2009年 6月号            

BOA SPORTS 通信

 中野区教育3年生リーグ BOA−A・B

 5月24日(日)中野区桃花小学校で行われました。

 BOA−B vs 本郷    1−1 2−2 計3−3

 BOA−A vs しんやまA 6−0 2−0 計8−0

 BOA−A vs 鷺宮    0−1 2−0 計2−1

 3年生に初の公式戦です。少しずつ「大人のサッカーへ」移行していく為に今日は「観る」事をテーマに行いました。 サッカーを始めたばかりの頃はボールに子ども達が集まります。 もう一途に。ボールしか見えていないと言っても言い過ぎではないと思います。 その状態から周りとの関係を広げていくのです。赤ちゃんの成長と同じですね(笑)。 そこで「何を観る?」を質問をして子ども達に意識してもらいました。 @ボール Aゴール Bスペース C相手 D仲間 の5つ。やっぱり初挑戦なので、全員とは言いませんが「頭を使った大人のサッカー」へのはじめの1歩は踏み出してくれたと思います。

 BOA−Bはチームの為に攻撃のみならず守備も頑張ってくれる子が増えましたね。そんな子はやっぱり周りを観ているんです。「みんな前に行ったから、俺は残ろう。」とか「今はピンチ・チャンスだから」といった感じです。 チーム全体でもすごく成長してきています。基礎トレーニングで培った自信がプレーに出て積極性が出てきました。やっぱり反復練習は自信を育てますね。

 BOA−Aは、初戦を最高の形で勝利してノリノリで2試合目に挑みました。相手は決勝戦で何度も戦っている鷺宮です。 失点の場面ですが、鷺宮の選手がすごい良いプレーを見せてくれました。 ゴール前の混戦を体ごとすべりこんでシュートといったプレーでした。 あきらかに今日のBOAの子達にはなかったプレーです。 ハーフタイムに「あのプレーは凄かったね。」と「みんなもあれくらいの気持ちのプレーをしたら逆転できるよ。」と言ったのですが、本当にみんなが気持ちを出してプレーしてくれました。本当に逆転した事で子ども達は、良い勉強をしたと思います。 近くに良いライバルチームがある事は本当に幸せな事です。良い成長の刺激となります。 これからも切磋琢磨して成長していきましょう!

 春季大会は中野区教育リーグという形で通年リーグとなりました。1年間で子ども達がどこまで成長できるか非常に楽しみな1日でした。          成

 中野区教育4年生リーグ BOA−A

 6月7日(日)中野区大和小学校で行われました。 

BOA−A vs 鷺宮    2−0 1−1  計3−1

 BOA−A vs わかみやA 0−1 1−0  計1−1

  今日のテーマも前回と同じ「いいポジションから前へ」「前から蹴らせない」です。

このテーマは5年生6年生になっても重要なテーマとなってきます。

1試合目が始まると子供たちは前から前からボールを追いかけて、相手ディフェンスのキックを封じていました。これができればピンチにはなりません。文句なしのBOAペースであっという間に2点取って前半を折り返しました。後半は暑さもあり、集中力の切れた時間帯に相手のロングキックから押し込まれて失点してしまいました。前から蹴らせないことがいかに重要か、この失敗から学べたと思います。

ちょっと気を緩めたら、サッカーでは失点してしまうのです。失点は残念でしたが、

コーチの目線から言えば、いい失点、いい失敗でした。

2試合目では相手のキーパーを中心にロングボールがよく飛んできます。

キーパーやディフェンスのファインプレーで何度も救われました。失点は1点でしたが内容的にはもっとやられていました。その原因はすべてハイボールの処理に失敗したところから始まっています。そして試合が終わった後子供たちと話をしました。

「どうしてやられたかな?」

「相手のキックが強かった」

「そうだね?全部頭を越されてピンチになっちゃったよね?6月になって普段の練習では何をテーマに練習してたっけ?」

「ハイボール!」

「そう!ハイボールの処理がいかに大事か分かったよね?これができないとピンチになって苦しかったよね?」

「うん」

「じゃあ、明日からの練習でハイボールは丁寧にやっていこうね!」

 今日は天気にも恵まれ素晴らしいサッカー日和でした。暑い中本当によくがんばりました!みんなお疲れ様。今日も大事なことが学べたいい試合でした!応援に来てくださった保護者の皆様、ありがとうございました!           Y

