2008年 10月号            

BOA SPORTS 通信

 5年生練習試合

 9月28日(日)杉並第10小学校で行われました。

 (3ピリオド8人制)

 vs馬橋FC 3−0 0−0 5−0 計8−0

 vs杉十FC 5−0 3−0 1−0 計9−0

 (11人制)

 vs馬橋FC 3−0 1−0 計4−0

 vs杉十FC 4−0

 久しぶりに5年生の試合が出来ました。現在、日本サッカー協会では子ども達の育成の為に8人制のサッカーを奨励していて、全日本少年サッカー大会も2011年度までに8人制で行うそうです。現在はその以降期間としてブロックによっては、今日の様な方式で大会が行われています。(地デシ放送みたいですね。) 個人の技術力向上、良い判断を土台としたパス回しを目指すBOAは、この方式が向いていて今日も素晴らしい内容の試合をしてくれました。期待感があった4年生・6年生がブロック大会初戦で負けてしまった事もあり、今日は良い内容にプラスして、『絶対に負けない!』と言う気持ちの土台の上に良いプレーをする事をテーマに試合をしました。

 パスコースを作り、ドリブルも行ける時は前への良い判断で仕掛けるので全ての試合が好ゲームとなりました。DF陣もただボールを回すだけでなく、良いドリブル突破をくり返し、OF陣の決定力も上がってきました。 気持ちの面でも声を出し、盛り上げてくれる選手が出てきました。最近の練習では、僕はちょっと意地悪をして掛け声を出しません。 そこで誰かに任せるのではなく、声を出して盛り上げる選手が出てきてくれる事をねらっているのですが、6年生よりも素早く反応し練習でも声を出してくれます。こういう選手がトップまで上がっていくんでしょうね。 他の子も見習っていってほしいと思います。1ヶ月後の本番まで残り、どれくらい試合を組めるかは分りませんが、精一杯の準備をして、試合後に後悔だけはしないでほしいと思います。当日も含め、全力で取り組み、その結果が力が足りなかったのなら、次への挑戦はより大きく成長できると思います。どんな相手でも今日の様なサッカーをしたいですね。1日1日前進して行きましょう!      成

 ‘08鷺宮強化3年生リーグ

 10月4日(土)江古田小学校で行われました。

 vs 鷺宮     0−3 2−0 計2−3

 vs スポーツ会館 1−1 0−2 計1−3

 沢山の子ども達が参加してくれました。(21人)ありがとうございます。リーグ戦への参加は、沢山の子ども達に試合の経験をさせて、成長の場を与えたいという想いで参加していますので、これからもご協力お願いします。

 結果から言うと、惜しい場面も沢山作るものの2連敗という結果でした。対戦したチームは、役割を理解し大人のサッカーをしてくれたので、「今までのサッカーでは通用しなくなってきたゾ!」とBOAの子ども達も気付く事が出来たと思います。それ以前の部分の自分達の足りなさも理解できたのでは‥。この部分は、気付いていかないといけない時期に来ています。繰り返しになりますが、コーチの話を聞くは本当に出来ていないです。 今日は、こうやって戦っていこうゼ!テーマは○○○だよ。と言う話をしていても、お砂遊びに夢中! コーチの作戦板が絶対に見れない位置で1人の世界へ‥。 サッカーでも良いポジションがある様にお話を聞く時も良いポジションがあります。今日もポジションを決めて試合をしたのですが、理解している子としてない子の差がありました。
 そして、仲間が試合をしている時の応援する姿勢も最悪でしたね。確かに、沢山の人数で試合時間が限られていますが、今はポジション等、次のステップのサッカーを覚える為に外から試合を観る事も成長には大切な作業です。しかし、仲間が一生懸命に試合をしているのに応援をしていないどころか、お砂遊び、ひどい子は遊具にぶら下がっています。(これは、子ども達が少しでも消耗しない様に日陰を選んだコーチのミスかもしれません。) 悪い子ばかりではありません。練馬のゆうと君、かずき君、りく君はコートの外にいても仲間が取りに行く時に大声で「OK!」の声を出していました。(OK!の声は、相手へのプレッシャー。声を出す事で責任を持つと言う意味がありますが‥この場合、チームが負けたくないから出来る限りの事をやると言う姿勢が素晴らしい!)やっぱり、こういったメンバーは着実に次のステップに進んでいます!こんな風に仲間と協力して1つの目標を目指したり、勝利を目指す事、1人ひとりが役割を果たしていく充実感等、これからチームとして戦っていく事でサッカーの楽しさが広がっていきます。プレーの面でも、これからが本当のサッカーの楽しさを味わう時期です。これからも沢山の試合をしていきます。ただ試合に参加するだけでなく、試合の経験から1つ1つ学び1試合ごとに成長していきましょう! その積み重ねで結果も変わってきます。いろいろな意味で 意識を変える時期ですね。がんばりましょう!                成

