10月の日記

SCENE9:補足説明
9月からずっとイラつく事が多かった。自分自身が滅入っているのに、人から電話で相談を持ち掛けられたりして、更にうんざりしていた。(余りにも滅入るので留守電にしている時もあった)

ワタシにとっての【うんざりするセリフ】が以下の言葉である。

  • 「○○君(息子)、色んな事ができるのね。うらやましい。」
  • 「あなた(ワタシ)って、順調にいってるように見えていいわね。」
  • 「もう、どうしたらいいと思う?困っちゃうよ。」

(9月の日記)でもツラツラ説明したが、ワタシと息子は必ずしも【安定した環境でのいい療育】なんぞ受けてはいない。それが受けられなかったから、必死こいてあっちいったりこっちいったりして努力していた。だからワタシからすれば【安定した環境でのいい療育を受けていた親子】の方が羨ましくて仕方がない。それなのに、こちらの思いも知らないで“息子の表面に出ている能力”だけ見て「お宅はラクでいいわね。」という感じで言われると「ワタシが今までどんな思いでやってきたと思っているのよ!あなたは恵まれた環境で自閉症の子供を育てていたくせに!」と内心怒っていた。

“息子の表面に出ている能力”はたまたまそうなだけで、それがイコール【いい療育を受けてきた結果】では決してないのだ。いつも紆余曲折をしてきたのだ。そういう経過を知らないで、「あなたがうらやましい。」と言わないでほしい。・・・ワタシは満身創痍(全身傷だらけのオンナ)なのだ。

・・・そうやってイライラうんざりの繰り返しをしていたから、目の前の落とし穴に気が付かなかったわけだな・・・。(苦笑)

 

SCENE8:混乱する日々C

あきれた話だ。

金曜日の(実家の台所の様子)(娘のクラスの公開授業の様子)で心身共に疲れたワタシ。それでも土曜日は自分の家族の世話をして、日曜日に又母の所へ見舞いに行こうかと思ったが・・・父にとある件について(ワタシからすれば正当性のある事だが)「口出すな!お前(ワタシ)は手だけ出してればいいんだ!」とばかりに怒られたのでこっちも怒って適当な理由を付けて見舞いに行くのを急遽中止した。

そうしていたら数時間後、父が「母が勝手に病院を出てきて家に戻ってきた。」と言うではないか?「・・・はあっ?」「オレ(父)が病院に行ったらもぬけの殻で・・・。」電話の後ろで「大丈夫よ〜。」と言う呑気な声が聞こえた。「これから他の病院探すから・・・。」と父も疲労気味の声だったが、なーんかもう全てにあきれてしまって「あっそ。」としか言えなかった。

これまで何回も病気になって入院体験が多い母ではなったが、(病院を勝手に出てくる)という行動は初めてだった。母自身の経験値から(今回は大したことない)と自己判断したのかもしれないが、余りの無茶な行動に“空いた口が塞がらない”とはよく言ったもんだ。

しかし母はこの年代では珍しい一流女子大卒の才女だったから、頭はいいはずだから「もういいよ、自己責任でやっとくれ。」と内心つぶやいた。無茶な行動が悪い方向へ流れたとしても、台所が今後益々汚れていったとしても、「母と父の二人で乗り越えてくれ。」と願おう。・・・以前「そんなに炊事が苦手なら、民間の業者に頼めば。」と言った時「赤の他人にこの有様を見られたくない。それに民間業者は高い。」と返された事があったが、【実の娘がお人よしなのも限界がある】のを知らしよう。

今朝、新たに実家に電話をした。経過を聞いたらどうにか(健康上の心配)はないらしい。「(そういう事なら)息子の件で今週忙しいから、当分そちらには行かれないからね。」とワタシは告げた。諸事情により、ワタシはこれから息子の療育先を新たに探さなければいけないのだ。今までの積み重ねでそうしなければいけないほど《ある意味追いつめられている》状態であるのだ。今週やっとアポイントメントが取れたのだから、そっち優先なのだ。

実家の台所より、息子の方が大事なのだよ。だから実家の台所のシンクを磨く余裕なんぞ全然ないわけだ。

親に「当分そちらには行かれないからね。」と告げた時、何かに開放された気分だった。

―そしてこの混乱した数日間を、ワタシ自身の忍耐力でどうにか“けり”をつけた。“どつぼ”から這い出てきた時、澄み切った青空が見えた気分を今味わっている。(終わり)

(10月26日深夜記録)

 

SCENE7:混乱する日々B

やってらんないよ!

