合に絶対に出たい!!というスポーツをする中での大前提かな、そのハングリー精神に満ち溢れていますね。だからこそ自然とアップの雰囲気や試合の応援もよくなっているんだなと感じました。
 
試合後公園内のアスレチックでチームワークを高めるため!!遊具をつかってチーム対抗戦を行いました。本当に笑わせてくれるんだよな〜、ガンガン仕切って作戦を考える子、おいしいとこだけ持ってこうとする子、全く興味のない子、子ども達の特徴がサッカー以外からたくさん見えてきて面白かったですね。ます。
4年生はこれからも試合がたくさん続きます。ただこれだけはいえることで【4年生の今がゴールではないということです】。2年後の6年生になってから、いや10年後の大人になってからかもしれませんね、僕達がBOAで目指している指導は小学生での結果ではありません、卒業してからもサッカーを楽しめるようにを心がけて全員に伝えていくことだと想っています。保護者の皆さんにはまたこれからも温かく見守ってもらいたいと思っています。よろしくお願いします。 月

 中野区トレセン

 11月 7日(土)中野区多田小学校で行われました。 と言っても僕自身はスマイルリーグの審判をしてから向かったので最後の30分間のゲームくらいしか見る事ができませんでした‥‥。 先のトーマスカップの時にも書きましたが、5年生もそろそろ、このトレセンの事も目指す子は意識をしてほしいのでよく読んでほしいと思います。 今年度は中野区全チームの新6年生を対象に2回選考会がありました。 その中で中野区からブロックトレセンへ行く選手も同時に選考をします。

今年度はBOAから7名の選手が中野区トレセンに合格しました。そして、この日もBOAの選手は一生懸命にプレーをしていました。 今後トレセンの試合も続くので、頑張ってほしいと思います。 トレセンに入れれば、上手になる分けではありません。現に6年生の中には中野区トレセンに合格しなくても、最近では中心選手くらいの存在感で頑張っている子もいます。 多くの選手と活動をする事で刺激が増える事は間違いありません。その中で何を感じて、通常の練習に自分で活かす事ができるか?が大切だと思います。トレセンに所属するメンバーは楽しさ+向上心をもう1度、考え直して卒業まで成長を求めてほしいと思います。 成

  ‘09コレーガ杯 BOA−A

11月7日(土)埼玉県春日部立野小学校で行われました。
BOA−A VS ゆりのき 6−0 7−0 計13−0 
BOA−A VS コレーガ 0−1 3−0 計3−1 

 朝早くから遠いところまで(合宿以外では一番遠いんじゃないでしょうか)ご苦労様でした。ブロックからまだ2ヶ月しかたっていないのにはるか昔のことに感じます。それくらい今の4年生はのびているし【毎試合主役が違うところ】もすごい面白いことですね。
  今日のコレーガ杯Aチームだけでは人数が足りなかったのでBチームの皆にも協力してもらいました。今日のテーマは子ども達でまず考えてもらってでた『絶対に勝つ』。うーんとても大事なことだけど漠然としているな。では勝つためにはなにをしようかな。というところから【今までのテーマを1試合やりきる】に決まりました。今までのテーマを子ども達に確認しても1.攻撃はサイドに広く 2.守備はハーフラインより前で奪う 3.OKの声がすぐ出てきました。【なにをするべきか子ども達が理解してきている】証だとおもいます。
アップから試合を通じてかいと君じょう君の成長をとても感じました。いつも元気よくチームを盛り上げてくれていい状態で試合に入れましたね。誰がキャプテンなの?全員がキャプテンのつもりでやれるチームになったらとても面白いですね。
 2試合目のコレーガは前回ボコボコにやられていたこともあり子ども達の気合いが伝わってきました。激しいプレッシャーや当たりにもビビらなくなってきています。後半には力で来る相手に対して技でうまくかわしてのシーンも沢山見れました。自分たちはやれるって今日でまた自信がついたんじゃないかなと思います。トーナメントを終えてチームで戦えるようになってきました。!応援もプレーも元気もどこも負けないような素敵なチームを目指しちゃいましょう。         月

‘09コレーガ杯 Bチーム

 11月7日(土)埼玉県春日部市立野小学校で行われました。

 BOA−B vs コレーガ 0−0 0−5 計0−5

 BOA−B vs ゆりのき 3−0 6−1 計9−1

 今日は埼玉県春日部市の立野小学校と言う遠い場所で試合が行われたのですが、たくさんの人が来てくれました!アップは月コーチにしてもらっていたのですが、審判をしながらみんなの様子を横目で見ていてとてもワクワクしました!みんな朝早くに遠出してやってきたにもかかわらず元気いっぱいで気合も十分でした!

