7月の思いつき日記

SCENE11:どうにかこうにか

7月は終わった。

(休みなのにどこにも行く所がな〜い。○○ちゃんは家族旅行に行っているのに〜。)とぶーたれている輩(小学生)は探せばいるもんで、昨日今日と妹(娘)は“暇をこいている友達”と遊んでいる。元々妹とその友達と学校では同じ係りだし、ワタシ自身妹のクラスに時々出没して『絵本の読み聞かせ』をして顔を売っていたから、警戒心は持たれなかった。昨日はその子と妹(娘)に懇切丁寧に『パウンドケーキ作り』を教えて、お持ち帰りまでさせた。(ケーキ屋だったら高いぞ) 我ながら【ワタシってえらいな】と自画自賛したりして。

昨日子供二人の様子を眺めていて、【一学期のとある情景】を思い出して、色々考えてみた。一学期に3回、兄(息子)と同じ特殊学級の同学年の女の子を放課後預かったのだが、その時の情景と今の情景と【何が違うのか?】と自分なりに分析してみる・・・。

タイトル:ハンデを抱えた子供同士の友達付き合いはどうよ?

・・・・あくまでワタシ独自の見解ですので。

 
(注意点その1)当初、「同じ特殊学級なのだから、一人や二人変わりはなかろう。上手くすれば二人だけで遊んでくれるかな。」と考えていたのだが、正直甘かった。

自分の子はこれが好き、だからあの子もそうだろう・・・・なんて考えてはいけなかった。(ではっ)とこちらが遊びを誘導しても、全然のってくれない。そしてのってくれたとしても【気まぐれ】なんだよ〜。すぐ他へ注意転導してしまうのだ。だからこちらは常に(次の一手)をすぐ用意しなければならなかった。⇒結果【子供同士で遊ぶ】という事は期待できない。

 

(注意点その2)趣味(その子が楽しく遊べるもの)は家の内外を問わず多めに作って置く事に越したことない。
趣味(その子が楽しく遊べるもの)ってつまり《集中できるもの》とも言うが、集中しないと気が散りがちですぐ退屈してしまい、⇒結果(オイオイ、そりゃないだろ。)という行動へ“ふら〜”と移ってしまう。健常児と違って【楽しく遊べるもの】を自分の力で見つけるのが難しいのだが、それでも!趣味はとても必要。根気よく大人がサポートして趣味を見つけておいた方が、後々楽になれる(筈)。

でもこれって(ハンデがあろうがなかろうが)老若男女誰にでも言えることか。又、家の内外と強調したいのは、『外遊びのみ楽しめる』だと、(じゃあ、天気が悪い時どうすんだよー!)となってしまうからである。

(注意点その3)運動スキルは(できるなら)伸ばしておくことに越したことない。

自分の子がこれが出来るなら、あの子もそうだろう・・・と思ってはいけなかった。公園行っても“ただ一つの遊具でしか遊べない”というのはちときつかった。「小学高学年の子供を幼児と同じように扱わなければいかんのか?」とその子を抱っこした時内心あせっていた。

 
(注意点その4)その子の学校のみでの様子で(その子の能力はこれ位)だと簡単に考えてはいけない。自分の子供と【行動特性】・【物事の理解の仕方】が違うのだと頭に入れて置くべきだった。又、(学校での行動)と(プライベートでの行動)は全然別だと考えるべきだった。
「えー、そう来るか?」という目が点状態(・0・)だった。又、すばやいんだわこれが。⇒結果、気が抜けなかった!

子供同士の行動に気が抜けない状態というのは、もう若くないワタシにはちときつかった。う〜ん、そういう結論になってしまうか。⇒結果、余程ワタシ自身が(エネルギー充填150%)になっていない限り、その子を預かるという事はできないという見解になり、3回で止まってしまったのである。

(注意点1から4)までをクリアすれば、もう少しどうにかなると思うが・・・・。ただ、それ以来息子はお友達がくると母親(ワタシ)が過剰サービスすると間違った(?)認識を持ち、娘(妹)はその子に「○○おねえちゃん。」と言われて【何故年上のその子におねえちゃん扱いされなければならんのだ?】とあせっていた。

今日、息子の学校でのプール指導で送迎の移動中に、その子が外で一人で遊んでいるのを見つけた。その子さ〜、(水が怖い)からかプール指導不参加なんだわ。この季節、“プール嫌い”はちときついっす。せめて水遊びでも好きなら、市民プールにでも一緒に行けるのにねえ・・・。ちなみに、うちの息子はもぐれない!もぐれなくても、この暑い中プールにただで入れるなら、利用するに越したことない!!

