1、はじめまして

 

 

 

 護廷十三隊が一つ、十番隊隊長日番谷冬獅郎はこの日も真面目に虚退治に勤しんでいた。隊長になった当初は現世の小学生並だった身長(注:133cmは日本の小学四年生の平均身長と同じらしい)も、今では成人男性のそれとなり、威風堂々とした風格にさらに磨きが掛かっている。

キィイイイイイ・・・

ガラスを爪で引っかくような嫌な音を発しているのは目の前の虚。苦手な人は苦手なこの音にのけぞっている死神が一人二人。

「情けねえな、あれでも席官かよ。」

「一種の反射かもしれませんな。」

情けない反応を示しているメンバーを横目に冬獅郎は溜息を吐く。それに相槌を打ったのは一人の女性死神。彼女の名は朽木ルキア。名門貴族朽木家の養子となった娘で、冬獅郎の幼馴染の少女と統学院入学が同期だったりする。現在は十三番隊に所属している。

「手っ取り早く倒すか。」

「そうですな。冬獅郎殿はこの後急ぎの用事がありますからね。」

「ば・・・朽木!何言ってるんだよ!?」

ルキアの言葉に赤くなる冬獅郎。彼らに戦闘中という緊張感はないのか。

奥方がお待ちであろう?恋次から話は聞いておるよ。」

「桃の奴・・・。」

ルキアと冬獅郎の幼馴染は長い間同期生の上、死神になった当初の所属まで同じ五番隊であったためかなり親しい。かなりの情報がお互い筒抜けだった。

「日番谷隊長!朽木殿!巨大虚が三体増えました!!」

「属性は何だ。」

「他の奴らと同じです。」

「なら、このままいくぞ。」

『はい!』

 冬獅郎の指示に他の死神が刀を構えなおす。今回、冬獅郎の率いる部隊の人数は彼も含めて五人。所属に共通点はないが、彼らに共通する点が一つあった。それは彼らの斬魄刀が皆氷雪系ということである。ある地域に出る虚が何故か氷雪系に弱い虚ばかりだった為にこの部隊が編成されたのだ。メンバーもかなりの実力者揃いだ。隊長一名、席官二名、席次は下位(注2:平死神でも一応便宜上ナンバーがついているという設定です)でも相応の実力があると少なくとも冬獅郎は考えている者が二名である。

 

「死神死神死神ひひひひひひひひひ・・・!」

「うまそうだな・・・。」

「オレは女が食いたい・・・。」

「頭からしゃぶるのが一番だぞ。」

 

虚が五人へと近づいてくる。

「いいか、作戦通り行け。敵と味方の位置を常に把握しろ。決して離れすぎるな。」

「分かりました。」

「了解、隊長。」

「善処します。」

「お任せ下さい。」

冬獅郎の言葉に他の四人が頷く。そして・・・

「散!」

合図と同時に五人が散開し、虚に切りかかった。

 

 

 

 

 

「霜天に坐せ、氷輪丸!」

 冬獅郎が斬魄刀を解放すると同時に氷の龍が出現し、虚を次々と凍りつかせていく。長刀と言える太刀を振るい、冬獅郎は先陣を切って虚を倒していった。

「流石日番谷隊長♪」

「あんた、感心ばかりしてないで動きなさいよ!」

「だって、俺、十番隊所属ですし。」

冬獅郎の戦っている様子を見て、隊員の一人が楽しそうにしている。どうやら彼は日番谷が隊長を務める十番隊に所属しているらしい。同じ部隊の女性隊員のお叱りにも堪えてないようだ。

「話には聞いていたが、本当に十番隊は皆仲が良いのだな。」

「朽木さんも和まないで・・・。」

彼の様子を眺めて柔らかい表情をしているルキア。その態度を見て、注意をしていた女性死神は力なく言葉を発する。

「君達、日番谷隊長に任せないで真面目に働こうよ。」

「あ、すみません。」

「了解〜。」

「分かっているわよ。」

最後に残った一人に指摘され、冬獅郎を除く四人もまた新たに虚に向き直った。

 

