●依頼No.2 依頼者:ふみさん

十数年前の「ぶ〜け」掲載売れないモデルの話について

 十数年前の「ぶ〜け」(一条ゆかり先生の砂の城の第1部総集編が載っていた号だったと思うのですが)に掲載されていたマンガで売れないモデルが、失踪したトップモデルと体形がまったく同じだったためショーに出ることになったんだけど、売れないモデルのマネージャーと失踪したトップモデルが元恋人だったことがわかったりして・・・。というような内容のものだったのですが、その作者が「高田祐子」となっていた気がするのです。フレンドでデビューしたはずの高田祐子先生がなぜ、ぶ〜けに載っていたのか、私の記憶違いなのか、今コーラスで連載中の高田祐子先生とは別人なのか。というのが私の長年の疑問なのです。

教えて!この作品のコーナーからは少しずれているかもしれませんがよろしくお願いします。

●ふみさん、さっそくの捜査依頼ありがとうございました!この頃のぶ〜け、私絶対読んでるはずなんだけど記憶に残ってない…。覚えているかぎりではコーラスの高田祐子先生ではないように思います。83〜85、88年の「ぱふ」をチェックしたのですがこの間に高田祐子先生が描かれたのは講談社系の雑誌のみでした。「ぶ〜け」だとその時期(84年)に高田タミ先生がデビューされてますが…。もうちょっと調べてみますね。(めぐみ・99/1/12)

●その後ぶ〜けの目録で調べたところ、『砂の城』の総集編は78年12月号と79年1月号だったことがわかり、79年1月号の方はチェックできたのですが、こちらには該当作品は載っていませんでした。ということは12月号の方?どなたかこの号を持ってる方チェックしてみて下さいませ。(めぐみ・99/1/17)

●78.12のぶ〜け目次によれば高田祐子先生は描いてらっしゃらないようです。雑誌自体を持っているわけではないので、これ以上はわからないのですが…。(京さん・99/3/12)

●ちょうどその頃のぶ〜けで耕野裕子さんがデビューされたと思います。コウノユウコ、高田祐子、お名前、似ていませんか?私はその作品を読んだことがないのでなんともいえないのですが。ぶ〜けの目次がネット上で見られるサイト、ってないのでしょうか?最近、むしょうに昔のぶ〜けが懐かしいのです。(Satokoさん・99/10/29)

●はじめまして。Yahoo掲示板の漫画全般のトピック「昔の「ぶ〜け」が好き」のリンクから飛んで来ました。今、「ぶ〜け」の78年12月号を手元に持っています。それで読み返してみたのですが、残念ながら、該当する作品は載っていませんでした。ですから、この号ではありません。どの号に載っているのか、いったい作者は誰なのか。何か気になりますね。(相模青葉さん・99/11/3)

●モデルのお話はわからないのですが、高田祐子さんが、ぶ〜けで賞をとっていたことがわかりました。ただ、賞をとられたときは、ペンネームを使われていたようです。賞をとられたのは、1981年上期ぶ〜けまんが家養成コース長編部門で、『パパ ユーア クレイジー』で18マークをとられて養成クラス入りされた北海道の竹野夢月さんが高田さんだと思います。同時に養成クラス入りされたのは、宮城県の菅原真佐子さん、静岡県の安里美夜さん、岐阜県の山口無垢さんですが、竹野夢月さんが高田さんと思われる情報が、ぶ〜け1982年4月号に載っていました。
それによれば、「高田祐子」さんは'特別養成クラス入りした後、仕事をやめて、まんがに専念する決心をされ、札幌のデザインスクールへの入学も考えてるとの事でした。竹野夢月さん名でも高田祐子さん名でも、ぶ〜けに作品は載っていないようです。賞をとられた『パパ ユーア クレイジー』は、小説家のパパのお話でモデルのお話ではないようです。(Satokoさん・00/7/16)

●手元で確認出来た情報ではないのですが、高田祐子さんは、「ぶ〜け」1982年5月号でデビューされたようです。『メリージョーに紅い薔薇』という作品で、同じ号に竹宮恵子さんの『ワン・ノート・サンバ』が掲載されてます。情報元は、もう終了していますが、Yahoo!オークションです。(Satokoさん・00/8/4)

●高田祐子さんのデビュー作『メリージョーに赤い薔薇』は覚えてます。けっこう好きな話だったので。確かにモデルのお話でした。

失踪したトップモデルの代役に同じサイズのヒロインが選ばれたのですが、代役で舞台たたせたくないとマネージャーが元恋人だったトップモデルを呼び戻す。ラスト落ちこんでいたヒロインにマネージャーが赤い薔薇の蕾を差し出し「いずれ花開く。だから落ちこむな」といわれ元気を取り戻すという内容でした。

その後、高田祐子という名前を違う雑誌で見て雑誌を変えたのかと思った覚えがあります。(C.Hさん02/09/19)