                                

 中野区春季4年生大会 BOA−B優勝!!!

 10月5日(日)大和小学校で行われました。

 BOA−B vs 谷戸フレンズ 3−0 0−1 計3−1 優勝

 BOA−B vs KFC−A  1−0 0−1 計1−1 フレンドリー

 今日の試合は、優勝を目指して強い気持ちでプレーをする事をテーマにしましたが、アップでは元気がなく少し不安になってしまう場面もありました。試合になるとキャプテンゆうやを中心にドリブルでチャレンジする場面が沢山出て良かったです。ただ今日は、相手に恵まれました。今後は、ドリブルだけでなく、パスを回し良い判断をしていかないと通用しなくなってくるので、これから頑張って練習していきましょう! それでも初優勝おめでとうございます。練習での自信も変わってくるかな。これからも楽しみにしています。                 T

 これまでこの学年はBOA−AがBOA−Bのメンバーを引っ張る形で成長してきましたが、今回の優勝で自信になったと思います。 これまで自信のなさから消極的なプレーが多かったメンバーもBOA−Aと一緒にプレーをしてもらしさが出せるのではないかと楽しみにしています。本当に優勝、おめでとう!!!    成

 中野区春季6年生大会

 10月5日(日)多田小学校で行われました。

 vs つばさB 0−0 0−0 計0−0

 今日のテーマは「全員がゲームに関り続ける!」でした。関り続けるとした事で1試合、40分間、集中を切らす事なくプレーしてほしい。ポジションに関係なく、ボールに対してアクションを起こす事で、ボールを持っている選手の選択肢を作り続ける事がねらいです。 引き分けと言う結果でしたが、内容的には、これまでとまた1段レベルアップしたサッカーをする事ができました。 シュート数が確実に増えましたね。 僕の究極の理想は、1人ひとりがボールを失うミスを1試合で1回少なくすれば、11回(今日の場合は8人制なので8回)DFをする回数が少なくなります。そう考えると、試合開始から終了まで自分達が指導権をにぎり続けて試合を制する事ができると思うのです。 まだまだ、慌ててしまい単純なパスミスがあったり、判断のミスにより難しい方を選んでしまい、簡単にボールを失ったりと完全なゲームをするには、ほど遠いですが、今後の目指すサッカー(卒業までにレベルを上げる!)は子ども達も十分理解できたのではないかと思います。

 試合前の約束により、今日は試合後にダッシュもしました。体力が上がれば余裕が生まれて単純なミスは減ってきます。何より、勝負に対する拘りもこれから育てていかなくてはいけません。(もちろん、勝利を第一優先として、キック&ダッシュのサッカー・リスクを回避する守備に偏ったサッカーはさせませんが‥)卒業までにまだまだ伝えたい事は沢山あります。これからも1試合1試合大切に戦っていきましょう! 秋季会長杯は、中学生になった時、こらからを考えて今までとは違う事にもチャレンジしてもらいます。 楽しみにしていて下さい。        成