午後に娘の学校で『道徳の公開授業』があった。公開授業だから「なんで学校にいるの?」などど言われずに堂々と子供の授業を見ていられる。どうしても見たかった。と言うのは娘の話からここ最近クラスの授業の様子が騒がしくて、今年新しくいらした担任が怒ってばかりいる―と聞いていたからだ。落ち着きのない子がいて、「ひょっとしたらAD/HD※?」と疑惑をもってしまったからだ。※AD/HD・・・注意欠陥多動性障害=発達障害の一種。最近は“大人のAD/HD”というのも注目されている。

まあ、一時間じっくり授業を見ていたが【今時の健常児だけのクラス風景】はワタシをウンザリさせた。落ち着きのない子は「ありゃAD/HDじゃないな。単なる《人の話を聞かない子》だ。」とわかった。「・・・にしても、道徳の授業っちゅーより、こりゃ道路工事か?」とはちと大げさか。クラス全体がわさわさしていて、《人の話を聞かない子》は目立つし自分の行動が悪いとはカケラも思っていなさそうだし、どの子も発言する時に担任に向かってタメ口たたくし、いくら道徳の課題がよろしくても彼らにしみ渡らないというか、彼らの底の浅さが目に付いて仕方が無かった。彼ら(健常児達)はこのまんま“底が浅いまんま”成長して大人になっていくのだろうか―しょうもないな〜と内心ため息をついた。

彼らの様子を見てある事を発見はした。それは『健常児というのは、あんな“授業を受けるのによろしくない環境”でも、どうにかこうにか課題をやれるらしい。』という事だ。これが(自閉症児者)の能力とのはっきりした違いだろう。(自閉症児者)があの中にいたら、神経がまいって何も手につかなくなるぜ。「でも健常児って平気なんだ〜。それはそれですごいな。」と妙な感心をしてしまった。

しかし一体これは何なのだろう?自閉症児者みたいに(コミュニケーション障害)を持ってもいないのに、何故《人の話をじっくり聞く》という態度が取れないのだろう?そしてそれを《話しかける相手にとって失礼な行為》だと理解できないのか?小学生にもなって。・・・ワタシは息子が通常級から特殊学級にスライドした経緯から、【健常児にコンプレックス(娘は別)】を今まで抱いていたのだが、そんな劣等感はもういらないかもしれない・・・と考えた。こんな授業態度で毎日過ごしている通常級の健常児より、特殊学級の少人数の中で静かに黙々と課題をこなす息子の方が何倍も偉いではないか?(障害特性)により時々奇異に映る行為をしがちな息子を健常児はバカにしがちだが、本当はどちらが愚かなのだろう・・・?

学校から出る時に以前お世話になった音楽の講師に会った。「○○君元気?」と聞かれたので、ついでにこの公開授業の感想を話してしまった。「あんな授業の様子なら、○○みたいな感覚過敏な子は耐えられないだろう。」と皮肉ったら「努力します。」と返された。「ま、せいぜい頑張ってくれたまえ。」とエールを心の中で送っていた。(Cに続く)

 

 

SCENE6:混乱する日々A

まいったなー・・・

不機嫌な息子を苦々しく見ていたワタシ(母)は、【こっちだって大変なんだぞ】てな感じで包丁で切った指をわざわざ大学病院で診てもらって指全体に大げざに包帯を巻いておいた。そして指同様ハートもそれなりに切り傷が出来たので、夕食後の後片付けは夜おそく帰ってきたオットに任せてしまった。・・・しかし、こんな“ワタシの甘え”などこれから自分に起こった事に比べたら全然大したことなかったのだ・・・。