今日も暑くて、チャリ乗りのワタシは土方焼け。汗もひどいので、ほとんど(顔)スッピン状態が続いている。お肌が劣化しちゃうよ〜。(明日も多分暑い)

(8月1日記録)

SCENE10:何となく困っている夏休み

いや、前々から困ってはいたのだが。

多分小学中学年以上となれば、親より友達の方が重要になりつつあって、“夏休みは友達と遊びまくるぞー!”てな感じになっているんだろうか?もしくは親が里帰りした際に、“親戚の子達と遊ぶのが楽しい夏休み”となっているのか? ・・・・正直言って我が家にはそういう“夏休み”がほとんどない。

去年までは子供二人学童保育を利用していたから、【友達付き合い/同年代の子供同士の付き合い】は《大集団》と《指導員の介入》にお任せできたが、今年はそうもいかなくて、結果母子3人で行動するという状態が続いている。結構シンドイ。

息子は人との言葉のやり取りは出来るし、最近は人恋しいというか積極的に関わり合いたがる。が、物事の捉え方が独特だし、コミュニケートの仕方も独特なので、同年代の子供と上手く遊べない。時々はいい具合に一緒に遊べるのだが、ゲームとかさせると“マイルール”を強調して、回りが引いてしまうというパターンが多々ある。同年代の近所の子供も、これまた(精神年齢が高い子)は皆無で、そもそも近所の通常級に通っている児童は、【ハンディキャップを抱えた子供と間近に接したことがない=全然そういう子供について知らない】のだ。

息子が近所の通常級に通っていた時期は【普通クラスにも、息子みたいなタイプの児童は100人中6人はいるであろう】と言われ始めていたから【どうか理解して下さい】という気持ちで毎日過ごしていたが、実際は《珍獣》みたいに思われていた。と同時に通常級は息子には合わない環境(騒々しさとか)だったらしくその苦しさから(自閉症的行動)が激しくなって“奇異な者をみる目”は強くなってしまったのは否めない。【理解】どころか、《なんであんな子がここにいるのか》という非難めいた視線を持たれてしまったのかもしれない。・・・そもそも最初に当たった担任がそういう思いが強い人で、・・・ワタシの個人的体験だが、同じ立場の人がいたら息が詰まるかもしれないがここに記しておこう。

【どうか理解を】と願ったワタシは、同じ市内で開かれた著名な児童精神科医の『発達障害児についての勉強会』に、当時の担任に頭を下げまくって参加してもらった。演題は『追いつめられる子供たち』だった。一通りの『発達障害児についての説明』が終わったあと、質問コーナーでその担任はこう質問した。

「こういう子(発達障害児)についてはよくわかった。うちのクラスにも能力は高いであろうという子(息子)もいる。だが、その子は掃除の時よく暴れる。ある時その子が休みのとき、クラスの子供達が『○君がいないと静かに掃除ができていいね。』と言っていた。どうすればいいのか?」と言った。―つまりさ、《発達障害であろうがなんであろうが、その子さえいなければ(掃除が静かにできる)(クラス内が平和でハッピー)になるはずだ》と主張したのだよ、当事者の親(ワタシ)がいる前で。ワタシャ正に追いつめられたのだ。参加者の誰もその件に関して何も言わないから、《皆同意見なのか》と更に暗澹たる気持ちになった。

「まだ小学2年生じゃないですか。もう少し温かい目で見守っても」という意味の事を著名な児童精神科医は返したが、《どちらにしろ、あの子がいるのは迷惑なのよ。》というスタンスはその担任は最後まで崩さなかった・・・な。

(掃除の時よく暴れる)も、(何故彼はそうしてしまうのか?⇒うるさいから?皆があちこち移動して落ち着かないから?掃除の仕方がわからないから?他に原因は?)なんて考えずに、(この子は掃除もまともにできない能力がない子)としか捉えてなかった。徐々にこの担任だけではない、この学校全体が《ハンデを抱えている子はうちの管轄ではない。》という姿勢が非常に強いのが目に付いてきた。・・・・だから《この学校にいてもいい事何もない》と転校を決めたのだ。

教育する側が《ハンデを抱えている子は他所へ行ってくれ》ていう意識があると、児童にも感染するんだよね。もちろん優しい子もいたけど《○君はわけわかんない。》という目はずっとこびりついていた。結局転校後、近所の通常級の元クラスメイトの目が怖くなって感覚過敏になってしまったのは、息子本人よりワタシ(親)の方だったのかもしれない。その学校に期待しない代わりと言ってはなんだが、学童保育に望みを託したが(息子以外にも、障害のある児童もいたし)あんまり変わりがなかったようだ・・・。

で、つい約半年前のことだが、ごく近所の公民館で全然無名な大学教授の『発達障害児についての教育』の講演会があった。その大学教授はやたら「H19年度になったらこのような発達障害児がいっぱい通常級に入ってきます。こういう子達の中には少年事件を起こした子もいます。皆さんさあどうしますか。」とやたら《迷惑な子がいっぱい入ってくる。》と危機感をあおるような言い方(ワタシにゃそう聴こえたの!)をしたので、頭にきて怒鳴りつけてやったら、その教授に「親がそんなだから!」と怒鳴り返された。それでも反論したら謝罪したが、治まりがつかなかったので自作のクレーム文を関係者には配ったが・・・。

さあ、これでこの地域の『発達障害児についての理解』の道はより険しくなった・・・な。

さて、妹のほうである。妹は兄の事は理解しているが、彼女のクラスメイトはそうではない。妹の友達を家に呼んで(兄も一緒に遊んであげて)と言うのは、妹には荷が重いだろう。前述同様《あの子のお兄ちゃんは訳わかんない》とマイナスに受け取られるのがオチだ。以前1〜2回位、ごく近所の同年齢の子供を家に呼んだ時、異常に緊張したのは子供より親のワタシだった、情けないことに。《○君って・・・・》と訝られるのを極度に怖れたせいだ。