 合同練習+5年生練習試合

 10月12日(日)多田小学校で行われました。

 vs 本郷 1−1 1−0 計2−1

 vs 本郷 1−0 1−2 計2−2

 はじめの3時間は、ブロック大会に向けた選考と強化の為の練習を行いました。ウォーミングアップ⇒ドリブル⇒1vs1⇒ボールポゼッション⇒シュート⇒ハイボール⇒コーナーキックの練習と合宿並にみっちりと行いました。 ほとんどの練習にランキング形式を取り入れてる為、本郷の子ども達もBOAの子ども達も真剣に楽しそうにトレーニングしていました。 もう少し、細かくやりたいメニューもあったんですけどね。前日に「本郷との練習何をやるの?」と聞かれて、「ブロック前だからさぁ○○とか××をやろうと思ってる。」と答えると「えーもったいないよ。」(笑)と子ども達に反対され、少しメニューを変更しました。 それでも本郷の子ども達も楽しんでくれたみたいです。コーチの方々も「勉強になりました。」と沢山の感謝のメールを頂きました。サッカーを形容する言葉で『いつでも・どこでも・だれとでも』という言葉があります。初めて一緒にプレーするのは、恥ずかしかったりするよね。それでもメニューをこなしていくとBOAの子と本郷の子が楽しそうに話している姿をみると嬉しかったです。こういう機会を通してサッカーを愛する仲間を広げていってほしいと思います。自分から広げていける選手に 僕自身もすごく楽しめました。多くの子にという考えがもともとあるので、チャンスがあれば他の学年もどこかのチームと合同練習⇒練習試合という今日みたいな形式で行いたいと思います。

 試合は、ブロック大会当日、参加できない子の出場時間を少なめにして行っていきましたが、今日の練習と試合がとても充実して行えたので理解が上がったと思います。練習試合後は、宮ニ町町内会館に移動してメンタルトレーニングを行いました。 この時間も決意を発表したり、みんなで褒めあったりと充実した時間を過ごせました。 30分くらいビデオを見せたのですが‥‥ 居眠りをする子がいて学校でもこうなのかな?とニヤニヤしていました。でも早朝から夕方5時までの長時間でしたからね。保護者の皆さんのサポートも長時間のご協力、本当にありがとうございました。コーナーキックの練習中の拍手とかメンタルトレーニング中の拍手とか子ども達はすごく嬉しそうでした。 やっぱり皆さんの温かい応援が子ども達の成長に追い風になっている事をあらためて感じました。目標達成に向けてこれからも試合が続きまずが、温かいサポートよろしくお願いします。      成

 P.F.PサッカーフェスティバルU−12大会

 10月13日(祝)上内間木サッカー場で行われました。

BOA中野 vs ペルナール蕨5 2−0 1−0 計3−0

BOA中野 vs BOA練馬   0−1 0−0 計0−1

BOA中野 vs FREE SC 1−0 0−0 計1−0

BOA中野 vs ペルナール蕨6 1−4 1−2 計2−6 3位

BOA練馬 vs BOA中野   1−0 0−0 計1−0

BOA練馬 vs ペルナール蕨6 0−1 0−1 計0−2

BOA練馬 vs FREE SC 0−0 2−1 計2−1

BOA練馬 vs ペルナール蕨5 1−0 2−0 計3−0 2位

 U−12の大会ですが、ブロック大会に向けた準備として5年生で参加しました。体格・スピードが自分達よりも優れているチームを相手にどこまで戦えるか?特にこの日は、ブロック大会に向けて気持ちの部分でも戦う!事をテーマに挑みました。内容は、どちらのチームも本当に上がってきていて、『全員がゲームに関り続ける!』が理解し始めている手応えを感じました。 その中でもこの学年の伝統の1戦 BOA vs BOAは非常に良いゲームでした。コーチが何も言わなくても両チーム気持ちが入り、各所で見応えのある1vs1を繰り広げつつ、DF陣の攻撃参加、バランスの良いボール回し等、素晴らしいプレーが沢山ありました。今回は、わずかの差で練馬に軍配が上がりましたが、試合後泣いて悔しがっていた子も多く、この結果の逆転も近々ありそうです。 中野と練馬が競い合う事で成長してきた学年です。この2チームが融合してブロック大会に挑めると考えるだけでワクワクします。
 もう1つ報告しておきたい事があります。大会後、他チームのコーチ達から「BOAの父兄ってアットホームでいい感じだよね。」と褒められました。「普通、強いチームの親って激しいじゃん‥‥。」と強いチームって言われた事も2重に嬉しくて‥。本当にありがとうございます。皆さんで1人ひとりを褒めてあげよう。特に伸びている子を見逃さず、褒めて頂いているのでその姿勢が他のチームのコーチから見ると心地良く、見えたのだと思います。僕も、ものすごく心地良く帰る事ができました。 いろいろな角度から見てもBOAって良いチームですね。って言われたいですね。 2日間、連続の試合と遠出でお疲れだと思いますが、子ども達は少し目標に近づけたかと思います。これからも温かい応援とサポートよろしくお願いします。                                成