この日の夕食後、突然ワタシの実家の父から電話が入った。そして「(ワタシの)母が入院した。」と言うではないか。「なんで?」ここでは細かい事情は説明しないが、【日頃の不摂生が悪影響した】らしい。「とりあえず明日、そっち(実家)へ行くから。」と約束した。

次の日「学校休む。」とまだわめきがちの息子を置いて【お前の機嫌より、もっと深刻な事情が大人側にはあるのだ】とばかりに家を飛び出した。母の病状が気になるのもあったが、実は!実家の台所の状況の方が非常に気になっていた。実家の台所・・・こう言ってはナンだが、母は昔から炊事(特に食器洗い)が嫌いなのか面倒なのか、ようするに台所関係が苦手なのだ。そもそも先週「栗を包丁で切ったら、指も切って8針縫った。」なんて言っていたから、先週から何もしていないのは容易に想像できた。以前あまりの汚れ具合に無理矢理『自動食器洗い機』を買わせて使うように頼んだが、こういう利便性の高い機械は、それを使う人間によって上手く生かされるらしい。(平たく言えば、大して役に立っていないというわけ) よくワタシのオットは「そんなに炊事が苦手なら、お父さんがフォローすればいいじゃないか。」とワタシに言うが、オットよ、ワタシの父はあなたではないのだよ。一見ハイカラだが中身は古い人間だし、「オレ(父)は定年後は、自分が担当している掃除はよくやっているんだ。どうして炊事もしなければいけないんだ。」と言っている。

実家に着いたら父が待っていた。そしてやはり「台所をどうにかしてくれ。」とワタシに言った。台所を覗いたら(あっちゃー)状態で、これは母自身が包丁で指切った以前からの汚れだろうと容易に推測できた。

よく子供には【あなたの苦手な所を克服しなさい。逃げてはダメ。】とばかりに親はハッパをかけがちだ。特に障害児の場合「障害があるから“出来ない”なんて言い訳するな。“出来るまで”努力しろ。」となりがちだ。・・・だが、この母の台所を見ていると《人間というものは、(気力)(体力)その他諸々のものが弱くなってくれば、【元々苦手な所】は【やっぱり苦手なまんま】でいってしまうのだなー。“三つ子の魂百まで”とはよく言ったものよ。》とワタシはつくづく悟ってしまった。とは言っても、障害児の場合【苦手な所が一般人より多い】から、そのまんまの状態にしていても結局は本人が困ることになるし・・・。(ア、話が違う方向へ行きそう)

「にしても・・・。いくらナンでもこの汚れの中で平気なのか?衛生観念はどうなっているっちゅーねん!」とため息がでた。そしてワタシは自分の指に巻いた大げさな包帯をはがし、指サックをしてゴム手袋を着けて、汚れた大量の食器を洗い始めた。黒ずんだシンクを本来のシルバー色に戻すように、ひたすらスポンジで磨き続けた。

午後用事があったので、シンク内だけでもフツーの状態にして、父と一緒に母が入院している病院へ急いだ。  母は内容が深刻な割には全然元気だった。そして「もう帰る。」と言い出した。「なんでよー、昨日入院したばかりでしょ?もう少しこのまま様子を見ようよ。」「もう全然平気だから。」言い出したら聞かないのなんのって。ついワタシは「○○(息子)と同じことしないでよ。あいつも言い出したら聞かないだから。そっくりでイヤになってしまうなー!」と息子をダシにして病院にとどまる様に諭した。

まったくどいつもこいつも“言い出したら聞かないヤツばっかりだ!”と腹が立ってきた。(思ったより元気)というのもムカつく。そんなに元気なら、ちゃんと台所をきれいにしてくれよ!腹が立ったら疲労と空腹が襲ってきた。「急がなければ。午後には娘の学校へ行くのだ。」とワタシは急行電車に飛び乗った。(Bに続く)

