やはり自然は美しい!自然は楽しい!!そう感じた今回の旅でした。
ワイキキ近辺のお決まりの観光やショッピングは全然できなかったけれど、それよりも、もっともっと心動かされる感動を体験できました。
過密スケジュールにも関わらず、蚊の襲撃にもさらされながら頑張って歩いた子ども達、そして今回の植物観察の旅の写真をフルサポートしてくれた夫に心より感謝します。Mahalo!!
コオラウ山脈 トレッキングツアー編
ハワイ原種のハイビスカス コキアケオケオ
ハワイ島の花 オヒアレフア
アラモアナS.C.から北東に20分ほどドライブすると、ワイキキを見下ろす高級住宅地に入っていく。
更に上っていくと、今回半日かけてトレッキングしたコオラウ山脈のトレッキングコースに到着。
このコースは、環境保護の為、一日の入山者数が規制されている。さあ、どんな植物に出会えるかな?
時は秋。ハワイだって実りの季節です。山には乾いた喉を
潤すジューシーな果実や体に良い木の実が一杯。
コーヒーの実や、きゅうりのような味のする白い実の
ママキ、実が指ぬき(シンブル)に似たシンブルベリー
など目と舌を楽しませてくれました。
ここでは特に、キルトのモチーフとなるククイと
グアバをご紹介します。
↑ククイナッツ。
殻を割ると、ピーナッツの様な実。
美味しい!ククイオイルは美容にも良い。
↑グアバの木とグアバの実。
熟して落ちた実が、山道を
埋め尽くし、一面甘った
る〜い香り。
実のお味は・・・?
新鮮なグアバジュース。
だけど、種がくせ者。
非常に硬く、家具やフレームに使われる、高価なコアウッド。
もともと熱帯性の植物で、雨が流れやすいように葉っぱがブーメランの形をしている。
中央に見える葉っぱは若い葉っぱ。若葉が落ちて、三日月型の葉に変わる。
イエロージンジャー
とても良い香りです。
イエイエ
キルトのモチーフにできそう
別名「絞め殺しの木」とも呼ばれるバニヤンツリー。
しっかりしたツルは、天然のターザンロープとして子ども達を楽しませてくれました。が、そのツルが一旦地面に到着するとしっかり根を
張りカチカチに固まってしまい、そのツルに覆い被さられた植物は、ガンジガラメにされたまま養分を吸われてしまう。ああ、恐ろしやー
今回滞在した最北端のTurtle Bay から7マイルほど南下したところに、豊かな環境を活かした自然公園、
ワイメアバレー・オー・デュポン・センターがある。その日は、スコールが降ったりやんだりで湿気が多く、
蚊が大量発生。携帯していた虫除けスプレーがあっという間になくなってしまった・・・
ここは、地域別・テーマ別に植物が植えられており、中には小笠原諸島のエリアなんていうのもありました。
ここでも沢山の植物に出会えました。特にヘリコニアとジンジャーは実に沢山の種類があり、十分堪能して
きました。ただ、名前を書いた札がかなり古くなっていて、ひとつひとつの名前が確認できなかったのが
残念ではありましたが・・・
ワイメアバレー・オー・デュポン・センター編
まずはヘリコニア。ヘリコニアって、上からぶら〜んと吊り下がってるってイメージですよね。だけど、どこからどうやってぶら下がっているのか、写真だけでは全然わからなかったんですが、
巨大な葉っぱの下にもぐり込むと・・・
「ん〜、なるほどそうなっていたのかあ・・・」
スッキリして帰ってきました。
何だかロウでできた作り物のよう。堅くて色鮮やかで、ベトベト
した樹液みたいなのがベットリついているのもあったりして・・・
一番左のは、子供の背丈ほどの長さがあるんです。
上からぶら下がっているものばかりではありません。
しっかり地に足のついたものだって沢山あります。
中には上の写真のようにカニの爪が連なったような可愛いものや、右の写真のようにグロテスクなものもありました。
まるで、ウィンナーソーセージとビーフジャーキーのあいのこのようなもの(この感じわかります?)がびっしり詰まっている。
こちらも上からぶら下がっているものと、下から生えているものがありました。
お次はジンジャー。ジンジャーは、うろこ状の部分の間から花が咲くのが多いようです。
ハワイアンキルトのモチーフにかかせない3種。左からモンステラ、ストレチア、アンスリウム。
↑巨大なタビビトの木
ロリポッププラント→
↓アナナス
存在感のある
ウォーターリリー。
気高い美しさがあります。
次のモチーフ!?
おっと、超メジャーな
ハイビスカスを忘れていました。
今回は、前述のコキアケオケオの
印象があまりにも強かったことと、
最近は日本でも、多種多様なものに
お目にかかれるので、私の中では
ちょっと影が
薄かったかも・・・
そして・・・
再びオヒアレフア。白い花もあったんです!
ホワホワの綿みたいで、素敵でした。
いかがでしたか?
今回紹介した植物は、私が見てきた中でも、特にハワイアンキルトのモチーフとなりそうなものを掲載しました。
実際のお花を知っているのといないのでは、チクチク縫っている時の楽しさも変わってくると思いますよ。
最後に・・・
↑お馴染みタロ芋。
実はハワイの人の主食
だった。
葉っぱも湯がいて
食べられる。