●依頼No.7 依頼者:イナバさん
シャム双生児(姉妹)のマンガについて
さて、探しているマンガですが年代はおろか作品名・作者名・掲載雑誌など全く分かりません。今から25年位昔(汗)本屋で立ち読みした雑誌に、前後編の前編または連載の1回目として掲載されていた作品だと覚えています。主なストーリーは、裕福な家庭に双子の女の子が産まれるが、2人は腰が接合した二重胎児(シャム双生児)であったため母親はショックで死亡。一方は優しく一方はいじわるに成長する。2人の分離手術を行う事になるが、腎臓が3つしか無いため実父が1つを提供する事になる。(大人は腎臓が1つでも機能するらしい)ところが手術の日に実父は交通事故で死亡してしまう。(この執刀医に双子はあこがれていたような気がするんですけど)医師は優しい方を助けようとし、いじわるな方は死亡。やたら死んでるな)しかし助けたはずの優しい方が、麻酔から覚めた時いじわるな顔つきに変わって…!
と、いう所で記憶が途絶えているので読み切りでは無かったと思います。なにぶん年数が経っているため私の思い込みが入っている可能性があり多少ストーリーは間違っているかもしれません。最近は、こんなマンガが本当にあったのかさえ分からなくなってしまいました。(勝手言ってごめんなさい)でも、シャム双生児の事や大人は腎臓が1つでも大丈夫という事をこのマンガで知った気がするんですよ!!ちなみに萩尾望都さんの『半神』・わたなべまさこさんの『ふたご座うまれ』にシャム双生児が登場しますがストーリーが記憶と違っていました。ずっと探してきたので後10年位は、待てそうです。よろしくお願いします。m(__)m
●かすかな記憶なので全然違うかもしれませんが、高階良子先生の作品でそのようなお話があったような気がします。25年前に私が読んでいたのは、「りぼん」「なかよし」です。ひょっとしたら、「別マ」「別フレ」「別コミ」も読んでいたかも。高階先生だったら「なかよし」ですよね。全然違ったらごめんなさい。(ぐり〜んさん・99/3/14)
●で、高階先生のシャム双生児で思い出すのは『ドクターGの島』ですね。ただこれは男女な上、無理矢理くっつけられたはずなんでお探しのとは違いますね。情報無くてすいません〜(やの@ビッグローブさん・99/3/16)
●お探しのマンガ(シャム双生児)についてですが、私も読んだ事があります。記憶が確かであれば、わたなべまさこさんの作品だったと思います。めぐみさんのHPからリンクしている古本屋?さんで作品リストを見てみましたが、その中で記憶にあるタイトルは『聖(セント)ロザリンド』だけなので、できればどんな内容なのか、調べてみてはいかがでしょう。(Sachikoさん・99/3/16)
※『聖ロザリンド』は映画「オーメン」の女の子版といった話なので、残念ながらこれとはちょっと違うようです(天使のような幼女が自分の欲望や正義のために簡単に(残虐に)人を殺してしまうという話)。やはりわたなべまさこさんの線が濃いようなので、その辺りをちょっと調べてみたいと思います。(めぐみ・99/3/16)
●ところでさっきめぐみさんのHPを見に行って、教えて!この作品のコーナーを読んだらなんか心当たりがあるものが…。掲示板にもちらっと書いている人がいましたが、「シャム双生児の話」で私が思い立ったのが週刊少女コミックが本当に週刊だった頃、灘しげみ先生が前後編でシャム双生児ものを描いていました。『私の胸に顔がある』だったかな。(腰??とにかく切り離した手術跡)細かいストーリーは全く忘れているけれど、当時上原きみこ先生のファンだったので上原先生の描いた表紙を取っておいたのですが、その中に確かカットがあったのです。いじわるな方の女の子が死んだ後、優しい方のこの人格が時々変わったりしたんじゃなかったっけ。そんで好きになった医者に迫ったりしていたような…うろ覚えですが。(オッチーさん・99/3/28)
※オッチーさんありがとう!ストーリーもご依頼いただいたものとあっているようですし、これがイナバさんのお探しの作品ではないしょうか??(めぐみ)
●シャム双生児のまんがはやっぱり灘しげみ先生かしら?なんとなくそんなのがあったような気がしていたのですが、小学生の頃だと思うので今一つ自信が無いけど、二人がワンピースを着て歩いてる場面があったような気がします。75年から78年くらいの間の週刊の少女コミックではないかと・・『ロリィの青春』とか『ファラオの墓』、『洗礼』などを読んでいたような・・私は漫画を深く読む人ではないので(その代わり1つの漫画を何度でも楽しめる)内容までは思い出せないのですけど、シャム双生児と聞いたらその場面が思い浮かびました。(桂さん・99/3/29)
●シャム双生児マンガの探索ご協力を感謝いたします!「シャム双生児のマンガを探しています」とお願いしたところ本当に沢山の方々から、情報をいただきまして、ありがとうございます。『私の胸に顔がある』「灘しげみ」「週刊少女コミック」で間違いないと思っています。あとは現物を見て確証を得たいと考えております。そこで【オッチーさん】が、まだ少女コミックの表紙をお持ちでしたら何年の何号に掲載されていたかを教えていただけないでしょうか?作品名が分かれば満足すると思っていたんだけどちょっと欲が出てきてしまいました。(^^ゞ(イナバさん・99/ 3/31)