 中野区教育4年生リーグ BOA−B

 同じく6月7日(日)中野区大和小学校で行われました。

 BOA−B vs わかみやB 2−0 2−0 計4−0

 BOA−B vs わかみやB 0−2 1−0 計1−2 フレンドリー

この日はとても暑い一日となりました。桃花小学校の皆が欠席だったので、交代人数の少ない中子供たちはよく頑張ったとおもいます。

今日のテーマは『攻守の切り替え』でした。攻守の切り替えと言葉で言うのは簡単ですが具体的には何をすればよいのか?コーチと子ども達で話し合いをしました。
早くよいポジションに戻る。ボールをとりに行く。子どもたちからも積極的な意見がたくさんでてきました。その結果『自分のとられたボールは必ずとり返そう』をテーマに試合に臨みました。
 この暑さですから、敵陣から自陣までボールを追いかけるのはかなり大変なことだと思います。そこであと一歩足がでない場面も見られましたが、一生懸命ボールを追いかけていた姿をみて、このチームの底力を感じました。少しでも形が見えたのは今日の収穫でした。
 2試合目のアップはとにかく元気をだして暑さを吹き飛ばそうとやりました。皆の『アーダッシュ』が暑さを吹き飛ばしたよ!!
これからも、毎試合ワクワクして試合にこれそうです。成長するための試合これからも頑張って、楽しんでいきましょうね♪                 月  
 
 6年生練習試合

6月13日(土)練馬区豊渓小学校で行われました。

BOA vs 荻小   0−0 3−0 計3−0

BOA vs 豊渓   2−0 4−0 計6−0

BOA vs 荻小   0−2 20分×1本

BOA vs 豊渓   1−0 20分×1本

 この日はブロックトレセンメンバー3人がブロックの練習で不在の為、テーマは「1人ひとりがリーダーになる事!」と技術テーマは「ハイボールをしっかりコントロールをして落ち着いて判断する事!」

1人ひとりがリーダーには、もう少し続けていく必要がありますね。助っ人で来てもらった5年生の方が存在感がありました(笑)。ハイボールは練習の成果が出てきました。 これまでにないくらい、ハイボールに対しては細かくテーマをしぼって繰り返し練習してきました。 ブロック上位のチームは、この部分は例外なく自信を持っていますものね。 すぐに身につく技術ではありませんが、今後も頑張って練習していきましょう! 明日も学校行事の子が多くなかなかメンバーが揃えませんが、九州遠征まで2ヶ月をすぎました。1日の試合、1回の練習、1球のハイボールを大切にして頑張っていきましょう!              成

 中野区教育6年生リーグ

 6月14日(日)中野区多田小学校で行われました。

 BOA vs つばさA 1−0 1−0 計2−0

 BOA vs わかみや 4−0 8−0 計12−0

 2日引き続き、テーマは「1人ひとりがリーダーになる事!」と技術テーマは「ハイボールをしっかりコントロールをして落ち着いて判断する事!」この教育リーグは自分の希望でポジションを言い、誰かと重なった時はじゃんけんで勝った方が行う事にしています。 この日も試合前からある意味熱いバトルがありました(笑)。1試合目、終始攻め続けているもののそれが逆に攻め急いでいる感がありました。子ども達は勝利という結果により、その反省部分に気が着いていない子も多かったので、「試合をする目的は?」というここまで何度もしている質問をあらためてする事で。 かなりの子が理解してくれたみたいです。 本当に難しい所なんですけどね。 ここの所、ブロック大会等で気持ちを求めた分、どうしても気持ちが先走っている様なプレーが続いてしまいました。 その気持ちを出す局面と相手の勢いをパスやコントロールでかわす局面がある事の理解は(頭で分っていても、その局面を判断する事)難しいと思います。 しかし、良い選手とはただドリブルやキックが上手いだけではなく、その技術を使うべき場面で使える事に優れているのです。

 BOAでの生涯テーマである「ボールを自分の思い通りに動かせる様になる!」は高いレベルになってきました。さらに上の試合で1番良いタイミングで発揮する事も今後、目指していきましょう!

 2試合目の後半でボールをしっかりとコントロールし、攻撃の方向(後ろも使ってワイドに)が達成できた良いゲームができたので子ども達も相当手応えを感じてくれたと思います。 あの後半の様な試合を常にできたらと思うとこれからが非常に楽しみです。                            成

中野区教育3年生リーグ BOA−A

  6月14日(日)桃花小学校で行われました。 

BOA−A vs わかみや  2−0 0−0  計2−0

  さて、今日は「絶対に負けない気持ち」がテーマです!この気持ちが一人一人に

あえれば全員が戦えるチームになります。また、この「一人一人が戦える」というのはBOAの良さだとも思います。「絶対に負けない気持ち」、具体的には@ 取られたら取り返す A相手に蹴らせない B最後まで諦めない の3つです。

アップの時から子供たちはいい表情をしています!このチームはパワーが有り余ってる子がたくさんいるので、試合前から強い気持ちがガンガンに出ています!

そして試合が始まってからもみんなの熱い気持ちが外で見ている人にとても伝わってきました。局面、局面で「絶対に負けない」という強い気持ちがあふれ出ているプレーがたくさんありました。

取られたら取り返し、前線から相手に蹴らせず、大きくなってしまったドリブルも最後までボールを追いかけていました。本当に全員素晴らしかったです。

また、技術的な面では最近練習でテーマとしてやっているハイボールの的確な処理や、コーチをうならせるほどの美しいターンも見られました!