【緊張して疲れるより、のんびりゆったり親子で過ごそう】と(お互いの家を行き会う仲の友達)を妹に作ってあげることを避けがちだったせいなのか、妹は少々引っ込みじあん気味になってしまった。クラスメイトと「明日遊ぼう。」と言うのが苦手な子になってしまっていた。学童保育の頃はそういう友達同士の約束をしなくてもすんだが、今は違う。「どうしよう・・・。」と親のワタシはこの所ずっと頭を抱えていた。

そこで今週の土・日曜日はオットと兄(息子)はジイチャン家に泊まりに行って貰った。そしてワタシは勇気と緊張を持って妹のクラスメイトを家に呼ぶことにした。少しずつやっていこう・・・と思う。

ところで我が家と似たような家では(子供の友達付き合い)ってどうしているんだろう?どちらにしろ、マンガの『光とともに・・・(自閉症児を抱えて)』みたいな近所の子供とハンデを抱えた子供の交流は、ワタシの家では持つことが出来なかったというのは自覚している。あ〜あ、現実は厳しいのう。

(ハンデを抱えた子供同士の友達付き合い)についての私見はまた後ほど・・・。(7月31日記録)

SCENE9:荒川慕情(あらかわぼじょう)

なんつー題名だ!

今日は、隅田川の花火大会で(毎年TV中継されるが)、“豪華2万発”だそうだ。実はおとといの木曜日(28日)、荒川でも花火大会があったそうなのだが、観に行かなかった。子供のプールが午後終わったあと電車に乗ってあっちまで行くのが億劫だったし、連れて行ったらいったで荒川土手沿いって混むんだもん。実際観てる分には楽しいけどねえ。

荒川の花火大会と言えば、記憶が生々しいのは今から4年前の時か。「よっしゃ!」て感じで幼い二人を連れて行ってA区のオットの実家に着いたら、ゲソッとしたバアチャンが出てきて、「どうも夏バテでね・・・。」と言って具合が悪そうだった。具合が悪かったんだよ、本当に。それからすぐ入院して検査して、主治医の説明があって・・・・(白い巨塔をイメージ)  この時の花火大会での子供の写真が無邪気だった。夜店で買った(スターウォーズに出てくる剣みたいなもの?)を振り回してニコニコしているんだもん。あれから4年か、まだ4年か・・・。

また荒川といったら、ワタシの頭から出てくるのは『アゴヒゲアザラシのタマチャン』だ。このアザラシ、最初は多摩川に出没していたがあっちいったりこっちいったりして、最終的には荒川上流(埼玉県)のヨットで寛いでいた風景をTVでよく放送していたのを憶えている方はいるであろう。おかげで『タマチャンファンサイト』のHPまで出来るは、自治体でも(アザラシについての記録)みたいなHPは作ってしまうし、便乗商売はでるは、写真集はでるは、“アイドル”扱いだった。写真集持ってます、ハイ。ファンサイトもよくロムしていて、面白そうな画像があったらプリントアウトしていた。このタマチャンフィーバーがピークだったのは、今から2年前だった。プリントアウトしたものを眺めていたら、ちょうど2年前の今頃7月29日の画像などもあった。・・・もうタマチャンの事なんて遠い過去のほのぼのした出来事だと感じていたが、ほんの2年前だったとはなあ・・・。

このタマチャン、(やれとある団体に拉致されそうになった)(釣り針が目のそばに引っかかって痛そう)(目が白く濁っている)(爪がのび過ぎてヨットに乗れない)(荒川のうなぎを食べ過ぎて(?)太って休み場所がない、作ってあげよう)とかなんとか、色々親切な人達がいっぱいいた。たかが気まぐれな野良アザラシ一頭に日本全国の人達がよくもまあ心配していたものだ。今思い返せばあのフィーバーは何だっただろ?日本人の優しい人情の表れ?アザラシを我が身に置き換えて“ガンバレ”とエールを送っていたのか?現実生活からの逃避、ファンタジー、癒し?・・・ワタシ自身は、アザラシ昔から好きだしー、水族館行ってアザラシ見るの好きだしー、写真集他にもあるしー。

まあ『タマチャン』に関しては【周りがやんや心配しているのに、ご当人はノホホンとしている/決してアザラシ向きの環境ではないのに強靭な生命力で乗り切っちゃっている=変なアザラシ】を『○君ておかしい(strange)子だね。』と言われ続けている息子と重ねていたのか。又、2年前の今頃はちょうど息子を通常級⇒特殊学級への転校を苦渋の決断をした時期で何か気持ちメタメタだったから、野良アザラシでも眺めてないと“やってらんないや!”という気分ではあったな。

筋金入りのアザラシ好き

しかしねえ、荒川でうなぎが捕れるなんてね〜。美味しいのか?そしてタマチャンは今いずこ?(7月30日記録)

