2013' 03/30

プロローグ
Windows8が最短10秒弱のコールドブート時間がかなりバラつく。Windows8本来のポテンシャルが発揮されるUEFIネイティブモードで改善してみた。

エンバイロメント
Win8UEFIネイティブ・モードを満足するエンバイロメント(環境)として、CPUにAMDのAシリーズから最上位のグラフィック・コアHD7660を搭載したクアッド・コア 、TDP65WのA10-5700を、moboにWin8ブート1.5秒をうたうASRock FM2A85X-ITXを、MemoryにADATAのDDR3 (12800) 8GB x2などをチョイスした。

Windows8、UEFIネイティブモード
Windows8のUEFIネイティブモードを実現するため条件だ。メディアドライブがUEFIドライブでない場合はFAT32でフォーマットしたUSBインストーラを使用する。

Windows Certified Product List
 ( https://sysdev.microsoft.com/ja-JP/Hardware/LPL/ )

Windows8、UEFIネイティブ・モード・セットアップ

UEFIバージョン 2.3.1以上
Windows8 64bit版
SATA AHCIモード
UEFIドライブ USBインストーラ


USBインストーラの制作
8GB/USB3.0スティック・メモリを用意してWindows7上で制作した。。USBスティックメモリはコンピュータ・ウィンドウ上でFAT32でフォーマットする。64bit版のWin8インストールDVDメディアをドライブに挿入して、スタートから「プログラムのファイルと検索」フィールドにCMDとタイプして 検索されたCMD.exe上で右クリックのプルダウン・メニューから 管理者として実行、コマンド・プロンプト・ウインドでXcopyを実行する。

 

DVDドライグをF:、USBドライブをE:としたXcopy実行例

インストール
UEFIのBOOTメニューでFM2A85X-ITXUSB3.0ポート に装着したUSB3.0メモリスティックから起動を設定、インストールする。

 

 

UEFIネイティブモード
コンピュータの管理/ディスクの管理からUEFI
(Unified Extensible Firmware Interface)ネイティブ ・モードが確認できる。

UEFIセットアップ
UEFI
(Unified Extensible Firmware Interface)のBootメニューからBoot Option #1; Windows Boot Man・・・を、Fast BootからUltra Fastを選んでセーブすることで完了だ。

 

エピローグ
電源スイッチ、オンから毎回安定して約9秒でタイルが表示される。30年近くも前になるだろうか、ジーコ ・ジーコとフロッピーディスクを何枚も交換してアプリを立ち上げたCPM/8ビットマシンと比べるとまさに爆速、夢の高速起動だ。