しかし、今日何よりも良かったことは「全員が戦えた」ということです。今日はみんながMVP!心からそう言えるぐらい、みんなよくがんばりました!

この「絶対に負けない気持ち」、これから先、学年が上がってもずっとずっと大切なことだと思うので、これからも強い気持ちを持って頑張っていこうね!今日は本当によくがんばりました!

保護者の皆様、今日も応援に来ていただいて子供たちに負けないくらいの熱い声援を送っていただきまして、本当にありがとうございました!        Y

 中野区教育3年生リーグ BOA−B

 同じく6月14日(日)桃花小学校で行われました。

 BOA−B vs KFC−B 2−0 2−0 計4−0

 BOA−B vs 本郷    3−1 6−0 計9−1

今日のテーマは『チームワーク』でした。チームワークにも色々な形がありますが
『仲間を褒める』お互いに味方をほめよう、ほめて、ほめて、ほめまくろう。と子ども達に伝えました。
 
 アップから仲間のことを応援する声も多く見られ、なにかやってくれるのではないかと、ワクワクしていました。そしていざ試合になると、子ども達が見せる見せる、チームとしても良い結果がでました。僕個人としては、結果よりも試合の内容をみて、一番嬉しかったのが、自然と仲間に対して『ナイスプレー』の声が出てきたことでした。
相手の強烈なシュートをお腹でブロックしたキーパーにみんなが駆け寄って頭をたたいたり、肩をたたいたり、励ましていました。コーチとして一番嬉しい瞬間でした。誰に言われたのでもなく、子ども達が自分の判断で仲間を励ましてる。
 
 サッカーというスポーツは結果だけで見てしまうと、その魅力は半減してしまうと僕は考えています。勝ったから良い、点を取ったから良い、ということでは絶対にありません。点を取るためには、守ってくれる仲間がいて、パスをしてくれる仲間がいて、その全てが、得点や勝利につながるのです。

今日で一番重要だったのは、点を取った仲間、ナイスディフェンスの仲間、ナイスドリブルの仲間に対して、【子ども達が自分達で褒め合えたこと】だと思います。
 自分以外を褒める事は簡単なようで難しいことだと思います。ただサッカーはチームで戦うものなので、この要素は成長の上で必要不可欠なものです。
今チームはグングン成長しています。『目でお話を聞く』習慣もだいぶ身についてきましたね。これからももっと成長できるように、コーチも子ども達と一緒に成長できるようにしていきたいですね。
 これからも応援よろしくお願いします。また次の試合もワクワク、そして最高の笑顔で帰れるようにがんばって練習しようね♪               月

 ‘09BOAスマイルリーグ 3年生BOA−A

 6月20日(土)中野区桃花小学校で行われました。

 BOA−A vs ビートル11 1−0 3−0 計4−0

 BOA−A vs ビートル11 2−1 7−0 計9−1 F

 BOA−A vs ビートル11 3−0 3−0 計6−0 F

 学校公開日と重なり、BOAの子だけでなく他チームの子も参加できない中、1試合でも消化できた事は嬉しく思います。 今年度は8チームの参加の為28試合を1年間かけて消化していく予定です。 会場が確保できている時はなるべく試合をしていきますのでご協力よろしくお願いします。

 子ども達のレベルが確実に上がっている事を感じる事のできた1日でした。特に年度明け前から続けているボールコントロール(ドリブルやターン)そして今月から練習しているハイボールの成果が試合で観る事ができるのでコーチとしてとても嬉しく思います。 この日のテーマは、「仲間を褒める!」練習中にけんかが続いてしまった子ども達にBOAらしさを伝える為に月コーチが先週に引き続き見てくれました。

 ちなみに5・6年生になり九州遠征に行った時に子ども達に「BOAってどういうチーム?」と言う質問を必ずします。「東京にこんな素晴らしいチームがあるんだゼ!」って九州の子達に教えてあげようと言い、子ども達を鼓舞する事がねらいですが、今まで3年間共に子ども達は「褒めあうチーム」と答えてくれています。特に九州では熱いチームが多いのでそれが1つのブランドにもなるのですが‥。メンタル的に観てもこの「褒める!」と言う行為はプレーヤーに大きな力を与えてくれます。 鏡の法則と言い、他人した事は必ず自分に帰ってくるのです。 もし仲間のミスを責め失敗を攻撃していると頭の中に失敗のイメージが残り、自分の動きも固くなり消極的になり失敗と言う結果になってしまうのです。 逆に褒めあう事で、失敗を恐れず積極的にプレーする事で結果がよくなっていく事は簡単に想像できますね。 

 すごく良いプレーが続出しただけに、今日はこの褒めあうについてはもっと出来たと思います。この点は引き続きテーマとしていきましょう。保護者の皆さん、ゴールの移動などご協力と温かい応援ありがとうございました。 1年間で沢山の笑顔が見られる事を楽しみにしています。                  成