試合のテーマは最近ずっとやってきた「攻撃はサイドに広く」「守備は相手の陣地でボールを奪う」です。1試合目は前回圧倒されたコレーガ相手に随分テーマができたと思います。もちろん相手の猛攻にはあってしまいましたが、みんな体を張って一生懸命守りました!また、前半はボールを持った人しか攻めてないといっても過言ではない攻め方でしたが、後半はオフェンスからディフェンスの人まで8人全員が攻めていたシーンもあり、とてもいい試合ができました!失点に関しては全部ロングまたはミドルシュートなので、これは相手選手に拍手です。が、みんなやることはやっていたので大丈夫!

2試合目はテーマの「攻撃はサイドに広く」「守備は相手陣地で奪う」はほぼ満点でした!最近練習でやっているファーストタッチの意識も随分高く、いいファーストタッチがたくさん見られました!中でもきすけくんはいいファーストタッチでゴール方向に向かい、冷静にキーパーのいないコースにシュートを決めました!とてもいいプレーでした!

内容も本当によかったのですが、なによりコーチが嬉しかったのはたくさんの子が「本当にうまくなりたい!」と言う気持ちで試合もアップも応援も頑張っていてくれたことです!「応援しなきゃ試合に出れないから」ではなく、「チームとして勝ちたい!」と言う気持ちで応援をしている子がたくさんいて本当にうれしかったです。そして、その気持ちがチームになるということの第一歩でもあるし、これから先レベルアップするために不可欠だと思います。

今日は朝早くから本当に遠い所をみんなありがとう!そして送り迎えをしてくださった皆様、遠い会場まで来ていただきまして本当にありがとうございました!  Y

 東京都U−18フットサルリーグ 第1部

 11月7日(土)としまえんで行われました。

第1節 BOAU−18 vs バブル 3−1 1−3 計4−4                            
東京都U−18フットサルリーグは、今年度で2回目の大会です。昨年、第1部で優勝し、初代王者という輝かしい結果を引き継いでの2年目となりましたが、今年は高校のサッカー部にも所属している子が多く、試合に参加できる子もその日にならないと確定が出ません。 この日もGK不在の中での試合となりました。

 昨年の先輩達の活躍を引き受け、選手達は頑張ってくれました。今年から、より攻撃的にプレーをしようと現在、スペインでも主流になっている1−1−2のDFにもチャレンジしています。チーム戦術は簡単に身に付く物ではありません。技術的に言えば、理解⇒練習⇒課題の発見⇒修正 をくり返しながら磨き上げていかなくてはいけません。そして、もっと大切になってくるのが内面的な物。チームという集団を理解し、チームを尊重し同じ目標を同じモチベーションで共有していかなくてはならないのです。 今年のメンバーは、今年度からBOAに入り、まだまだ時間も浅く、この部分を伝える難しさを感じています。 しかし、体は大人でも心は大人の1歩手前の彼らにこそ、この経験は今後の人生においても最も必要であり、良い経験をさせてあげたいと考えています。

 昨年度までのチームは長い子は幼児から、ほとんどの子は中学生からのスタートだったのでチーム作りに6年間をかけました。その中で衝突や壁を乗り越えていく作業の中で多くの事を伝える事ができました。そう言った意味では、この学年との時間は余りありません。日々の練習、このリーグも1戦1戦大切に時間を過ごしていきたいと思います。皆さん、応援よろしくお願いします。 成