SCENE8:今、リアルタイムで『ETV特集』をTVで見ていた。

ひりひりする感触

今日の午前中は居住マンションの清掃デーで、涼しい中汗かきながら、伐採されたマンション周りの木を片付けていた。汗かいて身体が冷えていたのにも関わらずその後のバーベキューでチューハイ飲んで近所の方とくっちゃべっていたら胃痛が襲ってきた。その後2時間位冷や汗かいて、トイレに駆け込んで七転八倒状態。・・・ころがっている状態からどうにか立ち上がって近所の肢体関係養護学校の夏祭り(担当役員なので)のヘルプに行ってきた。そんなこんなで家を出たり入っているワタシを置いて、オットは子供二人連れてA区のジイチャン家に出かけた。今日夕方地震があって、A区が結構ひどく揺れたそうだがジイチャンの家の中は実に簡素というかさっぱりしているので、家具倒壊の心配はしなくてもいい。あ、でも台所は膨大な食器類が棚に入っているから気をつけないとね。

久しぶりに一人きりだ。夕食は超手抜きのお粥にしても誰も文句を言わないから実に気がラクだった。

【膨大な食器類】ってバアチャン(姑/義母/チヨさんとも言う)が料理教室で使っていた物なのだが、ある意味“形見”でもあるから、どこかへはやらないだろう。でも、棚に入りっぱなしの食器側としたら【本来の役目=料理をのせて、食卓で活躍する】ができないのでちょっと可哀想? なーに、擬人化してるんだ。

しかし食器はそのまま眠らせていても、、【チヨさんのレシピ】はHPという媒体で少しずつだが陽の目をあてようと思った。『彼女が残したレシピは、どうにかして公の場に出さなければダメダ。【彼女の今まで生きてきた証】を誰かに見せなければ。』と考えたからだ。 

                                         

今日の午後10時から3チャンネルでやっていた『ETV特集/オレを覚えていてほしい。/異色のインターネット闘病記“ガン漂流”・・・』を朝からずっと待ち続け、そして今までじっと見入っていた。この番組は彼―33才の若さで癌で亡くなった奥山 貴宏氏の生前のVTRを交えながら、彼の病状をたどりながら、同時進行する彼のHP・ブログを“朗読”という形で流していた。そしてそのHP・ブログを読む人達(不特定多数)との対話、彼のVTRを録画する友人、本の編集者等関係者の回想・・・という内容だった。

胃の調子が今一だからか、自分のどこかがひりひりしながら、この番組を見ていた。今のワタシには、彼の気持ちがわかり過ぎるほどわかるというか、同化しちゃえるというか・・・。明日本屋に行って彼の遺作を購入しようかと思ったが、胃痛がまたひどくなりそうだから、まだ買うのは当分待っていよう。

こういうリアルなドキュメンタリー番組を見ると、当分他番組の中身が空々しく感じる。でも人ってさ、(人生を考えさせられる)ドキュメンタリーてつい避けがちだよね。『人生を考える』って行為自体がださいと思うのか?で、中身がまるっきりフィクションな物見て(感動して泣いた)とか言いがちではないか?そういうのを安易に感じるワタシはヒネくれているのかもしれない。

そういえばワタシ自身子供が幼児の頃(そんな重っくるしい事考えていないで、楽しいこと考えなよ。)とよく言われたもんだ。子ども自身に障害があるとまだはっきりしていなかった事も原因だろうが「たいしたことないよ。」とか「みんな同じように大変なんだよ。」「あなたより大変な人はいっぱいいる。」とか返されて、ワタシの悩みはシャットアウトされがちだった。親や友人にそう言われると自分を否定されている気分になっていつしか【子育ての悩み】はあまりその人達には漏らさなくなっていた。数年後友人が子育てで悩みを打ち明けて来るようになった(つまり逆の立場になった)が、ワタシは内心を隠して相談には乗っている。「うちの子に比べれば、たいしたことないよ。」と言いたいのはヤマヤマだが、そう言われる側がどう思うかよ〜くわかっているから決してそう言わない。

慰めているつもりが、恨みを買っている 育児相談。(こわっ)

このHPについて顔見知りの旧知の友人(学生時代からの友達)には全然知らせていない。実親にも知らせていない。不特定多数の人に(顔を知らない人達)に気まぐれに読まれている方が、気持ちがラクだからだ。

・・・やっぱ、胃腸の調子が今一だと、ここの内容も根暗だ。(7月24日深夜記録)

SCENE7:“LINK”の許可はもらったが・・。

どっしようかな〜って感じ。

とーべんさんのHPと【LINKしてOK】というお返事をいただいているのだが、ちょっと躊躇してしまったりして。お互いのHPでの扱っている内容がち・違いすぎるというか。AKIさんの所のHPみたいにとーべんさんと直接つきあってもいないし。“OK”もらっているんだけどねえ・・・。ど、どうしよ。

娘のダンスの先生もHPをお持ちなのだが、「お互いのHP、LINKしましょうか?」と自分から言ってはみたが、やはり躊躇してしまう。こちらも又、中身がち・違いすぎる。ダンスの先生のHPの内容はホント【背筋がシャッキとするようなスッキリした内容】なのに、ワタシの方ときたら・・・。娘のダンスの様子をUPしたくせにねえ。

ただ、ダンスの先生もQUEENがお好きとの事でDVDをついこの間お貸しした。先生から返却された際に「やっぱりこの4人、声の音程がいい。」と仰っていた。「こ、声の音程ですか?」先生とワタシは同い年なのだが、お互い物事を見る視点が違うんだなあ〜、体型も全然違うけど〜と感じた。声より演奏重視・ビデオの出来のクオリティの高さ・彼らのパロディ精神(コミックバンドではないが)ばかり観ているワタシ・・・。