 5年生練習試合

 10月18日(土)板橋区北前野小学校で行われました。

 vs 北前野 2−0 1−2 計3−2

 vs 北前野 2−0 2−1 計4−1

 vs 北前野 2−0 0−0 計2−0

 ブロック大会に向けての試合を重ね、浮かび上がってきた課題を克服をする事をテーマに行いました。 @攻撃が手詰まりになった時の、攻撃の更なる進化! Aコーナーキックを中心としたセットプレー対策 明日の会長杯・ブロック大会共に学校行事で欠席する子が沢山いる為、前半をブロック大会に向けたメンバーで後半を会長杯をイメージしたメンバーで構成して戦いました。 どちらも良い準備ができたと思います。 今日の試合で新たにB攻め急いでしまう為の2ラインになってしまうと言う課題も出てきましたが、3試合目では対応し、攻撃も更に厚い攻撃ができる様になってきました。 5年生の『ブロック大会に向けた強化月間!』として、試合を行ってきましたが 試合⇒課題⇒練習⇒試合 と試合を重ねるごとに、課題を克服し成長し続けてくれました。明日の中野区会長杯も含め、後は当日、どれだけ気持ちを高めて試合ができるか?ですね。 本当に楽しみです。体調を整えて強い気持ちで挑みましょう!                     成

 ‘08地域リーグ コレーガ杯4年生

 10月18日(土)練馬区旭町小学校で行われました。

 vs ソルコリーナ 1−0 1−3 計2−3

 vs ソルコリーナ 1−1 4−1 計5−2 フレンドリー                                
 この学年、多分初めて試合後にきびしく話をしました。(しかったと言う表現の方がいいかもしれません。) 「弱い!」 サッカーの技術ではなく、本当に気持ちの部分です。 この日のコートは8人制にしては、「狭いなぁ。」と感じる所は確かにありました。 コートの狭さに慣れずパスやドリブルが後1歩の所で相手に引っかかる場面があったものの前半の感じでは、内容的にどう見ても負ける気配がありませんでした。 そして相手のキックオフ。直接ゴールをねらってきて1失点。ここまでは仕方ありません。入ったけど‥‥。申し訳ないけど、それをやっていたら将来はなんて思っていました。しかし、そこは成長中のBOA。狭いコートながらなんとかパスとドリブルを使用して、追加点を取りました。その後です。先程の失点を考えると相手が直接狙ってくるのは、明らかです。ここで先のプレーから学び、また失点を防ぐ為には、センターサークルぎりぎりでゴール正面に立ち、絶対にやらせない!と言う気持ちにならなくてはなりません。ベンチから「前に立とう!」と言う声かけをしましたが、前に立つどころか離れて逃げています。 相手選手も見事ですが、またキックオフから失点してしまいました。

 試合後ベンチに戻ってくると「アイツら日本代表と同じで、セットプレーからしか点をトレネェ〜。」「あんなキックばっかしてても、絶対に上手くならない!」叱りました。「そう言う話は勝ってからしようゼ!」「1点目のキックオフは仕方ないよ。でも2回やらせたらダメでしょう!逃げてたじゃん!ブロック大会の後、みんなで都大会に行くって決めたんじゃないの? みんなは上手くなっています。けど強くなってはないよ。 サッカーは気持ちがある事がまず大切!負けたくない!って思わない子は絶対に上手にならないよ。」 こんな内容の話をしました。2試合目、本当によくなりました。相手キックオフには、4人の選手が飛び込みました。フリーキックの時もボールの前から離れず審判に注意をされる子もいました。(笑)