 中野区秋季会長杯5年生大会 BOA−A

 11月8日(日)多田小学校で行われました。

 BOA−A vs 明愛 6−0 11−0 計17−0 1回戦

 5年生も秋季会長杯がスタートしました。久しぶりの試合となってしまいましたが、今日のテーマは「チーム全員でボールを支配しながらゴールを目指す!」でした。 今までやってきたDF陣のボールの奪い方が素晴らしく、爆発的に奪う⇒1人引き付けてからのパス をしてくれるので、この時点で相手選手を3人はかわしている形になります。 その後、ボールを受ける前の選手はスペースの中で良い判断と相手の裏をつくプレーを見せてくれました。 前半、テーマへの達成感も高くベンチに揚揚と引き上げてきた子ども達に僕の中で今流行りのフェアープレーの話をしました。

「ルールを守る事は、もちろんとしてどんな点差になっても試合終了の瞬間までゴールを目指す事。これが今日みたいに大量得点差で勝っていても、逆に負けていても一緒です。 試合は上手くなる為にやっています。だから、勝っているからと言ってプレーが雑になる様ではフェアープレーではないのです。」前半6−0で勝っています。後半は更に点を取るつもりでプレーしてきて、とも伝えました。

‥‥凄かったです! 後半は更に11点も得点してくれました。 今までの僕は、こんな試合展開の時にDFやGKの子にFWを経験させたりしている時期もありました。これは、相手チームや上手くなりたいと言う子に失礼だったかもしれません。上手くなる為に、いろいろなポジションを経験させる。もちろん大切な事です。しかし、それは、それをするべきタイミングの試合でしていけば良いと思います。

 今日の試合で、なかなか勝ちきれない、実力を出し切れないこの学年のメンバーにも自信を持ってもらえたかと思います。この試合で最後まで実力を出し続ける経験ができました。 あまり時間を置かずに、逆の徹底的に壁を感じる経験ができるとこの学年のメンタル面の成長を期待できるので、出来る限り、試合を沢山組んでいきたいと思います。 良かったり、悪かったりも少年サッカーの醍醐味でもあります。この中で成長を続けていってほしいと思います。           成

 中野区秋季会長杯6年生大会

 11月8日(日)多田小学校で行われました。

 BOA vs WSC 1−0 0−1 計1−1 PK4−2 準決勝

 試合前、子ども達から「今日のキャプテンは受験でこの大会が終わったら、しばらく来れなくなる子をキャプテンにしたから。」と報告がありました。本当に子ども達は大人になっていきますね。自分の事だけでなく、仲間、そしてチーム全体の事を考えています。だから、今日の試合は絶対に勝利しよう!と言う気持ちが伝わってきました。

 しかし、どうもその意気込みが空回りしてしまいゴール、ゴールへ!と急ぎすぎてボールを失ってしまう展開が試合終了まで続きました。みんなのプレーから「こんなはずではない。」と迷いが聞こえてくる感じでした。その結果として、更に前へ前へと急いでしまう‥‥。 試合後にも少し話しをしましたが、結果は決まっているのです。どんな展開になっても自分達のやるべきプレーを1つ1つしていくだけです。今回の様な試合だからと言って普段やっていない事をやろうとすれば上手くいかなくなってくる事は当然の結果です。 今回、気が付いてほしいのは、普段やるべき事を十分にやっていれば、自分達の結果も自信を持って信じる事ができたと思います。俺、焦ったプレーをしちゃったな。と言う子は、普段からするべき事をして自信をつけていきましょう! そして、こんな展開になった時にチーム全員に「大丈夫だから!」と伝えられる選手が出てくると、より成長していくと思います。

 内容は悪くても勝ちきった所にチームとしての成長を感じます。今まで対戦したチームでも強豪と言われるチームは内容が悪くても結果を出すと言う所がすごかったよね。(だから強豪なのかな。)今回のみんなにはそんな力強さを感じました。これは、これまでのみんなの経験から来ている強さなので、この部分は自信を持っていきましょう! 卒業までの時間が少しずつ近づいてきました。コーチはまだまだ成長できると思っているので、みんなも卒業の瞬間まで成長を目指していきましょう!!!                               成 

