●シュリオン
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「尚也さ〜ん!!」
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●尚也 |
「おぉー、どうしたどうした。何かあったのか?シュリオン」 |
●マリオン |
「汐瑠さ〜〜ん!!」 うわあぁ〜ん |
●シュリオン |
「ヒィッ!ママ、一体なにを…!!」 |
●尚也 |
「オイ……」 |
●マリオン
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「もう皆、帰ってこないんじゃないかと思っちゃった…」
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●汐瑠 |
「ええ〜?そんな大げさな〜」 |
●尚也 |
(クヌゥ〜っっ!汐瑠君に、いやらしく触れてもいいのは私だけだぞっ) そうだっけ?; |
●シュリオン |
(ああ…もう、ママのせいで何かメンドクサイ事に……) シクシク |
●和也
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「ただいま〜。……アレ?なんかあったの?」
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微妙な空気。 |
●尚也
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「この際だから言っておくが、マリオン君は『ママ』とか言われているが、あんなもん
ただのオッサンだぞ。油断しちゃいけません!めっ!」
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●シュリオン |
「も〜、ママのバカ!恥ずかしい事しないでよっ」 |
●マリオン |
「え〜?恥ずかしいって何が〜?」 |
●和也 |
「…ねえ……。あの、…ただいま〜………」 |
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マリオンの早とちりで、ちょっとだけ家の中がワタワタした一日。
…そして、和也はまた気の毒な役回りに……。 |
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