2007年 2月号            

BOA SPORTS 通信

 BALOMPIE CUP 5年生大会

 1月27日(土)練馬区豊渓小学校で行われました。

 予選 Bグループ 

 vs保谷東  (西東京)0−0 0−2 計0−2

 vsMAMEOS(練馬)0−0 1−1 計1−1

 順位決定戦

 vs豊渓    (練馬)0−0 1−0 計1−0

 もともと人数の少ない学年ですが、風邪やケガなどの欠席も多くほとんど4年生チームでの参加となりました。1試合後、久々?に子ども達に渇を入れました。この日のテーマにした100%出し切る、を出来ている子がほとんどいないのです。現在の子ども達の体力を考えると1試合全てを全力で走れ!とは言いません。しかし、自分がボールを奪われた後、自分のゴールがピンチな時くらいは、全速力でボールやゴールに走ってほしいのです。実は試合前に対戦相手の試合を観て「弱そう。」と発言した子が沢山いました。僕自身もそう思いましたが、試合中はBOAの子も「弱そう。」に見えてしまいました。全てのプレー、いや1試合通してずっと同じ速度で走って?歩いているのです。2M近くにボールがある時にキュッっと速度を上げ、マイボールにしてしまえば楽にプレーできるのに同じ速度でゆっくりプレーしているので戻らなくてはいけなくなります。その戻る速度ものんびりしているので「弱そう。」に見えてしまうのです。 今の6年生の中にも技術がこれからな子は沢山います。しかし、そんな子達は必死さが違います。その精一杯の気持ちによってチームに貢献し、仲間との絆を築いてきました。渇が効いたのか2試合目、3試合目は内容が変わりました。5年生にとっては久しぶりの勝利も味わいました。まだまだ何人かの頑張りによっての勝利だという事を忘れないで下さい。全員が本気に目覚めた時、持っている技術と融合して素晴らしい試合ができると思います。本日、参加した3人の5年生の中でゆうすけ君が優秀選手賞でメダルをゲットしました。今できる精一杯のプレーをしてくれました。100%出し切る習慣を皆で作っていきましょう! 保護者の皆さん、温かい応援ありがとうございました。そして、5年生久々の勝利おめでとうございます。まだまだな部分もありますが、マイペースな5年生も少しずつ変わり始めました。日々のちょっとした変化に喜びも感じています。焦らず1歩1歩の成長にこれからも目を向けて頂ければと思っています。よろしくお願いします。            成

 FC東京サッカークリニック

 1月28日(日)中野区多田小学校で4.5年生対象に行われました。2日連続で早朝からのFar Star☆と試合、クリニックとサッカー漬けになった子ども達は疲れも見せず楽しいそうに参加してくれました。特に5年生は今まで見た事もないくらいの集中力でプレーしていました。この日のクリニックのテーマは「奪う」。前日の試合で出た課題克服には最高なテーマです。前日の試合直後という事もあって、理解しやすいテーマだったと嬉しく思っています。FC東京のコーチも上達する為には、ボールを思い通りに動かせる様になる事→その為には、毎日ボールに触る事と言っていましたね。4.5年生からでは遅いという不安がある子もいるかもしれませんが、人生で最も技術を習得するのに適した『ゴールデンエイジ』を迎える今だからこそ、練習したら練習しただけ上達できる様になるのです。2007年はまだ始まったばかりです。今日から毎日、ボールに触ってサッカー年にしましょう!   成

 中野区2年生フットサル大会 

同じく1月28日(日)2年生の中野区フットサル大会が行われました。先週に引き続き行われた大会は勝敗に関係なく、みんなが楽しくボールに触わる事を目的とした少人数制のフットサル大会となりました。中野チーム・練馬チームそれぞれに別れ、2週に渡り各チーム合計4試合ずつ行いました。普段、キーパーのポジションで出場している子がフィールドプレーヤーとして活躍したり、また反対に普段フィールドプレーヤーで出場している子がキーパーを行ったりして、お互いがお互いの気持ちを少しは理解し合えた大会になりました。子供達もいつもの真剣な鋭い顔つきとは少し異なり、真剣さの中にも楽しさが溢れる良い表情をしていました。また各チーム勝利を手にしとても良いムードで終える事ができました、この勢いで2月の試合も頑張って行こう!!!   A                            