 ジュニアフットサルカップ 5年生大会 

11月15日(土)朝霞市総合体育館で行われました。
BOA vs フットボウズ 1−2 
BOA vs バブル朝霞  1−4
BOA vs サンデーSC 3−4 
BOA vs バブル    1−3
BOA vs 小金井緑小  3−0 

今日のテーマは【強さをみせる】でした。皆の中での強さってなんでしょう。試合に勝つことが強い、たくさん点を取る人が強い、足の早い人が強いのか、体が大きい人が強いのか。皆に考えてもらいながら試合に臨みました。
  結果は今までにないくらいボコボコでしたね。コーチ自身も修正できなくてとても悔しい気持ちでした。
 ただその中で選ばれてMVPをとったのがナオキ君でした。これは本当にすばらしい事だと思います。大会にも選ばれて選手の中でも選ばれてましたね。ナオキ君はどんなに相手のプレッシャーがすごくても、【自分が今できることを一生懸命チャレンジしていました。】もしかしたらコレが強さなんじゃないかな、自分のやれることをこなす。簡単なようでそれは周りの状況の変化でできなくなるものだと思います。間違いなくナオキ君は試合で一番輝いていました。頑張って皆についていこうとする姿勢が今日の結果につながっているのかもしれませんね。
 今日の負け方は逆によかったのかもしれません。もう一回自分達のプレーを振り返ってみるそれも子ども達自身で。今日の負けをさらなる成長をするために絶対に生かしていきたいですね。                       月

 「強くなる!」

 現在まで、多くの子ども達を観てきました。ここ数年、BOAはリーグ戦等の活動も積極的に行い、年間で300試合近くの試合を観ています。 試合でもブロック大会等の上へ続く公式戦や練習試合等、目的も種類も沢山あります。

 試合をしていると子ども達が「上手くなる日」と「強くなる日」があります。上手くなっている日は強くはなっていません。今、持っている技術で乗り切っているからです。 結果として上手くなっている日「練習してきた技術を試合で発揮できる様になれた日。」として結果も試合で勝てています。

「上手くなっていない日」は負けます。しかし、負ける日は成長の停滞ではありません。負けた日に強くなるのです!「強くなる日」です。

僕は「たくましい人間」を育てたいと思っています!上手いだけではトップにはなれません。これはサッカーに限った事ではありません。社会に出てもそうですが、上手い人は「上手いね。」だけでやっぱり終わってしまいます。「強さ」がないとひと時の成功はあっても残っていけないと思うのです。

勝ったり、負けたりの修羅場をくり返している方が、上手くもなるし、強くもなります。この中での体的、メンタル的な反復のくり返しを乗り越えて成長していく事を体で覚え、子ども達はたくましく成長していきます。これが何事にも変えられない子ども達の大きな「宝物」だと考えています。

全ての試合に勝つ事が「強さ」ではありません。では「強さ」とは?技術的に素晴らしく成長をしている5年生は、今日1勝4敗と言う散々な結果でした。僕はU−18の試合があったので1試合しか観られなかったのですが、この試合の僕のMVPはサッカーを始めるのも遅かった事もあり、技術的にはまだまだ正直劣っているかもしれませんが、「いつも通りのプレーをした」なおき君でした。そして、1日の大会を終え、チームみんなで選んだMVPもなおき君でした。この辺にもヒントがあるかもしれません。この日の活躍だけでなく、みんなとの差に対しても受け入れて継続していく「強さ」もなおき君にはあると思います。そして、なおき君をMVPにと「強さ」を見逃さなかったみんなにも強さはあると思うのです。 この日は、大会後(閉会式には戻って来れたので)「強さとは?」と言う宿題を出しました。みんながどんな答えを出してくれるかが非常に楽しみです。

これまで何度も話しをしていますが、BOAとして、指導者として「強さ」を求める為に、子ども達のミスや失敗(もしくは負けた試合)に注目をして「なんで出来ないんだぁ!」「また失敗しやがって!」と強制的に怒鳴り散らす様な事はしません。また罰として体罰や走らせるなんて事もするつもりはありません。 勘違いしてほしくないので、あえて書きますが残念な事にそうチームも沢山あり、それが子ども達を強くしていると指導者の自己満足や感情のはけ口になっていて多くの子ども達の将来を壊している事も沢山あります。 大切な事は「子ども達の将来」です!この部分は何があっても譲れません。

