魔導学園物語1
<世界観>
一応現代日本を基準とした舞台となっている。でも街のつくりとかどこの土地かイメージはかなりいい加減。普通にアメリカとか国名出してるし。従って通貨は円だし、観光地の名前とかは普通に出しちゃうかもしれない。修学旅行とか。
<キャラクター設定>
アルル・ナジャ
魔導学園高等部一年D組の女の子。勉強は苦手だがやれば出来る子。何故か小さい頃からシェゾのことが大好きでずっと想い続けてきた(三つ子の魂百まで?)。家庭科部所属。本人は花嫁修業の一環のつもりだが、想い人の方が料理も裁縫も上手だ(笑)。因みに腕前は中の下くらいである。ラグナス、ドッペルゲンガー・シェゾとは幼馴染。
シェゾに対していろいろとアプローチをしているのだがなかなか彼には通じていない模様。いっそのこと押し倒して既成事実を・・・と目論んでいるとまではいかないがそれを考えたことはあるらしい。ライバルは多いので内心焦っている。
一人称:ボク
シェゾ・ウィグィィ
魔導学園の非常勤講師(担当は数学)。アルルのクラスの担任教師でもある。本来は付属大学の研究機関の職員。海外でスキップした為、すでに大学は卒業済み。外見は間違いなく美形。天才肌な為か世間様の常識からちょっと(?)ずれた言動をしてしまうのが玉に瑕。趣味は読書・研究・実験。料理も得意。実はバイオリンとピアノが演奏できる(ピアノは嗜み程度)。勘は鋭い方だが、色恋沙汰にはとことん鈍い。口は悪いが面倒見は良く生徒達にも大人気。男女問わずもてる。実は狙われていたりもするのだが、自覚なし。ラグナス曰く『色気がある』・・・フェロモン体質なのだろうか。
六歳のとき両親が離婚。母親に引き取られた彼は母の仕事の都合で渡米、そのまま成長。その間の人脈やら経験やら本人無自覚だが凄いものがあったりする。母親死亡時はまだ課程が途中だったのでそのまま滞在、卒業後帰国して父親に引き取られる形となった。しかしほとんど研究施設に泊り込んでいるので家族を嘆かせている。双子の兄とラグナスが懐いてくる(?)のをちょっとウザイと思っている。
ドッペルゲンガー・アルル(D・アルル)
アルルの双子の姉。一年A組所属。図書委員。妹と違って成績優秀。ドッペルゲンガー・シェゾと付き合っている。普段はクールだが彼氏の前では可愛い所もある。尻に敷いているという説もあるが。基本的に妹に甘いので一応シェゾとの仲を応援している。しかしドッペルゲンガー・シェゾのブラコンっぷりにはどうかと思っている。二人の仲をちょっと妬いたりすることも。切れると怖い。
一人称:僕
ドッペルゲンガー・シェゾ(D・シェゾ)
シェゾの双子の兄。三年A組所属の生徒会副会長。スポーツ万能、成績優秀、剣道部。実力は全国大会レベル(部内では最強)だが、生徒会役員なので部長にはならなかった。それなりに人徳もある。美形なので女の子にかなり人気。しかしその実体はブラコンというか兄バカ。家はアルルの隣。何気に甘いものが好きだったりする。
ラグナス・ビシャシ
アルル達の幼馴染。二年C組、剣道部。運動神経は良いが成績は普通。笑顔が爽やかな人気者。小さい頃シェゾに一目惚れした(この時は女の子だと思っていた)。男だと知ってからも心の中での一番はシェゾだったらしい。帰国したシェゾと再会して想いが再燃。最早性別の垣根に対するモラルはなくなったようだ。シェゾにことに関してはややお馬鹿な傾向。剣道の腕はかなり凄い。
ルルー
アルルの小学生時代からの親友。武芸の名門として有名な家に生まれたお嬢様。一年B組、空手部所属。学年主任のサタン先生が好きだが、実は親が決めた婚約者同士ということを知らない。
ドラコケンタウロス(ドラコ)
アルルの中学時代からの友達でウィッチの幼馴染。子供の頃から拳法道場に通い腕には自信あり。ルルーをライバル視している。一年D組。
ウィッチ
アルルたちとは高校に入ってからドラコ経由で知り合った。成績は優秀だが体力不足。一年A組、化学同好会所属。祖母が有名な学者で両親も父が大学教授、母が某国立研究所の職員と他の親戚もそうそうたるメンバーが揃う。夢は祖母のような学者になること。シェゾに憧れと淡い恋心を抱いているようだが、アルルの手前あまりオープンにしていない。
インキュバス
魔導学園の教師。高等部二年数学担当。軟派な性格でよく生徒を口説いている。本人曰く博愛主義らしい。最近のターゲットはシェゾ。
2005/04/25 UP