キシィイイイイイ・・・

 

「甘い!」

黒光りをする触手を伸ばしてくる虚を十番隊所属の少年死神(実際は“少年”なんて年齢ではないのだが、便宜上そう呼ぶことにする)が切り捨てる。刀を解放せず、鬼道を多用した戦い方だ。それでも紙一重で虚の攻撃を次々と避け、一撃で相手を仕留めていた。

「流石に冬獅郎殿が推薦するだけのことはあるな。」

「態度は生意気だけどね。」

ルキアともう一人の女性死神は二人一組で戦っていた。お互い囲まれているので必然的に背中合わせになる。

「・・・やりにくいわね。」

「そうですな。」

隣の女性の呟きにルキアが相槌を打つ。

「私の能力、近距離向けじゃないのよ。」

「・・・分かりました。では、貴女は輪から出てください。大変かもしれないですが、必ず上ではなく横から正面突破なさっていただきたい。」

「どういうこと?」

「巻き込まれる危険性が高いので。」

「分かったわ。」

戦闘に生きる彼らの即座の判断力は高い。短い言葉でもその内に潜む意図を理解しなければ仲間の命を無駄に危険に晒すことになる。

「じゃあ、後宜しく。」

「分かりました。」

「はい、退いて退いて!邪魔よ!!」

女性死神が虚の包囲網に切り込んでいく。そのため、膠着していた均衡が崩れた。一部は動いた死神に向かい、そして残りはルキアを喰らわんと襲い掛かる。

「舞え、袖白雪。」

ルキアの刀の動きと共に天に届く氷柱とも言うべき氷結結界が現れた。

 

 

 

 

 

 冬獅郎達の部隊が現世で頑張っている頃、ソウル・ソサエティでは、日番谷達にも顔なじみのメンバー・・・もとい死神の間では有名な顔がいくつか集まっていた。

「も〜、隊長ってば桃の大事な時なのに仕事なんて行って・・・。」

「仕方ないよ、乱菊さん。」

ベッドに横になっているのは冬獅郎の幼馴染の少女桃。その横にいる女性は彼らの昔からの知人でもある松本乱菊。

「そうッスよ、松本さん。大体、今回の作戦だって率いているのが日番谷隊長じゃなかったら俺か朽木隊長が止めてるッスよ。」

「全く、あんたってばすっかりルキアちゃん命ね。」

「阿散井君、心配性だね。朽木さんなら大丈夫だよ。」

「え!いや、その・・・。」

乱菊と桃に言われてルキアの幼馴染でもある阿散井恋次は顔を赤くする。外見に似合わず意外と純情な男である。

 

 

 

「も〜もりん★ 元気してた〜?」

 そんな時、彼女達のいる部屋に陽気な声を響かせて一人の少女がやってきた。彼女は十一番隊副隊長草鹿やちる。恋次の元上司でもある。副隊長に就任した当初と比べれば身長が伸び、幼稚園児から小学生に昇格といった所か。

