2006年 4月号                  

BOA SPORTS 通信

 ご入学、ご進級おめでとうございます! 暖かい日も増え、サッカーや体を動かす事が気持ちの良い季節になってきましたね。 新しい生活が始まり、ワクワクしている子ども達達を見ていると、僕たちまでパワーをもらえます。 BOA SPORTS CLUBは9年目となりました。 今年度のテーマは、「チャレンジ」です! まだ見ぬ1つ上の世界を目指して日々チャレンジしていきたいと思います。 サッカーのプレーでも失敗を恐れずどんどん「チャレンジ」していってほしいと思います。 


 3年生強化リーグ

BOA vs 鷺宮  1−0

     BOA vs 石神井 2−3

2006年3月21日(祝)中野区江古田小学校にて3年生強化リーグが行なわれました。今年度、最後の試合とあってみんなも気合が入っていました。その成果、今日のみんなは一人一人が素晴らしい成長を見せてくれました。今日は一年間の総まとめとして基本に戻り「名前を呼んでパス・アプローチの声」をテーマに試合に挑みました。このテーマは僕から与えたのではなく、みんながミーティングで話し合って決めたものです。 第1試合、いつも1点を争い熱戦が続く鷺宮との試合でした。前回の強化リーグでも引き分けている相手だったので子供達からも勝ちたいという気持ちが前面に表れていました。序盤は静かな立ち上がりでしたが、前半中盤にBOAが先制をしてからは一進一退の攻防が続く素晴らしいゲーム展開でした。最後の後半ロスタイムでも相手の攻撃を凌ぎ切り1−0で勝利しました!!! 続く2試合目は練馬区の石神井との試合でした。1試合目の勢いを持続させ戦いたかったのですが、アッという間に3失点して前半が終わってしまいました。 後半が始まる前「3年生として戦う最後の試合だよ」と気合を入れ直すと、みんなの口から「絶対、逆転する」や「5点取る」というような頼もしい言葉が飛び交い合いました。後半は前半の動きが嘘のように全員がボール・ゴールに向かって戦っていました。残念ながら逆転とは行きませんでしたが、2得点し来年へ繋がる良い試合だったと思います。1試合目の1点を守りきった点や2試合目の後半に2点取り返した点などを見ると、一つ一つ確実に成長しているなぁと感じました。来年度も一緒に頑張って行きましょう!!!一年間、BOAの活動にご理解とご協力頂き誠に有難うございました。来年度もより一層、活動の場を広げて行きたいと思っております。宜しくお願い致します。

 FC東京観戦ツアー

 3月21日(祝)5.6年生(当時)を対象にFC東京観戦ツアーを日本交通さんのご協力により行いました。 このBOA通で何度も書いてきてはいますが、即座の習得の時期にあるこの年代の子ども達は、良いサッカーを観るだけで上達します。 その効果は生で観る事により何倍にもなります。 競技場での選手の様子、観客の声援など子ども達はいろいろと感じて自分の中に取り入れていくのです。なのでJリーグ観戦は実現したいと考えてきましたが、今回やっと実現する事ができました。 貸しきりバスに乗り、会場に着くまでは遠足気分の子ども達も試合が始まると真剣な眼差しでプレーを見ていました。 チームメイトと一緒に自分のポジションと重ねて観戦する事でプレーやポジションへの理解が一段と上がった様に感じます。 卒業生には、良い卒業プレゼントになったのではないかな? また、いつか他の学年にもこの様な機会を作っていきたいと思います。 