今まで通り、例えば10回そのプレーをして1回の成功があったら、その1回を褒め、次は2回、3回と成功回数を増やしていこう!と励ましポジティヴな環境を作っていこうと思います。(前者は9回の失敗に注目し、ひどい場合は9回の成功、1回の失敗の1回の失敗を探してる人もいます。それは指導者ではなくても出来ますものね。)

それでも今回、5年生にここまでの話しをしたのは、そこそこ負ける事に慣れてしまってきているからです。何度も言う様に5年生は学年全体として技術は向上しています。負ける事は決して悪い事ではありません。しかし、そこそこ負ける事に慣れてしまい、その後の変化が観られない(練習時や試合のプレー外の面も含めて)事にみんなの将来に不安を感じてしまいました。折角、ブロック大会初戦敗退と言う「強くなる」チャンスを無駄にしてしまっているのです。

成長すれば必ずより手強い相手が出現します。これはサッカーに限った事ではありません。社会に出ても成長すればステージが上がり、さらに上、さらに上の強敵や問題が出現します。みんなの大好きなゲームの世界もそうだと思います。スタート時点は、普通に倒せるスライムばかりですが、物語が進むと強いボスが次々に現れてきます。 ルフィーも悟空もなんとかギリギリの所で相手を倒しても次回はもっと強い相手が現れます。(分らない人はごめんなさい笑)だから面白いのです。

3年生以上は今回の中野区大会秋季大会より、A・Bチームと言う選考を行いました。 もちろん、子ども達の事を観ているので同じ「強さ」を求めるにも強度も違えば、求め方も変えています。 「できる様になる楽しさ」を経験してから「真剣勝負」の楽しさと言うのも心得ています。 時々、競争に罪悪感のある方がいらっしゃいますが、スポーツも人生も競争です。頑張った人と頑張ってない人が同じ結果では、やる気がおきません。幸いな事に高校生まで見てきているので実感として思っているのですが、競争をしない子どもは無気力な子に育ってしまいます。何に対しても無気力なのです。別にサッカーでなくても良いと思います。勉強でも、遊びでも必ず結果が出ます。その結果を受け入れ、他人からやらされるのではなく、自分の内から「じゃあ、どうすれば?」と考えて、立ち向かっていけるたくましい心。それが「強さ」の1つであり、そんなたくましい人間を育てる手伝いをしていきたいと常々考えています。(すごく、長くなってしまって申し訳ありません。その後、5年生のメンバーから「強さとは?」のレポートを書いて提出してもらいました。1人ひとりが真剣に考えてくれたのが伝わってきました。今後の5年生の活躍には注目して下さい♪ 他の学年のメンバーもこの機会に「強さとは?」とご家庭で話して見るのも良いかもしれませんね。答えは、沢山あって良いと思います。僕自身も「強さとは?」を追及中です 笑)                 成                

 東京都フットサルU−18第1部リーグ

 11月15日(日)としまえんで行われました。

 第2節 BOAU−18 vs フットボウズ 0−1 1−4 計1−5

 BOAU−18は高校のサッカー部に所属している子が多く、この日も試合と重なり来れた子が6名でしかもGKがいない状況。子ども達には、5年生と同じく「強さ」をテーマにしました。 BOAのメンバーは他チームからも上手い選手ばかりと評価を受けています。僕から見てもボールを自由に扱う技術は自信を持って、評価できます。しかし、上手さだけではトップになれません。 どんな世界でも最終的に残っていくには「強さ」も必要な話を試合前にしました。 僕も現役時代に社会人リーグを経験しているので、20分ハーフのフットサルの過酷さ、そして専門GKのいない状況の不利さは十分に分っています。それでも、この試合をただこなすのではなく、戦いきる事を求めました。

