2004年 8月号

BOA SPORTS 通信

早いもので夏休みも終わりが近づいてきました。BOA SPORTS CLUBも練習が再開され、久しぶりに会う子ども達はとても元気でパワーを感じるので、とても嬉しく思います。夏休みの経験をこれからのスポーツの秋に活かしていきましょう!

 サマースクール第1回

 7月28日〜30日、茨城県つくば市にて4年生以上を中心に行いました。初参加の子が多い5年生、ブロック大会を目指す4年生共にとても充実した時間を過ごす事ができました。

 第5回梅屋CUP

 予選Aコート

 

フット

プリメイロ

BOA

順位

フットボウズ

 

5−0 ○

2−3 ×

2位

プリメイロA

0−5× 

 

1−1 △

3位

BOA A

3−2○

1−1 △

 

1位

予選Bコート

 

BOA5年

BOAB

プリメ B

順位

BOA 5年

 

1−10×

15−0○

2位

BOA B

10−1○

 

5−0 ○

1位

プリメイロB

0−15×

0−5 ×

 

3位

決勝戦 BOA-A VS BOA-B 5−0

3位決定戦 BOA 5年 VS フットボウズ 0−10

 見事にBOA-Aチームが優勝しました。相手チームが6年生主体、対するBOAは6年生が1名の参加、他4年生メンバーの中とても素晴らしいプレーを見せてくれました。天然芝の恵まれた環境と暑さの中でよく戦いきったと思います。予選2試合は本当に気が抜けない時間が続きました。中野区春季大会の悔しい結果もあり「勝利へのこだわり」が沢山の子から感じる事ができました。ほぼ実力が変わらない(1部分は相手が格上の実力)チームを相手に逆点や同点に追いつくゲーム展開は、すごく良い経験になったと思います。これからも自分達が思わない展開の試合が沢山あると思います。 その時は今回の試合を思い出してください。最後は「あきらめない気持ち」はずっと持ち続けて下さい。
 5年生もがんばりました。大会のがんばりだけでなく今回の合宿でサッカーに対する思いが成長したと思います。Bチームもメンバーも立派に戦いました。この夏で全員が急激にレベルアップしたと思います。

  

 メンタルトレーニング

 2日目の夜にメンタルトレーニングを行いました。サッカー選手としての最大の目標から、そこに辿りつくまでの目標を逆算して目標を設定していきます。 小学校の高学年の年代は『ゴールデンエイジ』と呼ばれているほど身体面でも精神面でもバランスがとれていて、あらゆることを習得するのに最も適している時期です。そこに目標を設定する場を作り、目標を明確にすることで大人が推測できないほど驚くべき成長を見せてくれる時期でもあります。 今回のメンタルトレーニング用紙はみんなに返しました。自分で設定した目標です。毎日目が届く場所に貼って、常に目標を意識して練習していきましょう。

 サマースクール第2回

 8月2日〜4日、同じく茨城県つくば市にて1.2年生が合宿を行いました。この回も初参加が多い1年生とフェスティバル、中野区大会で好成績を続けている2年生がサッカー漬けになりがんばりました。

 第6回梅屋CUP

 

2年A

2年B

1年中野

1年練馬

フット

BOA2年A

 

×1−4

○7−0

○3−1

○4−3

BOA2年B

○4−1

 

10−0

○6−0

○4−0

BOA1中野

×0−7

×0−10

 

△1−1

×0−6

BOA1練馬

×1−3

×0−6

△1−1

 

×2−5

フットボウズ

×3−4

×0−4

○6−0

○2−5

 

  第6回大会もBOA2年生の優勝、準優勝でした。 1年生も本当によくがんばりました。何より、本当に暑いこの日に10分ハーフを4試合戦い抜いた全員を褒めてあげたいです。 水分補給はしっかり行いましたが、夏の暑さです。その中でコーチが「大丈夫か?」って思ってしまうくらい全員が走り続けました。 4年生以上もそうでしたが、合宿と天然芝という環境が子ども達を目覚めさせるんですかね。通常のトレーニングでは見られない子ども達の良さの新発見を沢山する事ができました。今回、合宿前にグランドのおじさんに芝を長めにそろえてもらいました。 怪我を恐れずガンガンボールを奪いにいってほしいからです。土のグランドでは転ぶと擦り傷ができてしまいますが、長めの芝は思いっきりプレーができます。そこにテーマのドリブル!本気で奪いにくる(ほとんどの子がスライディング)DFを相手に良いトレーニングになりました。試合ではパスも芝で止まってしまう為、現段階の子ども達の攻撃ではドリブルが一番有効になります。試合は体ごとぶつかりにいくディフェンスとドリブルの繰り返し、本当によくがんばりました。 

 きもだめし〜

 1日目の夜、ビデオ鑑賞(2年生フェスティバル、中野区大会など)を予定していましたが、「夜ごはんの後ビデオを見るよ。」と伝えると「え〜つまんない〜!」と大ブーイング。 そこで子ども達から恐れられた禁断のきもだめしを急遽復活させる事にしました。 グループ全員で手をつないで行くのですが、泣く子が続出。(おばけ役のコーチが隠れているだけで怖いコースを歩くので仕方がないのですが。) 案内役の僕は子ども達が怖がる姿がかわいくて笑いをこらえるのに必死でした。(笑) 合言葉は「そうそうけばお!」だよね(話の内容は子どもに聞いてください。)

 サマースクール第3回

 8月20日〜22日は同じく茨城県つくば市にて3年生が行いました。3年生は少人数の合宿だったので梅屋CUPは行えませんでしたが、一人ひとりとの時間も沢山作ることができて充実した過ごす事ができました。
3年生の今回のテーマは「勝負にこだわる!」本当に純粋で子どもらしく、優しい子が集まる3年生に少しでも勝負をする事をこの機会伝えられたらと思いました。 梅屋CUPの代わりに最終日には、今アテネで行われているオリンピックへの興味心も使い「サッカーオリンピック」を行いました。 1VS1、リフティング、PK,すもう、ダッシュ、キックターゲットなど一人ひとりがヒーローになれる種目を考えて行いました。 3日間で変わってきた「勝負へのこだわり」も手伝い本当に全員が大活躍をしてくれました。

  きもだめし〜

 第2回と同じく初日の夜に行いました。 恐怖心への抵抗を考えもちろん1.2年生よりはハードな内容です。ちょっと怖がらせすぎたかな(笑)と思っていましたが、きもだめしの話の内容からすごく感じてくれた『仲間を大切にする』という気持ち。話を信じる純粋な気持ちと協力して恐怖を乗り切ったという仲間意識がとても強く芽生え、翌日からは「仲間を大切にしょうゼ!」「みんなの為に頑張る」といった言葉がサッカーの練習中も合い言葉の様に聞こえるようになりました。 予想以上のきもだめし効果にとても嬉しくなりました。 (怖かったみんなへ。きもだめしは、しばらく封印するから安心してね。)
 合宿の度に、子ども達の良いところの新発見ができたり、話が沢山できたり、短期間に良い環境で集中してトレーニングをして成長する姿をみることができるので幸せを感じます。 たった2泊3日ですが本当に顔が変わりますからね。 この合宿で感じたことや成長したことは合宿から帰ってきても続けていって下さい。 合宿での話しもパパやママに沢山して下さい。 また次回、みんなと行ける合宿がたのしみです。