●依頼No.16 依頼者:びーさん
佐藤真由の近況について
ワタクシの探しているマンガというかマンガ家、佐藤真由の『メタルブルウ』って作品なのですが、「ぶーけ」で見た後、ぷっつりと消息を絶ち、その後何かの増刊号で続編が載っていると聞いたきりです。佐藤真由の名前をその後見ませんもう漫画家をやめてしまったのでしょうか?どなたか佐藤真由のその後の作品を知っていたら教えて下さい。
●佐藤真由さんの『メタルブルウ』の続編は、『花に水、空に雲、君に愛』です。掲載されたのは、1989年「ぶ〜けせれくしょんNo.6」です。「ぱふ」を見る限り、それ以降の作品は、発表されていない様ですね。(TCさん・99/5/18)
●そうなんですかー、佐藤真由その後作品を発表してないんですかー。『花に水…』教えて下さって有り難うございます。10年経つからもう筆を折ってしまったと見るべきなんでしょうかね。とても「らぶ」ですので、非常に哀しいです。その後まで知りたくなる漫画家って佐藤真由が初めてなんです。(びーさん・99/5/18)
●佐藤真由さんのその後について知りたがってる方がいるのを見て、メールします。以下の情報は、「ぶ〜け」に描いてらした耕野裕子先生から、メールしていただいたものです。参考になれば、私も、嬉しいです。
『ただ今佐藤真由は、「佐藤真由美」の名で、講談社の「カーニバル」誌上で活躍しています。本人の体質からか、気質からか、なかなかハイペースで制作と言う訳にはいきませんが、時々載っています。『メタルブルウ』以降の作品の詳しい情報は、本人から聞き込んでおきますので、追ってまたお知らせします。 肩すかしの情報しか提供できなくてゴメンナサイ。 そして、「カーニバル」のほうで、真由さんの作品を見つけたら、是非ともアンケートを送るなりして、応援してやってください。本人もそれを励みに、もうちょっとましなペースで作品を仕上げてくれると思いますので。』(上座理保さん・99/6/1)
※上座先生、メール本当にありがとうございました!しかも佐藤真由さんが新しい名前で描き続けられているというのはは、まさに朗報です!そして、本人に聞き込みをして下さった耕野先生にも感謝しております。またぜひ聞き込みをして情報を教えて下さいネ!(めぐみ・99/6/1)
●6月に入り、今年ももう半分過ぎたのだなとカレンダーをめくり、月初めだからHP上で大がかりな変化はあったかしらん?と鈴木さんのHPにお邪魔したら、「きゃー!嘘!嬉しい!」と年甲斐もなくヨロコビの雄叫びをあげました。佐藤真由の新情報がっ!「佐藤真由美」に改名されてたんですね!カーニバル要チェック!だわ。有り難うございます。 めぐみさんに、そして情報を下さった方々に幸あれ!(びーさん・99/6/2)
●続報が入りましたのでお知らせいたします。以下の文面は、佐藤真由さん本人からFAXで送られてきたものです。
《アタシを探してくれて アイム ハッピーと伝えてください。『メタルブルウ』のその後は、当時の「ぶ〜けせれくしょん」で発表されました。タイトルは『花に水、空に雲、君に愛』で、二人の主人公がハッピーに同棲生活をしとりますとゆーお話でした。その後---『誰が為に 旗をふれ』『真昼のカルキ水』(ウエザさんのヘルプしてくれた冷ぞー庫が、建物が、すばらしい)の2本をマンガ宝島に発表し、廃刊し、消息絶ち。》
’97〜’99:『セキララ』『さよならバイバイ』『17歳の地図』『紅い川が流れる』『何もない』『野菜な男たち』『ワンダフルトゥナイト』『ひばりのココロ』ということでした。お役に立てたら良いなぁと思い、メールいたしました。佐藤さん本人はただ今ネームの真っ最中だそうです。ということは次回作がもうすぐ完成ということでしょうか???私もとても楽しみです。(耕野裕子さん・99/6/2)
※ご本人からのメッセージも届き、今度こそ無事この依頼は終了という事にいたします。大好きな「ぶ〜け」で作品を読んでいた先生方からメールをいただくという稀有な体験が出来て、私もこのコーナーを作ってよかった!としみじみ幸せをかみしめています。本当にありがとうございました!(めぐみ・99/6/2)
●「佐藤真由」の続報を聞き、とても幸せです。最初、『ひらひら』という作品を読み、とても好きになりのめり込んだこと等が思い出されました。あの独特のtaste!作中でP・ガブリエルとK・ブッシュの「DON,T GIVE UP」を使ってあるオハナシが妙に好きです。(チョット異色?)これからもまだまだあのtasteを味わえることが分かって、寂しい気持ちが消えましたあと『メタルブルウ』以後のオハナシを読むべく、古本やさんへDASH!します。消息を知らせて下さって有り難うございました。(びーさん・99/6/3)