●ところで灘しげみ先生の作品の載っていた号ですが、今ここには当時の少コミの表紙は持ってきていないのでわからないのですが…。ただ当時上原先生が描いていたのは『炎のロマンス』でした。あとはう〜〜〜ん…牧野和子先生とかも描いていたような…。(うろ覚え…(^_^;))(オッチーさん・99/4/8)
※またまたオッチーさん情報ありがとう!ちなみに『炎のロマンス』は1975年8月30日号から連載を開始しています。週刊で全9巻なら期間は2年くらいかな?この間の 少コミと考えていいのではないでしょうか。(めぐみ・99/4/10)
●先日『小山荘の・・・』まんが文庫を立ち読みました。で、「めぐみさん、お元気かしら?」とお邪魔してみたら何やらシャム双生児マンガの話題が。「・・・あたし・・・これ・・・知ってるぅ!」(笑)
当時わたしは小学3年生。おデキの治療(笑)で通った皮膚科に置いてありました。古びた病院の薄暗い待合室。特異な雰囲気と独特のにおいというナイスな環境(笑)人目を気にしつつも、繰返し憑かれたように読んだものです。『わたしの胸に顔がある』って題名も珍しく覚えてました。(笑)むーん、よみがえる思い出・・・といっても皮膚科ですがね。(爆)(なるとさん・・99/5/20)
●『私の胸に顔がある』を読んだ記憶があるとは!これがいつ頃の作品かというのが知りたいんだけど、なるとさんが小学3年生だったのは…いつ?こっそり(爆)教えてちょーだいな。(めぐみ・99/5/21)
●教えて進ぜよう!と言いたいのですが…小学3年生は1975年なのだけど、学年が前後してるかも・・・。(^^;)。 今度母親に聞いてみますわ。子供の病院通いは覚えてるかもしれない。いや、うちの母には無理難題か?(笑)単行本だった事にはやや自信あります。(なるとさん・99/5/21)
●こんにちは。めぐみさん、みなさん。はじめて井戸端をのぞいてみたら、な・なんと私が「探して!」とお願いして判明した『私の胸に顔がある』を読んだというカキコが!!ウオーッ!(心の叫び)しかも、単行本になっている!!という情報まで・・・
なるとさん>それは、同タイトルで単行本になっていたのですか?それとも収録作品だったのでしょうか?!もう、コーフン状態で長文になってしまった・・・・ちなみに私は1975年は小学4年生でした。ほほほほ。(イナバさん・99/5/22)
●掲載紙は「週刊少女コミック」1976年12・13号(3/21号)『わたしの胸に顔がある』は前後編で2回に渡って連載されようですー。当時の連載は『炎のロマンス』『風と木の詩』『すみれ咲け咲け』『洗礼』『しっかり!長男』『ブラパン専科』なかなかすごいラインナップです。(まりさん・99/10/14)
●「図書の家」を覗いてみたところ、週刊少女コミック1976年13号(3月21日号)に『わたしの胸に顔がある』後編が載っているようですね。(島本さん・99/10/14)
●うおおおおおっ(感涙)ありがとうございますっ!!掲載誌判明は半ば諦めていましたが、ついに解決!私の記憶違いじゃなかったので、ほっとしています。めぐみさん他たくさんの方に、ご協力いただきまして感謝いたします。(イナバさん・10/17)
●以前、こちで「シャム双生児」のマンガを「教えて!」に載せていただき解決していただいたのですが、今回めぐみさんが紹介されている古本屋「きらら文庫」さんでこの話が掲載された週刊少女コミックを入手する事ができたのです!残念ながら未読の後編が載っている雑誌は販売されていなかったので前編だけですが読み返してみて、(これ!これよぉ〜!!)と感激しました。(イナバさん・00/6/26)
●最近やっとパソコンを始めたばかりで、いままで自分のことが、どこかで話題になっているなんて、考えてもいませんでした。弟が面白半分に私の名前で、検索したら辿り着いたと言う訳です。
さて、話題?になっている『わたしの胸に顔がある』は、1976年2月(描いた日なのか、発売日なのかは、私のメモ帳には、かいてなかった。)少女コミックの12号、13号、前後編100頁の作品です。残念ながら単行本には、なっていません。スポーツ漫画より、ミステリアスな作品が好きで、描かせてもらうために、編集部(編集者)と戦っていた気がします。少しでも読者の記憶に残っていてくれたことが、とても嬉しいです。
ちょっと、コマーシャルをしちゃうと、別の弟が、新潟県で古本屋をやっていて、私の単行本は、そろっています。売上に協力してもらえると、嬉しい!こっちの弟はパソコンやってないので、もちろんホームページも、もっていません。五泉市の古文堂に、興味のある人は、連絡してみてね。(灘しげみさん・01/03/21)
※なんと!灘しげみ先生から直々にメールをいただきました!(メールからの)引用の許可もいただきましたので、ここで皆さんにもご紹介します。残念ながらコミックス化はされていないとの事でした。弟さんの古本屋さんは、古本屋情報でご紹介してあります。お近くの方はいらしてみては?(めぐみ)