というわけで、TOPページの『LINK準備中』はそのままの状態なのであった・・・。(7月21日深夜記録)

SCENE6:(湯川)とーべんさんからメールの返事が来たのだ。

またまたちょい前の話。

そもそもHPを立ち上げようと「よしっ!」と決めたのが、(6月の日記に記載済みの)ETVワイドでとーべんさんのお姿を見たのが動機なのだ、上手く説明できないけど。そしてHPにUP後、とある方からメールが来たのだが、「ありっ?」という事があった。

「ありっ?」というのは、えーとですねえ〜 とーべんさんはAKIさんとは親子ではなくて、とーべんさん曰く、「普通に付き合っているだけ。」の間柄だということです。どうもワタシのHPで【二人が親子】と勘違いした方がいるらしいのでここにて【とーべんさんとAKIさんは親子じゃない】と書いておきます。

「ありっ?」のまんまでいるのも何か座りが悪い感じがしたので、とーべんさんにメールを出したらお返事が即返ってきた。でメールの内容からすると、【AKIさんのお父さんが彼をどうにか自立させたい、と福祉事務所『ライフステージ』を立ち上げ、一生懸命活動している中で知り合った】【たまたまNHKが取材に来ただけ】だそうです。

【普通の付き合いで特別なことはしていない】とも書いてありましたが、イヤイヤ大体《自分たちとは異質な存在》に対して一般の方達はなんらかの《壁》を作りたがるから《壁を取っ払ってくれた》というのはもうそれだけで【特別なこと】なんです。

《壁》って別な言い方すると《無関心》または《嫌々関わる》とも言える。・・・今まで幾度も《壁》を目の前にして悔し涙を流したことか。以前「《発達障害児みたいな子)が普通の保育園に来るのは迷惑。」とワタシに電話越しに言った高校の同級生とはそれ以来年賀状が来ても返事出さないものね。(ワタシはただ“保育園ってどういう所なの?”って聞きたかっただけだったのに)

・・・では、《壁》がない状態がベストかと言うと必ずしもそうとは言い切れない。《関心を持ってくれる》といっても、《そういう関心ならいらないよ!》という類のもある。前述の高校の同級生はワタシが彼女を避けているのにも関わらず、「○○さんも、大変ね〜。どういう状態なの?」とお互い共通の友人からワタシの家の様子を聞きたがったものだ。(私は○○さんの事が本当に心配なの)なんてポーズとっていたけど、何かわかるんだよねえ(興味本位)とか(見下してる)って感じが。結局あちら側は(下世話な好奇心・関心事)が満たされなかったけど、こちら側からすれば、彼女の人間性を垣間見る羽目になってしまった。

【普通の付き合いで特別なことはしていない】・・・シンプルだけどGOODなんですよ。

さて、とーべんさんからのメールで【1995年の野音のLIVEなぞ遠い昔のようです】とのコメントもありましたが、ご当人達がそう思っても、こちらはDVDが手元にある限りいつでも観れるもんねー。ケケッ。つい最近も、QUEENの『Live At WEMBLEY』がセールに出ていたから即買いして、カバーを眺めてニタニタ笑っているし。元気なフレディ・マーキュリーにいつでも会えるからあせらないのだ。ちなみにQUEENのメンバーではベーシストのジョン・ディーコンがワタシのお気に入りでした。他の3人に比べて地味な存在だったけど、彼が作った『地獄へ道連れ』は名曲だと勝手に思っています。

でも【遠い昔】か・・・。久しぶりにポール・ヤングの『Everything Must Change』を聞きたくなった。 ※Like a dream a life a reason Everything must change・・・・。(まだこの話は続く)(7月20日記録)

SCENE5:王子駅周辺観察日記(Part1)

多分一部の方しかうけない話・・・。

前々から気づいてはいたのだが、【何故いつも映画の宣伝がかかっているのだろう?】と思わせる場所が王子駅から徒歩3分位の所に存在している。。王子駅からすぐの池袋駅の映画館の宣伝かと考えていたのだが、今年の春やっとわかった。【何故映画の宣伝】⇒【そこが映画館だから】なのだ!【北区唯一の映画館/王子100人劇場・王子シネマ】と言うらしい。HPもあるので、ご興味のある方はのぞいてみて下さい。http://wwwd3.dion.ne.jp/~daiou/sinema1/html(文字検索:王子100人劇場) 100人しか入らない劇場が二つだから、では『ミニシアター系か?』と思うでしょうが、実はメジャーな映画(東宝、東映、角川など)をかけている。

7月3日、そこの王子の映画館で何が上映していたかここに出してみよう。

【また、戦国自衛隊ネタかい!】と言われそうだが、(ハイハイその通り)主演の江口さんは【王子出身】なわけで〜、これがホントの【故郷に錦を飾る?】なんてね。 つい「小さい頃この辺でよく遊んでいたあの子がねえ、こんなに立派に出世しちゃって・・。」なんて《近所のおばさんA》みたいな事妄想したりして。ちなみに上映期間は7月15日までだったそうで、今HPをチェックしに行ったら、『ポケ○ン』になっていた。これがホントの『期間限定』