 相手チームは夏の大会で優勝し、このリーグでも優勝候補の実力のあるチームでしたが、BOAの選手は最後まで走りきり、防戦一方という展開ではなく、時間帯によっては対等以上のプレーを展開してくれました。この学年が、そういった意味で戦う姿を見せてくれたのは初めてで本当に感動をしました。ワンサイドゲームの上手いプレーには、この感情は起こらないですものね。「上手いね」で終わってしまいます。今日の試合の様に、直向さとどんな状況でも戦い切る「強さ」が感動を呼び、周りの人を動かし、さらにはそれが自分自身にも帰ってきて最終的に結果や成功に繋がるのだと思います。

 今後のリーグも人数、条件的には苦しい展開が続きますが、その中で戦いきる事で人としての「強さ」を身につけ、逞しい人間に成長してほしいと願うばかりです。結果はいつかついてきます。1歩ずつ戦っていこうと思います。       成

 ミゲル・ロドリゴ氏講習会

 11月15日(日)池袋フットサルパークで行われました。ミゲル監督はスペインからやってきた現日本フットサル代表チームの監督です。この日の僕は5年生⇒U−18⇒ミゲル氏と1日フットサル漬けでした。 そして全ての時間でテーマとなったのが「強さ」です。 ミゲル氏は「強さとは?」の問いにスペインやブラジルの子ども達は将来7万人の人の前でプレーする事を前提に日々の練習をしています。方や日本人は残念な事に代表クラスの選手でも、素質、プレーで期待をしていても大舞台のプレッシャーに潰されてしまう選手もいると言う風に答えてくれました。 本当に指導者として学ぶ事ばかりです。これがBOAとしても大きなヒントですね。子ども達が将来求めるべき所を前提にプレッシャーを与えていく方法が1つの解決策でしょうか?

まずはお父さん、お母さんに見られる事のプレッシャーから乗り越えていく事がスタートになりますか?(笑)将来、世界中の注目の中でプレーする事を前提に練習していきますか?

 余談ですが、すごくラッキーな事に「火・水曜日に代表の練習をやっているから」と特別に代表の練習の見学にも誘って頂きました。部外者は3名の中で間近に見学をする事ができました。練習の内容はもちろん、ミゲル氏の行動にすごく影響を受けました。全く高圧的ではないのです。今までブラジルやイタリア、アジア等世界中の監督を見てきたし、日本でも様々なチームの監督、また講習会等でもいろいろな方を見てきました。時には、日本人と言うだけで見下した態度の方もいました。そんな中でミゲル監督は全く初めてのタイプです。これは、講習会の帰りにたまたま会って会話したのですが、「すごく表情が素敵ですよね。」と伝えると「本当に運が良い事に大好きな事を仕事にできている。それを楽しまなかったらもったいないよね。」と言う答えが帰ってきました(もちろん、通訳の方がいます。)完全にやられました。今後の日本フットサル代表とミゲル氏から目が離せません。皆さんも是非、注目と応援して下さい。本当に指導者は学ぶ事をやめたらコーチを辞めなければならないと言われますが、その通りと感じました。今回の経験で少し答えが見つかった気がします。僕も大好きな仕事を本当に皆さんのおかげで出来ています。やっぱり楽しいです♪    成

 

鷺宮強化4年生リーグ

 11月21日(土)上鷺宮小学校で行われました。

 BOA vs ムサシ    0−2 0−1 計0−3

 BOA vs スポーツ会館 1−2 0−3 計1−5

 今日の2試合は4年生にとって本当に良い経験となりましたね。対戦した2チームは、4年生でここまで完成したチームがあるのか?って言うくらい素晴らしいチームでした。僕自身も驚きがありました。

BOAの選手の出来が悪かったのではありません。今までやってきた事を一生懸命にプレーしてくれました。4年生は試合が続き勢いがあります。しかし、今までやってきた事や勢いでは、通用しなくなってきたのです。

 前に蹴り出せば、相手ゴールに近づきます。しかし、そのボールはコントロールしている分けではないので、相手のボールになってしまう可能性が増えてしまいます。それをいくらコーチが言っても、本当に子ども達が頭や体で理解する事は難しいです。今日はその部分を感じる事のできる良い試合と対戦チームに恵まれました。今日の経験で、今後はよりサッカーと言う競技を理解していく期間に突入していくチャンスをもらいました。 単純にゴールを目指す為に、ゴールを守る為に選手1人ひとりがどうすれば良いか?を判断できる事が目標です。ステップとして「相手にボールを奪われない」キックではなくてパスをする事を今後はテーマとして練習していきます。