 

 

SCENE5:混乱する日々@

うまっ、ハードな題名

久々に息子が大きなカンシャクを起こした。事の起こりは『お弁当』だった。その日は市内の全特殊学級の交流を兼ねた合同遠足だったのだが、数日前まで「行かない。」とぶちぶち言っていたが前日には納得した。そしてここ最近の習慣なのだが、前日には『お弁当の中身を自分で決める』こともしていた。

ここで【何故、息子は『お弁当の中身を自分で決める』のか?】を補足説明しておこう。そもそも彼は幼少時から『お弁当』にこだわりを持っていた。

その1幼少時〜小学低学年までは『家で作っていった、時間がたったお弁当=当然ごはんもおかずも冷たくなっている』について《冷たくなっておいしくないから食べない!》と決め込んでいた。幼少時ではただわめいて拒絶していたが、小学生位になると遠出した際のお弁当はその場では食べずに帰宅後自分でレンジでチンして食べていた時もあった。

その2:又、小学生位から『お弁当の中身は何か自分にわからせろ』という要求が強くなってきていた。中身の正体がわからないのが、彼の不安感を更にあおっていたらしい。

その3:そしてここ最近は、『遠出する際のお弁当の中身は(主食のみ/おにぎり・サンドイッチ)』と決めて、おにぎりの中身まで自分で決めるのだ。又本人曰く「おかずは冷たくなるとおいしくないからいらない。」・・・だそうだ。食べ物の温度差による味の違いがかなり気になるらしい。味覚が鋭敏らしい。

母親はここでやっと彼の食に関する“独特の感覚・こだわり”の正体をつかめたという事だ。

その4:こだわりが高じて、朝のお弁当作りに(自分も一緒に作る)と手を出すようになっていた。まだまだやり方は発展途上中だが。

イヤホント、幼少時はどうしてこうもわめくのかわかんなかったよ。普通『お母さんが作ったお弁当』って子供にとって嬉しいものなのではないのか?お腹がすいてお弁当の蓋を開ける時の(今日は何がはいっているのかな?)とか言うドキドキ期待感があったりしてさ。・・・それが息子の場合全て逆に作用していたなんて。【こいつ(息子)、親の愛情を込めたお弁当をどうしてこうも無下に扱うのか、こっち(ワタシ)だって怒っちゃうぞー!!】の不毛な仲たがいが結構続いていた。

それが今現在なら、息子も【自分のお弁当についての“独特なこだわり”】について自分の言葉で説明でき、ワタシも彼の“独特な感覚”に推察力がついてきたから、『お弁当についての問題』はもう勃発しないはずだったのだ。

・・・だがしかし!今回の場合は、前日にワタシが包丁で指を切った時から微妙に歯車が狂っていたのだ。指を切って動揺してしまったワタシは、次の日に作る弁当に《如何にバイキンが入らないか》しか注意が向かなくなっていた。だから、息子が寝ている間に一人で黙々と注意深くお弁当を作ってしまったのだが、それが彼の逆鱗に触れてしまったのだ。

【自分が寝ている間に、勝手に弁当作りやがってー!!】て思ったのか、「もう遠足行かない!」とわめくわめく引っくり返る。たかがお弁当にこの有様である、「じゃあ、行かなくていいよ。その代わりたった一人で留守番だよ。」とワタシは言ったが、オットが息子をなだめすかして、ワタシを遠ざけて・・・結局遅刻をして学校へ連れて行ってしまった。

ワタシ「あんな喚いている子を合同遠足に連れて行ったら、他の子に迷惑だよ。」と涙ぐんだら、オット「特殊学級だからいいだろ、そんな気兼ねしなくても。(皆なんかしら事情を抱えているのだから)」と返してきた。

