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サヤマシティ紹介 1
 『街痛〜運命の導火線』には、ストーリーに影響を与える様々な人物が登場します。ここではそのサブキャラクターたちを少しだけ紹介します。
山崎廻
 58歳、一女の父。サヤマ警察署捜査一課に所属する叩き上げのベテラン刑事で、ヤマさん、おやっさん等と呼ばれる。 新人育成を主に担当し、多くの新人を育て上げてきた(宇賀神もそのひとり)。 仕事への姿勢は非常に熱心で、その強烈な正義感からか、 時折上層部からの指示を無視する傾向があり、一部の人間に疎まれている。 直情的な性格の持ち主。
 ファミリーコンピューター黎明期からのレトロゲーマーという側面もあり、 以前某ファミコン情報誌に載っていた「スペランカー無敵技」というウソテクに激怒し、 編集部へ乗り込んで銃を乱射したという事件を起こしている 。
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安田戻 2
 28歳、独身。サヤマ警察署捜査一課に所属する新米刑事。 その名前からヤスと呼ばれ、やたらと先輩刑事に意味もなく殴られ、実は犯人なのではないかと疑われる。 非常に長く、多岐に渡るバイト遍歴を持ち、大概のことはこなせる。 その神経質、懐疑的な性格は、過去の体験によって培われたもので、 上司である山崎廻以外の人間は決して信用しようとはしない。
 特にこれといった趣味がない上に親しい友人もいないことから、休日が近づくと憂鬱になる。笑い方が奇妙。
児島均
 5歳、独身。父、母、祖父、祖母。幼くして人生を達観し、 今の内に遊べるだけ遊んでおかなければならないと悟る幼児。 人間というよりは宇宙人のような身体的特徴を持つ。
 「子供であるが故に暴力を振るわれることはない」と喝破しており、 相手が取るに足りない人間であると見抜くと一転して見下した態度をとる。
 年齢に見合わない高い知能の持ち主で、高圧的な態度で大人を手玉にとる一方、金銭に対する強い執着を見せる。
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飛田三智子 3
 17歳、独身。父、母、祖父、妹。平均的な家庭に生まれ、平均的な生活を送ってきた、平均的な女子高生。 流行のJ-POPを聴き、流行のトレンディドラマを愉しみ、流行のアイドルを好み、流行の映画、小説を好む。
 ただ、ひとつだけ特異だったのは、本人の意思、行動に関わらず、 変態を呼び寄せてしまう運命を背負っている点。 ちなみに彼女の父親も同様に変態を呼び寄せる因子を持っており、それを苦に北海道へ単身赴任中。
(サヤマシティは他市に比較し、変態の生息率が5〜12倍といわれている)
その他のキャラクター
 『街痛』には、そのほかにも個性的な数々のキャラクターが登場します。 ここで取り上げたものはその一部に過ぎません。  ここで取り上げられていない、未知のキャラクターについては、『街痛』のストーリーを通して あなた自身の目で確かめてみてください。