その4:一条ゆかり『5ー愛のルールー』について

●一条ゆかり先生の『5愛ルール』(単行本未収録作)を読みたさに国会図書館に行かないといけないと思っている今日この頃です。(一部だけなのが読んでも欲求不満だろうけど)

*未収録&未完の作品:『5愛ルール』(一条ゆかり・1975年「りぼん」5月号〜12月号)第1部だけなので未完だし(すごい所で終わっている)単行本にもなっていない話。噂には聞いていたけど、ちょっと読んだらあまりの面白さに哀しくなった。『デザイナー』みたいなんだけど。なんで2部を書かなかったのか謎です。(えいこさん99/08/01)

● 私も『5−愛のルール−』をリアルタイムで読んでたけどガキには難しかった。完結していなかった事を知らなかったです。(イナバさん99/08/01)

●『5愛(I)のルール』私も大好きな作品でした。作者が病気か怪我で休載した(75年ですか?もっと前だったような…中学生の時には、「りぼん」は読んでなかったような気がしますが)ままになってしまったように思うのは、私の記憶違いかしら?いずれにしても、とても残念だとずぅ〜っと思ってきました。(Sachikoさん99/08/06)

●リアルタイム読者が多いですね〜私は生まれてませんでした。(^^;)ゞ未完だと知ったのは『鳩よ!』の「少女マンガが好きだった!」という2年くらい前の特集でしたから…(読んだのは最近だし)皆さんの脅威の記憶力に感服です。

>Sachikoさん : イナバさんの言われているように、一条先生は腱鞘炎になって原稿が予定の半分の16Pになってしまったことがあります。これは、「週マ」に『ママン・レーヌに首ったけ』(連載中に80P)を書いたのが原因らしく、一条先生は今でもこの事を恨んでいるようです…(コミック文庫『星降る夜に聞かせてよ』より)一部完のところで続きがないのですが、「BSマンガ夜話」の「スラムダンク」の回での一条先生の話を聞くと続きはないと思っています…残念だ…(@_@)(えいこさん99/08/13)

●たしか、97年のお正月号(多分「YOU」か「YOUNG YOU」)で、一条先生がエッセイマンガSPみたいのがあって 、そこで『5愛のルール』は、もう描かないって書いてあったような気がします。私は当時小学生でしたが・・・1部完で続きを待っていたのに『砂の城』が終わっても始まらないので・・・。諦めながらも期待していたのに残念でなりません。たしか名前は忘れましたが、ほくろのある女性(たしか主役のお姉さん)が 飛び降りて死んでしまう所で終わっていた様な気がするんです。・・・・・・ちがうかな??まぁ、先生が描く気がないんでしたら仕方ないですけどねぇ。「009」なんて、作者が死んでしまっても、息子とプロダクションの方達で続きを出すっていうのに・・・。いや 、けして一条先生に文句を言うわけではないですけど、読みたいなぁって・・・。(ぴろりんさん・99/08/16)

●皆様待望の『5愛のルール』が文庫化されました!実は私、これを読むの初めてだったのですが、面白〜いっ!読めてよかった……。(めぐみ・03/08/12)