・・・遠足から帰ってきた息子は、迎えに来たワタシの顔を見たら忘れていた怒りがこみ上げ、帰り道には「明日学校行かない!」とわめいていた。・・・さすがにうんざりしたワタシは途中で息子一人で家に帰らせて自分は寄り道をした。・・・その後帰ってきたら、ワタシが作ったお弁当が彼の怒りのとばっちりを受けて見るも無残な形になっていた。(当然食べていなかったわけ)まあこういう行動に出るのはわかってはいたからさほどショックは受けてはいない。元をたどればワタシがその日の朝、息子に「これからお弁当作るよ。」と一言声をかければよかったのだ。指からのを見てそのセリフが頭からなくなっていたのが、悔やまれる。いくら前日息子がTV番組『トリビアの泉』を久しぶりに見て興奮して疲れていようとも、「お弁当」と囁けば、ガバッと彼は跳ね起きたはずだった・・・。

しかしながら、【つくづくこいつ(息子)って自閉症スペクトラム】と感じていた。というのは、

  • お弁当に対する強いこだわり
  • 予測が付かない事(母親が勝手に先に弁当をつくってしまった)にパニックになる
  • こちらの思いが理解できない(見えない)
  • 普通には“大したことない”ことでも彼にとってはとてつもなく重要事項
  • 久々に見た大きなカンシャク

↑は、(イマジネーション(想像力)の障害)(社会性の障害)(コミュニケーションの障害)(感覚過敏)がブレンドしているのがよくわかる。「わかってはいるが・・・。」ここ最近鉄道関係で社交的になっていた息子にご機嫌な日々が続いていたので、今日の出来事はいきなり落とし穴にはまった気分を味わっていた。しかし落とし穴はこれから続く“どつぼ”への序章だったのだ。(Aに続く・・・)

(10月24日記録)

 

SCENE4:やっぱブログかな〜?

CM『大豆のす○め』のギバちゃん調で・・

頭の中の妄想・・・

朝はやっぱり↑納豆だろうか?我が家では夕飯だが。

ギバちゃん(ヤナギバトシロウ・俳優(室井慎次役が有名)):(納豆をかきまぜながら)「やっぱブログだよな〜。」 

児玉清(アタック25の司会者の人・俳優)「ハイ、そこで問題です。」といきなり登場してギバちゃん不審そうな顔をする。 

児玉「今月中にBIGLOBEでブログをやると、何か特典がもらえるでしょうか?」 

ギバ「やると・・・。“大豆のす○め”がもらえる?」

                 

児玉「そうではなく、ブログをやると・・・。」                                                

ギバ「大豆のす○め。」と強気で言う。 

児玉「(あきらめて)・・・ハイ、大豆のす○め。しかもおいしい。」   はてバニーガールはどこ?         

ちゅーのは全然違うのだが。日記の箇所だけ【ブログ形式】にしてみようかと考え中である。ブログなら【コメント】がもらえるから、もう少しこのHPも活性化されるかな?という希望的観測を持っているからだ。・・・・【コメントもらえなかったらどうするべ?】とは考えないようにしよ。

このHPを作った当初は《BBS・掲示板》もいつかは追加しようかと考えていたのだが、他のサイトのBBSをロムすると《文章だけのやり取り》の内容がどんどんヒートアップして「こわっ。」と感じてしまい、結局やめることにした。《文章だけのやり取り》というのも《売り言葉に買い言葉の応酬》だし、人それぞれ感じ方が違うからこじれると冷静ではいられなくなってしまうわなあ。TVドラマ『電車男』みたいなケース=皆が同じテーマを持って協力し合って議論(?)するというのはやっぱ難しいのではなかろうか?

とは言っても、ワタシの駄文が読み手にどういう感じを与えているのか【ずっと?】状態なのもなんだかな・・・。(そんなに読まれてないって!)