「げ!?草鹿副隊長・・・。」

「何よ、その態度は。剃りこみ眉毛、いっぺん締めるよ。」

「はいはい、桃の身体に障るといけないから喧嘩しない。」

嫌そうな顔をする恋次にやちるがガンを飛ばす。それを仲裁する乱菊。

「やちるちゃんもお見舞いにきてくれたんだね、ありがとう。」

「ううん、そんなことないよ。」

「雛森君、調子はどうだい?」

「吉良君!」

そこにさらにやってきたのは桃や恋次と同期の吉良イズル。嬉しそうに顔を綻ばせる桃。

「おいおい、吉良。もう“雛森”じゃねえだろ。」

「え!?う、うん・・・それはそうなんだけど・・・・・・。」

「仕方ないよ、昔からの癖ってなかなか直らないものだから。私もシロちゃんを日番谷君って呼ぶの慣れるようになるまで結構かかったもん。」

「相変わらず桃と隊長はラブラブね。」

「や、やだ・・・乱菊さんってば・・・。」

桃は真っ赤になって俯いてしまう。

「それはそうとさ〜、お前ら名前もう考えたのか?」

「そうだね、赤ちゃんの名前!男の子?女の子?」

「顔はどっちに似てもモテそうよね。」

「ちょ、ちょっとみんな・・・!?」

 さらに赤くなり何も言えなくなってしまう桃と慌てる吉良。恋次達は面白そうに次々と言葉を投げかけている。

「隊長が冬獅郎で三文字で桃は一文字だから間を取って漢字二文字がベストじゃないかしら。」

「日番谷桃って初めは違和感あったけど、今ではそうでもないよな。」

「桃りんは桃りんだもんね。変眉なんて“日番谷夫人”とか前に呼んでたし。そっちの方が変だよね〜。」

「まあ、草鹿副隊長からすればそうかもしれませんけど・・・。」

そう、桃こと旧姓雛森桃は日番谷冬獅郎と結婚し、現在は日番谷桃と名乗っていた。彼女こそルキアが『奥方』と称した人物なのである。因みに妊娠中で、すでに臨月を迎えていた。出産予定日が近いので入院している。彼女の人柄もあり、連日多くの見舞い客が訪れていた。その為、彼女の病室が騒がしくなり、酷い時には見舞い客が追い出されることもあるとかないとか。

 

 

 

 

 

 そして現世でも時間が流れていき、冬獅郎達は粗方の虚を倒し終えていた。今、男性死神が戦っている虚で最後だろう。

「あ〜、疲れた。」

「まだ気を抜くな。」

「分かってますってば、隊長。」

すでに刀を仕舞っている少年に冬獅郎が注意する。

「ですが、冬獅郎殿は早く戻りたいのではないのですか?」

「え?いや・・・。」

「そうですよ、隊長。桃さん、そろそろ出産ですよね。」

「ええ!そうなんですか!?おめでとうございます!!」

ルキアに話を振られ、同隊の少年に暴露され、少し居た堪れない気分を味わう冬獅郎。

 

キシャアアアアア・・・

 

「終わりました、日番谷隊長、それに皆さん。」

断末魔を思わせる虚の悲鳴の後、刀を鞘に戻した男が彼らへと近づく。

「ご苦労だったな。」

「いえ・・・。」

冬獅郎が虚を倒した男に労いの言葉をかける。

「あ〜、やっぱりあいつ地獄行きか。」

「やっぱり・・・とは?」

出現した地獄門を見て少年が呟いたのにルキアは問いかけた。

「あれ、ブラックリストに載ってた奴。」

「でもメノスじゃないんだし、油断さえしなければ平気でしょ。」

「上位十席以内の死神なら敵じゃないでしょうね。」

少年の言葉に二人の席官がそれぞれ言葉を述べる。

「戻るぞ。」

『はい。』

最後に冬獅郎の言葉で会話は終わった。

「開錠。」

その言葉と共に静かにソウル・ソサエティへの門は開かれる。冬獅郎を先頭に、一人、また一人と彼らは門を潜っていくのだった。

 

 

 

 五人無事ソウル・ソサエティに戻ってきた冬獅郎達は、すぐには別れず一緒に行動していた。

「隊長、桃さんの所行かなくていいんですか?」

「大丈夫だろ。態々入院までしてるんだから。」

「そんな事を言って・・・本当は心配なのでしょう?」

「朽木、気持ちは嬉しいが・・・。」

「あ、私達こちらなので先に失礼しますね。」

「今日中に報告書を出しに参ります。」

「おう、お疲れさん。」

今日の作戦に参加した席官二名が分かれ道で離れていく。残っているのは冬獅郎とルキアと十番隊の少年死神。

「本当にいいんですか、隊長。」

「しつこいぞ。」

「頑固だと思いませんか、朽木殿?」

「え?それは・・・。」

「人を指差して朽木に振るな。」

彼らの会話に席次が上だからといって萎縮しているような様子はない。

「あ、済まぬ。二人とも、私はここで・・・。」

「おう、今日はご苦労だったな。」

「お疲れ様でした。」

そしてルキアも二人から離れる。残されたのは十番隊の二人。そのまま歩いて十番隊の区画に差し掛かった所で、覚えのある霊圧が近づいてきた。

「これは・・・。」

「松本だな。」

 少し経つと冬獅郎の予想通り乱菊が屋根や塀の上を通りながら二人の下へ降り立った。規律の五月蝿い人間だったら文句の一つも出そうな行為だが、冬獅郎はそこまで頭が固くないので問題ない。