東京都を故郷と言うのもなんかヘン・・・。

トム・クルーズ主演の『宇宙戦争』はまだ上映しているが、トム・クルーズといえば『LD(学習障害)』で台本が読めないという事で有名だ。なんでも(R)と(L)の違いがわからないとかでセリフは《耳で憶える》とかなんとか・・・。以前とある児童精神科医にワタシは「トム・クルーズはシンプルな学習障害でしょうか?」と伺ったことがあるが、「ごく稀だがそうだろう。」と返ってきた。今は【学習障害】というと、他の発達障害【ADHD/自閉症/とか】も混ざっているという見解が多いのだがトム・クルーズはどう見ても(自閉症?)とは感じられない。まあそれはともかく、その【自身が学習障害のトム・クルーズ】が【『レインマン』という映画で自閉症の兄を持つ弟を演じた】というのは興味深い事柄ではあるなあ。

夏休みは娘をここ(王子100人劇場)に連れてアニメでも観るか・・・。(Part2はいずれ又・・・)

(7月17日記録)

SCENE4:南北線でGO!(南北線・・1991年から部分開通して、2000年武蔵小杉〜赤羽岩淵間まで開通した東京メトロ)

(ちょい前の話)7月3日、娘とお出かけした時の話

土曜日の娘のダンス教室の時間がおそめになった。だから「A区のお祖父ちゃん家に行きたい。」と言われても土曜日の移動はチトきついので、日曜日に電車に乗ってまったりとお出かけした。

レッスンはもうすぐ5年目

息子と一緒の時はあれこれ注文が多いのだが、その点娘は大人しいものだ。ただ、「後どれ位?どこで降りるの?」と何回も聞かないでね。さて、東京メトロの南北線が出来たおかげで、A区まで行くのにだいぶ電車の乗り降りがラクになった気はする。まず京王線で都営新宿線経由で市ヶ谷まで行くのだが、最近は直通ルートもある。ああラク。又市ヶ谷から南北線に乗り換える時は、いつも混雑していないのでおばさんはやっぱりラク。市ヶ谷駅の地下通路には『江戸地図』があって(なぜ江戸なんだろ?)と考える。そして市ヶ谷近辺の模型が何故ここにあるのか?存在理由は謎だ。

足元に注目!

市ヶ谷今昔ものがたりってか?

南北線の王子駅に着いたら、もうすぐ七夕というわけで駅に七夕飾りがあった。娘に「願い事書いてみたら?」と言ったのだが、「願い事多すぎて何を書いていいかわからない。」と返された。オイオイ、人間の欲望はほどほどにしておけよ。

南北線ルートの説明ボード・なかなかご丁寧なことで。

南北線王子駅の案内

  王子駅から西新井駅行きのバスに乗れば、ジイチャン家に着く。さて、つい最近ビートたけし著『菊次郎とさき』を読んだのだが、ビートたけしの母さきさんが西新井大師そばの草団子屋さんで草団子作りのアルバイト(というのかな?)をしていたとか、父菊次郎さんが王子の飛鳥山公園に子供を連れて花見に行ったのにも関わらず、自分が酔っ払って結局子供が父親を引きずって帰宅したとかのエピソードを知ると(フフッ)と笑いが漏れる。確かに西新井大師っていえば(草団子屋がいっぱいあることで有名)なのだが、つい【幼い息子をお正月に大師に連れて行くとき、すごく機嫌が悪くて大変だったなあ・・・“家内安全”を願うどころか正月早々パニック起こしやがって。】と余計な記憶が蘇るワイ。

飛鳥山公園の桜は千本あるそうだが、吉宗公が命じて植樹させたと『散歩の達人』という月刊誌に記載されていた。マツケン・・・。

そして、ごく最近ワタシは王子駅近辺でとある発見をしたのであった。(つづく)

SCENE3:『マラソン』後日談

今日は、大掃除したぞ。

我が家には今まで2台TVがあったのだが、リビングにある画面がワイドの方は大体兄が占領しており、もう1台の年代物のミニ(オットの実家の物で20年位使用していた)で妹は見たい番組を観ていた。「なんで、アタシばっかりこの小さい方で観ないといけないの!」と時々不満を漏らすので、たまには兄に【人に譲ること】も教えてはいた。が、ナンカもうTVがらみの喧嘩の回数が増える一方で、(趣味が違うと苦労する)更に最近は妹が観ているTVにちょっかいを出すという事も目立ったので(妹をおちょくっている)【もういいや!TVもう一台買っちまえ!】と決めた。

ちなみに兄の趣味はニュース(お天気ははずせない)で、妹は絶対アニメ派である。7時台は絶対お互い譲れない状態・・・。もちろんどこの家でもTVのチャンネル争いはあるだろうが、兄の方はほら、【相手の考え・思いなどが“目に見えないから”解かり辛い/自分の趣味にこだわりが強い】というキャラなのでどーしても、妹が我慢する事が多かったのだ。

いやもう、過去幾度か「喧嘩ばっかりするならもう、TVは捨てる!いらない!」と怒鳴った時もあったが、・・・年代物のTV(よく動いているなという代物)すらもまだ使っている程の【リサイクル精神の塊】のワタシ達なのだから、勿体無くてそんな事は到底無理な親であったのだ・・・。