 25Kmマラソン

 3月26日(土)に行いました。 前日に僕の家で宿泊をして、翌日朝10:00からスタートをしました。 この25kmマラソンを企画した1番の理由が5年生が最後の1年間を気持ち良く過ごしてもらう為です。 この学年は2005年度、6年生大会に参加する事で結果や成長の差、試合への想いの差からこの学年の良さが失われる部分がありました。 チームスポーツである以上、仲間を信じる気持ちが大切です。
 仲間に信じてもらう前に自分自身が自分の事を信じていられるかが大きな課題になると思います。 その課題を克服する為に25kmという距離を走ろうと思ったのです。 25kmをいきなり走る訳ではありません。 子ども達にトレーニング表を配りました。 当日までしっかりと準備をして走る。その準備が当日よりも大切な目的でした。 提出されたトレーニング表を見て感動をしました。 自分達で早起きをして学校に行く前に集合して走ったりと各自が走る時間を工夫してトレーニングしてくれました。 提出される前から「俺、今日〜走ったよ。」と嬉しそうに報告してくる顔が日に日に自信に溢れてきます。 用事があり中野周辺に行った時に何人かの子が走っている姿も偶然に目撃をしました。 なんとも言えない感動でした。 当日の様子はHPに写真をUPしているのでチェックしてあげて下さい。 結果だけ言うと、見事に全員が完走をしました。 僕自身も子ども達の走るコースを決めながら子ども達と同じく2週間毎日走りました。 その中で休憩のポイントやゴールへの時間を設定していったのですが、予想よりも2時間近く早いペースの完走でした。 本当によく頑張ったと思います。 俺達は25km走ったんだという自信がこれから絶対にプレーに出てくると思います。 最高の1年間にしましょう!            成

 第1回スプリングスクール

 3月29日〜31日茨城県つくば市にて行われました。

 梅屋CUP

 1st BOA−B vs フットボウズ 1−1

     BOA−B vs ペルナール  0−1

 2st BOA−B vs フットボウズ 0−0

     BOA−B vs ペルナール  0−2

 BOA−Aチームは卒業生中心のチームで参加をしてBチームは5年生のみ(現6年生)のチームで参加をしました。 大会期間中は広いコートと強い風が吹きましたが、子ども達は本当に全てを出し切りました。 フットボウズとペルナールのメンバーは卒業生で構成されたチームでした。 5年生には、ここで1つ上の学年のチームとやってきた事を全て出す事をテーマにして戦いました。 中学校入学間近とあって対戦した両チーム共に、スピード、キック力、体の大きさがBOAの子ども達とは全然違いました。 しかし、BOAの子ども達は、今までやってきた事を全て出しきって互角の戦いができました。 この1年間は1つ上の学年と試合が多く、負け越してきていて子ども達の中にもどこか、俺達5年だからといった言い訳が作られてしまいましたが、この学年最後の大会で良いゲームができた事で自信が生まれました。 25Kmマラソン、この梅屋CUPで自信を持てる事がこの大会の最大のテーマでしたので、達成できた事で来年度のこの学年の活躍が本当に楽しみになりました。                         成 最終日には毎年恒例のBOA卒業式が行われ、今年度は5人の子ども達がBOAを卒業しました。笑いあり・涙ありの卒業式はとても感動致しました。この模様はホームページ上にて写真が載っていますので、保護者の方々も一緒に感動を味わって見て下さい。         

第2回スプリングスクール

 4月2日〜4日茨城県つくば市にて行われました。

今回は新1年生も含め、初参加の子供たちが多く僕たちコーチ陣も新しい発見の多い合宿となりました。いつもお伝えしているように、合宿は他学年や地域の枠を超えたみんなとの生活のためとても仲良くなれるチャンスが多くあります。この合宿でもそのような友達の輪の広がりを沢山感じられました。トレーニングの方もとても風が強い中、みんな一生懸命頑張りました。新2年生はこの4月から中野区大会が始まるので、それに向けてルールや挨拶などを確認しながらゲーム中心のトレーニングを行いました。普段は中野VS練馬と言うように中々試合は行えませんので、今回はとても良い機会になりました。そしてトレーニングを重ねていくうちに初参加の子も徐々に慣れてきました。すると2VS2のメニューを行おうと「2人組みを作ろう」と言った際には、学年・地域関係なく普段は決して組む事の無いメンバー同士が声を掛け合って二人組みを作っていました。僕はそれを見ていてなんだかすごく嬉しくなりました。このような光景が合宿の醍醐味のような気がします。 3・4年生も頑張りました。最終日の梅屋カップへ向け3日間しっかりトレーニングを行いました。丁寧にパスを繋ぐ事をテーマに今までよりも一段落上を目指したトレーニングとなりました。 梅屋CUPでは見事4年生チームが全勝優勝を果たし、この合宿の成果を思い切り発揮していました。ホテルでの生活の方も上の学年の子が下の学年の子に色々と教えてあげるような場面を目撃したり、お楽しみ会では助け合ってBOAコインを沢山GETするような場面も見受けられました。3日間でしたが一人一人がとても成長したと思います。特に今回は生活の面で成長が素晴らしかったです、みんなで助け合ったり協力したりというような姿が多く見られました。この経験は今後の生活で必ず発揮される面が多くあると思います、今後も子供たち一人一人の成長を一緒に見守って行きましょう。今回も沢山の方々にスプリングスクールの方にご参加頂き誠にありがとうございました。