「大変です隊長!」

「どうした。」

「も、桃が・・・!」

『!?』

乱菊の言葉に二人に緊張感が走る。

「一体どうしたんだ!?」

「え、あ・・・その・・・説明してる時間が惜しいんで一緒に来てください!」

「おわ!?」

乱菊は冬獅郎の腕を引っ掴むといきなり瞬歩を発動させた。

「いってらっしゃ〜い。」

とりあえず手を振って見送る少年死神。

「・・・これって事後処理は俺に任せるってことなのか?」

ポツリを呟く少年。

(まあ、文句が出たら黙らせればいいしな。)

ちょっと恐いことを考えているのだが、彼の本性を知っている人物は数える程しかいないので問題ない。少年は頭を切り替えると、一先ず自分の分の報告書を書くために十番隊の詰所へと向かうのだった。

 

 

 

 一方、乱菊に引きずられた形となっている冬獅郎は舌を噛んだりしないよう注意しながらも、乱菊に問いかける。

「桃が大変なんですよ!」

「それはもう聞いた。」

「実は、急に産気づいて・・・。」

「分かった。」

乱菊の言葉を受けて冬獅郎をスピードが加速する。同じく瞬歩を使っているはずなのに、あっという間に置いていかれてしまった。

「流石隊長・・・。」

乱菊の褒め言葉は生憎冬獅郎の耳には届かなかったが、彼は妻である桃の元へ全力で移動していた。桃が入院しているはずの場所へと辿り着く。

 

 

 

「桃!!」

 冬獅郎は病室へと駆け込んだ。そして冬獅郎の目に入ったのはベッドに横たわる桃の姿。彼女は目を閉じたまま死んだように動かない。いや、彼女の霊圧が消えたわけではないから、死んでいないことは冬獅郎も分かっているのだが、それでも桃に何かあったのではないかと考えてしまう。出産は母体にとっても産まれてくる子供にとっても危険を伴うものだと、前から乱菊に嫌というほど聞かされていた。

「桃・・・?」

歩きながら息を整え、ゆっくりと彼女に近づいていく。間近で見る彼女は思ったより顔色が悪くなくて少しだけホッとした。

「あ〜!ヒッツー!!」

丁度手を伸ばして桃の頬に触れようとした瞬間に第三者から声を掛けられる。驚きの余り心拍数が急上昇する冬獅郎。

「ヒッツー、お帰り〜。というか、久し振り〜。」

聞き覚えのありすぎる声に後ろを向けば、やはりいたのはやちるだった。

「ああ、草鹿・・・来てたのか。」

「来てるよ。当たり前だよ!桃りんのためだもん。」

「そ、そうか・・・。」

自信満々にやちるに宣言されてしまい、仕事とはいえ身重の妻を置いていった冬獅郎としては肩身が狭い。

「大体、ヒッツーってば遅すぎだよ。赤ちゃんもう生まれちゃったよ?そんなんじゃ、旦那さん失格〜!」

何故か野球の審判がするアウトサインを出され、やちるから駄目出しを受けた日番谷。彼女の言葉が突き刺さる心地だった。

「それでね、生まれたのは・・・。」

「やちる!!」

 なおもやちるが言葉を紡ごうとした所で、彼女に廊下から声が掛かる。霊圧が垂れ流し状態なので声が掛けられる前から冬獅郎もやちるもその存在には気付いていた。そしてやちるは呼ばれた自分の名前に嬉しそうに相手の名前を呼ぶ。