そして昨日映画鑑賞後、映画館の下にあった電器店をウロウロしていたら、【展示品のみ、傷ありなので値引き】でさらに【DVDとビデオ内蔵TV】でおそろしくリーズナブルなお品があって、即決買いをしてしまった。実は映画は“せっかく割引ディー”だったので、他のも観ようかなと考えたのだが、いやあ〜電器店に行く事を選択して実によかった!!「これ、ホントにその値段でいいの?」て程なのだ。【このTVは、今日ワタシが来るのを待っていたんだわ!】なんて思ってしまうほどの超お買い得品だった。というか【傷がある/日本製ではない/古いタイプというだけで売れ残っているTV】が、ワタシの【リサイクル精神】にビビッと来たんでしょうな。しかしながら、プラズマTVの大画面ってお値段たっかいね〜。

今日は宅配でやって来て、夕方には妹はダラけながら兄に邪魔されずにTV鑑賞をしていた。

TVを待っている間、家具の配置一部変更の為に、今日一日中掃除と不用品の処理をしていた。不用品と言うのは大体は【“もうこの内容と情報は古いな”という書類】でひたすら処分しまくった。“この内容と情報”とは、ずばり《自閉症関係》《教育関係》《福祉関係》なのだが、ここ数年の動きは本当に目まぐるしい。つい昨日も政府側がとある法案を可決してしまったので又福祉関係の情報がゾロッと色々動くだろう。

《自閉症関係の情報・研究》等も今までの遅れを取り戻すつもりなのか?と思うほど、日進月歩状態に感じる。しかしこれら新しい情報は、《一番届いて欲しい所》にはなかなか入っていかない。え?《一番届いて欲しい所》とはどこだって?ずばり《学校》でしょ。どうもなあ、発達障害児も含めて【子供の中身及び環境がドンドン様変わりしている状況】なのに、《目の前の問題で手一杯で時間がない?》または《自分たちの今までのやり方で充分だ?》とでも思っているのか、頑なまでに教育現場では昔っからのやり方にこだわって、新しい工夫が足りないように感じて仕方がない。これって我が家のの近所の学校だけかな?他の学校ではどうなんでしょう・・・。

で、ワタシ的には常に【学校側に情報を発信する立場】を目指している。この間も、息子の担任に『マラソンのノベライズ』をお貸しした。大したことやっていないけど、「感動するよ!」と常に言いまくって映画動員数を少しでも増やすつもりなのじゃ!(笑)

掃除で大汗かいたので、夕方お風呂に入ったら、息子も暑がりだから「風呂釜掃除するからボクも入る。」とやってきた。・・・そしてワタシの足のアザを触って、「痛そうね。」とつぶやいた。《自分が母に“痛いこと”をしてしまった》と自覚しているらしい。昨日から妙に気を使っているそぶりだったから、少しは反省しているのか。だいぶ【相手の気持ちを汲み取る】という認知能力が出てきているように感じる。

やっぱ、息子は息子なりに成長しているんだな・・・。まるで映画『マラソン』みたいね。フッ。

実はワタシがSCENE2で書いた『深遠で普遍的なテーマ』というのは、監督のチョン・ユンチョル氏のメッセージから引用しています、悪しからず。

後、ネタバレになりそうだけどこの映画を観た後は『ジャージャー麺』が欲しくなります。そしてTVで『動物ドキュメンタリー番組』を観たくなります。・・・ところで子供の頃あったよねえ『野性の王国』。『マラソン』のパンフにも載っていたけど、『野性の王国』という動物番組は1963年12月から90年9月まで続いていたそうだ。26年9ヶ月という長寿番組だったらしい。なっがーい!しかしワタシ的には同時期にやっていた『知られざる世界』が好みだったなあ。 (7月14日記録)

SCENE2:韓国映画『マラソン』を観る

泣いた・・・。

映画を観る前日は、なんか散々というかウツ状態になっていた。妹の小学校の行事の手伝いで夕方遅くワタシが帰宅したせいなのか、子供二人で2〜3時間留守番させていたせいなのか定かでないが、夕飯時にテレビのチャンネルの取り合いでそれは激しいケンカ(いつもある事だが)が勃発して・・・・・どう客観的に見ても兄の方が悪いのだが、カンシャク起こし始めたので取り押さえたら思いっきりつねられて足にアザが出来てしまった・・・。ワタシもカッとしてもうその後メタメタ・・・。夕飯作る気力を失くしてフテ寝して・・・夜中に帰宅したオットに言ってわざとらしくアザだらけの足を見せて「何にも感じないの!」とキツク言ったら「夜に大声出すな!」と返されて・・・。

小学校の行事の手伝いも、これでも早めに帰ってきたのに〜、というか【親の用事よりやはりまだ子供優先にしなければいかんのか?と悩んでしまった。子供もう大きい方じゃん、でもやはりまだきちんと親が見ていないと些細なことでカンシャク起こすの?もう〜!!!と段々憂鬱になってきた。憂鬱になっている間に更にTVのニュースで《ワタシと同年代の母親が育児ノイローゼで二人の子供(5才、8才)に斬りつけた》なんていうのを聞くとどーんと落ち込む・・・。つい《何故その母親はそういう行動をしてしまったのか?》とあれこれ原因を考えてしまう。全然情報が入ってこないのに、そんな事したって自分が暗くなる一方なのにね。