HP用のメールアドレスも表紙に載せたが、最近は迷惑メールしか来ないのでイヤになってしまう。オンナのワタシが「○○で〜す。(^ ^)素敵な男性との出会いを待っています〜♪」とかのメールを受け取ってもねえ・・・。イヤ気がさしたので、ブロック機能を強化して、表紙からも削除することにした。

ま、そういうわけなので【きりがいい所】※いつだか自分でもわからないで少々中身をリニューアルする予定である。まるでスーパーかデパートで【改装中なので、ただ今閉店しております】みたいですな。

(10月20日記録)

 

SCENE3:花泥棒〜♪花泥棒〜♪    

『花泥棒』by SPITZ『インディゴ地平線』より

今の時期、あちこちで色々な花が咲いている。ここ数日息子を徒歩(子供の足で約30分弱)で学校まで送り迎えしているのだが、その道すがらそういう花達の小さな発見があって微かにうれしい。うれしいついでに、常用しているデジカメにズーム機能があるのを今更気が付いたので、使ってみる事にした。

またHPのマニュアル本で、新しい機能を利用してみたくなったので、それを使ってUPしてみよう。

       

       

       

       

       

   

↑は全てこれご近所の花である。リンゴも姫リンゴ(?)で熟して落ちており、そのまんまほっておかれていた。

そしてワタシ的に【こりゃヒット!】と感じたのは↓の花である。伐採されたススキの根元にちっちゃく咲いていたのだが、余りにも珍しいので連写してみた。しかしながら名前は全然わからないのだ、これが。

       

これらの花の写真をクリックすると、新しいページに飛んで拡大写真(ほぼ葉書大)が出てくるようにしてみた。新しいページを閉じるには、左上の(戻る)のボタンをクリックしていただきたい。

デジカメ様々であるな。素人でもいっぱしの写真家気取りである。

(10月15日記録)

 

SCENE2:連休中のガキとの付き合いはくたびれる・・・。

連休多すぎ!

正直言って『健常児・定型発達児』についてうらやましく思う事がある。イヤこう言い直すか『ご近所の健常児を育てている親』について、うらやましく思う事がある。彼ら(彼女ら)近所の健常児は小学校へあがれば、下校後や休日は大抵数人でつるんで近所を自転車に乗って徘徊し(って言うか?)適当に遊べるのだ。相性があるからグループの棲み分けもしているのだろうが例え二人だけであっても(自分達でどうにかこうにか出来ちゃう)のだろう。そうすると、親はラクだよな〜。もし誰かの家にこども数人がドカドカ来ても、お菓子とジュースを出しておけば後は子供任せじゃん。

しかし、【発達に何かしら問題を抱える子供】はそういう能力は薄いだろう。親というか大人がある程度介入しないと(適当に子供同士で遊ぶ)なんて事できない。・・・という訳で、我が家では(息子に関して)土・日とか祝日が続いてなおかつ何も用事がない時は無理やり用事をこさえてお子様と付き合っている。あっち行ったりこっち行ったりそれは涙ぐましいものである。そして(娘に関しても)それなりのフォローをしなければ『不公平!』といじけられては困るのでやはりそれなりの努力はしている。親側からすれば、《休みの日位休息とらせて》とも思うが、所在無げにしているエネルギー持て余しの子供をそのままほっておくと《ダラダラ非生産的な事をしたり》《愚かな内容の兄妹喧嘩》等々が発生してしまうのだ。そしてそれは親側からすれば《ストレス》に変化する。ストレスに晒されて家でイライラするより、《とりあえずどこかへ連れて行ってしまえ!》という肉体疲労の道を親は選んでしまうのであった・・・。

 

この3連休は【鉄道関係のイベント】が連続してあったので息子にとっては充実した連休だったろう。そして娘もクラスメイト2名とと一緒に母親(ワタシ)に近所の女子大の文化祭に連れて行ってもらって、焼き鳥やら今川焼きやら焼きソバやら食べてこれまた楽しかったろう。【子供が楽しそうにしてニコニコしていればいいじゃない?】と自問自答してみるが、どーもなあ・・くたびれたわい・・・。子供にサービスをするのって、自分を磨耗(擦り減らす)している気分になる・・・。

