入之波温泉…見てびっくりコテコテ温泉

[入之波温泉山鳩湯の写真]

国道169号線から大迫ダムを渡ってダム湖沿いの狭い道を進んでいった先に 入之波(しおのは)の集落が現れます。左手に村営の宿泊施設「五色湯」が ありますが、こちらは無色透明の単純温泉なのでパスして、 さらに奥にある「山鳩湯」に向かいます。ダム湖の急な崖にへばりつくように 山小屋風の建物が建っています。

玄関でお金を払い、急な階段を下に降りていきます。降りていく途中に 休憩室があり、入浴後にくつろぐこともできます。降りた先にあるのが浴室です。 服を脱いで、浴室に入ってみるとびっくり。湯船の縁や簀の子の床が 土色の析出物でコテコテに盛り上がっています。土色に濁ったお湯は、 パイプの先から打たせのようにドバドバと湯船に落ちてきて、 湯船の端からどんどん流れ出ていく湯量は半端じゃないです。 飲んでみると、やや苦みや塩味が混じったような味がします。

浴室の湯船からの捨て湯を利用して、露天風呂も作られています。 湯船からの視界はあまり効きませんが、 立ち上がると一応ダム湖を見下ろすことができます。 ぬるくなく熱すぎずといったお湯に入っていると、 信州の山の中に来たかのような錯覚を覚えるかもしれません。

[五色湯跡の写真]

入之波温泉から大台ヶ原に向かう登山道の途中に、江戸時代には 湯治場があったという 五色湯跡 があります。現在は入浴施設が全くなく、 崖の穴からややぬるめのお湯がこんこんと湧き出して、 川へ流れ込んでいるだけです。硫黄の臭いが漂い、 白い湯の花が流路に付着していて、少なくとも下流にある現在の「五色湯」よりは はるかにましなお湯です。
(追記:2001年3月は未湧出、2001年9月は湧出していたとのこと。)

入之波温泉山鳩湯の場所はこちらです → [地図]


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