  以前、BOA通にも書きましたが、コーチとして成長を2種類に判別して見ます。1つは、上手くなっている時期。この時期は、技術は上達していますが、強くはなっていないので、試合ではなかなか勝てません。逆に結果は出なくても、上手くなっている事を確認できているので、指導者として不安になる事もないし選手には、上手くなっている事を伝えます。

もう1つは、強くなっている時期。勢いもあり、試合でも勝ち進む事がよくあります。しかし、結果が目立ち、技術的な部分に気付きにくくなります。(例え、伝えたとしても上手くいっているので子ども達には入っていきません。)

 どちらの時期も子ども達の成長にとっては大切な時期です。この2つの時期をくり返しながら、子ども達は成長していきます。あえて言うなら、強くなっていく時期を始めに経験した方が子ども達はよく伸びる感じがします。『負けたくない!』とかもっと上を目指したい!と言う気持ちは何事にも必要だと思うのです。気持ちだけで上手くいかなくなってきた時、『どうすれば?』から練習にも身が入るという気がします。 そう言った意味でも、この学年は順調に2つの時期を交互にくり返しています♪ 今日の試合も、とても良い経験をしました。こうやって、1歩ずつステップアップしていく姿を観られる事は、指導者としての喜びです。これからも試合が続きます。沢山の成長する姿を見せて下さい。             成

 中野区2年生秋季・会長杯 BOA−B

 10月19日(日)中野区新井小学校で行われました。

 BOA−B vs 鷺宮A 0−1 0−3 計0−4

 秋の公式戦はトーナメント方式です、子供達も勝ち上がって沢山試合が出来るようにと気合いが入っていました。さらに本日は試合開始前に春季大会の表彰式が行われました。Bチームの選手は、目の前でAチームが表彰されているのを見て、「自分達も」と意気揚揚で試合に挑みました。開始直後に失点されるも、その後はみんなの体を張ったプレーで得点の許さず凌いでいました。前半は守備時間が多く、得点シーンは見られませんでしたがみんなのなんとかしようという気持ちはグランドから伝わってきていました。しかし、向かえた後半、急に運動量が落ち前半なんとか抑えていた失点も次々と重ねられてしまいました。残念ながらそのまま敗れ、次の試合に進む事は出来ませんでした。試合後、10分間ミーティングを行いました。その中で子供達から様々な意見が出されました。特に印象的だったのは「上手になる為には練習をしよう」という言葉です。その言葉はとても嬉しかったです。これからのみんなに期待しています。さらにもっと悔しがる事が出来たら、一人一人もっと上手になれるとも思いました。2年生から公式戦デビューし、まだまだ始まったばかりです。これから様々な経験をし、もっともっと強くなれると思います。仲間を大切に、楽しくプレーして行きましょう!!!               A

 中野区5・6年生秋季・会長杯

 10月19日(日)都立鷺宮高校で行われました。

 BOA−B vs つばさB 1−1 2−2 計3−3 PK負け

  BOA−Bは5年生でメンバー構成しています。今回のメンバー編成には1つのねらいがありました。春の大会練馬・中野の5年生を引っ張ってきたメンバーはB                             

OA−Aでの参加としています。その中でどこまでやれるか?精神的にも技術的にも成長してほしいと言う願いがありました。 発表の手紙を配った時、2つの反応がありました。1つは「これじゃあ負けるよ。」もう1つは「俺が今回は、頑張らないと!」ニヤニヤしてしまいました(笑)。 アップの声出しの話しを以前もしましたが、プレー中も他の人に任せてしまう場面がよく見かけます。1人ひとりが自分の役割に責任を感じ(そこまで大事でもないですが、言葉が見つかりません。)役割を果し、それが上手く融合された時にはチームとして素晴らしい力を発揮してくれます。 これが団体スポーツ楽しさだと思います。 しかし、誰かに任せてしまうとその1瞬間は人数が少なくなっているのと同じなのです。チームのテーマも『全員がゲームに関り続ける!』というものになってきました。 攻撃時にはDFも守備時には攻撃陣も1つ1つのプレーに関り続けると言うものです。 そこでチームの中でも誰かに任せず、自分で考えて行動できる様になる事が大切だし、チームを引っ張っていく選手が出てきてほしいという願いもありました。そう言った観察でも当日までに十分に楽しませてもらいました。