 ヤンガーフレンドリーカップ6年生大会

 2月4日(日)埼玉県三芳町運動公園にて行われました。

 vs なみきのエース   0−1 0−0 計0−1

 vs 清瀬VALIANT 0−1 0−1 計0−2

 6年生の卒業までテーマは、子ども達から出た「チームが1つになる!」です。その目標を達成する為に、卒業まで沢山の大会や卒業招待大会に出場する事にしました。この日のヤンガーは、その為の第1弾です。何人かの主力メンバーの力での結果は、この時期必要ありません。全員が後悔しない様に残り2ヶ月間を過ごしてほしいと願っています。目標通り、今まで主力メンバーではなかった子の気持ちのこもった光るプレーを見せてくれて喜ばしてくれもしました。結果は都大会出場チームや埼玉県の戦うサッカーにもう少しの所で競い負けてしまいました。試合後に「是非、下の学年も試合しましょう。」と誘って頂きました。思えば、この学年のメンバーのサッカーを評価して頂き多くのチームとの交流がもてたと思います。この日もBOAらしいボールを回し、人が動くサッカーが展開できた事には満足しています。来週のCTNカップに向けて良い準備となりました。ギリギリの所で競い負けてきた結果は、CTNカップで取り返しましょう。全員が小学校生活No1のプレーをしてくれる事を楽しみにしています。強風でもの凄い砂埃の中で懸命にプレーした子ども達、また遠くまで朝早くから引率して下った保護者の皆さん本当にお疲れ様でした。 成

3・4年生練習試合

同じく2月4日(日)中野区武蔵台小学校にて3・4年生がKFCと練習試合を行いました。各学年、2試合ずつ行いましたがどちらの学年も同じような展開で非常に勉強になった一日となりました。3年生の一試合目は前半から得点を重ねリードしていましたが、後半に入ると守り切れず逆転負けをしました。試合後のミーティングでいつも以上に強い口調で子供達に問いかけました「こんな展開、悔しくない!?コーチはすごく悔しいよ、負ける事では無くやる事をやっていない事がとても悔しいよ」と。すると一人一人が反省し2試合目の奮起を約束してくれました。そして向かえた2試合目、1試合目とは別のチームかと思うほどに、恐れる事無くボールに対してアプローチをしていました。結果、6−0の完勝という最高の形になりました。 4年生もまさに同じような展開の2試合でした。1試合目は後半の残り5分まではリードしていましたが、同じ形で2失点しての逆転負けでした。試合後、悔しさのあまり泣き出しそうな選手もいました、そして僕自身も強く語りかけました「全く同じ形で失点しているよ、もっと周りを見て考えてプレーしよう」と。少し長めのミーティングで次の試合の失点0をチームで約束しました!そして向かえた2試合目、課題だった守備面で全員が力を発揮してくれて、見事2−0の完封勝利を果たしました。有言実行してくれた選手はとても素晴らしかったです、一つ一つのプレーに気持ちが感じられました。今後もこの試合の勢いを大切に戦って行って欲しいと思いました。
本日は相手チームからの急な誘いにも関わらず、沢山の選手並びに保護者の方々にご参加頂き誠に有難うございます。         A