 今日も新しい子が成長を見せてくれました。日替わりでMVPが変わる事もこの学年の良さです。またまた成長してしまいますね。今日をきっかけに子ども達がどう変化していくかもすごく楽しみです。                 成

 東京都U−18フットサル 第1部リーグ

 11月22日(日)筑波大学付属高校で行われました。

 第3節 BOAU−18 vs 府中AFC 0−1 2−2 計2−3

 毎週、苦しい戦いが続きますが、成長を見せてくれています。少しずつチームプレーが浸透してきました。 もう1歩の所で勝利を逃しましたが、ここが踏ん張り時です。明るい部分も見えています。 2週間、試合が入らないので、この期間を大切にしてトレーニングを続けたいと思います。

 今後、しっかりとした形でお知らせをしますが、やっぱりフットサルの時間も充実させていきたいです。海外の有名選手の中にはフットサル出身者も多く、狭いコート少人数の中でプレーする事によってサッカーのトレーニングとしても成長を見込めます。 U−15・U−18年代の多くのサッカーチームではなかなかする事ができない(出来ていて当たり前の部分と時間的な問題もあると思います。)ボールコントロールや1vs1にも多くの時間を使う事ができるので、子ども達の成長の補完する場になると思うのです。来年度には、より充実した活動を行っていきます。また、ギリギリの状況で奮闘するU−18のメンバーの応援もよろしくお願いします。                                  成

 中野区秋季会長杯 5年生大会

 11月22日(日)多田小学校で行われました。

BOA−A vs 鷺宮A 1−2 4−0 計5−2 2回戦

BOA−B vs 鷺宮B 0−4 2−3 計2−7 1回戦

BOA−A 
今日のテーマは先日に引き続き【強さ】でした。この前の試合後に子ども達に強さとはなにかを書いて提出してもらいました。ひとりひとりが真剣に考えて、何とかするんだという気持ちが伝わってくる内容でとても今日が楽しみでした。先週ボコボコにやられて、ひとりひとりが考えて今日の相手は鷺宮。最高の条件がととのっていていい緊張感とワクワクがありました。
 
試合前に子ども達と確認したことはサッカーが巧いだけでは人は感動しない、ひとりひとりの強さが人を感動させるんだよ、今日は見ている人を感動させようぜ!!と送り出しました。
試合では前回の負けが本当によかったなと思えるくらいひとりの気持ちが入った好ゲームでした。今までにやってきたハイボール、攻撃は広く、守備は前へ、そしてなによりボールに最後まで喰らいついていく姿勢が見えてコーチも何度も泣きそうになっちゃいました。感動させてもらいました。この壁を乗り越えた5年生たちはワンランク成長したかもしれません。
 
今後としてはシュートは打つのではなく、【入れる!!】にもっとこだわっていく必要がありますね。今日の試合でも打って終わってしまっているところが見られましたね。そこを入れる、点をとるところにもっとスポットを当てていこうと、今日の試合では見えました。これから合宿もあります。さらにレベルアップできるように一段上の楽しさを感じながら頑張っていきましょうね。  月

BOA−B
今日のテーマは「強さ」です。今日は残念ながら欠席が重なったため7人での出場となってしまいましたが、7人だからと言って諦めるのではなくて、7人だからこそ最後まで体張って走り切って頑張るのが「強さ」だよね、と話しました。また、「強さ」って何だろうって話もして「自分たちのやるべきことをちゃんとやる」と言うのが「強さ」だよね。という話をしました。チームワークも「自分たちのやるべきこと」の一つだと思います。不在だったGKを引き受けてくれたり、そのチームに進んで献身できる姿は本当に立派です♪

試合では一人少ない中鷺宮と互角に戦っていました!しかし、もったいない事に引いて守ってってしまう場面が度々ありました。そのため相手にスペースを与えてしまい、強烈なミドルシュートを打たれて失点してしまいました。攻撃ではBOAもたくさんチャンスを作りましたが、後は入れるだけ、と言う場面で外してしまったり、失点後は焦ってしまってプレーが前にしか展開できなくて苦しくなってしまったりしてしまいました。

ハーフタイムでは強さの確認をして送り出しました!