 その中で迎えた今日、本当に良い試合でした。相手は6年生チーム体の大きさ、キック力、走力がまるで違いました。それでもチームが一丸となって対等に時間帯によっては、より以上に良い試合をしてくれました。 ブロック大会に向けた強化月間の締めくりとして本当に良い経験ができましたね。 1点とっては、逆転され、なんとか同点に追いつき試合終了! PK戦となりました。同点に追いついた後も何度かチャンスがあり、なかなか決められずにタイムアップになった時点で6年生のブロック大会のPK戦と重なりました。 結果、惜しくも負けてしまいました。ほとんどの子が泣いてベンチに戻ってきました。その姿を観て、本当に逞しく成長してくれたとすごく嬉しくなりました。

 試合後、PK戦で負けた事は仕方ないという話をしました。これまでも世界の偉大な選手がPKを外した場面が沢山ありました。 運とまで言われています。大泣きし悔しがっている選手を責めようもありません。しかし、「PK戦で負けた事は仕方がない」の後に、PK戦に行く前に勝負をつけられる様に実力をつけていこうという話をしました。@どんな相手でもPK戦の前に決着がつけられる様にサッカーの質をこれからも上げていく事。今日はハイボールに対して跳ね返すだけで、ボールを落ち着かせる事ができる場面でも蹴ってしまう事が多かったです。Aやっぱり、アプローチが大切!今日の様に大きいゴール(高校生用)だと蹴らせてしまう事で大きなピンチになってしまいます。逃げずに前線から相手チームに蹴らせないサッカーをする事。 今回の悔しさを次に繋げる事の方が何倍も大切であり、負けた後の成長を常に求めてきています。以上の2点を今後の課題として話をしました。

 とは言え、『ブロック大会強化月間』の締めくくりとして、緊迫感のある公式戦を体験し、PK戦まで経験ができて良かったと思います。 今日の悔しさは、土曜日のブロック大会で全てを爆発させましょう!子ども達には「今日、こんな悔しい経験をさせてくれた事は、神様がブロック大会優勝しなさいって言ってるのと同じだよ。」と話をしました。頑張りましょう! 

BOA−A vs 本郷B 8−0 7−0 計15−0

 BOA−B戦の興奮が冷め遣らぬまま、BOA−Aの出番です。BOA−Aは、中学生になってからも、通用する技術を身につける為に今まで経験のないポジションで参加しています。 特に、「このポジションをしたら、本人が今の課題を明確に理解できると思う。」とか「このポジションだったら、もっと将来の可能性が広がるかもしれない。」と言う部分を考慮して決定しました。相手チームにも恵まれ、圧勝でしたね。 DF陣のFW・中央でプレーしていた選手がサイド等大きく変更をし、初めてのポジションながら、良いゲームができた事は、みんなのレベルが上がっている証拠です♪ 

 しかし、もっとサッカーの質を上げなくてはいけない部分も沢山あります。今日の試合内容で新たな課題を見つけられる選手は、今後の成長にも期待ができます。と言うよりも、全員が『まだまだ‥』と思ってほしいと思います。サッカー選手として常に向上心を持ち続けてほしいのです。結果だけではなく、成長が大切という話をしてきました。例え大勝してもそれは同じです。 次回は、これまで何度も対戦し勝ち負けをくり返している鷺宮です。 この大会、最大の山場と言っても良いでしょう! しっかりと勝つ事で自分達の成長の場を増やしてほしいと思います。日に日に寒くなってきました。手洗い、うがいを徹底して体調管理もしっかりとしていきましょう!                            成

中野区春季大会表彰

この日は、春季大会の表彰式が各会場で行われました。この大会は初めての試みながら優秀選手賞も表彰されました。 各チームで選んだのですが、ただ単純に活躍した選手だけでなく、この大会で成長したと思われる選手を選考しました。