 ヤンガーフレンドリーカップ2年生大会

 2月11日(日)埼玉県三芳町運動公園にて行われました。

 vsなかよしレイソル 1−3 1−2 計2−5

 vsFCフリッパー  2−0 0−2 計2−2

 1年間、負けた経験がほとんどなくノッテいたこの学年も久々に敗戦を味わいました。他の学年の時にも書きましたが、この大会は普段のサッカーとはまた少し違うサッカーも経験してもらう為に参加しています。 ボール際、走る量、力強いキック、2年生という学年関係なしにこの大会らしさを味わい負けました。相手を観て、避けていくドリブル。ていねいなパス‥BOAの子ども達もらしさを出しました。思わず笑顔になってしまうようなドリブルで相手を次々に避けていくシーンも沢山ありました。 僕は蹴って、走ってのサッカーは子ども達の成長する機会をなくしていくと思っています。自分の所に来たボールを全て跳ね返す事だけをくり返しても試合には勝てても、上手くはなっていないという事は子ども達でも理解できると思います。しかし、あのサッカーにもBOAらしく勝ちたいと思っています。もっとドリブルで相手の逆を取れれば? もっとねらった所にねらったスピードでパスを出せれば? もっと上手に良い場所(ドリブル、パス、シュートしやすい)にボールを止める事ができれば? と子ども達には刺激となって感じてほしいのです。そして大きく蹴ってくるチームには、早くアプローチに行って蹴らせなければいいのです。それには、走る量も必要になってきます。 試合以外の部分で、本部前からコートに行くまでの間に大きな差がありました。相手チームは審判の後を1列でついていきました。BOAの子は、前から5人くらいがしっかりと並んで歩き、その後ろは前が進んでいても気が付かず、後ろの人と話していたりダラダラと歩いていました。とても今から戦うチームには見えませんでした。コートまでの距離もしっかり歩けない子が試合中、運動量多く走りきれる訳がありません。前から5人の子は試合でも本当に頑張っています。最後まで戦ってくれました。他のメンバーの成長と頑張りが必要です。11人で行うサッカーは5人の力ではやっぱり勝てません。全員の力が必要なのです。今回の結果が悔しいと本当に感じてくれたなら、こういう試合以外の所から意識改革していきましょう!保護者の皆さん、今回も遠い所までの引率と温かい応援ありがとうございました。          成

中野区CTNカップ

 2月12日(祝)中野区妙正寺川グラウンドで行われました。

vs ジェッツ 2−1 4−0 計6−1

vs わかみや 0−0 0−0 計0−0 PK負け

 6年生最後の公式戦が始まりました。トーナメント形式の為、負けたら次回は下位トーナメントになってしまいます。実は1試合前の1週間、この学年はいろいろな事がありました。簡単に説明すると、1人の子が今まで言えずに貯めていた不満を大爆発させたのです。練習以外の場所で起きた事ですが、今までのちょっとした心ないメンバーの行動が積み重なり、その子にとっては心の中で積み重なっていってしまったのです。この週の練習では、ボールも蹴らずにみんなで話し合いをしました。みんな泣きながら話をして、自分達で1番良い方向に解決をしてくれました。その時に僕の言った言葉は「今までも、みんなで沢山話をして乗り越えて来たじゃん。俺、お前達の事、信じているから。」その日の帰りは、夜7時になりましたが、とても美しい姿でした。 そして、この日2試合目は、「全員が1つになる」をテーマに本当に良いプレーを見せてくれました。本当〜〜〜〜〜〜〜に残念な結果でしたが、試合後他のチームの監督さんやコーチ陣から「間違いなく、この学年で1番、良いサッカーをしているのはBOAさんですよ。」と言ってもらった通り、負け惜しみではなく、ドリブルで崩し、サイドにパスを回しねらいを持ったサッカーをコート全面で魅せてくれました。嬉しかった事は、この試合で今まで自分を出せずにいた子の開花やベンチスタート組みの活躍などチームが1つになるに近づけた事。本当に最高のチームです。最高なメンバーです。今日は負けてしまいましたが、CTNカップはまだ続くし、卒業招待大会もあります。そして、まだまだまだみんなのサッカー人生は続いていきます。夢に向って地道に練習に励んでいきましょう! 長い間、応援し続けて下さった保護者の皆さんにとっては、本日はとてもショックな結果だったと思います。しかし、長い間、見守り続けて下さった皆さんだからこそ、チームメンバー1人ひとり、全員の成長を感じて下さったと思います。内容的にも目指してきた、ドリブルとパスの融合を魅せてくれました。ここという場面で勝ちきれないのは、相変わらずですが、サッカーの実力差、学校、地域を越えて本当に仲間を信頼し合い、よい仲間に成長してくれたと思います。子ども達の長い人生はこれからも続きます。今後も良きサポーターであってほしいとお願いします。本日は、本当にお疲れさまでした。        成