フテ寝しながらも、ともかく『マラソン』を早く観に行こうと思った。早くしないと公開時期が短いだろうと心配したからだ。いくら【韓国で520万以上の人が観て泣いた、実話を元にした韓国映画】としても、TVとタイアップしていないし、大スター出ていないし、CG使っていないし、内容がSFでもない地味目だしで、観客動員数も多分日本国内では少ないだろうから利益優先されたらあっという間に打ち切りだろう・・・と考えていた。でも、今自分自身が【自閉症息子のカンシャクにへばっている状態】で【自閉症の息子と家族(特に母)の物語】を観て更に気持ちがへばったらどうしよ・・・と少々不安だった。でも明日はレディースディ。いつもより割引なのだから明日しかないだろう・・・と気持ちを奮い起こした。(←火曜日の話)

そして7月13日(水)に朝一回しか上映しない所でこの『マラソン』を観に行った訳だが・・・・泣いた。内容がすごくいい!この映画の作り手側の誠実さがよく見えた。(感動させる為には、過剰な表現もありさ)なんていうのは、一切なかった。過剰表現なんぞされると途端に(んな訳ないだろ!)と急速冷凍してしまうけど、この映画を観ている間はそういう嘘臭さはほとんどなかった。主人公の自閉症児の息子のすることなすことがホント(そうよ、こういう事ってよくあるよ。)という感じのオンパレードで、・・・多分自閉症児者について余り知らない人からすれば【こんな事ってあるのー?】と思われるでしょうが、【あります。似たエピソードはそりゃもうゴロゴロと】と答えましょう。我が家の息子は映画の主人公とはタイプが違うが、【一般とはちとずれた行動をしてしまう】というのは共通だ。そしてその【ずれた行動】から派生する周りの反応も、これ又ほぼ同じと言っても過言ではないだろう。

映画の内容をいっぱい紹介したいのはヤマヤマなのだが、ネタバレになるから気をつけよう。でも、これは大画面で多くの方に是非観てもらいたい!韓国の現在のリアルな様子、自然の描写がとても美しいし、挿入音楽もとても優しい。母親が『自家製キムチ』を作るシーンは(ホウ、ああいう大きなステンレスたらいでキムチを漬け込むのか)という発見もできた。

だが、なんと言っても内容自体が『ある母子のど根性子育て物語』というのではなく、深遠な普遍的なテーマもきちんと描いている所に感心した。この普遍的なテーマは多分発達障害の有無は関係ないものだと思える、そう【誰にでもあるテーマ】だろうと。登場人物たちもそのテーマを突きつけられてそれぞれが悩み、苦しみ、涙を流すけど、・・・最後のシーンの主人公の笑顔(スマイル)で、ある種の“希望の光”を見た思いがした。『苦しいこともあるけど、いつかは笑える日がくるんだ』という“光”・・・。

《育児ノイローゼで子供を・・・》の母親も、この映画を観るべきだったな・・・・と今思う。暗いトンネルにいるような育児でも、もがき苦しんでいても、いつかはそのトンネルから抜け出せるのではないか・・・と教えてくれる映画だったから。

泣いて感動して心潤って帰ってきたワタシだが、家についたらグタッとして2時間位意識がなくなっていた(つまり眠ってしまった)やはり感情が毎日ジェットコースター並みにアップダウンが激しいとくたびれるもんですねえ・・・。で又夕方息子に怒鳴ってんの。やっぱ人生修行が足りないねえ・・・。

『マラソン』のHP⇒http://www.marathon-movie.com/in php

 

(7月14日深夜記録)

 

SCENE1:もうすぐ夏休み。

お久しぶりです・・。

色々思うところあった7月上旬だったが、あらま!もう中旬になってしまったわい。悶々としていただけでくたびれて、パソコンに何か打ち込む気力が湧かなかったので、更新が滞っておりました。・・・ネタはいっぱい仕込んであるのだが、まあ徐々にUPしていきます。そうそう、表紙その他少しリニューアルしてあります。キャラものが使いたくなったせいでもありますが、おかげでせっかくの【大人の雰囲気】がなくなってしまったわい。まあいいか。この年でも、娘の毎月買う『ちゃ○』をコソコソ見ているワタシなのだから。

お子様二人はもうすぐ夏休みだとウキウキしていますが、ワタシは顔が引きつっております。去年までは毎日ではなくても【学童保育】に行っていただいたので、家でのPCでの仕事もしやすかったし、【ワタシ一人の時間】も作れたけど、今年はそうもいかない。【ずっと一緒に家にいるのか・・・。】何がイヤと言うと、【子供が退屈してダラダラTV観ているのを見るのが嫌】。【有意義に過ごさせたい夏休み】・・・しかし、実はワタクシ暑さに滅法弱いので、気力体力が短時間しか持たないのだ。だから頭では夏休みに向けて色々計画は立ててはいるけど、実行能力がかなり怪しい・・・。やっぱ人間、【体が基本】ですな・・・。

とりあえず、夏らしいショットをUPします。オットの実家の近くで見かけた『時計草』です。見かけるのって珍しいのでは?花屋さんにも売っていなさそうだし。

これからドンドン咲きそうですね。 ドアップ写真

(H17年7月12日記録)