 【2008年 中野区春季少年サッカー大会の結果】

☆2年 BOA−A 優勝 優秀選手 かわもと ゆうき君

☆2年 BOA−B    優秀選手 さとう  かずひこ君

☆3年 BOA−A 2位 優秀選手 あき  りょうたろう君

☆3年 BOA−B 2位 優秀選手 おおすか もえかちゃん

☆4年 BOA−A 2位 優秀選手 たかの ろまん君

☆4年 BOA−B 優勝 優秀選手 ほりかわ ゆうや君

☆5年 BOA−A 優勝 優秀選手 さくらい ゆうだい君

☆5年 BOA−B 優勝 優秀選手 おおすか たくま君

☆6年 BOA   2位 優秀選手 おおもり てつや君

優勝チーム・優秀選手のみんなおめでとう♪ 日頃の練習の成果が出たと思います。秋季大会も、一段とレベルアップする事を目指して頑張りましょう!

 東京カップ 5年生ブロック大会

 10月25日(土)板橋荒川グランドで行われました。

 vs コアラ 0−0 0−1 計0−1

 この大会は、春の5年生大会ベスト16以上のチームが参加できる大会です。言い方を変えれば、自分達の力で、ステージを広げ勝ち取った『成長の場』です。春の大会後、子ども達は『都大会出場』と言う目標を持ち、頑張ってきました。特に、この1ヶ月は強化月間とし、毎週の様に試合を組み頑張ってきました。

 当日、学校行事で初戦に間に合わないりょうすけ君から『チームのみんなへ』と言う手紙が届けられました。 今回は、迷惑をかけてごめんなさい。絶対にみんなで都大会に行こうね。と言う内容でした。読んでいる僕が目頭が熱くなりました。本当に良いチームに成長したと思います。 春の大会の時には、6年生けいご君からの手紙がありました。この日は6年生のしょうた君が会場まで応援に来てくれました。 学年を越えて試合に出る事でこう言ったBOAの良さが伝統となって受け継がれていく事にとても幸せに感じます。

 相手チームは、春の大会でベスト8で対戦し、惜しくも破れたコアラです。学校行事で5人が来れないものの、春の大会時と比べると、もの凄く成長をしているので期待感はありました。 前半、お互いに決定期を作るものの決める事ができず、0−0でした。 アプローチが早く、次つぎとプレッシャーが来る為、得意のパス回しがあまりできませんでした。 ハーフタイムでは、どこにスペースがあるのか?相手DFラインの裏とサイドのスペースをもっと早いタイミングで狙っていく事!DF面では、DFラインを押し上げ、セカンドボールを蹴らせない事を伝えました。 とにかくみんなの勝利を信じて駆けつける谷戸小組みの為にも、絶対に勝とう!と送り出しました。 相手チームのミドルパスにやられました。完全に崩されたのは、本当にこの1本だけだったんでけどね。ワンチャンスを確実に決められて敗れてしまいました。

 試合後、ほとんどの子が大泣きしていました。目標に向かい努力をし、それが達成できなかった事も大きな財産になると思います。この日のチームとして感じた課題は、団結力というか勢いのあるチームにある盛り上がりみたいなものが足りない様にも感じました。 アップの声かけにしてもキャプテン1人が盛り上げてという場面が多かったし、試合前のミーティングや集合でさえ、注意されている子がいます。そんな様子を観て、今日は全員がリーダーになろうゼ!と言う話しを試合前にしました。誰かではなく、自分がリーダーとなってチームを盛り上げてほしい!しかし、今日に関してはこの気持ちが足りなかったですね。 みんなの目指している『都大会』出場は甘くはないのです! 全員の気持ちが団結し、同じ方向に向かっていかないとサッカーの神様は認めてくれません。 技術的な部分は課題がはっきりとしているので、心配はいりません。今までと同じ様に日々成長していくだけです。本当に気持ちの部分ですね。 あの涙が本物であってほしいと思います。この悔しさをどれだけ持続し、今後のモチベーションを維持できるかが選手として人として大きな成長のチャンスです。

 本当に残念な結果になってしまったものの、この1ヶ月間成長していくみんなを見ていて、ワクワクして過す事ができました。本当に成長している事は胸を張って言えるので自信を持って下さい!保護者の皆様、お疲れ様でした。皆様のご協力で子ども達も成長しています。これからも温かい応援よろしくお願いします。  成