 6年生練習試合

 4月8日(土)練馬区豊渓小学校で行われました。

 vs ベガ     0−0 1−0 計1−0

 vs 豊渓小    0−0 1−0 計1−0

 合宿で1つ上の学年のチームと互角の戦いをしてきた事で自信がつきましたね。 25kmを走った事の成果も表れ、全員が1試合を走りきれる様にもなりました。 2試合共に、ボールを支配しながらもなかなかシュートが決まらず前半は我慢の展開となりました。 去年までは後半、失点をして勝ちきれない試合が沢山ありました。 今日の2試合は違いました。 1人ひとりが自分達のやるべき事をしっかりと行っています。 点の入らない展開でも、誰ひとり焦る事なくテーマをしっかりと行っていました。 まずはブロック大会で新しいステージに上がることを目標に頑張っていきましょう!             成

 スターキッズサッカーフェスティバル3年生大会

 4月8日(土)和田掘運動公園で行われました。

Aコート  8分ハーフ

 

善福寺A

BOA-A

和田掘

プログレッソ

勝ち点

DES善福寺A

 

1−1△

3−0○

3−0○

7点2位

BOA−A

1−1△

 

4−0○

5−0○

7点1位

DES 和田掘

0−3×

0−4×

 

3−0○

3点3位

プログレッソ

0−3×

0−5×

0−3×

 

0点4位

 

 

 

Bコート  12分ハーフ

 

DES善福寺B

BOA−B

フットボウズ

勝ち点 

DES善福寺B

 

3−0○

1−0○

6点 1位

BOA−B

0−3×

 

1−3×

0点 3位

フットボウズ

0−1×

3−1○

 

3点 2位

 

決勝戦 BOA−A  vs  DES善福寺B 0−0 PK3−

2006年4月8日(土)時より悪天候になる中、新3年生のスターキッズサッカーフェスティバルが和田堀公園で行われました。今年度最初の試合とあって、みんなも始まる前から興奮していました。BOA中野も元気良くウォーミングアップを終え、いざ試合へ臨みました。僕から今日のテーマとして@名前を呼んでパスAアプローチ(OKの声)を掲げました。このテーマは去年(2年生として)全ての試合で言い続けてきたテーマです。今年度のスタートとしてまたみんなに思い出して欲しいと言う意味も込めて伝えました、このテーマはどの学年になっても試合をする上では永久のテーマです。みんながどれだけ目標に向かい頑張る事が出来るか楽しみに見守りました。第1試合からみんなの気持ちは全開でした、ボールが動く度に「OK」という声が所々で聞こえてきました。例えボールを奪えなくてもアプローチに行くことでシュートコースを防げます、もしかすると勢いで相手がミスをするかもしれません。この試合はそう言った意味でみんながOKの声でアプローチをし、戦っていました。結果的には惜しくも0−1で敗れましたがみんなの成長が見られた良い試合でした。第2試合、勝つか引き分けでも3位決定戦へ進める大切な試合でした。そのプレッシャーからか前半でたて続けに失点してしまい苦しい展開になりました、後半1点を返し反撃をしましたが前半の失点が響き敗れてしまいました。しかし、後半は完全にBOAのペースでしたし随所に子ども達がドリブル突破を仕掛け相手ディフェンスを抜いていくシーンが多く見られました。2試合とも負けてしまいましたが良いプレー・良い場面がとても多かったと思います。次はそれがぜひ勝利に繋がるようにまたみんなで練習して行きましょう!!!保護者の方々、本日も応援に来て頂き誠にありがとうございました。今年度も宜しくお願い致します。 練馬の3年生を中心としたBOA−Aは苦手な第1試合を引き分けで乗り切りました。(午後の試合だったからかな) その後は、4−0、5−0と快勝していきます。 得点だけでなく、このチームのメンバーの良い所は練習した事を試合で、しかも大会という場所でチャレンジする事です。 相手も本気で奪いにくる中でのフェイントに挑戦する事は、本当に大きなプレッシャーです。 このメンバーは合宿でやったプレーをこの大会で沢山チャレンジしてくれました。 それがただ行うのではなく観て、判断によって効果的に使う。練習どおりです。 今、BOAの中で「名前を呼んでパス」を1番実行しているのも、このメンバーではないかな。 決勝戦は本当に感動的でした。 20分間で決着がつかず全員が本当に全てを出し切った後のPK戦。 1人ひとりのキックのたびに歓声が上がります。 そして最後のキッカーのキック後、失敗した子はもちろん、他のメンバーもその瞬間に泣き始めました。 ‥‥その光景は、本当に美しかった。 絵ですね。 芸術です。 僕も一瞬引き込まれてしまいました。 頑張りを見て来たからこそ、うるってきました。 ああいう涙は、本気で出し切らないと出てこない涙ですね。長いサッカー人生でもなかなか味わえない良い経験をしたと思います。 また、ここから頑張っていこうね。 優勝よりも今回の経験により更なるパワーアップをする事を楽しみにしています。 風邪で自分がプレーができないのに応援しに来てくれた そうくん をはじめ、最後まで温かい応援してくれた保護者の皆様、1日お疲れ様でした。       成

