28歳、独身。サヤマ警察署捜査一課に所属する新米刑事。
その名前からヤスと呼ばれ、やたらと先輩刑事に意味もなく殴られ、実は犯人なのではないかと疑われる。
非常に長く、多岐に渡るバイト遍歴を持ち、大概のことはこなせる。
その神経質、懐疑的な性格は、過去の体験によって培われたもので、
上司である山崎廻以外の人間は決して信用しようとはしない。
特にこれといった趣味がない上に親しい友人もいないことから、休日が近づくと憂鬱になる。笑い方が奇妙。
5歳、独身。父、母、祖父、祖母。幼くして人生を達観し、
今の内に遊べるだけ遊んでおかなければならないと悟る幼児。
人間というよりは宇宙人のような身体的特徴を持つ。
「子供であるが故に暴力を振るわれることはない」と喝破しており、
相手が取るに足りない人間であると見抜くと一転して見下した態度をとる。
年齢に見合わない高い知能の持ち主で、高圧的な態度で大人を手玉にとる一方、金銭に対する強い執着を見せる。