2004年 1月号

BOA SPORTS 通信

 明けましておめでとうございます!

新しい年を迎え、1年間の子ども達の成長、BOA SPORTS CLUBの成長を考えると非常にポジティブな気持ちでいっぱいになります。今年も子ども達が「サッカーを大好きになり、気が付いたら上手になっていた。」というような練習を目指し、続けていきたいと思います。 よろしくお願いします。

第1回ウィンタースクール

 12月26日から28日に、
茨城県つくば市で高学年生の合宿を行いました。 今回の合宿では本当に貴重な体験をしました。これまでに20回以上、梅屋さんにお世話になり合宿をしているのですが‥‥。 2日目、起きると外は一面の雪景色です! 「おいおい、マジですか?」と思いながらも練習をしに子ども達と外に出るとテンションが上がってしまい、雪の中おもいっきりはしゃいでしまいました。 こういう時の子ども達は本当にすごいです。 みんな、わざわざスライディングをしたりオーバーヘッドをしたりといつも以上にアグレッシッブにプレーをしていました。 雪のために予約していたグランドが使えず、ナイターのトレーニングができなかったなどのマイナス面もありましたが、雪の中で逆に楽しそうにプレーをしている子ども達を見ていたら、逆にすごくいい経験ができたなぁと思いました。
 初日の夜中に雪が降り、日中の天気はすごく良かったので、トレーニングは熱くできました。中でも高学年生はCTNカップが近いこともあり、オフェンスとディフェンスチームでの紅白戦は非常に熱いものがありました。 今回のメンバーは、本当に仲がよく、楽しく過ごすチームワークは最高なのですが、感情をなかなか表に出せない子が多かったんです。 チームワークなどの彼らの良さにプラスして、勝負に対する気持ちをこの合宿で持ってもらう為に、このオフェンスVSディフェンスの時間は通常の3倍以上の長さに設定しました。 雪の後で下が悪い、体力の限界時間は超えているとなると、テクニックや技術の差は問題ではありません。気持ちの戦いです。 そんな中、両チームとも負けたくないという気持ちから、チームを盛り上げる声を出し、けんかの一歩手前というところまで体をぶつけ合ってプレーしました。 その子ども達の姿に、一緒にプレーをしていて感動し、泣きそうになってしまいました。 今回の合宿で自分の中にあるパワーを確認できたと思います。合宿のような気持ちを通常のトレーニングでも持続していこう!みんななら絶対にできる!

第2回ウィンタースクール

1月4日から6日は低学年生も梅屋さんにお世話になり合宿を行いました。低学年生の合宿も、本当に熱かったです。今回の合宿は練習終了の時間を決めませんでした。1.2年生にも、次のレベルの「楽しさ」をこの合宿で感じてほしかったからです。 テーマ練習をしっかりと行い、その後はゲーム練習です。「今日は、自分で満足できたら終りにしていいよ。」僕は「やっても1時間くらいだろう。」と思っていましたが、みんな予想以上です。初日から日が暮れてボールが見えないから、やめようかぁ。というオーバートレーニングになってしまいました。 2日目も本当にすごい! さすがにきのうの疲れもあるかなと思っていましたが‥‥。初日以上のパワーです。テーマの「ターン」をマスターしてきている事を子ども達自身も感じてくれて、ゲーム練習は「ナイスターン!」の連続。 もっとサッカーがしたい!満足をする様子はありません。 2日、連続でボールが見えなくなるまでサッカーをしました。生活の時間は本当にかわいく、一緒に過ごしている僕はずっと、笑いっぱなし状態です。そんな子ども達が、サッカーの時間はキリっと変わります。とにかくボールを蹴りたいんです。本物のサッカーマンですよね。 1、2年生は合宿終了後に少し男らしい表情をするようになったと思います。(時々、感動しています。) 特に、今まではどちらかというと、試合中にあまりボールに絡まなかった様な子が合宿中に自信をつけて、どんどん自分からボール向かっていく様になっていきます。2泊3日という短い時間ですが、どんどん伸びていくのが分かるんです。 あらためて子ども達の可能性の大きさと成長を感じる事ができた合宿でした。 サッカー以外にも恒例のコイン集めやお店屋さん、お楽しみ会で楽しく過ごしました。

合宿

 合宿は本当に幸せを感じます。 まずは、子ども達と水入らずで(笑)2泊3日間、過ごせる事が幸せです。サッカーが沢山できる事も幸せだし、しっかりと食生活が送れる事も(これは僕限定ですが‥笑)幸せ。何より、普段のトレーニングでは気が付かない、みんなの良いところが沢山、発見できる事が幸せ。 今回もみんなの沢山の良いところや成長を発見して感動しました。 「合宿、大好き!」って言ってくれる子が沢山いますが、コーチも合宿が大好きです!

中野区2年生フットサル大会

 1月18日、桃園第三小学校で行われました。 BOA練馬からも参加し谷戸キッカーズとしてA,Bチームの2チームで参加しました。 フットサルはプレーヤーの人数が少ない為に、サッカーと比べて試合中にボールに触る機会が沢山あります。 しかも、コートが狭くスペースが少ないので短い時間に、沢山の事を考えなくてはいけません。 結果は2チーム共に、1敗1分けでしたが今回のテーマは「沢山の事を観る」です。 ボールをしっかり止めて、観る。 はじめはボールを取られたり、失敗していても全く問題ありません。観れていれば、次に繋がります。 〜にパスしょうとしたけどキックが下手で相手に蹴っちゃった。 相手が取りに来たからドリブルでかわそうとしたけど、ドリブルが上手くできなかった。レベルが上がってくれば、判断のミスなどいろいろと自分の弱点に気が付いていきます。 だから、それを克服するためにトレーニングします。 一番、危険なのはこの時期にただ蹴ってしまう癖がついてしまう事。 ボールが来た→キック。では成長がありません。 2年生は、一人ひとり本当に伸びていると思います。今回を見ていても全員がボールに絡んでいます。だから、次のレベルを目指そうね。しっかり止めて、観る。 2月1日にもう1回試合ができるから、その時もチャレンジしてね。しっかり止める、観る!