自分の子供だけにサービスしてる分にはまだいいのか?ここの所ずっとついお人よしだから娘のクラスメイトの世話までしているからなんか鬱屈してしまうのだろうか?まあ鬱屈もするわな、ちょうど娘+クラスメイト+母(ワタシ)で女子大に行こうとした矢先、一人でジイチャン家に一泊していた息子がジイチャンと一緒に帰宅したのだが、息子がそのクラスメイトに話しかけたら、「キャ〜。」とか言って逃げてやがんの。息子が「新しい鉄道のビデオ見る?」と言ってもまともに取り合わないでさ、初対面でもないのだし、ワタシが「ワニじゃないんだから噛み付きゃしないよ。」とか娘が「あたしがいるから大丈夫だから。」とフォローしても「でも、インパクトあって〜。」とか言ってさ。まるで【土手で4メートルのビルマニシキヘビと遭遇した】(注※)という風なリアクションだったのだ。いくら小学生でも、ああいう態度は傷つくわな・・・。そうか、ワタシは傷ついたんだ、たかが小学生のガキのリアクションに。

(※注←写真)埼玉県の某市の土手で見つかったビルマ(もしくはインド)ニシキヘビ。黄色いっす。

4メートル・体重30`の大蛇で、警察が数人で格闘の末捕獲に成功した。

・・・にしても、でかいな。

最初に『健常児だったら小学生あたりになれば、子供同士でつるんで勝手に遊んでくれるから親はラクだろうな。』とは言ったが、ワタシの本心は【親は小学校低学年位までは子供同士の付き合いに積極的に入った方がよいのでは?】と思っている。親の目の届く範囲で遊ばせるか、もしくはこちらから子供の中に入ってもいいのでは?とさえ思っている。理由は【小学校低学年位ではまだ子供だけで何か行動するには能力が未熟だ】と感じているからである。(過保護と思えばそう思え)・・・なので、近所の子供数人が所在無くうろうろしているのを見かけると、その子達の親の(我が子への信頼感)もしくは(無関心?)に漠とした不安感が時々こみ上げてはいるのだ。

などと考えていたら、《子供同士で遊んでいて、6歳児が処分予定のトランクに入ってしまって熱中症になって死亡。トランクのふたを閉めてしまって開け方がわからなかった7歳児の友達はショックを受けて・・・》という何とも痛ましい事件が沖縄県那覇市であった。自分の不安感が的中してしまった典型例だな・・・。

まあ結局ナンだな、休日には自分の子供と密接に付き合っている親(ワタシとオット)なので、『ご近所の親子の休日の様子/親と子別々に行動しがち』について複雑な心境になっているだけなのさ、フン。“うらやましい”というか、“いいのか?それで?”と言うべきか・・・・。

やっとどうにかまとまった〜。(- -;)

(10月13日深夜記録)

 

 

SCENE1:振り替え休日

至れり尽くせり・・・

10月1日(土)は妹の方の小学校の運動会だった。(兄の方の運動会は春にある。) 去年は肌寒い途中から雨も降ってきて「どうして中止にしなかったのかね?」なんて文句を言っていたが、今年はカンカン照りの紫外線攻撃を受けて「運動会びよりとは・・・暑いものだのう。」とこれ又文句を言っていた。娘の学年のダンスも「え〜と、どこだっけ?」なんて姿を探すのに手間取って次第に頭が働かなくなっていた。

妹は今年は足が速くなっていて男女混合の800メートル走で2位だった。去年の様子では【本気出して走っているようには見えなかった】のだが、進歩してら。(進歩具合)と言えば、今年は兄の方がいちじるしかった。マア【運動会という行事も回数を重ねれば慣れてきた】という事だろう。兄自身は、自分の方の運動会では一通り全部(激しい騎馬戦も!)参加したし、今回の(ただ見ているだけという立場の妹の運動会)も積極的だった。確か去年までは「土曜日のTVが〜!」と文句タラタラ言っていた気がする。ところが今年はお弁当の中身まで入念にチェックをして、自分の担任に「妹の運動会に来て!」と迫ったらしくホントに担任がわざわざいらっしゃって・・・親をあせらせた。