すると後半は前半とは打って変わってキーパーを含め全員が前でボールを奪いに行きます!最高の形でボールを奪った後、前にドリブルすると見せかけてターンを使ったり、クルクルを使って反転しといて横パス、など多彩な攻撃で2点追い返しました!一人少ないのを全く感じさせませんでした!守備もみんな恐れずに前に出て戦い、例えかわされても周りの人がカバーして、体を張った気持ちのこもったディフェンスが7人全員に見られ、最高のサッカーができました!しかし、体力的に疲れてくると攻撃のリズムも悪くなり、守備も前に出た後のカバーが追い付けなくなったりしてしまい、最後5分程で失点してしまいました。ですが、今日は一人少ない中0−4から2−4にまで追い上げ、さらに攻め続けたみんなからは確実に「強さ」が伝わってきました。見ていたコーチは本当に感動しました!

今日は5年生にとっても4年生にとっても非常にいい経験ができたのではないかと思います。結果こそはついてきませんでしたが、お互いに褒めて励ましあいながら最後まで「強さ」を持って走り続けたみんなに心から拍手を送りたいと思います。これからもこの「強さ」に誇りをもって一緒に頑張っていこうね!      Y

 中野区秋季会長杯 6年生大会 

 11月23日(祝)多田小学校で行われました。

 決勝戦 BOA vs つばさB 3−0 1−0 計4−0 優勝

 ここ数週間「強さ」をテーマに5年生中心に取り組んできました。特に前日の5年生の鷺宮戦では彼らの中に今まで足りなかった「強さ」を感じてとても感動しました。(前半1−2の状況をひっくり返すだけでなく、4点もの追加点。今まで試合中に強い指示をしないで下さいとお願いから、いつも温かく見守ってくれていた保護者の皆さんもあの試合では興奮し、最後には熱い声援に変わっていましたものね笑 保護者の皆さんの感情も動かした物が「強さ」であると思います。 上手さだけでは、感動を呼ばないって事が伝わったのではないかと思います。)

 その究極の「強さ」を今日の6年生が見せてくれました。そこには「優しさ」がありました。優しさとは強さと比べて言葉的には下位にある様な気がします。上下なんてそもそもないかもしれませんが‥。今日の試合の1つ1つのプレーには仲間の為と言う気持ちがありました。前回の受験でしばらく休みになってしまう仲間の為だけなく、昨年優勝した先輩達からの優勝カップを引き継ぐためと言う大きな部分から、仲間に点を取らせたい。仲間が次のプレーをしやすくする為のプレーを次々に見せてくれました。 また、受ける方もその気持ちを感じて精一杯のプレーを見せてくれるので、幼い頃からを思い出し「本当に成長したなぁ。」と言う感動と「こういう環境で子ども達は成長していくんだろうなぁ。」とあらためて仲間を思いやる気持ちに感動していました。(試合中、正直何度か涙組んでいました。そんな時に大声を出すと泣きそうになるのは何ででしょうね 笑)

 今日は相手を引き付けてとか、パスコース作るなんて技術的な話をしなくても、仲間の為にていねいにパスを回したり、前の選手を追い越して行ったりと素晴らしいプレーをしてくれましたね。 ここまで一緒に戦ってきた5年生にも多くの事を感じてもらえたと思います。

 本当に優勝おめでとうございます!多くの事を乗り越えてきた結果なので、とても感動をしました。今日はあえての形でMVPを選びましたが、全員がMVPです。本当に選んではいけないくらい、みんなの力で成し遂げた結果です。 そして最後にも話しをしましたが、みんなはまだまだ伸びます!!この環境、このチームで卒業の瞬間まで成長を目指していきましょう。 卒業を意識するとまた涙もろくなるので卒業はしばらく禁句で(笑)                    成