新春企画

スクリーン・サイズは大きいほど好ましいのだが設置が制限されるし持ち歩きも難しい.ARグラスなら可能だ.OLEDモデルが良さそうだ.

Xreal 福袋
年末にポチッたXreal福袋が年明けに入荷しました.特製トートバッグにはXreal AIR一式とおまけのモバイル・バッテリが入っていました.

Xreal 福袋

  

ARグラスとモバイルバッテリ

 

Xreal AIR 付属品
Xreal AIRや専用USB-Cケーブルとノーズ・パッド・セパレータ等は専用ケースに入っていました.また取り扱い説明書や眼鏡クロス、長短ノーズ・パッド、ライト・シールド、視力矯正用ダミー・レンズなどが同梱されていました.

Xreal AIRと付属品一式

  

取り扱い説明書

 

Xreal AIR
フレーム上部に下向きに組み込まれたSony製Micro-OLDEディスプレイとプリズムによるアイ・ウエアです.左右テンプルに下向きにスピーカが内蔵されています.

主な規格

OLDE 0.68 inch
明るさ 400 nits
視野角 46 degree
PPD 49 per degree
FPS 120Hz

 

Xreal AIR

 

ノーズ・パッド交換
Xreal AIR上部がまぶたが触るのでノーズ・パッドを交換してみました.クリアランス確認に視力矯正用ダミー・レンズも装着してみました.

Xreal AIR上部がまぶたに触る

  

ノーズ・パッド取り外し

 

長いノーズ・パッドに視力補正用ダミー・レンズを装着

 

Xreal AIRグラスに装着

  

クリアランスを確認

 

サムソン S20 5G ULTRA
付属のUSB-Cケーブルで直接接続できるスマホはDAM(ディスプレイポート・アルター・モード)に対応している必要があります.DAMサポートのサムソン S20 5G ULTRAに接続してみました.Xreal AIRの仮想スクリーンにDex画面が表示され、解像度変更のポップが表示されました.

サムソンS20 ULTRA 5Gとの接続、Dex画面が映っている様子が分かる

  

初回接続時の表示

  

Dex画面で「設定」で解像度をFHDに変更

 

仮想スクリーン・サイズ
2mぐらい前方に結像する半透明な仮想スクリーンは公表されている大きさよりのかなり小さく感じます.半透明な仮想スクリーンが重なるように前後に動いて、120インチ・スクリーンにスクショしたDex画面が同じ大きさになるように調節して表示させてみたところ対角は1710mmでした.仮想スクリーン・サイズはおよそ2m前方に約67インチと言えそうです.

仮想スクリーン・サイズおよそ2m前方に約67インチ

 

Windows
起動時間が速く、消費電力は少なそうなのでコンピュータ・ディスプレイとしても重宝しそうです.最新のラップトップはUSB-Cが幅をきかせつつあるとは言え、パソコン・ディスプレイのI/FはHDMIが主流です.HDMI to USB-Cアダプタをアマゾンで探してみました.

 

Lemorele
Lenovo製ThinkCentre M75q-2 Tiny型パソコンのHDMI出力をHDMI to USB-Cアダプタ経由でXreal AIRに接続しました.設定できる解像度は1920x1080まででした.サムソンS20 ultra 5GでXreal AIRではOKでしたがこの接続ではスピーカーからは出力されませんでした.

HDMI出力をアダプタ経由でXreal AIRに接続

  

Xreal AIR前面から表示画面が見える

  

HDMI to USB-Cアダプタ経由のXreal AIR 解像度

 

コンクルージョン
当初は気になりませんでしたが、いろんな映像をみていると仮想スクリーンに表示される画像の揺れが不自然に感じます.パソコン画面は特に顕著で
画面の各部を見るときに無意識に顔が向くのが要因です.直接接続で特定のスマホを選ぶのも残念です.

仮想スクリーンに表示される映像は、空間に固定されないと自然さが損なわれてしまいます.メインで使っているDAM非対応のスマホやアンドロイド・タブレットでも使いたいしパソコンとはワイヤレス接続したいところです.改善できればと思います.