「な〜に?剣ちゃん。」

「仕事だ。お前も来い。」

姿を現したのは十一番隊隊長更木剣八。やちるの上司でもあり育て親でもある人物だ。

「更木・・・。」

「よお。邪魔したな。それとおめでとさん。」

「ああ。」

「じゃあね、ヒッツー。桃りんに宜しく。」

「あいつに付いていてくれたんだろ。助かった。」

短い会話を済まし、十一番隊の二人は去って行く。まるで嵐のようだった。

「桃・・・。」

残された冬獅郎は未だ眠りの中にいる桃に今度こそ触れる。生まれた子供はまだ見ていないが、やちるの言動からして無事生まれたのだろうと判断した。

「よく頑張ってくれたな。」

言い聞かせるように冬獅郎はそう口にする。

「・・・ありがとう。」

冬獅郎が桃の髪を撫でる。いい夢を見ているのか桃の表情は微笑を浮かべたものになっていた。

 

 

 

 

 

 数日後、冬獅郎は桃の病室で生まれた我が子と対面を果たす。桃の腕に抱かれてすやすやと眠る赤ん坊に自然と二人の瞳が穏やかなものになっていた。それは親が子供に向ける慈愛に満ちたものである。

「男の子だから、大きくなったらシロちゃんみたいに格好よくなるかな?」

「いや、女は父親、男は母親に似るって言うから、桃に似てるんじゃないか?」

「どっちに似てもいいよね。この子が元気に育ってくれれば。」

「そうだな。」

三人を包む空気は優しい。まるで今の季節と同じ、春の空気そのもののようだ。

「そういえば、何で名前で呼ばないんだ。子供の名前はあらかじめ考えてあっただろう?」

冬獅郎が桃に尋ねる。子供が生まれる前に付ける名前はすでに二人で相談して決めてあった。診断で予定日と性別が分かってから、二人で充分時間を掛けて考えた名前だ。

「うん、でもね・・・初めてこの子の名前を呼ぶ時はシロちゃんと一緒がいいと思うから。はじめましての挨拶は、ちゃんとお父さんとお母さんが揃ってしないと。」

そう言って桃はニコリと笑う。

「そうか・・・。」

冬獅郎も穏やかな笑みを浮かべた。

「じゃあ、挨拶するか。俺達の息子に。」

「うん。」

冬獅郎と桃は息子を見つめて口を開く。

『はじめまして、春樹。お父さんとお母さんだよ。』

「う〜。」

丁度タイミング良く子供の口から声が出た。それに二人はさらに笑みを深くする。暖かな春風が窓からスルリと抜けていった。新しい命と新たに父と母になった二人を祝福するかのように・・・。

 

 

 

 

 

「せっかくお見舞いに来たのに入りにくいわね。」

「そ、そうですね・・・出直した方が宜しいかもしれませんな。」

「行こうぜ、ルキア、乱菊さん。」

 なお、たまたま桃を訪ねてきた乱菊・ルキア・恋次の三人が冬獅郎達の幸せオーラに中てられて、こっそりと病室の前から立ち去ったのは、幸福街道真っ只中の夫婦には与り知らぬ話である。

 

 

 

 

 

 

 

<後書き>

 夫婦日雛ネタ第一弾。長男誕生の巻。だから息子に『はじめまして』なのです。一応名前は日番谷春樹[ひつがや・はるき]になります。四月生まれです。名前の由来は冬に生まれた日番谷が獅郎だから春に生まれた彼は『春』、そして雛森がで植物系の名前だから『樹』、二つ合わせて『春樹』です。

 そして御免なさい。ルキアの斬魄刀が明かされたのをいいことに早速使いました!同じ氷雪系同士ってことで♪ いいですよね、袖白雪。最も美しい刀ですよ。流石ルキアさんですよ・・・て、ここ日雛なのに(爆) ルキア以外の即席部隊の皆様は約一名以外はキャラ適当です(笑)

 それにしても未来物ということで・・・一護とかはどうなったんでしょうか。特に何も考えてないんですけど、やっぱり死んだらスカウトで護廷入りですかね。十一番隊の人とか嬉々として勧誘してくれると思うんですけど。

 

 

2005/11/15 UP