別府の地獄といえば別府観光の目玉の一つですが、
その地獄のお湯に入ってまわるという温泉好きなら一度はやってみたい企画が、
温泉ML・別府八湯ML・湯煙ファン倶楽部のジョイントオフミとして開催されたので、
一参加者として栃木からはるばる出かけていきました(2000.5.2)。
(今回のオフミを企画実行された別府の温泉を愛する方々を始め、
地獄・施設関係者の方々に深く感謝いたします。m(_ _)m)
地獄原温泉共同湯:鉄輪の街中にあるごく普通の共同湯で、無色透明、微塩味といった感じのお湯です。軽いジャブといったところでしょうか。
さまざまな色をした地獄を持つかまど地獄ですが、
今回入ったのは微青色白濁をした3丁目のお湯。
やはり地獄と同じ色のお湯はいいですね。^_^
茶色の温泉卵もいただきましたが、なかなかおいしかったです。
作るために試行錯誤をくりかえしたそうで、意外にノウハウの固まりだそうです。
(地獄のスタッフに声をかければ、入浴できるようになった模様。^o^)
無色透明なお湯に、海地獄の青い色を予想していた一同不思議がる。 しかし飲むと非常に複雑な味がして、一筋縄ではいかないところが別府のお湯らしい。
鉱泥温泉:別府温泉保養ランド、神丘温泉と並ぶ泥湯の名所。 硫黄の臭いが少しする泥湯が目玉ですが、実は手前に結構広い露天風呂 (無色透明)があるのですね。行って初めて知りました。^^;
別府の街や海の見晴らしが非常に良い民宿(浴室からも)で、 お湯は無色透明ですがいろんな成分を含んだ味がします。 ご主人によると、ここで湯治して病気が回復した例がいくつもあるとのこと。 別府もそうですが、九州には湯治宿が今なお数多く残っていますね。
お湯を見たとたん歓声があがるみごとなワインレッドのお湯。 少しすっぱさのあるお湯です。元が熱湯だけに入浴できるようにするのが たいへんなようですが、うらやましいかぎりです。
長泉寺薬師湯:地獄からお湯の流れる溝に沿って歩くとたどりつく お寺の庭にある小さな共同湯。湯船などが赤くなっているので 鉄分も含まれているのでしょうがややすっぱめのお湯です。
鬼山ホテル:平成10年に板塀で仕切られて男女別になったものの、 それでもまだ広々としている露天風呂は、鬼山地獄の泉温と湯量の豊富さを 立証しています。温泉の上に街が乗っているのが別府なのでしょう。
ここで、地獄入湯めぐりは終了。最後に温泉MLメンバーで行ったのが、
みんなのお湯:旧旅館の横に作られた仮設共同湯。おだやかな名前と、 とほほな風情とは裏腹に、白濁した硫黄臭のするお湯はかなり熱くて濃厚。 これまでの地獄めぐりで体力を少しずつ削られていたメンバーを ノックダウン寸前に。^^; 別府の底力と言ったところでしょうか。
温泉ML(中四国温泉ML)の有志による長湯・別府オフミが開催され、 今年2度目の別府入りをしました(2000.9.10)。
他の地獄とは全く離れた場所にあり、行くまで存在を知りませんでした。^^ゞ お湯は無色透明、単純泉ぽいです。
かまど地獄5丁目のお湯に念願の入浴。 わずかに緑がかったほとんど白濁のお湯は塩味がしました。 緑色の原因は植物系(藻)ではないかと言われているようです。 湯船は白色の析出でひだひだにコーティングされてました。