しかし、やはり午後ちょい過ぎには「くたびれた〜。」と言ったので帰らせて留守番させたがね。確かに(ただ見ているだけの運動会)はウン、辛いよ。

そういえば、低学年のダンスでハッピを着ての『ソーラン節』をやっていた。オットに「ホラ、A区以外にも流行っているねえ『ソーラン節』(注)※。全国区でやっているのかもね。」と言ったら、オットは眉間にしわを寄せた。  ※(注)オットは金八先生のせいで【A区の学校では『ソーラン節』をなにかといつも踊るものだ】と誤解されることに心を痛めている。

土曜日の運動会のせいで昨日の月曜日が妹の学校の(振り替え休日)だった。日曜日に妹がオジャマしたクラスメイトの子を、今度はこちらがお呼びした。(平日両親共稼ぎだと、こういう振り替え休日は親も子もなんかきまりが悪いものだ。それに休日なんか一日で事足りるのにな。)他の小学校へ通っている兄の留守の間、またワタシは子供相手に至れり付くせりの“おもてなし”をしてしまった。トン汁の材料を切らせてあげたり、おやつのケーキを作らせてあげたり・・・(←こき使っている様に思えるが、準備とか指導なんかそれなりに大変である)

その妹のクラスメイトは我が家の兄妹同様、小3まで【学童保育】を利用していた。その当時の様子をふとした会話から知ったのだが・・・(あ〜あ)であったな。というのは、その子(A子とする)曰く、

A子「○○くん(兄)に、学童で首しめられた事あった。」と言われたのだ。く・首?しめた??ワタシ「え?どうして?」A子「フード付きの服のフードの所を後ろから引っ張られた。」・・・だそうだ。

(それは“首しめた”とは言わんだろ!)と内心思いながら、ワタシ「ゴメンネ。この子達が通っていた保育園では全員に【フード付きの服禁止令=いたずらして引っ張ると危ないから】が出ていて、あまりそういうの知らなくて。ついどういうのか知りたかったんだと思うんだ。」と子供相手に弁解していた。な・情けねえ・・・。・・・あいつ(兄)そう言えば小1か小2の時も同じこと(=フードを後ろから引っ張る)を教室でやらかしおって、当時の担任に怒られたはずだ・・・。低学年ではそういう行動をしていたが、今は・・・やらないんじゃないのかな??(不安だ)

精神年齢が(定型発達児)より幼いせいもあるが、つい後ろにたれさがっているフード(刺激)が気になったんだろう。“引っ張ったらどうなるか?”まで考えが及ばない(想像力が足りない)からこういう事をやらかすのだ。本人にとっての刺激物(フード)を見せなければそういう事はやらかさないから普段余り見せていないのだが、・・・限界はあるわな。

本人が(悪気がなくてやった事)がこういう風に受け取られがちなのだ。こういう事が続くと、本人に対する印象が悪くなって結果周りから冷ややかに見られてしまうのではなかろうか?フード引っ張ったせいで、将来の自分の首を絞めている・・・。シャレにならん!!

・・・にしても、上にはおる物(オーバーとかレインコート、パーカー)ならまだしも、普段着にはフードなんかいらんだろ? おしゃれだか何だか知らんが、普通の洋服にフードなんかいらないよ!・・・と吠えていよう。(そうさ、どうせ自己弁護さ)

まあ、そのA子には、「このお母さん(ワタシ)は仲良くしておくとおいしい。」と思わせているから、もう少し手なづけておくか。

                                             

ここ3日ばかりむし暑かったが、今日は涼しい。金木犀(きんもくせい)も咲き始めている。午後は雨だろうか?

(10月4日記録)