●依頼No.5 依頼者:zukaさん
高階良子・骨董屋で手鏡をもらう話について
高階良子先生の短編で、ホラーじゃない内容です。女の子が骨董やで不思議な手鏡をもらい(買い?)ます。なんでも出来る(?)鏡で、片思いの彼の意中の人を探ろうとしますが自分しか写らない・・・それは彼の意中の人はその女の子だったからという話なんですが、題名が思い出せません。コワイ話ばっかり書いていた高階先生のラブストーリーだったのですご〜く印象に残っています。めぐみさんよろしくお願いします〜。
→久々の「教えて」依頼ですネ。確かに高階良子=恐怖モノのイメージが強いので、他にも記憶に残っている人がいるかも??時期や掲載誌だけでもご存知の方がいたら、情報ヨロシクお願いします!(めぐみ・99/2/9)
→お探しの作品ですが『かがみよカガミよ鏡さん』だと思います。昭和52年なかよし増刊9月号の発表です。「あたしの名まえは中谷レミ。・・・あるときとてもふしぎな体験をしたのです。その日空はどんよりとくもり、風もなくやけにむし暑い午後でした」で始まり、主人公が願いをかなえてくれるという、魔法の鏡を手に入れて・・・。この作品はコミックスに収録されておりますので、ぜひもう一度読んでみてください。秋田書店 ボニータコミックス 高階良子『白い蝶の伝説』に収録されています。表題作や同時収録の『白い銀河鉄道』も印象的な作品です。
なお、私は高階良子さんの作品リストを中心とするホームページを開いておりますので、訪問していただけるとありがたいです。これからよろしくお願いします。(西みつのりさん・・99/3/8)