 6年生、年度明け4連勝!

 4月9日(日)中野区多田小学校で行われました。

 vs わかみや 1−0 1−1 計2−1

 vs しんやま 0−0 2−0 計2−0

 やっぱり、自信がついてきましたね。 なかなかシュートが決まらない場面や相手に追いつかれる展開もありましたが、最後はしっかりと勝つ事ができました。 得点の内容がいいです。 今までは、トップの選手の個人技からの得点が多かったですが、本当に全員が絡んだ形の得点に変わってきました。 こういう得点が取れるとサッカーがもっと面白くなってきます。 この日は、前日に行われたブロック大会の抽選会の結果を話しました。 トーナメントは1回勝てば、三菱養和と当たる山です。 話した時の子ども達の様子は、だから‥って感じです。(三菱養和の強さを理解していないのが1番の理由 笑)こういう時は大人がいろいろと知恵をつける必要はありません。 そもそもサッカーは相手を意識するよりも自分達のプレー、自分自身のプレーをした方が良い結果になります。 いろいろと情報通の子も「養和とやれるんでしょ。俺逆に嬉しいんだけど。どれくらいの強さか分かるじゃん。」って言い切りました。 精神的にも成長してきている事が分かります。 このムードを本番まで持続させたいと思います。がんばれ〜!       成

 4年生練習試合

 4月16日(日)中野区桃園第三小学校にて行われました。

 vs プログレッソ(埼玉) 0−1 0−1 計0−2

 vs 豊渓小   (練馬) 2−0 2−2 計4−2

BOAがまだ見ぬブロック大会より上のステージを目指す最初の1歩として8人制の試合を組みました。 合宿参加メンバーは合宿期間は本当に全員がリーダーシップを取り、遊びもサッカーも積極的だったのでこの日は楽しみにしていました。 が、あまりの変わり様にびっくりしました。 東京の空気が合わないのか?(笑) 1試合目は本当に元気がなく、自分達のプレーができないまま終わってしまいました。 アップの時にみんなが分かる様にみせましたが、声を出さない子は最後は足が止まってしまいます。 逆に声を大きく出し続ける子は、どんどん体がノッテ、足が速く動いていきます。 サッカーも同じです。 声を出さない事によって気持ちが消極的になり、足も動かなくなり、視野ま狭くなっていきます。 自然と自分達の今できるプレーができなくなります。 言い換えると下手になっているのです。 試合をするたびにレベルアップをする事が目標なのに下手になってしまうのでは、本末転倒です。 試合をしない方がみんなの為です。 そういった内容の話をした後の2試合目は、やっと自分達のサッカーができました。 アップの時から楽しそうだし、元気が良かったです。 常にこの状態からプレーをできる様にしたいですね。 やっぱり、練習の時からの意識が大切です。 5年生の人数が少ないので4年生の経験が今年は沢山出来ると思います。 試合を経験するたびにレベルアップしていくと考えればワクワクするよね。 毎回、練習も試合も本気で頑張りましょう!   成