●依頼No.40 依頼者:やっしゃんさん

右腕のない少女の物語について

 実は私も、昔読んでずーっと気になっているマンガがあります。これまで誰に聞いても分からなかったのですが、こちらで伺えばもしかして?!と思い、メールさせていただきました。「それ」が載っていたのは、1970年代の前半頃だったと思います。7つ上の姉が買っていたマンガ雑誌だったのでよく覚えていないのですが、週刊マーガレットか週刊少女フレンド、あるいは何かの増刊号かもしれません。

主人公の少女は、密かに先生を好きでした。ある日、交通事故で右腕を失います。退院後、前向きにまた通学するのですが、授業中に「はい!」と無い方の腕を挙手して周囲から浮いてしまったりします。テストの時も、終わった同級生が教室を出て行く中、彼女は問題は分かるのですが左手では上手く書き込めず、答案用紙が破けてしまったりします。泣きながら頑張る彼女に、先生が新しい答案用紙を差し出して......私が覚えている内容はこのあたりです。当時は幼くて、作品名・作家名までは気にしておらず、全く分かりません。ただ、絵柄的印象からか、大島弓子さんの作品だったと思い込んでいました。でも、その後、大島弓子さんの本をいろいろ読みましたが、こういう話は見当たらず、「では、あれは誰の作品だったのだろう?」と引っかかったまま、現在に至ります。

誰の何という作品だったのでしょう? ラストはどうなったんでしょう?(当時のマンガってことで想像はつきますが(^^;))今でも読めるのでしょうか?お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします(_ _)

●さて、表題の作品ですが、何となく田中雅子先生の『左手だけのセレナーデ』に似ているような気がします。70年代に別冊マーガレットに掲載された読みきり作品です。弟を助けようとして交通事故で右腕を失った少女の話で、ピアニストになる夢を失った少女がラストに左手だけで弾くピアノが印象的でした。詳細については、うろ覚え状態のため、よくわかりません。未整理の切り抜きにあったはずなのですが、所在不明です。違う作品であればゴメンナサイ!!(Yoshiki Oharaさん・99/9/8)

●Yoshiki Oharaさん、情報をいただいてどうもありがとうございます。(って、ここに書きこんで良かったのでしょうか...?)田中雅子先生とは、なつかしいお名前だ〜。今何をなさっているんだろ。ピアノの話は出てこなかったと思うので、ちょっと違うかな?と思うのですが、その『左手だけのセレナーデ』、読んでみたいなぁ。1970〜1975年くらいの別マなら毎月読んでいたと思うのですが、その作品の覚えが無い...っつーか、ナンだか私、なにもかもボンヤリみたいな(^◇^;)(やっしゃんさん・99/9/11)